侵食
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侵食
- 概要
侵食反応、不死性をもつニケが恐れる結末の一つ。
ラプチャーの中には侵食誘発装置を備えた侵食型という種類が存在する。
ニケのNIMPHにラプチャーのコードを流し込むことでNIMPHの制御を乗っ取りニケの脳に強制的、持続的な命令を下す。
つまりニケの脳がラプチャーに乗っ取られ人類の敵になる。
侵食反応に侵されたニケはイレギュラーとみなされ処分対象となる。
侵食されて初期3時間以内ならば記憶消去を行うことで侵食を治療することができるが今まで蓄積してきた貴重な戦闘経験値も全て失う。
ミシリス最強のメティス部隊が侵食された事例では3時間以内の治療が可能だったがメティスの戦闘力低下を懸念したシュエンにより記憶消去されずにコールドスリープに入った。
ラプチャーの中には侵食誘発装置を備えた侵食型という種類が存在する。
ニケのNIMPHにラプチャーのコードを流し込むことでNIMPHの制御を乗っ取りニケの脳に強制的、持続的な命令を下す。
つまりニケの脳がラプチャーに乗っ取られ人類の敵になる。
侵食反応に侵されたニケはイレギュラーとみなされ処分対象となる。
侵食されて初期3時間以内ならば記憶消去を行うことで侵食を治療することができるが今まで蓄積してきた貴重な戦闘経験値も全て失う。
ミシリス最強のメティス部隊が侵食された事例では3時間以内の治療が可能だったがメティスの戦闘力低下を懸念したシュエンにより記憶消去されずにコールドスリープに入った。
- 侵食後の行動
侵食反応に侵されたニケは初期症状は他のニケと大差がなく見抜くのが難しい。
侵食されたマリアンは輸送機に積載された爆弾を起爆してしまうが、その後は心停止した主人公を蘇生しカウンターズと共に作戦行動をするなど通常のニケと変わらぬ行動を取っていた。
メティスも侵食されラピと主人公をマテリアル・Hへ誘導するが、その間問題なく雑談に応じるなど表面上は侵食前と変化は見られない。
ただし眼球の反応や顔の筋肉の動きなどで判別が可能であり、これにより侵食を判別したアブソルートがメティスを早期に鎮圧している。
侵食が進行すると眼球が赤く染まり同じ言葉を繰り返したり発声が不明瞭になるなどの特徴がある。
侵食が進行した場合、味方を攻撃する場合もあれば他のニケを特定のポイントへ誘導するような行動をする。
後者の場合はニケを捕獲、分解しラプチャーの材料を得るためブラックスミスやマテリアル・Hなどが待ち構えるエリアに誘導しようとする。
また侵食の深刻な二次被害として被害拡大を食い止めるために被侵食ニケを撃ったニケが精神的負荷により思考転換を起こし、それもまた処分対象になってしまう負の連鎖がある。
侵食反応を引き起こす条件がNIMPHへのコード注入であるためNIMPHを持たないニケは基本的に侵食反応を引き起こすことがない。
しかしトーカティブがマリアンに行った例のようにニケのNIMPHではなく脳に直接コードを注入することで侵食を引き起こすことが可能、だがこの場合脳に命令を送る事もできずただ相手の脳を破壊してしまうだけである。
侵食されたマリアンは輸送機に積載された爆弾を起爆してしまうが、その後は心停止した主人公を蘇生しカウンターズと共に作戦行動をするなど通常のニケと変わらぬ行動を取っていた。
メティスも侵食されラピと主人公をマテリアル・Hへ誘導するが、その間問題なく雑談に応じるなど表面上は侵食前と変化は見られない。
ただし眼球の反応や顔の筋肉の動きなどで判別が可能であり、これにより侵食を判別したアブソルートがメティスを早期に鎮圧している。
侵食が進行すると眼球が赤く染まり同じ言葉を繰り返したり発声が不明瞭になるなどの特徴がある。
侵食が進行した場合、味方を攻撃する場合もあれば他のニケを特定のポイントへ誘導するような行動をする。
後者の場合はニケを捕獲、分解しラプチャーの材料を得るためブラックスミスやマテリアル・Hなどが待ち構えるエリアに誘導しようとする。
また侵食の深刻な二次被害として被害拡大を食い止めるために被侵食ニケを撃ったニケが精神的負荷により思考転換を起こし、それもまた処分対象になってしまう負の連鎖がある。
