虚無の華 ◆bbcIbvVI2g
巴マミはそこまで強い人間ではない。
人々を守るために魔法少女として戦う彼女。その心の奥には常に過去の事故で自分だけ生き延びてしまったことへの罪悪感があった。
それでも、それに心を折られずに戦い続けてきただけでも強いのかもしれない。
常に正しいことのために力を振るうべき。それが彼女の生き方だったのだから。
人々を守るために魔法少女として戦う彼女。その心の奥には常に過去の事故で自分だけ生き延びてしまったことへの罪悪感があった。
それでも、それに心を折られずに戦い続けてきただけでも強いのかもしれない。
常に正しいことのために力を振るうべき。それが彼女の生き方だったのだから。
そのはずだったのに。
見捨ててしまった。幼き魔法少女を。
殺してしまった。ルルーシュを、白い魔法少女達を。
そして、助けられなかった。自分のせいで死なせてしまった。かつての仲間を。
見捨ててしまった。幼き魔法少女を。
殺してしまった。ルルーシュを、白い魔法少女達を。
そして、助けられなかった。自分のせいで死なせてしまった。かつての仲間を。
「ごめんなさい…、ごめんなさい…」
うわ言のようにそう謝罪の言葉を呟き続けるマミ。
その姿はかつて杏子やさやかの憧れた魔法少女の姿ではなかった。
それでも、マミにはその生き方しかできない。思いつかなかった。
誰かを犠牲にして生き延びた命を、自分のために使うことなどできなかったから。
その姿はかつて杏子やさやかの憧れた魔法少女の姿ではなかった。
それでも、マミにはその生き方しかできない。思いつかなかった。
誰かを犠牲にして生き延びた命を、自分のために使うことなどできなかったから。
「たっくん…」
会いたかった。だが、会っていいのか、という気持ちもあった。
こんな血塗られた手で、彼の近くにいてもいいのかという思いが。
そして何より、自分のことも信じられなくなっていた。
こんな自分がたっくんの傍にいると、いつか彼さえも殺してしまうのではないかと。
でも、そうだとしても、会いたいという思いはまた別のものだ。
会いたい。でも会ってはいけない。そんな相反する思いが彼女の中に存在する。
どうすればいいのか、どうするべきなのか。
こんな血塗られた手で、彼の近くにいてもいいのかという思いが。
そして何より、自分のことも信じられなくなっていた。
こんな自分がたっくんの傍にいると、いつか彼さえも殺してしまうのではないかと。
でも、そうだとしても、会いたいという思いはまた別のものだ。
会いたい。でも会ってはいけない。そんな相反する思いが彼女の中に存在する。
どうすればいいのか、どうするべきなのか。
答えは見つからないまま、気がつけば一際大きな建物の近くまでたどり着いていた。
◆
「戻ったぞ」
どれくらい経ったか、いや、それほど時間も経っていないだろうか。
C.C.とユーフェミアのいる部屋にゼロが戻ってきていた。
後ろにはクロと年配の男、そして手の中にはボロボロで気絶したニャース。
C.C.とユーフェミアのいる部屋にゼロが戻ってきていた。
後ろにはクロと年配の男、そして手の中にはボロボロで気絶したニャース。
「ニャース?!何があったス…ゼロ」
「何者かに襲撃を受けたようだ。ゲーチスという男も負傷していた。
青髪の少女がその男を連れて襲撃者を追っていった。だから私はここへニャースを連れて戻ってきたわけだ」
「ねえC.C.。一つ聞きたいんだけど」
「何者かに襲撃を受けたようだ。ゲーチスという男も負傷していた。
青髪の少女がその男を連れて襲撃者を追っていった。だから私はここへニャースを連れて戻ってきたわけだ」
「ねえC.C.。一つ聞きたいんだけど」
ふと会話に割り込むクロ。その顔からは何か警戒心のようなものを感じた。
「こいつ、あんたの言ってたゼロなのよね?信用できるの?」
「古い知り合いみたいなものだ。私の知る限りでは大丈夫のはずだ」
「…そう。私達、あの後例のビルの近くまで行ったんだけどさ。
そこにいたって話があるのよ。仮面を被ったマントの男、ゼロが」
「何…?」
「古い知り合いみたいなものだ。私の知る限りでは大丈夫のはずだ」
「…そう。私達、あの後例のビルの近くまで行ったんだけどさ。
そこにいたって話があるのよ。仮面を被ったマントの男、ゼロが」
「何…?」
C.C.は眉をひそめ、ユーフェミアは黙ってゼロを見つめていた。
