アマノジャック@新ジャンル専用
新ジャンル「マッタリしすぎ」01_vol02
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new_jack
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新ジャンル「マッタリしすぎ」
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- 91 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/10(火) 00:05:08.12 ID:36YkDpfo0
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- 93 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/10(火) 00:10:47.93 ID:kZjUCt+yO
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たき火で4レス書いてみた、投下許可下さい
- 95 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/10(火) 00:11:33.03 ID:pKCaNdJD0
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- 96 1/4 2006/10/10(火) 00:13:20.48 ID:kZjUCt+yO
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女「ねーねー男くーん」
男「どうした?」
女「昨日お庭の落ち葉掃きしたんだー」
男「偉いじゃん」
女「えへへー♪ それで本題はこれからなんだけどー」
男「うん」
女「毎年恒例の直火焼き大会に男くんを巻き込もうと思ってー」
男「焼きイモじゃないのか?」
女「来てからのお楽しみ、だよー」
男「面白そうだな」
女「じゃあ男くん参加ねー」
男「ああ」
女「金曜日の放課後、あたしンち着き次第だよー」
男「一緒に帰ることは確定済みか」
女「楽しみにしててねー」 - 97 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/10(火) 00:13:53.48 ID:36YkDpfo0
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>>93
男友「よし、いけーっ!! 主に俺のネタだったりすると、俺が凄い喜ぶぞぉ!!」
男「いや、無茶だろ。女のスレだし」
女友1「あれあれ~、画像なし君、必死ですなぁ~」
女友2「ホントホント。このままじゃ、私たちに負けたままだもんねぇ~」
- 98 2/4 2006/10/10(火) 00:15:33.35 ID:kZjUCt+yO
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そして金曜日
女「男くん、帰ろー」
男「お、今日は眠くないのか」
女「今日は男くんと二人っきりだからねー」
男「他に誰も呼んでないのか」
女「うんー」
男「そりゃあ男冥利に尽きること」
…
だが女の足取りはいつものままで、女の家に着いた頃には陽が落ちていた。
女「寒いー暗いー」
男「ああ、早く火ぃ着けようぜ」
女「それじゃあ点火ー」
男「おーあったけー」
女「あったかいねー」
男「マッタリするのもいいな」
女「早速だけど焼きはいるよー」
男「何焼くんだ?」
女「みかんー」
男「結局みかんかよ…」
女「みかんを笑うものはみかんに泣くよー」
男「はいはい」 - 99 3/4 2006/10/10(火) 00:17:47.55 ID:kZjUCt+yO
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女「焼けたー」
男「丸焦げじゃねぇか」
女「ところが開けてびっくりー」
男「あらいい塩梅」
女「これが焼きみかんだよー」
男「みかんってすげぇな」
女「えへへー♪」
男「お前を褒めたわけじゃないがな」
女「薄皮剥くからちょっと待ってねー」
男「おー」
女「はい、あーん」
男「ちょ」
女「あーん」
男「…あーん」
女「どうー?」
男「んまい」
女「でしょー」
男「ハマりそうだ」
女「良かった良かったー」
男(お前の『あーん』に、な) - 100 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/10(火) 00:18:41.74 ID:+k1gM6zS0
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私はただ、マッタリな新ジャンルスレにフラっと現れて、グダグダ伸ばすだけの保守人。職人ではないのですよ。
男「おい、起きろ。OBの人から差し入れ貰ったぞ。まったくどうなってんだこの部活」
女「んぁ……おお~、水羊羹」
男「見るからに、地方のお土産屋で叩き売りされてる類のアレだが、食わんと無くならんしな」
女「食べる食べる~」
男「まぁまて、出涸らしを淹れてるから」
女「おお~、不味い~」
男「待てと言ったろうが。って、やっぱり不味いのか」
女「なんていうか、ホントに水羊羹」
男「なんだそれは……おおっ、水っぽいな。餡すら薄いのは材料ケチってる証拠だよな」
女「お茶ちょうだい。水っぽいのに粉っぽい~」
男「待てと言ったろうが。てか、矛盾してねぇか?」
女「でも、ひんやりしてるね~」
男「お前はコタツに篭りすぎだ」
女「えへ~」
男「褒めてないぞ」
いいのかね、こんな独自路線で。 - 102 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/10(火) 00:19:32.13 ID:WNpxz78f0
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|д゚) ナンテイイスレナンダ・・・・・・
- 103 4/4 2006/10/10(火) 00:20:09.41 ID:kZjUCt+yO
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男「なぁ」
女「zzz…」
男「やっぱり寝たか」
男「寝顔もまたいいなこりゃ」
男「よっこらしょっと」(おぶる)
女「男くーん…」
男「そんなしがみつくなって」
女「んふふー…」
男「いい夢みてんだろーな」
女「好きー…」
男「!?」
女「みかんー…」
男「みかんか…」
反省はしてないっす - 104 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/10(火) 00:20:24.18 ID:+k1gM6zS0
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俺のあまりの空気の読めなさに殺意が沸いた。ちょっと首吊って来る……
- 106 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/10(火) 00:25:15.04 ID:36YkDpfo0
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- 107 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/10(火) 00:31:12.81 ID:+k1gM6zS0
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気を抜くと単なるモノグサになるから困る。>>105だが断る。
女「眼鏡、眼鏡~」
友女「あはは、似合わない」
女「おおっ、歪んで見える~歩けない~」
男「おい、転ぶなよ」
女「ひぇぁ?」
男「っと! 危ねぇな。気をつけろ」
女「友君?」
友女「ちょ、そこまで見えないの?」
女「ん~、違うなァ。男君の匂いがする~」
男「アホなこと言ってないで、さっさと眼鏡返してやれ」
女「ん~、やっぱり男君だ。眼鏡ありがとね~」
友女「いえいえ、よかったね御両人」
男「阿呆、だいたい喋ってる時点で気付くだろ?」
友女「じゃあ、そろそろ離れれば?」
男「コイツが離してくれるまでは無駄だろ」
友女「実に、付入る隙も無いね」
先生「俺としては、早く席についてほしいんだが」
ふむ、眠い。 - 108 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします マッタリ? 2006/10/10(火) 00:37:23.79 ID:2qgJkVndO
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男「女って早口言葉は言えるの?」
女「言えるよぉ!」
男「じゃ、バスガス爆発。はい復唱」
女「バスばふばふばふ! ね?ちゃんと言えたでしょ~」
男「全然言えてないよwww」
女「えー、ちゃんと言ったよぉ」
男「む?では第三者に判定を頼む。」
男友「え?何?俺?」
女「バスばふばふばふ!」
男友「は?え?なになに?(ちょwww女ちゃんマジ可愛いwww)」
女「バスばふばふばふ!」
男「男友。女の早口言葉ちゃんと聞こえるか?」
男友「あ、あたりまえだろ!お前何言ってんだよwww」
女「えへへ~♪」
男「なっ!?(貴様!何の真似だ!)」
男友(私は常に可愛いものの味方。)
男(クッ。。友情より可愛さを取るのか。。)
男友(友情とは時に非情なものよのぉ)
男(ば、馬鹿な!?)
