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望郷ロワ@ ウィキ

Anytime Anywhere

最終更新:2025年03月29日 12:37

匿名ユーザー

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だれでも歓迎! 編集
 魔族と人は分かり合えない。

 エルフの魔法使い、フリーレンの世界では決して覆せぬ常識だった。
 親もいないのに〝お母さん〟という言葉を利用し、善意で命を救ってくれた村長を殺した魔族の子がいた。
 その子に悪意などはなかった。子供が殺され嘆く母親にプレゼントをするため、村長を殺害しその子供を用意しただけ。

 ──根本的に違うのだ。

 寿命、力、常識、心。
 それらが全く異なる種族が手を取り合って共存する未来など決して訪れない。
 だからフリーレンはここでも考えを改めるつもりなど毛頭なかった。

 黄金郷のマハトのような特異な魔族も確かに存在するかもしれないが、結局のところ完全な共存など不可能。
 或いは数年、十数年の刹那の時は叶うかもしれない。だが確実に、両者の間には言葉を扱えるという共通点だけでは埋められない溝がある。
 復讐の連鎖は止まらない。一度でも間違いを起こしてしまったら────また同じ歴史を繰り返すことになる。
 そんな世界、真なる平和を目指した勇者ヒンメルへの冒涜にしかならない。

◾︎

「…………殺し合い、ね」

 フリーレンがこの場に降りたってまず行ったことは名簿の確認。続いて魔力の探知。予想通り上手く行かずフェルンたちの魔力を探ることは出来なかった。
 仕方がないので浮遊して辺りを見渡そうかとも考えたがそれはやめた。
 あの会場にて感じられた魔力から見て相当の手練が多い。下手に目立つような真似は控えた方がいいだろう。

(アウラは確かに死んだはずだけど、そういう理屈が通じる場所じゃないか。私に気付かれず大人数を一箇所に集めたり、こんな首輪を作るような技術を持ち合わせてるんだから……なにが起きても不思議じゃない)

 色々と不都合なことが多いな、と。ひとり愚痴を吐きながら暫くは中央のアレクサンドリアを目指そうと森中を歩いていた。



 そうしてフリーレンが最初に出会ったのは────彼女の脚を〝止めさせる〟ほどの存在だった。

「良い魔法使いだな」

 開口一番そう言われた。
 薄白い肌に彩度の低い長い青髪。血のように赤い外套を靡かせる人型のそれは険しい面持ちで自分を見据える。
 良い魔法使い──それを褒め言葉と受け取るほどフリーレンは愚かではない。
 魔力の制限によって平均的な魔法使いのそれと遜色ないほどにまで落としているのに、この男は欺かれることなくさも当然のようにそれを〝指摘〟してみせた。

 迷いはない。

 一目で、というよりも滲み出る桁違いの魔力から人ならざるものであるということを理解した。魔族──その中でも最上位にあたる存在であると確信する。
 生憎杖はない。本来より威力も速度も落ちるが魔族を殺す魔法(ゾルトラーク)であれば有効打を与えられるはずだ。
 右手に白銀の魔力を集中させ、目前に魔法陣を生成する。対峙する魔族の長はそれを見やると少し目を見開いて、薄い唇を開いた。

「その魔法…………よほど魔族を恨んでいるのだな」

 今度はフリーレンが目を見開く番だ。
 この男、信じられないことにゾルトラークの本質を一目で解析してみせた。まだ発射すらしていない段階だというのに。
 これほどまで魔法を理解しているとなれば相当の天才か、魔法の研鑽に生涯を費やしてきたのか。或いはそのどちらもか────

「撃たないのか? 私としてもその魔法には興味がある」

 おまけに挑発ときたものだ。
 魔力量で言えば自分がやや上、しかし近接戦闘ではあちらが遥かに上だろう。この一発で仕留められなかった場合即座に反撃される未来が見える。
 せめて杖があればもっと優位に立てたかもしれないが所詮は叶わぬ願望でしかない。

 ふと、ここまで考えたところで名簿に記載された名前がよぎる。
 アウラと同じく滅ぼされたはずの名前がひとつあったはずだ。なにぶん名前が多いため知り合いだけ見ればいいと顔写真までは確認しなかったが、その文字は鮮明に覚えている。