そしてそれを聞いたゼロ、いや、スザクは仮面の下で無意識にユーフェミアから視線を逸らした。
そしてそれを聞いたゼロ、いや、スザクは仮面の下で無意識にユーフェミアから視線を逸らした。
「はぁ…、やはりな。だから無理があると言ったんだ。どうする?今更ではあるが」
「……。いや、できればこのままの方が望ましい」
「本当に面倒なやつだ。とりあえずこいつがそのゼロとは無関係であることは私は保証しておこう」
「ふむ…、まあ人には事情というものもあるだろうしな。こちらも直接会ったわけではないから何とも言えない。
佐倉杏子という少女がもう少しで追いついてくるはずだから、その後で話し合ったほうがいいだろうな」
「そっちの男は?」
「夜神総一郎って。C.C.、聞き覚えあるでしょ?」
「夜神…、そういえばさやかのやつが言っていたな」
「それは俺の息子だ。その件についても話がある」
「……。いや、できればこのままの方が望ましい」
「本当に面倒なやつだ。とりあえずこいつがそのゼロとは無関係であることは私は保証しておこう」
「ふむ…、まあ人には事情というものもあるだろうしな。こちらも直接会ったわけではないから何とも言えない。
佐倉杏子という少女がもう少しで追いついてくるはずだから、その後で話し合ったほうがいいだろうな」
「そっちの男は?」
「夜神総一郎って。C.C.、聞き覚えあるでしょ?」
「夜神…、そういえばさやかのやつが言っていたな」
「それは俺の息子だ。その件についても話がある」
人が増えるとどうしても積もる話もできる。
一つ一つ確実に出していかなければいけないことだ。
一つ一つ確実に出していかなければいけないことだ。
総一郎が言うには、彼の息子、夜神月の言った危険人物の話は出鱈目だという。
彼自身も知らない人物がいるとはいえ、今生存しているであろうL、メロ、ニアはそのような存在ではないという。
メロとニアに関しては少なくともメロには実際遭遇しており、Lはもし”どちらの”Lであってもそのようなことは有り得ないという。
彼自身も知らない人物がいるとはいえ、今生存しているであろうL、メロ、ニアはそのような存在ではないという。
メロとニアに関しては少なくともメロには実際遭遇しており、Lはもし”どちらの”Lであってもそのようなことは有り得ないという。
「どちらの、とはどういうことだ?」
「メロと俺ではその、パラレルワールド、とか言ったか。どうも住んでいた世界とやらが違うらしい。
だがどちらのLであっても人を貶めようとする人間ではない」
「その月という息子さんのことは分からないのですか?」
「月は俺の知らないメロとニアという者を知っていた。俺の知る息子とは違う可能性があるから迂闊に推測することがな…」
「メロと俺ではその、パラレルワールド、とか言ったか。どうも住んでいた世界とやらが違うらしい。
だがどちらのLであっても人を貶めようとする人間ではない」
「その月という息子さんのことは分からないのですか?」
「月は俺の知らないメロとニアという者を知っていた。俺の知る息子とは違う可能性があるから迂闊に推測することがな…」
平行世界とは予想以上にややこしいことになっている様子だ。
ともあれ、月という男が乗っているのかどうかはともかく、偽りの情報を流すことで他者を陥れようとしているのは事実の様子。
警戒は必要だろう。
ともあれ、月という男が乗っているのかどうかはともかく、偽りの情報を流すことで他者を陥れようとしているのは事実の様子。
警戒は必要だろう。
「そういえばクロ、あの女はどうした?」
「シロナさんなら、あー…、ちょっとね。
それとここに来る途中で佐倉杏子と巴マミって二人見つけてて。もう少しで追いつくと思う」
「そうか。こっちにもさっきまではさやかのやつが居てな。
そういえばアッシュフォード学園にだが、お前の仲間がいたぞ。名前は確か…、ルヴィアだったか」
「ルヴィアが?そう、どっち行ったの?」
「いきなり襲ってきた女を連れて、東に向かっていった。放送で名前が呼ばれなかった以上、無事なはずだ」
「なんだ、なら大丈夫ね。差し迫って追わなきゃまずいってわけでもなさそうだし」
「シロナさんなら、あー…、ちょっとね。
それとここに来る途中で佐倉杏子と巴マミって二人見つけてて。もう少しで追いつくと思う」
「そうか。こっちにもさっきまではさやかのやつが居てな。