女「女友ちゃ~ん、きいてきいて~あたしの早口言葉~♪」
男友(女ちゃん可愛い)
男(そうだな)
男友(思うことは同じかソウルブラザーよ)
男(フッwww) - 109 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/10(火) 00:43:57.11 ID:V9HfrVxg0
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和むスレだなぁ
- 110 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/10(火) 00:45:02.99 ID:55lH8jtr0
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>>83
勝手に屋上フェンスにした
http://vipdeekaku.run.buttobi.net/cgi-bin/src/up0107.jpg
描くのがまったりペースだから職人が増えると嬉しいんだぜ。
- 111 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/10(火) 00:45:33.58 ID:kZjUCt+yO
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保守代わりにせんべいネタを。
男「ふと、思ったんだが」
女「……」
男「時にお前は一体どれだけそのせんべいを弄んでいる?」
女「んー?そんなの、わかんないー」
男「せんべいとは堅さを売りにした菓子だと思うのだが」
女「うんー」
男「お前の口の中は既にやらかいせんべいで混沌としてる筈だ」
女「うんー」
男「理解に苦しむ…」
女「でもさー」
男「ん?」
女「お茶におせんべ漬けるのは許せないよねー」
男「お前のとどう違うんだよ…」
以上、せんべいは辛子系硬派の男と、甘味系揚げ・ソフト派の女でした
どっちもせんべいは好きなんだろなー - 112 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/10(火) 00:46:05.13 ID:+LCIrglD0
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- 113 1/2 2006/10/10(火) 00:46:20.32 ID:36YkDpfo0
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男「ふぁ…。今日も清々しい朝がやってきましたよーっと…。
…ん? 女か、アレ。…っていうこのパターンも飽きたな。とにかく、女ー」
女「あぁ~、男君、おはよぉ~」
男「また、子犬にミルクをあげて……って、お。何だ。全部拾われたのか?」
女「そうみたい~。えへへぇ~…」
男「……そうかぁ。ここの子犬が…。よかったな、女」
女「そうだねぇ~」
男「さてまぁ、そろそろ行くぞ、学校」
女「うん。わかったぁ~」
~駅前~
男「っひ~…。相変わらずのこととはいえ、通勤・通学ラッシュ時の交差点の人の居ようは悲惨だなぁ……
なぁ、女。……女?」
女「…………(横断歩道の方を悲しそうに見ている」
男「……アレって…(横断歩道の真ん中辺りに転がっている、一匹の子犬の死体を見つける」
女「…………ッ!(赤信号を飛び出そうとする」
男「ッバ…!やめろって!!(慌てて腕を掴む」
女「あの子を、助けたいのぉ…っ!」
男「アホか! 今行ったら、お前がああなるっての!!」
女「でも、でもぉ…。あの子犬…あそこのぉ……!(すでに泣きそう」
男「もうすぐ、青になるから、落ち着け!」
女「う、うぅ……。っぐす…っく………!」
―その直後鳴り響く、いつもの横断歩道の音楽は、何故か凄く悲しく聞こえた……。
- 114 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/10(火) 00:48:02.46 ID:+k1gM6zS0
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男「今日はいつもの位置じゃないのか?」
女「今日は隣~」
男「コタツで隣同士ってのもなぁ……」
女「あったか~い」
男「……せまいな」
女「せまいね~」
男「茶淹れるか」
女「ありがと~」
男「今日は梅昆布茶にしてみた」
女「おお~、すっぱい」
男「そりゃあな」
女「あったまる~」
男「……」
女「……ずずず」
男「いつもみたいに、ぐてーっと突っ伏して寝ないんだな」
女「こっちがいい」
男「……結局、俺は枕代わりか」
女「えへ~」
梅昆布茶飲みたくなってきたなぁ。 - 117 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/10(火) 00:50:51.39 ID:kZjUCt+yO
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- 118 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/10(火) 00:52:26.81 ID:36YkDpfo0
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- 119 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/10(火) 00:53:25.77 ID:36YkDpfo0
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- 120 2/3 2006/10/10(火) 00:55:54.07 ID:36YkDpfo0
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>>113続き
女「やっぱり…、あの子たちだったぁ……(死んだ子犬抱きしめて」
男「……なぁ、女。せめて、墓を立ててやろ。な?」
女「…………うん…」
~女宅・庭~
男「…にしても、今日は俺がついてたのに、思い切り遅刻かぁ」
女「ごめん……なさい……(子犬の死体を埋めながら」
男「い、いや。女を責めたわけじゃないからな? そこら辺、勘違いすんなよ?」
女「うん、大丈夫だよぉ……(埋め終わって、立ち上がる)
それにぃ、こうやって死ぬことだって…この世の中じゃ普通……だもん…ねぇ~…」
男「…………女…その……」
犬「ワンッ、ワンッ!(垣根の外から」
女「!!(慌てて垣根に駆け寄り、その下で鳴いてる子犬を見つける」
おばさん「あらあら…、どうしたのかしら…。いつもはこんな勝手に行ったりしないのに……」
女「あ、あのぉ…。このワンちゃんってぇ……」
おばさん「あぁ、この子犬? ちょっと行ったトコのダンボールにいたから、一匹貰ってきたのよ。
まだ、残ってるかも知れないわよ?」
女「そう、ですかぁ…。ありがとう、ございます……」
おばさん「いえいえ、どういたしまして。さ、行くわよ、ジョセフ~」
犬「ワンッ!(一際大きく鳴くと、おばさんについてった」
- 121 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/10(火) 00:56:08.31 ID:F49kfFPFO
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女「しりとり初め~私から。リンゴ」
男「ゴリラ」
女「ラッパ」
15分経過
女「な? な~。何て君は強い
んだ」
男「嘘? そんなんアリ?」
女「うん。今から~」
男「マジでか」
女「『だ』からだよ~」
男「だ、黙りこむ人」
女「『と』……
更に10分
男「なあ、これ終わらなくね?」
女「もう少ししたら終わろっか、男君『け』だよ」
男「けな……けっ、結婚しよう…」
女「…うん」
男「……えっ?」
女「えへへ~。コレでしりとり
終わりだね」
男「つか、さっきの……」
女「終わらしただけだよ~」 - 122 3/3 2006/10/10(火) 00:57:17.16 ID:36YkDpfo0
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男「他の犬は、きっと、ああいう人に拾われてったから、大丈夫だろ…」
女「うん……」
男「この犬も、きっと女や、あの子犬とかが覚えてるから、大丈夫だよ。一時でも世話してくれたお前に供養してもらえて、きっと救われたと思う」
女「うん…………」
男「だから、まぁ…何だ。……あぁ、クソ。チープな言葉しか思い浮かばねぇ…。
…とにかく、泣くな! それくらいなら、笑って、いってらっしゃい、って言いながら供養してやれ!