 ああ、なるほど。
 それならば腑に落ちる。

「お前、〝魔王〟か?」

 仮にそうでなくとも。
 千年生きた大魔法使いの記憶の引き出しからそれを呼び起こすほどの存在感。
 滅ぼしたはず、などという愚問はとうに消えた。この男は自分の知る魔王とは異なる魔族の長なのだ、と。

 対する男は顎に手を添え、暫し黙る。
 やがて絞り出すように低い声で答えた。

「そう呼ばれたこともあった」
「やけに含んだ言い方をするじゃないか」
「あいにく、私はもうその椅子から降りた身なのでな」

 感情の灯らないやり取り。
 しかしこの短い応酬はフリーレンに警戒の二文字を思い出させる。

「元魔王、ということ?」
「そうなるな。もっとも名簿にそう記載されている以上魔王と呼んでもらって構わん」
「へぇ。それで……お前はこの殺し合いに乗るの?」

 またも会話が途切れる。
 魔王、と呼ばれた男は何も言わない。
 五秒、十秒と時が流れ──痺れを切らしたフリーレンが魔力を練り上げようとしたその瞬間、重い口が開かれた。

「乗る、と言ったら?」

 瞬間、閃光が森を灼く。
 夜中だと言うのに夜明けを錯覚するほどの眩い光は間違いなく魔王の身体を貫いた──はずだった。

「なるほど、想像以上だ」

 背後からかかる声が事実を突きつける。
 やはり威力も速度が不足していたか。本来の杖があったとしても仕留められたか疑問だ。
 それにこの男、思ったよりも素早い。これを捉えるとなれば「破滅の雷を放つ魔法(ジュドラジルム)」でなければ難しいだろう。

「それはこっちの台詞だよ」

 フリーレンは一つ、弱点を抱えていた。
 卓越した魔力を持つがゆえに元の世界では弱点とは呼べぬものであったが、魔法使いにおいて致命的な欠点。
 魔法を放つ瞬間、ほんの一瞬だけ魔力探知が途切れるという新米がやらかすようなミス。
 大抵の敵相手では圧倒的な力量差によってそれを気付かせなかっただけであり、同格以上の相手にとっては確かな隙となる。

 今この瞬間の危機もそれが作り出した。
 魔王にとってはあの瞬間に魔法が飛ぶと予測していたのだろう。となれば、その瞬間に合わせて急接近されれば気づきようなどない。
 さしもの魔王といえどその弱点を見抜いたのは偶然であったが、一度意識してしまえばそれを狙った戦闘が進むはずだ。

 天恵の観察眼、逸脱した才覚。
 一千年を生きたハンデなど意味を成さないと嫌でも理解させられた。

「私もひとつ、気づいたことがあるよ」

 だからこれは負け惜しみではない。
 一千年を生きた経験則が、それを疑惑から確信へと昇華させた。

「お前は人を殺さない。いや、殺せない」

 背後に佇む魔王がハッと息を呑むのが分かる。
 指摘されてはじめて気がついたのだとしたら自分よりよほど間抜けだ。

「なぜそう思う」
「自慢げに魔力をひけらかす癖に全く反撃の素振りを見せない。最初はこちらの手の内を覗くつもりだと思ったけど、背後に立たれた時点で気づいたよ。殺気がない──いや、死ぬ気がしなかった」
「………………、……なるほど」

 背後を取られた以上多少なりとも〝死の気配〟というのは感じ取れるはずだ。それが魔族であればことさらに。
 しかしこの魔王からはまるでそれが感じられなかった。マハトのようないわゆる〝その気がない〟わけでもなく、本当になにも感じない。
 まるで殺すことを恐れているかのように。

「これほど臆病者の魔族、見たことがないよ」
「…………手厳しいな」
「その態度もわからない。魔族なんてもっと自分本位であるべきなのに、なぜそんなに狡猾に隠そうとするのかな」

 繰り返し言おう。
 フリーレンに考えを改める気など毛頭ない。
 魔族は人と分かり合えない、という常識を覆すなど彼女の理念に反する。一千年の生涯を否定することになるのだ。
 ゆえに、フリーレンにとっては目の前の存在がひどく異質に感じる。

 目的がまるでわからない。
 魔族なら分かりやすく人を殺せばいいのに、なぜペテンにかけるような真似までして自分を試すような真似をしたのか。
 不可解は時間を待たずして不気味となる。彼女にしては珍しく眉をひそめて露骨に機嫌の悪さを表に出していた。