そういえばアッシュフォード学園にだが、お前の仲間がいたぞ。名前は確か…、ルヴィアだったか」
「ルヴィアが?そう、どっち行ったの?」
「いきなり襲ってきた女を連れて、東に向かっていった。放送で名前が呼ばれなかった以上、無事なはずだ」
「なんだ、なら大丈夫ね。差し迫って追わなきゃまずいってわけでもなさそうだし」
と、ふとその場にいた皆が銃声を捉えた。
それもかなり近く。この建物の中から聞こえる音だ。
それもかなり近く。この建物の中から聞こえる音だ。
「少しここで待っていろ」
◆
ミュウツーは若干の困惑を感じていた。
暁美ほむら達と別れ、近くにあった建物に入ったところで一人の少女を見かけた。
あまりに虚ろな目をしていた彼女が流石に気になり、声をかけたのだ。
しかし次の瞬間、突如その手に現れた長い銃で撃たれたのだ。
暁美ほむら達と別れ、近くにあった建物に入ったところで一人の少女を見かけた。
あまりに虚ろな目をしていた彼女が流石に気になり、声をかけたのだ。
しかし次の瞬間、突如その手に現れた長い銃で撃たれたのだ。
「落ち着け、私はお前と戦うつもりはない」
声をかけるが銃弾と殺気は止む気配はない。
サイコキネシスで銃の向きを変え、銃弾も止める。
しかし少女はすぐさま戦法を変更し、地面から生えた大量のリボンで拘束してこようとする。
そちらに注意を向けてしまうと、今度は銃弾がかわしきれない。前面にバリアーをはることでかろうじて防ぐ。
サイコキネシスで銃の向きを変え、銃弾も止める。
しかし少女はすぐさま戦法を変更し、地面から生えた大量のリボンで拘束してこようとする。
そちらに注意を向けてしまうと、今度は銃弾がかわしきれない。前面にバリアーをはることでかろうじて防ぐ。
ミュウツーからすれば巴マミを力づくで取り押さえたほうが楽な選択ではあった。
体を、銃口を抑えてこちらを拘束しにかかるリボンをサイコキネシスで操り逆に縛り上げることも可能かもしれない。
しかしミュウツーは目の前の少女と対話をしたかった。サトシを殺した少女のときとは違い、敵対する理由はないのだから。
できればどうしてこの少女は戦いを仕掛けてきたのか、それを問いたかった。
しかし銃弾とリボンを入り混ぜた戦い方はそれなりに精錬されたもので、手加減したままで取り押さえることも困難だった。
体を、銃口を抑えてこちらを拘束しにかかるリボンをサイコキネシスで操り逆に縛り上げることも可能かもしれない。
しかしミュウツーは目の前の少女と対話をしたかった。サトシを殺した少女のときとは違い、敵対する理由はないのだから。
できればどうしてこの少女は戦いを仕掛けてきたのか、それを問いたかった。
しかし銃弾とリボンを入り混ぜた戦い方はそれなりに精錬されたもので、手加減したままで取り押さえることも困難だった。
(やはり、私が人間ではないから、か?)
先にポッチャマに銃口を向けた少女、暁美ほむらを思い出す。
人間とそれ以外の存在はやはり分かり合えないのだろうか。
そんな諦めに近い思いが心の中で大きくなり始める。
サイコキネシスに篭った力が少しずつ強くなり始めた。その時だった。
人間とそれ以外の存在はやはり分かり合えないのだろうか。
そんな諦めに近い思いが心の中で大きくなり始める。
サイコキネシスに篭った力が少しずつ強くなり始めた。その時だった。
「おい!何をやっている!」
戦っていた通路の奥から男が叫ぶ声が響いた。
仮面とマントの男と年輩の男。少なくともミュウツーは仮面の男は見覚えがあった。
仮面とマントの男と年輩の男。少なくともミュウツーは仮面の男は見覚えがあった。
「君は、巴マミくん?!何があった、佐倉くんは――」
「ゼロ?!!」
「ゼロ?!!」
そして目の前の少女は仮面の男を見た瞬間、怯えと驚愕の混じった顔で銃口を向け始めた。
それも先ほどの比ではない。狭い通路に円形に8丁のマスケット銃が並べられる。
それも先ほどの比ではない。狭い通路に円形に8丁のマスケット銃が並べられる。
「っ?!隠れろ!!」
通路の角、銃弾の届かない場所にゼロは総一郎を押しやり、自身は前面にバスターソードを構える。
通路脇の壁を蹴り、銃弾をバスターソードで防ぐ。銃弾の衝撃で剣を取り落とすが問題ない。マスケット銃なら再装填する間に取り付く自信があった。
しかし彼にとって予想外なことに、マミは即座に、それ以上の数のマスケット銃を精製して瞬時に発射にかかる。