そっちの方が、きっと喜ぶ! 少なくとも、俺はそっちがいい!!」
女「…………」
男「……(変なこと、言い過ぎた……か?)…と、とにかく…。もう、学校行くぞ?」
女「…最後に……」
男「…ん?」
女「最後に、もう一度だけ…泣かせて……。そしたら、もう大丈夫…だと思う」
男「……まぁ、いいんじゃない……か」トスッ…
女「っ…ッグス…うっ…うぁぁぁぁぁぁぁ!!!(男の胸に抱きついて、思い切り泣く」
この日の空は、どこまでも高くて…。女の声を、どこまでも受け止めてくれる。そんな気が、した。
あぁ、くそぅ。2→3への切れ目が不自然だ。やっちまったい(ノД`)゜。
- 123 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/10(火) 00:57:25.91 ID:H/LOZ+a20
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- 124 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/10(火) 00:59:13.07 ID:36YkDpfo0
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- 125 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/10(火) 01:01:14.21 ID:kZjUCt+yO
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- 126 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/10(火) 01:04:45.05 ID:+k1gM6zS0
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流れはちょっと切ない系と見た。無理矢理泣かせてみるか。まったり。
男「ちょ、長門変わり過ぎだろ……っと、もうこんな時間か」
女「……」
男「おい、起きろ。帰るぞ」
女「──っ!」
男「おわっ、珍しく寝起きいいな」
女「え、あ、う、うん……もう、帰る時間?」
男「ああ、さっさと帰ろうぜ」
女「そうだね……」
男「ん、お前」
女「ああ、これは欠伸だよ」
男「そか……」
女「……」
・ ・ ・
男「おい、なんかいつもより近くね?」
女「そうだね~」
男「ていうかお前、寒いのか? 震えてるぞ」
女「ちょっとね~、怖い夢見ちゃった」
男「ああ、そうか。そりゃ、御愁傷。そら、俺んち着いた。一人で……」
女「男君が、居なくなっちゃう夢……すっごく、すっごく寂しかった……」
男「……そか。も少し歩くか? このままでいいからさ」
女「……うん」
男「お前、髪くしゃくしゃだなぁ」
女「うん。寝てたから」
マッタリを保ったままは、難しいな。 - 127 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/10(火) 01:07:16.83 ID:+k1gM6zS0
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- 128 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/10(火) 01:08:12.65 ID:kZjUCt+yO
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- 129 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/10(火) 01:10:12.47 ID:qwlGBNkAO
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- 130 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/10(火) 01:14:22.00 ID:36YkDpfo0
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>>126
GJ~。いいな、こういう流れも…。
男友「な、流れは切ない系!?
なら、俺からも取っておきの切ないエピソードを!!」
女友1「…っていうか、私ら前面に出ていいの?」
男友「気にするな! そう、アレはテスト前日…。夜明けギリギリまで、テスト勉強に打ち込んでいたんだよ……」
女友2「ほうほう…」
男友「少しは寝ないと、と思って寝てみたら…何と、起きたらもう時刻は夕方だったんだよ!!」
女友1&2『うわ、せつねー』
女友1「でもまぁ、流れと無視した切なさだから」
女友2「ココはやっぱり打ち首に。ていやぁっ♪」
男友「っぎゃぁぁ!?」
…なんとゆーか、お粗末様でした。スミマセン(土下座 - 132 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/10(火) 01:18:31.87 ID:55lH8jtr0
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- 133 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/10(火) 01:20:25.14 ID:+k1gM6zS0
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男「(嘆息)……おい」
女「なに~?」
男「せまい上にくっ付き過ぎだ。当たってるぞ」
女「おお、気付かないままかと思った~」
男「わざとかよ」
女「当ててるんですよ~」
男「お前なァ、部室で二人きりって忘れてるだろ?」
女「しってるよ~」
男「俺が男なのは?」
女「しってるよ~」
男「何もしない保障は無いぞ」
女「男君は、しないよ~」
男「……ああ、そうだな。その気は無い」
女「意気地なしだもんね~」
男「そうだな。学校で何かことに及ぶ危険性は、まだ冷静に考えられるほどに意気地なしだな」
女「意気地なし~」
男「……」
女「意気地なし~」
男「……」
女「意気地なs──んん」
男「──流石に、腹立つぞ、それは」
女「えへへ、やっと前に進んでくれたね~」
男「阿呆……」
何をしたかは、妄想を全開に……て、割と解り易く書いたつもりだけど……俺、妄想しすぎですか、そうですか。
- 134 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/10(火) 01:21:10.52 ID:36YkDpfo0
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- 135 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/10(火) 01:21:15.93 ID:kZjUCt+yO
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女「いいものかってきたよー」
男「なんだ?」
女「パピコー」
男「ほんと好きだよなお前」
女「だっておいしいもーん 百円でふたりぶんの幸せってお得だよー」
男「まぁ味には文句ないしな」
…
男「あぁうまかった」
女「男くーん ゴミかしてー」
男「捨てて来てくれるのか」
女「えへへー 間接キッスー」
男「なっ」
女「男くん残し過ぎだよー 勿体ないよー」
チウチウ
男(音が…音がえろい…)
女「どうしたの?前屈みになって」
男「なんでもないっ」
反省しないよ - 138 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/10(火) 01:31:02.11 ID:36YkDpfo0
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男友「やった、ついに俺にも画像がぁぁぁ!