「……………………私も、分からないのだ」
「わからない?」
「ああ」

 話にならない。
 拍子抜けとはまさしくこの状況を指すのだろう。
 狙いが分からないとは言ったが本人にさえ分からないとは。どうりで思考など無意味だったわけだ。

「私は己を縛る運命を、抗えぬはずの呪いを同志と共に打ち破った。…………しかしそれの影響か、時空の乱れが生じ────気がつけばこの場にいた」
「…………、……」
「信じられない、という顔をしているな」

 どうやらこの男、相当に回りくどい言い回しが好きらしい。的を得ない発言に思わずため息が出る。
 振り返ればやはり、生気の宿らぬ瞳を携えた美形の魔王がいた。

「つまりお前はなにがしたいの?」
「それを私は探したい。最善を尽くした結果がこの下らぬ遊戯を招いたのであれば、私は……この時の牢獄から抜け出せぬのだろう。ならばいっそ、傍観に徹するべきなのかもしれない」
「…………それ、〝なにもしたくない〟自分に体のいい言い訳を見つけてるだけじゃない?」

 そうかもしれぬ、と。
 自嘲を込める魔王の威厳などとうに枯れ果てていた。

「フリーレン、貴様はどうする」
「へぇ、驚いたよ。名簿を見る余裕はあったんだ」
「生憎とそれしかやることがなかったのでな。……答えてもらうぞ」

 本来魔族に答える義理などない。
 けれど今のこの男を見て答えを出さないことは即ち〝同類〟に堕ちることと同義である。
 自分がこの場で答えを出さなければこの哀れな魔族を笑えない。千年の中でプライドなどとうに捨てたが、それだけは断じて許されない。

「抗うに決まってる。私は自分の旅を続けるよ」
「そうか」

 間を置かず魔王が返す。
 もしも逆の答えを返していたらこの男はどうしていただろうか。いやきっと全く同じ反応を示していただろう。
 月光に照らされて夜空を見上げるその男の姿にこれ以上言葉を、魔法を撃つ気になれなくて。
 哀愁を乗せた黒い風が鳴くのを聞きながらフリーレンは手を下ろした。

「お前がどんな過去を持ってるのか、どこの世界の魔王かなんか知らない。けど、そっちに敵対の意思がないんなら……私達は出会わなかった、ということにしようよ」
「変わった提案だ。だがいいだろう」

 邂逅の時間はそう長くない。
 この殺し合いは〝今〟始まった。
 そう思い改めて互いに別々の道を歩む──これがフリーレンの提示出来る最大限の譲歩だ。

「次に会う時までには決めておいて。指を咥えて見てることにするか、古砂夢という魔女を倒すか、或いは死体の山を築き上げる道を歩くのか。どれを選んでもきっと手を取り合うことはないけど」
「…………、留意しておこう」

 互いに一歩、また一歩と逆の方向へと歩んでゆく。
 遠ざかる距離で、フリーレンの耳は確かにその声を捉えた。

「フリーレン」

 足を止める。
 これ以上聞く気は無いのに、なぜだか時が止まったかのような静けさが自然と耳を傾けさせた。


「もしこの遊戯の打開を目指すのであればクロノという男を頼れ。奴は────勇者の器だ」


 目を見開く。
 反射的に振り返る。
 かつて魔王と呼ばれた化石はそこにはおらず、寂しげに木の葉が舞っていた。


◾︎



 「クロノ、か」

 魔王と別れた後、フリーレンは改めて名簿を見やりながらアレクサンドリアを目指す。
 勇者の器と呼ばれたこの赤髪の青年と魔王は果たしてどんな関係性なのか。
 興味はないし知るつもりはない。が、もしこの男と出会う時は聞いてみるのもいいかもしれない。

「それにしても、魔王でありながら魔族じゃないなんてね」

 名簿を仕舞いながら思い返す。
 魔王の名を持つあの男、並々ならぬ魔力から最初は魔族と思って疑わなかった。しかしどちらかと言えば自身と同じくエルフに近いのかもしれない。
 容姿だけではなく、あの達観したような浮世離れした思考も。
 かつての自分を見ているかのようで、それが余計にあの場に留まりたくない理由だった。