生きろギアスがあるとはいえ、流石に焦るスザク。しかし、それらは発射されなかった。
通路脇の壁を蹴り、銃弾をバスターソードで防ぐ。銃弾の衝撃で剣を取り落とすが問題ない。マスケット銃なら再装填する間に取り付く自信があった。
しかし彼にとって予想外なことに、マミは即座に、それ以上の数のマスケット銃を精製して瞬時に発射にかかる。
生きろギアスがあるとはいえ、流石に焦るスザク。しかし、それらは発射されなかった。
「私のことを忘れてもらっては困るぞ」
サイコキネシスでマスケット銃を押さえ込むミュウツー。加えて体の自由を奪う。
ミュウツーは自身のバッグから小さな木の実のようなものを取り出してゼロに投げる。
ミュウツーは自身のバッグから小さな木の実のようなものを取り出してゼロに投げる。
「それを食べさせろ。少しは落ち着くはずだ」
サイコキネシスに抗うマミの力はかなり強く、ミュウツーでも長期的に抑えるのは難しい。
だから自分が抑えている間にマミの精神を落ち着かせればいいだろうと、そう考えたのだ。
とりあえずミュウツーの意図は汲み取ったゼロは木の実を手に近づく。
だがそこでミュウツーにとっても予想外のことが起きる。
だから自分が抑えている間にマミの精神を落ち着かせればいいだろうと、そう考えたのだ。
とりあえずミュウツーの意図は汲み取ったゼロは木の実を手に近づく。
だがそこでミュウツーにとっても予想外のことが起きる。
「っ…!!離して!!」
そう叫んだと同時に彼女の力が急に上がり、サイコキネシスすら振り切った。
さらに近づいてくるゼロの体に蹴ろうと脚を振り上げる。
だがゼロはそれをかわしてもう片方の足を払う。
そこでミュウツーは周囲のリボンでマミの腕を束縛。動きを封じる。
ゼロはすかさず、素早くマミの口にその手の木の実を押し込む。
さらに近づいてくるゼロの体に蹴ろうと脚を振り上げる。
だがゼロはそれをかわしてもう片方の足を払う。
そこでミュウツーは周囲のリボンでマミの腕を束縛。動きを封じる。
ゼロはすかさず、素早くマミの口にその手の木の実を押し込む。
「むぐっ…!」
そのまま口に入れたそれを無理矢理咀嚼させる。
「落ち着いたか?」
「はぁ…、はぁ…」
「はぁ…、はぁ…」
それを飲み込んだところで、彼女の呼吸が少し落ち着きを取り戻す。
しかしミュウツー、そしてゼロに対する敵意、警戒心は未だ保ったままだ。
マミは縛られたまま、それらを露にしたままゼロ、いや、スザクに問いかける。
しかしミュウツー、そしてゼロに対する敵意、警戒心は未だ保ったままだ。
マミは縛られたまま、それらを露にしたままゼロ、いや、スザクに問いかける。
「あなたは…、ゼロなの…?!」
◆
「で、どうなったんだ?」
「ユーフェミアって人と総一郎が隣の部屋で話聞いてるって。
私さっき撃たれかけたから正直近寄るの躊躇っちゃうのよね」
「ユーフェミアって人と総一郎が隣の部屋で話聞いてるって。
私さっき撃たれかけたから正直近寄るの躊躇っちゃうのよね」
その一室に集まっているのはゼロ、C.C.、クロ、ミュウツー、そして未だ目を覚まさないニャース。
あの後マミを総一郎が落ち着かせ、隣の部屋で話をさせることにしたのだ。
ミュウツーやゼロに対しては拒絶感を強く感じたことで、総一郎とユーフェミアの二人であたることになった。
クロは本人の言うとおりであり、C.C.は何かやる気が起きなかった。
あの後マミを総一郎が落ち着かせ、隣の部屋で話をさせることにしたのだ。
ミュウツーやゼロに対しては拒絶感を強く感じたことで、総一郎とユーフェミアの二人であたることになった。
クロは本人の言うとおりであり、C.C.は何かやる気が起きなかった。
「それにしても、なぜお前がここまで来た?」
「深くは考えていない。ただ、あのさやかという人間ともう少し話してみたいと感じた。それだけだ」
「あいつならさっきまではいたが、もうここにはいないぞ」
「ン…、ニャア…」
「深くは考えていない。ただ、あのさやかという人間ともう少し話してみたいと感じた。それだけだ」
「あいつならさっきまではいたが、もうここにはいないぞ」
「ン…、ニャア…」
そんな会話を続けていたところで、ニャースが目を覚ました。
「目が覚めたか。何があった?」
「いきなり見たこともないポケモンに襲われたニャ…。にゃーの力じゃどうにもならにゃい強さのポケモンだったニャ…」