ようやく、画像なし、の汚名を挽回だぁぁぁ!!」
女友1「…よかったわね。汚名を『挽回』しちゃって」
女友2「次のあだ名は、無知君と愚者君、どっちがいいと思うー?」
女友1「そうだなぁ…。個人的には愚者君。なんかこう、今にも潰れそうだし」
男友「お、お前らも人の皮を被った鬼だぁ!!(泣きながら逃げた」
女友1「ところで、女出なかったけど、よかったの?」
女友2「確かに、スレの趣向としては…あ、女ー。おいでおいでー♪」
女「ん~、どうしたのぉ~?」
女友2「今だやれぃ、とぅっ♪(ガバっと抱きつく」
女友1「ていやっ♪(同上」
女「あ、あぁ~…!?(急に抱きつかれて倒れる」
女友2「そして一回決めとく!(ピースする)
……こうやれば、マッタリした日常の一コマ、ということで、OK♪」
女友1「なるほど。アンタも、意外と考えてやってるのね(ちゃっかりピースしながら」
- 139 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/10(火) 01:31:08.38 ID:+k1gM6zS0
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あまりにもデロ甘だったので、なにか柑橘類のようなもので消毒……
女「眼鏡かして~」
友女「あ、ちょ……もー」
女「わ~い」
友女「男君も大変ねぇ……しかし、これじゃ読書も出来ないなァ……」
友男「おーい、次の時間の問題──」
友女「あん? えーと……誰だっけ?」
友男「お前が誰だっ!?」
友女「その馬鹿なリアクションで大体わかった。それじゃあ、クラスメイトの眼鏡を思い出して話しかけて御覧なさい」
友男「おお、お前か。眼鏡が無い上に、思いっきり目付き悪くなってるから誰だか一瞬──あたぁ!!」
友女「あんたはもう少し、デリバリーを勉強した方がいい」
女「デリカシーだよ~」
反省しまくり。 - 141 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/10(火) 01:39:25.97 ID:36YkDpfo0
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男友「すでにネタがなくなってるから、俺らが使われている。なんて言えない、絶対に」
女友1「そうやって言うから、君は愚者なんだよ、愚者君」
女友2「そうそう。しかも、私が前言ったのとソックリだしねぇ。パクリはダメよ、愚者君」
男友「ちっくしょぉぉぉぉぉぉ!?」 - 143 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/10(火) 01:43:23.63 ID:kZjUCt+yO
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今日は体育祭のようです
男「お前バレーに出るんだっけ」
女「うんー」
男「頑張って来いな 見ててやるから」
女「まぁほどほどに頑張るよー」
男(…大丈夫か?)
…
女「勝ったー」
男「…」
女「男くーん勝ったよー」
男「お前さ」
女「んー?」
男「あのヘロヘロなようでいて何処に落ちるか全く分からんサーブはどうやって打った」
女「うーん 日の当たる縁側で寝転びたい欲望をボールにぶつけてみたんだけど」
男「だからか…」
女「?」
妄想暴発中でございますよー - 144 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/10(火) 01:50:38.08 ID:36YkDpfo0
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愚者「ネタがないその間は、俺が保守してみせるぜ!」
女友1「ついに名前まで愚者になったか、愚者君」
女友2「ダメダメだねぇ、やっぱり」
愚者「も、もうイヤだぁぁぁぁぁ!!!!」 - 145 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/10(火) 01:57:03.35 ID:36YkDpfo0
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女「おくれまs」
男「あぁ? 生物の先生がピザ? バッカだなぁ、今更のことじゃないか、愚者」
先生「何だとう、男友!?」
愚者「え、いや…ちょ…あ、先生はマトモに呼んでくれた…じゃなくて!?」
女「あれぇ~…?」
男「(今のうちに座れ、のジェスチャー)」
女「(コクリ、と頷くと、相変わらずの挙動で席に着く)」
先生「まったく…。今日はこのくらいにしといてやるが、今度言ったら承知しないからなっ!?」
愚者「……ひ、酷い目に遭った…」
男「いつものことだ。女のために犠牲になれ」
愚者「や、やっぱりアンタ鬼や……」 - 146 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/10(火) 02:11:19.71 ID:+k1gM6zS0
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さっきも書いたが、もう眠い。あとは……頼む。
女「ね、ね」
男「……なんだよ」
女「ん、ん」
男「お前な。アレから毎日それか。顔突き出しても、毎日やらなきゃならん理由には」
女「ん~」
男「……(嘆息)」
女「ん……」
男「満足か?」
女「満足~」
男「そうか……」
女「ひゃっ!?」
男「いい加減、冷静で居られなくなるかもな……落ち着くまで、こうしてていいか?」
女「ん~……嬉しいよ。ちょっと痛いけど」
男「そうか」
女「……はぅ、あっつぃ……」
男「ん、……すまん。のぼせたか」
女「あぅ……頭が、ボーってするよ~」
男「まぁ、ずっとコタツだったしなぁ」
もういい加減、寝るまで潜む。 - 147 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/10(火) 02:13:48.85 ID:/1FwzVQm0
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- 148 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/10(火) 02:15:20.83 ID:55lH8jtr0
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- 149 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/10(火) 02:15:39.59 ID:36YkDpfo0
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暇なので、今まで出たキャラを書いてみた。
男:主人公。主に女の保護者。でも振り回されがち。
女:伊達にスレの特徴語ってない。メインヒロイン。
一人だけ時間軸が違ってると思うのは、俺だけじゃないはず。
また、実は茶道ができる。
男友:弄られキャラ、というか、苛められキャラ。ある意味一番美味しいと思うんだ、僕。
最近、名前が愚者に変わったとか、変わってないとか…。本当に変えるかどうかは作家さん各自に丸投げしてみる。
女友1:女の友人その1。どっちが眼鏡でどっちがボーイッシュかわからない。
女友2:女の友人その2。同上。個人的には、1が眼鏡、2がボーイッシュで通してたけど、やっぱり基本は作家さん各自に丸投げ。
担任:会話にしか明確には出てきてない。ジジィらしい。
個人的には、>>13の先生は担任のつもりで書いた。
先生(古典):口調から見ると、多分女教師。マイペースっぽい。
先生(>>107):何の教師かは不明。でも、怒らすと怖そうな気がした。
先生(数学):ヅラらしい。
先生(理科):ピザ。
女母:女の母親。茶道の分家とはいえ、先生をやるほどの腕前はあるらしい。
子犬:犬。おばさんに飼われてた犬はジョセフという名前らしい。