侵食反応を引き起こす条件がNIMPHへのコード注入であるためNIMPHを持たないニケは基本的に侵食反応を引き起こすことがない。
しかしトーカティブがマリアンに行った例のようにニケのNIMPHではなく脳に直接コードを注入することで侵食を引き起こすことが可能、だがこの場合脳に命令を送る事もできずただ相手の脳を破壊してしまうだけである。
- 侵食の進化
+ | 以下OLD TALESのネタバレを含みます |
- レッドフードの侵食
特異な例としてレッドフードの侵食が挙げられる。
ラプチャーが侵食という攻撃手段を使い始めてから初期の被侵食者であるレッドフードは他の侵食と比べ異なる点が多い。
侵食は日々進化しており、レッドフードを侵食させた個体、コードネーム・ウルトラの侵食も旧世代の侵食であることがV.T.C.によって報告されている。
またレッドフード自身が侵食に強い耐性をもっておりラプンツエルによれば様々な侵食のケースの中でもレッドフードほどの体制を持つニケはいなかった。
レッドフードは侵食を受けかなりの長期間を自我を保ったまま、時折頭痛や声の変質等があるものの任務に従事している。
レッドフードだけの特技?とも言えるのが自分の意志で目の色を赤く出来る、元に戻すことも可能。
原理は不明だがレッドフード自身は自分が残りどれくらい正気でいられるかが感じ取れる様子で、軌道エレベーターの作戦で最後になるだろうと推測していた。
侵食が進行することで苦しむ様子が見られるが、これも他の侵食されたニケには見られない、というよりも苦しむ間もなく脳のコントロールを奪われているためと思われる。
この苦しんでいる状態から本人の強い意志で持ち直すことも可能でオスワルドは侵食を克服したのか?と驚嘆する。
他にも特異な症状として長期睡眠がある。
ゴッデス離脱後、故郷への道半ばで侵食によって倒れた際には二ヶ月間目を覚まさなかった。
二度目の長期睡眠では廃屋で一晩のつもりが30年という非常に長い期間眠り続けていた。
どちらのケースも覚醒後は侵食の症状が軽く、もしくは治ったと思えるほど体の調子が戻っている。
ラプチャーが侵食という攻撃手段を使い始めてから初期の被侵食者であるレッドフードは他の侵食と比べ異なる点が多い。
侵食は日々進化しており、レッドフードを侵食させた個体、コードネーム・ウルトラの侵食も旧世代の侵食であることがV.T.C.によって報告されている。
またレッドフード自身が侵食に強い耐性をもっておりラプンツエルによれば様々な侵食のケースの中でもレッドフードほどの体制を持つニケはいなかった。
レッドフードは侵食を受けかなりの長期間を自我を保ったまま、時折頭痛や声の変質等があるものの任務に従事している。
レッドフードだけの特技?とも言えるのが自分の意志で目の色を赤く出来る、元に戻すことも可能。
原理は不明だがレッドフード自身は自分が残りどれくらい正気でいられるかが感じ取れる様子で、軌道エレベーターの作戦で最後になるだろうと推測していた。
侵食が進行することで苦しむ様子が見られるが、これも他の侵食されたニケには見られない、というよりも苦しむ間もなく脳のコントロールを奪われているためと思われる。
この苦しんでいる状態から本人の強い意志で持ち直すことも可能でオスワルドは侵食を克服したのか?と驚嘆する。
他にも特異な症状として長期睡眠がある。
ゴッデス離脱後、故郷への道半ばで侵食によって倒れた際には二ヶ月間目を覚まさなかった。
二度目の長期睡眠では廃屋で一晩のつもりが30年という非常に長い期間眠り続けていた。
どちらのケースも覚醒後は侵食の症状が軽く、もしくは治ったと思えるほど体の調子が戻っている。
- シンデレラの侵食
シンデレラの身に起きた侵食では、今まで語られなった被侵食側の視点が描かれた。
このケースではいくつかの段階に別けられる
1.侵食コードの注入
通常はラプチャーの侵食誘発装置に刺されることで侵食が注入されるが、シンデレラの場合はレッドシューズによりメンテナンスを装い注入される。
注入直後は特に見た目にも行動にも変化はなく、また被侵食者のシンデレラ自身にも自覚はない。
このケースではいくつかの段階に別けられる
1.侵食コードの注入