「そのポケモンの外見は?」
「首が三つあったような気がするニャ…」
「首が三つ?それ、私見たかも。ここにくるまでのところで空飛んでたと思う」
「お前は知らないのか?」
「俺もすべてのポケモンを知っているわけではない。むしろポケモンは未だ発見されていないような種類のものも多い。
知っているとすれば、…研究者のようなものならばあるいは、だが」
「いきなり見たこともないポケモンに襲われたニャ…。にゃーの力じゃどうにもならにゃい強さのポケモンだったニャ…」
「そのポケモンの外見は?」
「首が三つあったような気がするニャ…」
「首が三つ?それ、私見たかも。ここにくるまでのところで空飛んでたと思う」
「お前は知らないのか?」
「俺もすべてのポケモンを知っているわけではない。むしろポケモンは未だ発見されていないような種類のものも多い。
知っているとすれば、…研究者のようなものならばあるいは、だが」
確かアッシュフォード学園にはオーキド博士と呼ばれていた者がいたような気がする。あの老人なら知っているのかもしれない。
だが、今重要なのはそれが誰のポケモンなのかということであり、種類が重要なのではない。
もしかしたらニャースは狙われたのではないか、と考える。
だが、今重要なのはそれが誰のポケモンなのかということであり、種類が重要なのではない。
もしかしたらニャースは狙われたのではないか、と考える。
話し終えると、ふうとため息をついてまた何かを考え込み始める。
「どうしたのよC.C.。さっきと比べたらなんか随分と無気力に見えるわよ?」
「そうニャ、大丈夫かニャ?」
「……」
「そうニャ、大丈夫かニャ?」
「……」
ガチャ
扉が開き、夜神総一郎が入ってきた。
「待たせてすまない。どうも事態はかなりまずいことになっているらしい」
「まずいって?そういえば杏子って子、まだ追いついてこないけど、どうしたんだろ?」
「佐倉君は、……死んだそうだ」
「まずいって?そういえば杏子って子、まだ追いついてこないけど、どうしたんだろ?」
「佐倉君は、……死んだそうだ」
総一郎はおそらく事情を知らないであろう皆に聞いた話を最初から説明していく。
あまりに情報が多いため、全てを聞いた後で質問を受け付けると前置きしておく。
あまりに情報が多いため、全てを聞いた後で質問を受け付けると前置きしておく。
巴マミはあの崩壊現場でゼロという仮面の男とルルーシュという学生に出会った。
ルルーシュはビル崩壊直後気球に乗って逃げ、彼女自身もそこから離れるも、ゼロの追撃を受ける。
そこで乾巧という人物に助けられるも、逃げた先で木場勇治という人物に襲撃を受けたこと。
その後の部分は総一郎自身も佐倉杏子とメロから聞いたことも交えて説明する。
そして、問題はその先の話である。
ここから南のエリアでルルーシュと再会した彼女は、銃弾で撃たれる。
その先の記憶は曖昧らしいが、白い魔法少女と赤い包帯を腕に巻いた男を見たとか。
そして、目が覚めたとき、目の前で青い魔法少女が佐倉杏子を殺していたところだったと。
その魔法少女を殺して、今いるこの場にたどり着いた。
ルルーシュはビル崩壊直後気球に乗って逃げ、彼女自身もそこから離れるも、ゼロの追撃を受ける。
そこで乾巧という人物に助けられるも、逃げた先で木場勇治という人物に襲撃を受けたこと。
その後の部分は総一郎自身も佐倉杏子とメロから聞いたことも交えて説明する。
そして、問題はその先の話である。
ここから南のエリアでルルーシュと再会した彼女は、銃弾で撃たれる。
その先の記憶は曖昧らしいが、白い魔法少女と赤い包帯を腕に巻いた男を見たとか。
そして、目が覚めたとき、目の前で青い魔法少女が佐倉杏子を殺していたところだったと。
その魔法少女を殺して、今いるこの場にたどり着いた。
「これが、彼女の説明した全てだ」
「ルルーシュと会っただと…?それにさやかが?どういうことだ?」
「ゼロと木場勇治という二人組なら聞いている。さっきその崩壊現場で戦ったという二人に会ったからな」
「……」
「それと、ゼロ、でいいのか?」
「私がどうかしたか?」
「話が終わったらきてくれとユーフェミア君が言っていた」
「…そうか」
「ルルーシュと会っただと…?それにさやかが?どういうことだ?」
「ゼロと木場勇治という二人組なら聞いている。さっきその崩壊現場で戦ったという二人に会ったからな」
「……」