おばさん:女が世話してた子犬の中の一匹を連れ帰ってくれたおばさん。
- 150 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/10(火) 02:17:05.53 ID:E6R61Qc4O
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- 151 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/10(火) 02:17:16.15 ID:2qgJkVndO
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- 152 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/10(火) 02:17:56.18 ID:36YkDpfo0
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- 154 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/10(火) 02:24:03.61 ID:kZjUCt+yO
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どうやら明日ふたりで映画を見に行くようです
女「わかった男くーん、明日は現地集合だよー」
男「ああ…」
女「男くん…機嫌悪い?」
男「眠いんだよ」
女「んー」
男「集合時間確認何回したと思ってる?」
女「んー七回くらい?」
男「そろそろ寝かせてくれ」
女「うー…」
男「ふぁ…」
女「わかったー じゃ最後に一つー」
男「んぁ?」
女「明日の映画は私の苦手なホラーだよー」
男「お、おいっ」
プツッ
男「切りやがったあのやろ」
男(気になって眠れねぇ)
…翌日
男「ふぁ…」
女「おはよー」
男「ああ」
女「早速だけど入ろっかー」
男「ああ…」
女にもたれかかって眠る男。男にしがみついて放さない女。
それはそれは微笑ましい光景だったとさ。
眠い - 156 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/10(火) 02:29:50.29 ID:36YkDpfo0
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男「そういえばさ」
女「ん~…?(茶道部のコタツでグダグダ」
男「茶道部の顧問、って…どうしてんの? 俺がいるとき、いっつもいないけど」
女「……ん~…。何してるんだろうねぇ~。私も知らない~」
男「…いや、それでいいのか。茶道部」
女「こうしてノンビリできるからいいんだよぉ~。それにぃ、先生曰く放任主義、らしいからぁ…(みかんモグモグ」
男「放任主義って…管理丸投げじゃん。こんなコタツまで持ちこまさせて…」
女「でも、そのおかげでこうしてマッタリできるから、いいんだよぉ~」
男「……それもそうか」 - 157 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/10(火) 02:35:48.90 ID:36YkDpfo0
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男友「新しくスレに来た人か! ここは俺が保守している! 安心してログを読んでくれっ!」
女友1「……はいはいお疲れお疲れ」
女友2「最近、愚者君弄るのも飽きたよねぇ~。反応一緒だし~♪」
男友「…な、泣いてもいいよね、俺!?」
女友1&2『ダメ』
男友「やっぱり鬼やぁぁぁぁぁ!!」
女友1「ほら、やっぱり同じ反応」
女友2「つまんないねぇ~」
男「…いや、お前ら本当に鬼畜だな?」 - 158 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/10(火) 02:42:12.50 ID:kZjUCt+yO
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コーヒー淹れよ
っていう保守 - 159 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/10(火) 02:48:25.95 ID:+k1gM6zS0
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>>158
把握
男「ん、お茶葉切れてるな……たまにはコーヒーにするか」
女「クリームとお砂糖たっぷり~」
男「はいはい……なぁ、それはいいとしてさ」
女「ん~?」
男「最近の茶道部って、サイフォンまで置いてるんだな。オマケにキリマンジャロまである」
女「ん~、より取り見取り」
男「茶菓子は……水羊羹でいいか」
女「不味い水羊羹だね~」
男「のっけから不味いとか言うな。食欲が無くなる」
女「クリーム多めでね~」
男「はいはい……」(こぽこぽこぽ)
寝るって言ってんだろう。何してくれてるんですか。←言いがかり
- 161 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/10(火) 02:51:05.32 ID:kZjUCt+yO
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保守代わりにかえりみち
男「あー…」
女「んーっ…」
男「今日も一日が終わった」
女「だねー」
男「今日は夕日が一段と紅いな」
女「だねー」
男「…でも寒いな」
女「もう秋だもんねー」
男「…」
スッ
女「えへへー♪」
ギュ
男「あー…」
女「私ねー」
男「ああ」
女「寒いの苦手だけどー」
男「ああ」
女「男くんの手が暖かいから平気ー」
男「…ああ」 - 162 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/10(火) 02:52:32.00 ID:5DGGva6qO
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- 164 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/10(火) 02:53:30.06 ID:kZjUCt+yO
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- 165 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/10(火) 02:55:25.39 ID:36YkDpfo0
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- 166 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/10(火) 02:56:23.29 ID:dTzA3p/10
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やさしいとコンビ組むと大変なことになりそうwww
- 167 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/10(火) 02:57:33.84 ID:55lH8jtr0
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- 168 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/10(火) 02:58:07.79 ID:cOFR41LQO
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- 170 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/10(火) 02:59:23.78 ID:36YkDpfo0
