テシマルス
「禁赤人」と呼ばれると露骨に反発し、自分たちがバカラクへ仲介したはずの梗醍果国より、術法に優れたイコ・セグやエンシャンの方が文明的と言うなど、北方より流れてきてから未だ理由あって定住出来ず、すでに圧倒的人口で東方人の代表となっている騎撰族へ劣等感の裏返しのような態度をとる。
最初は秘密を護る為にショク・ワン等を亡き者にしようとしたがセスルに阻止(蒸した布巾を顔に叩きつけられ気勢を削がれてしまった)され、その後次第に打ち解けていく。
「どんなに好もしい人物であろうとも秘密は明かせない」としながらも信頼を置くようになり、力を合わせ共にナルガ神に対抗することとなる。
「どんなに好もしい人物であろうとも秘密は明かせない」としながらも信頼を置くようになり、力を合わせ共にナルガ神に対抗することとなる。
外つ神の侵攻を防いだ後は、その監視の為に東方北部に町(伽式恒の原型)を作って定住する事となり、それまでの指導者だった古老たち(セスルの練法や聖刻器製作の導師だったが、突然姿を消したらしい)の後を継ぎ、歴史に名高い東方聖刻教会の〈高祖〉として世に伝えられることとなった。
関連
- ヤーカ テシマルスの仲間のひとり。息も絶え絶えのところ、目の前に現れたエギガスに助力を求め、未来人接触の機会を作った人物。雷術使いで、邂逅当初においてはテシマルスより人当たりは柔らかかった。