「それと、ゼロ、でいいのか?」
「私がどうかしたか?」
「話が終わったらきてくれとユーフェミア君が言っていた」
「…そうか」
ゼロは席を外す。
「俺もその巴マミと話をさせてもらっていいか?」
「…今は彼女は不安定だ。あまり刺激するようなことはしたくないが」
「私にも付き合わせろ。聞いておきたいこともある」
「ニャ…、にゃあはここで待ってるニャ。
今はちょっと歩けないニャ…」
「…今は彼女は不安定だ。あまり刺激するようなことはしたくないが」
「私にも付き合わせろ。聞いておきたいこともある」
「ニャ…、にゃあはここで待ってるニャ。
今はちょっと歩けないニャ…」
こうして部屋にはニャースだけが残った。
◆
ユーフェミアが待っていた場所は昔彼女自身がそこにいたであろう部屋。
かつてゼロがスザクであった頃は何度も入った場所である。
偶然にも部屋の場所は皆の集まっていた所からそう離れたところになかったため彼女はここを選んだのだろう。
かつてゼロがスザクであった頃は何度も入った場所である。
偶然にも部屋の場所は皆の集まっていた所からそう離れたところになかったため彼女はここを選んだのだろう。
「私の知るゼロは、兄、クロヴィスを殺し、お姉さま、コーネリアを2度、殺そうとしました。
でも、ナナリーが処刑されそうになった時にはどこからか現れて助けてくれました。
もし、私の想像通りであれば、彼の正体と仮面で顔を隠さなければならない理由についてなんとなく予想がつくんです」
でも、ナナリーが処刑されそうになった時にはどこからか現れて助けてくれました。
もし、私の想像通りであれば、彼の正体と仮面で顔を隠さなければならない理由についてなんとなく予想がつくんです」
そう言って、ユーフェミアはゼロの方を向く。
スザクは、この仮面の下の全てを見透かされているような錯覚に陥る。
だが、たとえそうだとしても動揺するわけにはいかない。ゼロを演じることを止めてはいけない。
今の自分は、たとえ名簿に載せられた名が枢木スザクであったとしても、ゼロであるのだから。
スザクは、この仮面の下の全てを見透かされているような錯覚に陥る。
だが、たとえそうだとしても動揺するわけにはいかない。ゼロを演じることを止めてはいけない。
今の自分は、たとえ名簿に載せられた名が枢木スザクであったとしても、ゼロであるのだから。
「…すまない。騙すつもりがあったわけではないのだ」
「いいんです。あなたにもきっと、その仮面を被らなければいけない理由があるのでしょう?」
「いいんです。あなたにもきっと、その仮面を被らなければいけない理由があるのでしょう?」
そう言って、仮面の下にあるであろうゼロの目を見据えてこう言った。
「しかし、ゼロの名を名乗り続けるということは、この場においてあるいは余計な警戒心と混乱を招く可能性があります。先ほどの少女のように。
それでもあなたは、その仮面を被り続けるのですか?」
それでもあなたは、その仮面を被り続けるのですか?」
そう問いかける。その声は心から心配しているものだ。
それでも、スザクはこう答えるしかない。
それでも、スザクはこう答えるしかない。
「ああ、それも私にとっての償いとなるのだろう。
皆からの憎しみや怒りも全て受け入れる覚悟がある。もし誤解を生んでしまった際には一つ一つこの身で証明していく。
だからこの仮面を外すことはできない」
「そう、ですか…」
皆からの憎しみや怒りも全て受け入れる覚悟がある。もし誤解を生んでしまった際には一つ一つこの身で証明していく。
だからこの仮面を外すことはできない」
「そう、ですか…」
ゼロの答えを聞いて、一瞬悲しそうな目をしたが、すぐに表情を切り替えた。
「ごめんなさい、踏み入るようなことを聞いてしまって」
「いや、誤解を生みかねない姿であることは私とて重々承知している。
そのことが君に不快感を与えてしまったのであればこちらの責任だ。すまない」
「いや、誤解を生みかねない姿であることは私とて重々承知している。
そのことが君に不快感を与えてしまったのであればこちらの責任だ。すまない」
互いに謝罪の言葉を述べるユーフェミアとゼロ。
ともかく話自体はこれで終わりのようだ。
部屋を出ようとする二人。だが最後にユーフェミアはこう口にした。
ともかく話自体はこれで終わりのようだ。
部屋を出ようとする二人。だが最後にユーフェミアはこう口にした。