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- 171 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/10(火) 03:00:52.44 ID:kZjUCt+yO
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- 172 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/10(火) 03:02:40.40 ID:sj5ljFGQO
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ああ…学校なのに眠れない
何かちょい短編か長編でも書こうかと思うがネタがない…orz
- 173 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/10(火) 03:07:08.72 ID:+k1gM6zS0
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>>172
把握
女「どうしよう」
男「どうしたよ」
女「学校なのに、眠れないよ」
男「寝るな。起きてろ」
女「なんかね~、夢見悪くて……制服握ってていい?」
男「どうせ直ぐ近くだしな。授業中は控えろよ」
女「うん、居なくなったりしないでね」
男「また見たのかよ……」
女「ん、そこに居てね……」
男「トイレ行きたいんだけど」
女「だぁめ~」
本格的に寝ます。頼んだ。 - 174 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/10(火) 03:07:48.74 ID:36YkDpfo0
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~女宅・縁側~
女「(スヤスヤ」
男「……何でだろうなぁ」
女「ん~…(コロンッ」
男「……何でこうなってるんだろうなぁ(女を膝枕しながら、日向ぼっこ」
女「んにゅ…(スヤスヤ」
男「んー…。まぁ…、いっか。こうやって女の寝顔を見れてるわけだし。
役得役得、と女の頭を優しく撫でながら」
女「ん~…(幸せそうな寝顔を浮かべてる」
……向こうから起こしてくる行動も萌えるけど、こうやって寝顔を見てるだけ、というのが一番萌えると思う。同志求ム。
- 175 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/10(火) 03:11:25.83 ID:sj5ljFGQO
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よし、短編か長編かわからんがオレが今から書いてみるわ
誰かいたら読んでくれな
微妙な物語になるかもしれないが - 176 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/10(火) 03:13:29.13 ID:kZjUCt+yO
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- 177 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/10(火) 03:15:26.72 ID:36YkDpfo0
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- 179 春~男と女~1/3 2006/10/10(火) 03:22:38.54 ID:sj5ljFGQO
-
いつものように晴れた空。
桜の舞う通学路。春だ。
なんだろう、この感覚、春は……誰かに似ている。
「うぃーす」
オレは教室に入る。いつものように挨拶を済まして席へと着く。
「男くん、おはよう~」
声のする方へ顔を向けると女が席に着きながら手を振っている。
「珍しいな。女がこんなに早くにいるなんて」
「えへへ~、だって春だもん~」
なにが「だって」なのだろう。普通、逆だろう、とツッコミたかったがあえて声には出さなかった。
女のあんな嬉しそうな笑顔を見てたらツッコミする気も失せる。みんなだってそうだろ?
いつものように過ぎ行く時間。時間ごとに授業が変わっていく。春のせいか妙に心地良い。なんだか眠く……。
- 180 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/10(火) 03:23:47.97 ID:KpqW0BSgO
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眠れない仲間発見
そしてこんなジャンル見つけて満足してる俺がいる
そして勢いで書いてみる
~帰り道~
女「♪~」
男(あ、あれは女。家こっちだったのか)
女「あ、10円落ちてる~」
男(ん?なんか拾ったな)
女「え~っと…(キョロキョロ)あ、男君だ。お~い!」(小走りで男の方へ)
男(ん?呼ばれた?)「お~女じゃないかどうした?」
女「えへへ~じゃ~ん!10円拾ったぁ~」
男「お~よかったな。ところでさっきキョロキョロしてたけどどうした?」
女「ん~?交番どこかなぁ~って」
男「いいじゃん10円くらい。もらっちゃえよ」
女「え~でも10円あればガム買えるよ?う~でも10円しかだし…う~…」
男「そんな涙目でこっち見られても…」 - 181 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/10(火) 03:30:16.20 ID:kZjUCt+yO
-
俺も勢いでいってみる
女「えへへー♪」
男「どうしたそんなニヤけて」
女「男くんに心をこめてプレゼントー」
男「おー」
女「開けてみてー」
男「手袋…片方?」
女「うんー」
男「もう片方は?」
女「実はここにー」
男「なんでだ?」
女「教えて欲しい?」
男「ああ」
女「うーん…」
男「教えて下さい」
女「もっと…男くんに手つないでほしいかなーって」
男「…ああ」
台無し? - 182 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/10(火) 03:32:18.61 ID:36YkDpfo0
-
~茶道部・部室~
女「お茶が美味しいねぇ~…」
男「ただ、お茶請けが何もないのは寂しいな…」
女「それもそうだねぇ~…。えっとぉ~…(棚をゴソゴソ)
あぁ~、羊羹があったよぉ~♪」
男「ぉ、いいな。それは」
女「二人で食べよぉ~♪(羊羹とコタツに置きつつ」
?「ふ、フフフ……」
男「ん。何か言ったか、女?」
羊羹「殺伐としたスレに救世syアッー!」
女「この羊羹美味しいよぉ~、男君~」
男「……気のせい、ということにしておこうか」
女「ん~、何がぁ~?」
男「いや、なんでもない…」
正直、スマンカッタorz - 183 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/10(火) 03:33:25.01 ID:Gbw1wvxo0
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- 184 春~男と女~2/3 2006/10/10(火) 03:34:52.55 ID:sj5ljFGQO
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―――起きろ!おい起きろ!
ん~……うるさいなぁ……。
―――起きろって!
あと5分……。
「さっさと起きろ!」
んがっ!!言葉が聞こえてきたと思ったら、頭に痛みがきた。
「ってーな!」
涙目になりながら立ち上がると男友が憤然とした面持ちで立っていた。
「ってーな!じゃねーだろ。もう昼だ。起こしてやってるのに起きないのが悪い。」
ん。知らぬ間に寝ていたのか。全く、春のせいだ。いや、春のせいというのは春に悪いな。むしろ春のおかげか?