通常はラプチャーの侵食誘発装置に刺されることで侵食が注入されるが、シンデレラの場合はレッドシューズによりメンテナンスを装い注入される。
注入直後は特に見た目にも行動にも変化はなく、また被侵食者のシンデレラ自身にも自覚はない。
2.侵食の発症、人格の分離
潜伏していた侵食が発症し体のコントロールを奪う。
この時点で目の色は赤くなりラプチャー基準で有利となる行動をし始める。
シンデレラのケースでは周囲の仲間と研究所への攻撃、更にコーリングシグナルを出していた。
またシンデレラの視点では目の前に硬い透明な壁が出現しその向こうでもう一人の自分が仲間たちを攻撃する様子を見せつけられる。
体のコントロールは侵食に奪われており、見ることしか出来ない。
潜伏していた侵食が発症し体のコントロールを奪う。
この時点で目の色は赤くなりラプチャー基準で有利となる行動をし始める。
シンデレラのケースでは周囲の仲間と研究所への攻撃、更にコーリングシグナルを出していた。
またシンデレラの視点では目の前に硬い透明な壁が出現しその向こうでもう一人の自分が仲間たちを攻撃する様子を見せつけられる。
体のコントロールは侵食に奪われており、見ることしか出来ない。
3.侵食の人格による洗脳
侵食には人格のようなものが備わっており、シンデレラの精神に語りかけてくる。
この時点でシンデレラは自分の帰るべき場所が壊され、仲間を傷つけ憧れの存在ゴッデスと戦う姿を強制的に見せられ精神的に疲弊している。
侵食の人格は精神的に疲弊したシンデレラに救いを与えるような言動で揺さぶり、徐々に目的をラプチャー基準のものにしていく。
侵食には人格のようなものが備わっており、シンデレラの精神に語りかけてくる。
この時点でシンデレラは自分の帰るべき場所が壊され、仲間を傷つけ憧れの存在ゴッデスと戦う姿を強制的に見せられ精神的に疲弊している。
侵食の人格は精神的に疲弊したシンデレラに救いを与えるような言動で揺さぶり、徐々に目的をラプチャー基準のものにしていく。
4.人格の統合
シンデレラのケースでは一度正気に戻る(ただし体のコントロールは奪われたまま)が、更に侵食の人格はシンデレラを追い込もうとする。
この時には侵食されたシンデレラが仲間にとどめを刺そうとし、それを止めたければ侵食を受け入れるよう脅迫をしてきた。
シンデレラが自分の意志で侵食を受け入れることでシンデレラの意識は徐々に消えていき、もう一人の自分と一つになる、自分が消えていくような感覚を受ける。
シンデレラのケースでは一度正気に戻る(ただし体のコントロールは奪われたまま)が、更に侵食の人格はシンデレラを追い込もうとする。
この時には侵食されたシンデレラが仲間にとどめを刺そうとし、それを止めたければ侵食を受け入れるよう脅迫をしてきた。
シンデレラが自分の意志で侵食を受け入れることでシンデレラの意識は徐々に消えていき、もう一人の自分と一つになる、自分が消えていくような感覚を受ける。
- 侵食された経験があるニケ
マリアン:物語冒頭で既に侵食状態、処分後にヘレティックとして現れる。
メティス:ラプラス・マクスウェル・ドレイクの3名は地中から飛び出した侵食誘発装置に刺され侵食される。
コールドスリープの後にアンチェインドで治療される。
ピナ:ドロシーを守るために侵食を受け処分される。
レッドフード:初期の侵食だったこと、レッドフード自身が侵食にずば抜けて強い耐性を持っていたことから長期間正気を保っていた。
他の侵食と比べ異なる点が多い。
シンデレラ:人為的な侵食を受ける。
侵食の原型はこの時完成しており、侵食された量産型の遺失物記録やトーカティブの発言から現在の侵食もこの形になっていると思われる。
メティス:ラプラス・マクスウェル・ドレイクの3名は地中から飛び出した侵食誘発装置に刺され侵食される。
コールドスリープの後にアンチェインドで治療される。
ピナ:ドロシーを守るために侵食を受け処分される。
レッドフード:初期の侵食だったこと、レッドフード自身が侵食にずば抜けて強い耐性を持っていたことから長期間正気を保っていた。
他の侵食と比べ異なる点が多い。
シンデレラ:人為的な侵食を受ける。
侵食の原型はこの時完成しており、侵食された量産型の遺失物記録やトーカティブの発言から現在の侵食もこの形になっていると思われる。