「でも、あの巴マミという方には仮面を被ったまま会うのは控えた方がいいと思います。
彼女、心に大きな傷を負っているように見えました…」
彼女、心に大きな傷を負っているように見えました…」
◆
部屋に入った瞬間、マスケット銃を構えての出迎えを受けてしまった一同。
「落ち着くんだ、巴くん!」
「…もう逃げないわ。私は、ちゃんと受け止めるって決めたんですから…!」
「…もう逃げないわ。私は、ちゃんと受け止めるって決めたんですから…!」
銃の向きはクロに向いたものだ。
しかしその言葉の意味は、向けられたクロにすら想像がつかなかった。
しかしその言葉の意味は、向けられたクロにすら想像がつかなかった。
「何なのよあなた…!魔女が見せる幻影なの…?」
「…?」
「だって、あなたはもういないのよ!私が、私が…」
「何言ってるのよ?私がもういないって……。
待って、白い魔法少女…?もしかしてあんた、イリヤに会ったの?」
「えっ…?」
「…?」
「だって、あなたはもういないのよ!私が、私が…」
「何言ってるのよ?私がもういないって……。
待って、白い魔法少女…?もしかしてあんた、イリヤに会ったの?」
「えっ…?」
クロに名前を問われたことで驚く顔を浮かべるマミ。
無論彼女にそれに対する返答をすることはできない。白い魔法少女のことは名前すら知らないのだから。
ただ、殺してしまった少女と同じ顔をしたものが現れたのなら、それは亡霊としか思えなかったのだ。
無論彼女にそれに対する返答をすることはできない。白い魔法少女のことは名前すら知らないのだから。
ただ、殺してしまった少女と同じ顔をしたものが現れたのなら、それは亡霊としか思えなかったのだ。
「イリヤはまだ生きてるわよ。あんたさっきの放送聞いてないでしょ」
「あなた、あの子じゃないの…?」
「私はクロエ・フォン・アインツベルン。あんたが会ったのはイリヤスフィール・フォン・アインツベルンよ」
「あなた、あの子じゃないの…?」
「私はクロエ・フォン・アインツベルン。あんたが会ったのはイリヤスフィール・フォン・アインツベルンよ」
先ほどの錯乱の理由はそれか、と納得するクロ。
しかし不自然なことがある。イリヤの名前も知らず、情報交換も行わずに戦闘行為に及んでいる様子。
だがイリヤの性格からしてこの巴マミと戦う理由はあるのだろうか。
それは美樹さやかから聞いた情報からは全く想像できない。
しかし不自然なことがある。イリヤの名前も知らず、情報交換も行わずに戦闘行為に及んでいる様子。
だがイリヤの性格からしてこの巴マミと戦う理由はあるのだろうか。
それは美樹さやかから聞いた情報からは全く想像できない。
「何があったのよ?イリヤに何したの?」
「…分からない。分からないの…。戦ったのは覚えてるし、もしかしたら死んだかもしれないって思ったことも覚えてる。
でも、そこで何があったのか思い出せないの…!」
「一つ聞くぞ。お前、ルルーシュには会ったのか?」
「ルルーシュ…?確かに会ったけど…、でも、確かに彼に撃たれたのよ…。
だからルルーシュを拘束して、動けないようにしたの…。そしたら白い魔法少女に…」
「…何やってんのよイリヤ」
「…分からない。分からないの…。戦ったのは覚えてるし、もしかしたら死んだかもしれないって思ったことも覚えてる。
でも、そこで何があったのか思い出せないの…!」
「一つ聞くぞ。お前、ルルーシュには会ったのか?」
「ルルーシュ…?確かに会ったけど…、でも、確かに彼に撃たれたのよ…。
だからルルーシュを拘束して、動けないようにしたの…。そしたら白い魔法少女に…」
「…何やってんのよイリヤ」
ある程度の事情は把握できたが、どうも彼女の記憶の一部があやふやになっている様子だ。
正直彼女の話を聞いただけでは何があったというのかは把握しきれていない。
ルルーシュの行動の意味も、今イリヤがどうなっているのかということも。
ただ、なんとなくだがC.C.には彼女の記憶が混雑している理由に心当たりを感じた。この場では結局それをマミに聞くことはなかったが。
正直彼女の話を聞いただけでは何があったというのかは把握しきれていない。
ルルーシュの行動の意味も、今イリヤがどうなっているのかということも。
ただ、なんとなくだがC.C.には彼女の記憶が混雑している理由に心当たりを感じた。この場では結局それをマミに聞くことはなかったが。