「なにぶつぶつ言ってんだよ。」
男友の目が鋭く光る。
「なに怒ってんだ、悪かったよ。しかし寝てたのは春のおかげなんだ」
「ほう。良かったな、春のおかげで今日の授業の参加点が無くなったようだな。ははははは。じゃ、先に学食いってるぞ。」
……やっぱり春のせいだ。ちくしょう春め。
やばい3回じゃ書ききれない。もっと続くかも - 185 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/10(火) 03:38:56.03 ID:55lH8jtr0
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- 186 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/10(火) 03:41:03.68 ID:36YkDpfo0
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- 187 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/10(火) 03:41:46.70 ID:kZjUCt+yO
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- 188 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/10(火) 03:42:25.89 ID:caTVOtQp0
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- 189 春~男と女~3/3 2006/10/10(火) 03:50:31.54 ID:sj5ljFGQO
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女は、と女の方を見ると春のせいかぐっすりと寝ていた。
「とりあえず、女を起こすか……。」
女を揺さぶったりしてみるも効果無し。よし、ここは定番のアレか。
「お客さ~ん、終点ですよ~。」
「ん~……もうプリン食べられなひ~……」
会話が成り立ってねぇ。それになぜ最後が「ひ」なんだ。まあいい先に学食行ってるか。
オレは「廊下を走っちゃいけない」ということを思い出しながら学食に向かうためダッシュした。
途中、「あれれ~?私のお弁当がないよぉ~?」という聞き慣れた声がしたが、はて一体誰だったっけ。ま、いいか。
学食に着くと男友が既にきつねそばを食い始めていた。
「お前は親友を待つということが出来んのか。」
「あいにく、俺は男を待つ主義ではないのでね。悪いが先にいただいてる」
男友の眼鏡が光る。どんな演出効果だ、アニメでしか見た事ねえぞ、それ。
「早く飯を買ってきたらどうだ。」
「ああ。言われなくともいくさ。」
オレは急いで列に並び、天ぷらそばを持って席についた。
ごめん。やっぱまだ続くみたいだ。
男友には勝手に眼鏡ありにしてかいた。おれのイメージだから。
- 190 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/10(火) 03:53:57.86 ID:36YkDpfo0
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- 191 とらぬこ ◆ha34VYKXTo 2006/10/10(火) 03:59:06.43 ID:cOFR41LQO
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空気読まずに携帯から投下
俺のイメージ。へたれですまん
http://kjm.kir.jp/?p=60929
- 192 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/10(火) 04:00:30.97 ID:kZjUCt+yO
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- 193 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/10(火) 04:00:46.72 ID:36YkDpfo0
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- 194 春~男と女~4/3 2006/10/10(火) 04:06:23.86 ID:sj5ljFGQO
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「時に、男。お前に話しがある。」
いつになく男友が真面目だ。オレは気にせず、そばに一味唐辛子を入れる。
「あんだよ。」
通なオレはまずスープから飲む。あれ?それはラーメンだっけか?まあいいや、話しを聞こう。
「お前、女ちゃんと仲良いよな。付き合ったりはしてないのか?」
「っ!?」
ごほっごほっ。一味唐辛子入りのスープが変なとこに入りやがった。おとなしく七味唐辛子にしとけば良かった、と少し前の自分の行動に後悔した。
「なに言ってんだ。んなわけないだろ。」
涙目になりながら言う。そばが鼻から出そうだった。
「ふぅん?付き合う気はないのか?お前ら、似合ってると思うが。」
ずぞぞぞ、と、そばを口に入れながら男友は言った。
「オレが女と、かぁ?」
そばを咀嚼しながら尋ねる。一味唐辛子が口の中を程よく刺激し、そばの味が口の中を満たす。
「ああ。お前はどうなんだ?好きなのか?好きじゃないのか?」
「急に言われてもな。うーむ……。」
悩みながら芋の天ぷらを口に運ぶ。あ、ころもが取れちまった。ついてねぇなぁ。
まだ続くよ? - 196 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/10(火) 04:11:58.35 ID:36YkDpfo0
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男友「あ、あれ……。おかしいな、パトラッシュ、僕、眠くなってきちゃった……」
女友1「よし、2。使ってない机持ってきて。愚者君が永眠したいそうだから、埋めるわよ」
女友2「あいあいさー♪」
男友「え、ちょwwwwwおまwwwwwww」
女友2「まずは1投目~♪」
女友1「いけー!」
男友「ちょ、本当に投げtギャー!?」
……ふ、ふふ…、限界が…近いorz - 197 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/10(火) 04:12:10.34 ID:55lH8jtr0
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>>182
アッー!
http://vipdeekaku.run.buttobi.net/cgi-bin/src/up0124.jpg
そういえば>>149
女友1はメガネ、女友2はボーイッシュのつもりで描いたんだぜ。
ちっちゃく数字書いたけど小さすぎたなw
- 198 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/10(火) 04:16:09.14 ID:36YkDpfo0
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- 199 春~男と女~5/3 2006/10/10(火) 04:20:14.46 ID:sj5ljFGQO
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「まあいい。よく考えろ。俺が思うに、女はお前の事が好きなのかもしれない」
そう言って油揚げを一口で食う。
「はぁ!?あいつがか?」
驚きで蓮の天ぷらを落としてしまった。うぁぁぁ、蓮さぁぁぁーん!
「お前は……。とんでもないニブチンだな。いいか鈍感野郎。あんな可愛い子、いつまでもフリーなわけないぜ?いつまでも今が続くわけじゃない、今のまま続けるなら……」
「付き合え、ってこと……か。」
「そういう事だ。ま、後はお前の気持ち次第だ。好きかどうかなんて俺には分からないからな。」
スープを飲み干し、「じゃあ先に言ってるぞ」と言葉を残して男友は去っていった。
一人残されたオレは昼休み終了ぎりぎりまで食いながら考えた。
まだ続くよ~? - 201 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/10(火) 04:26:30.82 ID:63JwXQ1y0
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ID:cOFR41LQOもID:55lH8jtr0もGJ!