 あれを魔王と見ることはどうしても出来ない。
 どちらかといえば勇者と共に魔王を討つ側に立ったことがあるような物言いで、想像の中でもそちらの方がしっくり来た。

「一千年も生きてきたのに、わからないことだらけだな」

 真意がどうあれ交わるつもりはない。
 魔族でないから嫌悪対象ではないという結論はイコールではない。魔族を束ねる側に立った時点で和解の道など閉ざされたのだから。

 きっとこの殺し合いも一千年の人生の中ではほんの一瞬。瞬きのような刹那の時間なのだろう。
 けれどその一瞬は──自分の人生を大きく変えることになるはずだ。
 何気なく街に滞在する一年や二年よりもずっと短いはずなのに。例えるなら魔王討伐のあの日のような。


 夜明けはまだ遠い。
 止まった時間は動き始める。



【A-3/森林地帯/一日目 深夜】
【フリーレン@葬送のフリーレン】
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、不明支給品(1~3)
[思考・状況]
基本行動方針:古砂夢を倒す。
1.手がかりを見つけるため、アレクサンドリアを目指す。
2.クロノ、ね。

※少なくともマハトとの対談後からの参戦です。





◆   ◆   ◆




 臆病者の魔王は歩く。
 荒れ果てた大地を進みながら、それでも尚目的地のない足取りは止まる術を知らないかのように。

 魔王はあの瞬間、確かにラヴォスを討ち取った。
 無論それは自分一人の力だけではない。クロノやグレンたちと共に勝ち得た奇跡の勝利だ。
 己の力のみでラヴォスを破ることに拘っていた自分はもういない。
 他者と協力するほうが合理的だから、という理由だけではない。
 共に志を同じくする仲間同士で旅をするのも悪くない、と。魔族の長にあるまじきセンチメンタルを覚えたこともあった。

 けれどその結果がこれだ。
 規模は違えど、大人数が巻き込まれる形で〝歪み〟が生じてしまった。

 いや、むしろ。
 フリーレンやその他会場にいた者たちの多くは自分とは異なる世界の住人だった。
 自分の世界だけではなく他の多くの世界を巻き込んでいるのだとしたら、規模は大きくなっているのかもしれない。

 きっとこれは始まりだ。
 優勝したところで生還者など出ず、また同じ催しが開かれて。繰り返される催しにより実力者が軒並み消えた世界はいとも簡単に攻め入られるだろう。
 それこそラヴォスが世界を滅ぼしたように。

「…………、…………私なのか」

 それを弱音と呼ばずしてなんと言うのだろう。
 荘厳であれ、常に堂々とあれと。常日頃から自身に言い聞かせてきた。
 どんなに気が緩んでもそれを崩したことはなく、旅路の中でも背中を見られることを意識して歩いてきた。

「私が、招いたのか」

 けれどもう、疲れた。
 どれほど血の滲むような努力をしても、どれほど希望に胸を輝かせても。
 神が返してくるのはいつも残酷な未来だけで、よほど自分は嫌われているのだろう。
 今回もそう。ラヴォスを打ち破りいよいよ平穏が訪れる────そう思った瞬間にこれだ。自分の行い全てが丸ごと否定されたような気がして、現実を飲み込むのに時間がかかった。

 暫くはなにもしたくない。
 そんな虚無感に襲われてるのにも関わらず、魔王の脳裏には常に一筋の光が灯って離れない。

 自分はもう諦めた。
 けれどあの男はきっと、こんな逆境の中でも燃え上がる意志を掲げて立ち上がるだろう。
 それこそフリーレンのように、実力を持っているにも関わらず燻っている者たちを纏めあげる力がある。
 魔族を纏めあげるといいながら部下の離反を許してしまうような自分とは違う、確かな光。

 それこそが、勇者の器だ。

「クロノ、お前ならばそうするだろうな」

 奴と再び手を取るか、敵として立ちはだかることになるか。
 どちらの結果になるとしても今は少し考えたい。自分自身を落ち着かせるため、そして今度こそ呪われた運命から解放されるために。


 この夜が明ける前には、決めておこう。



【A-3/一日目 深夜】
【魔王@クロノ・トリガー】
[状態]:虚無感
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、不明支給品(1~3)
[思考・状況]
基本行動方針:???
1.私は、どうすればいい。

※ラヴォス討伐直後からの参戦です。

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011:君がこの悲劇の「女王」なんだ 時系列順 013:Curses
投下順
フリーレン 031:追想のラグナロク
魔王

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