おはようセックス@小説まとめ
おはようからセックスまで
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ohayousex
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おはようからセックスまで
第1章 「おはよう」
今日は日曜日だ。
大学は休みだし、目覚まし時計もセットしていない。
一限目から積極的に授業を入れている習慣のせいで、朝7時になると勝手に目が覚めてしまう体質になってしまったらしい。
眠気に引きずられながらも布団を跳ね飛ばし起き上がる。
寝不足はゴメンだが、あまりダラダラと寝ているのも時間を無駄にしている気がして好きじゃない。
歯を磨くのは面倒くさいのでやめた。
風呂に入るのも面倒になり1週間入っていない。
少し臭いが気になるが、特に自覚もないので大したことはないのだろう。
賞味期限が2年前に切れた買い置きの牛乳を勢いよく飲み干し、鍵を手に取り家を出た。
大学は休みだし、目覚まし時計もセットしていない。
一限目から積極的に授業を入れている習慣のせいで、朝7時になると勝手に目が覚めてしまう体質になってしまったらしい。
眠気に引きずられながらも布団を跳ね飛ばし起き上がる。
寝不足はゴメンだが、あまりダラダラと寝ているのも時間を無駄にしている気がして好きじゃない。
歯を磨くのは面倒くさいのでやめた。
風呂に入るのも面倒になり1週間入っていない。
少し臭いが気になるが、特に自覚もないので大したことはないのだろう。
賞味期限が2年前に切れた買い置きの牛乳を勢いよく飲み干し、鍵を手に取り家を出た。
大学までは歩いて25分。
駅も遠く、田畑の広がるこの辺りは地価が安い。
ボロアパートともなれば尚更安く住むことができる。
一人暮らしに余裕のない俺は家賃23000円、インターネットに家具家電完備の家畜小屋のような部屋に住んでいる。
俺がこんな生活をしてまで大学生となり目指すものはひとつ。
駅も遠く、田畑の広がるこの辺りは地価が安い。
ボロアパートともなれば尚更安く住むことができる。
一人暮らしに余裕のない俺は家賃23000円、インターネットに家具家電完備の家畜小屋のような部屋に住んでいる。
俺がこんな生活をしてまで大学生となり目指すものはひとつ。
- セックス-
甘美で艶かしい響きが単語からも溢れんばかりに伝わってくる。
よくわからない理由(臭い、不潔、気持ち悪い、足が大きい、腕が3本ある、など)で高校生までずっと虐められていた俺は、
遠い大学へ進学して新しい地でやり直そうと決めたのだ。
ここでなら俺の過去を知るものはいない。
腕が3本あることもまだばれていないはずだ。
よくわからない理由(臭い、不潔、気持ち悪い、足が大きい、腕が3本ある、など)で高校生までずっと虐められていた俺は、
遠い大学へ進学して新しい地でやり直そうと決めたのだ。
ここでなら俺の過去を知るものはいない。
腕が3本あることもまだばれていないはずだ。
この地へ来て一ヶ月。大学にはクラスわけがなく授業によって教室が分かれると知った。
高校までと違い、派閥は教室ではなくサークルや学生団体により構成されるようだった。
セックスがしたい俺はヤリサーと呼ばれる性交渉を目的とするサークルに入ろうと考えたのだが、ヤリサーという名義は存在せず、
異なる活動を名目に裏でひっそりとセックスしているらしいことがわかった。
高校までと違い、派閥は教室ではなくサークルや学生団体により構成されるようだった。
セックスがしたい俺はヤリサーと呼ばれる性交渉を目的とするサークルに入ろうと考えたのだが、ヤリサーという名義は存在せず、
異なる活動を名目に裏でひっそりとセックスしているらしいことがわかった。