- 202 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/10(火) 04:26:46.15 ID:F4RnEhjR0
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ID:55lH8jtr0がGJ過ぎる件
もちろんSS書いてる人もな! - 203 とらぬこ ◆ha34VYKXTo 2006/10/10(火) 04:31:30.43 ID:cOFR41LQO
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- 205 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/10(火) 04:33:00.07 ID:/1FwzVQm0
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- 207 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/10(火) 04:33:37.34 ID:kZjUCt+yO
-
- 209 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/10(火) 04:37:50.11 ID:cOFR41LQO
-
携帯からだとどうしても見辛くなるなあ
粗くてスマソ
だが寝る気は無いwww
保守は任せろw - 210 春~男と女~6/3 2006/10/10(火) 04:42:27.18 ID:sj5ljFGQO
-
「なんで置いて行くかなぁ~~~」
教室に戻ると女が頬っぺたを膨らませて怒っていた。
「だって、お前起こしても起きないし。」
「ひどいよ~男くん~。でも知らなかったなぁ~男くんは放置プレイが好きなんだ~~」
「アホか。まあ、オレが悪かったよ。」
頭をくしゃりと撫でてやる。女は頬を少し朱に染めた。
―――俺が思うに、女はお前の事が好きなのかもしれない
はっ……。頭に突然、奴の言葉がよみがえる。
まさか、な。もし、本当だとしたらどうする……。
チャイムが鳴り、女の頭から手を離す。
「えへへ~~~」
女は、頬を朱に染めたまま満面の笑みを浮かべた。うーん、目眩がするほど可愛い。
午後の授業は全く頭に入らなかった。because、女の事で頭が一杯だったからだ。
―――オレは、女の事をどう思っているのだろう。
今まで当たり前すぎたポジション。よくよく考えてみると、オレは当たり前すぎて気付いていなかったのでは?
今なら分かる、オレは女が好きだ。あの笑顔が好きだ。あの笑顔できづかされた。男友にもお礼しなきゃな。
女の方を見てみる。女もこっちを見ていて、目が合うと照れ笑いしながらゆっくり顔を傾ける。
そのコンボは反則だ。女は更に微笑む。目眩がした。
つぎでラストかも - 211 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/10(火) 04:42:31.40 ID:36YkDpfo0
-
>>209
任せていいか?
ならば最後に、>>203も出たことだし……
~机の山を前にして~
女友1「愚者君、安らかに眠ってね……(十字を切る」
女友2「あーめ~ん♪ ……さて。女ちゃん、女ちゃん~」
女「ど~したのぉ~?」
女友2「え~っとぉ…、あ、ここがいいかな。ココ、座って♪(女を適当に山の座れそうなトコに座らせる」
女「はぇ? えぇ~っとぉ~…、この山、どうしたのぉ~?」
女友1「気にしないことも大事よ? というわけで、ほら、女ちゃん。前向いて?」
女友2「せーの……」
女3人『ピース♪』
男「…男友…せめて俺だけは供養をあげてやろう」チーン
というわけで、お休みなさい。出来る限り早起きして、再復帰目指すよorz
- 222 春~男と女~7/3 2006/10/10(火) 05:11:06.52 ID:sj5ljFGQO
-
チャイムが鳴り、ホームルームが終わって、ようやく学校が終わった。
「男く~ん、一緒に帰ろ~~~?」
女にそう言われる。いつもより鼓動が早くなっていた。
「ああ、一緒に帰ろうか。」
そう言って、学校をあとにする。
「なんか今日の男くん、ぼ~~っとしてたね~~」
「そうか?女のほわほわがうつったのかもな。」
「ほわほわってなにさ~~」
いつものようなやり取り。これがオレは好きなんだな。
「そういや今日、なんで授業中、こっち見たの~~?勉強しなきゃだめじゃん~」
「それは女もだろ。」
うぐっ、と女は言葉が詰まる。
「まあ話そうか。女、話しがある。」
「?」
女は何だろうと首を傾げながら、オレの目を見る。
「今日、男友に言われてな。お前は女の近くにいるが気持ちはどうなんだ~みたいな。」
上手く説明できない。でも伝えなくちゃならない。 - 223 春~男と女~8/3 2006/10/10(火) 05:12:22.38 ID:sj5ljFGQO
-
「それで考えてみたんだ。授業中も、オレは女をどう思ってるかって。」
鼓動のせいで上手く喋れない。とりあえず深呼吸をする。
「女の笑顔を見たら分かった。オレは女が大好きなんだって。だからいう、オレと付き合ってくれないか。」
噛まずに言えたのが幸いだ。言い切った、後は返事を待つのみだ。
「……~~っ。」
女は泣いていた。笑いながら泣いていた。オレは何も言わず、ただただ女の言葉を待った。
「私も好きだよ、男くんのこと……。付き合いたい。」
オレは女を抱きしめた。気持ちが届いた、これがオレの答えなんだ。
オレ達を祝福するかのように桜が舞い踊っている。
オレは抱きしめながら空を見上げた。
いつものように晴れた空。
桜の舞う帰り道。春だ。
春、このほわほわ感は女に似ている。
いつもと同じ日常。
いつもと違うのは―――、オレの心にも春がやってきたという事だけだ。
~終わり~ - 224 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/10(火) 05:13:50.64 ID:dNTZqOZwO
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またまた携帯から。最後まで見させてもらいました。
お礼にドゾー
見にくいですが
http://c.pic.to/6f2sa - 226 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/10(火) 05:15:21.93 ID:sj5ljFGQO
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ふぅ、書き終わった。
長くなってごめんね~。文は大丈夫かなぁ?心配になってきた。
もし誰かがこれを絵にしてくれたらいいな~、と絵師に期待しますw
- 227 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/10(火) 05:19:31.25 ID:55lH8jtr0
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限界だ。寝てくるぜ。
スレ残ってたらまた会おう。再うpとかは好きにしてくれ。
http://vipdeekaku.run.buttobi.net/cgi-bin/src/up0132.jpg
>>226
長編乙乙
桜の春ならまだ冬服でおkかな
- 229 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/10(火) 05:21:29.14 ID:sj5ljFGQO
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みんなお疲れ様~。冬服でおkかも
オレは多分、起きてる。そのうち力尽きるけど。 - 230 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/10(火) 05:22:19.88 ID:cOFR41LQO
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>>227GJそして乙!!
- 231 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/10(火) 05:22:34.09 ID:3JkO8qVJ0
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- 232 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/10(火) 05:23:28.12 ID:cOFR41LQO
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- 234 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/10(火) 05:31:07.57 ID:sj5ljFGQO
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