「まあ今は休んでおけ。邪魔したな」
「え、もういいの?」
「え、もういいの?」
マミの前から姿を消すC.C.、そしてそれを追って部屋を出るクロ。
今巴マミの前に立っているのは、ミュウツー。
今巴マミの前に立っているのは、ミュウツー。
「お前はなぜ戦う?」
「え?」
「それほどまでに傷つき、恐れを感じていながらもお前の闘争心はかなりのものだ。
何がお前をそこまで戦いに駆り立てる?」
「え?」
「それほどまでに傷つき、恐れを感じていながらもお前の闘争心はかなりのものだ。
何がお前をそこまで戦いに駆り立てる?」
戦う理由。それは自分が魔法少女である以上決まっている。この命ある限り守るべき人間を守るためだ。
今までも、これからもそうやって戦ってきたのだから。
そこに何か理由が必要なのか。
今までも、これからもそうやって戦ってきたのだから。
そこに何か理由が必要なのか。
しかしミュウツーは納得しなかったようだ。
「ならばなぜ守ろうとする?人間にそれだけの価値があるのか?」
傍から見れば人間の価値を低く見ているような言い方であるがミュウツーにそんな意図はあまりない。
ただ、彼自身も人間の価値というものを測りかねているのだ。それを彼女に問いたかったのだ。
ただ、彼自身も人間の価値というものを測りかねているのだ。それを彼女に問いたかったのだ。
「え…?あ、あなた何を言って、るの?」
その問いかけに大きく心を揺さぶられるマミ。
巴マミは人間の価値がどうとか、誰を助けるべきなのか、そんなことを気にして戦っているわけではない。
ゆえに、美樹さやかにとって、佐倉杏子にとって憧れの先輩なのだから。
だが、彼女はなぜ戦うのか、どうして人間を守るのか。その答えなど持ってはいなかった。
いや、そこには触れてはいけなかったのかもしれない。
なぜなら、巴マミの戦う理由、それは―――
巴マミは人間の価値がどうとか、誰を助けるべきなのか、そんなことを気にして戦っているわけではない。
ゆえに、美樹さやかにとって、佐倉杏子にとって憧れの先輩なのだから。
だが、彼女はなぜ戦うのか、どうして人間を守るのか。その答えなど持ってはいなかった。
いや、そこには触れてはいけなかったのかもしれない。
なぜなら、巴マミの戦う理由、それは―――
「そこまでにしておけ」
見かねた総一郎が会話に割り込む。
「彼女はまだ子供だ。それにようやく落ち着いてきたところなんだ。
あまりおかしなことを聞くのは流石に避けるべきだろう」
「……」
あまりおかしなことを聞くのは流石に避けるべきだろう」
「……」
ミュウツーは少し何か考えた後、おもむろにバッグから取り出した何かを巴マミの傍に置いた。
「餞別だ。また会うことがあれば改めて話をさせてくれ」
そう言って部屋から出て行った。
「……」
「まあ、何、気にすることはない。君も少し心と体を落ち着かせた方がいいだろう?」
「その、たっく…乾巧って人は…?」
「今は少し事情があってここにはいない。まあ大丈夫のはずだ」
「そう…、ですか…」
「まあ、何、気にすることはない。君も少し心と体を落ち着かせた方がいいだろう?」
「その、たっく…乾巧って人は…?」
「今は少し事情があってここにはいない。まあ大丈夫のはずだ」
「そう…、ですか…」
悲しみと安心の入り混じったような声を、小さく発したマミ。
ふと視線を下にやると、そこにあったのはうんまい棒コーンポタージュ味。一本10円ほどの安くて手ごろな駄菓子であった。
いつだったか、共に戦っていた彼女がその手ごろさと味から好んで食べていたような気がする。
ふと視線を下にやると、そこにあったのはうんまい棒コーンポタージュ味。一本10円ほどの安くて手ごろな駄菓子であった。
いつだったか、共に戦っていた彼女がその手ごろさと味から好んで食べていたような気がする。
うんまい棒を握る手にどこからともなく雫が落ちた。
「あれ…、私、泣いて…」
魔法少女として戦う以上、いずれは訪れるであろう死。
魔女との戦いで、あるいは魔法少女同士の縄張り争いで命を落とすものも見てきた。
だが、彼女はそんな中でも唯一親密な関係になれた魔法少女だったのだ。
その彼女がもういない。
改めてその事実に気づいたとき、目から溢れる涙を堪えることなどできなかった。
魔女との戦いで、あるいは魔法少女同士の縄張り争いで命を落とすものも見てきた。
だが、彼女はそんな中でも唯一親密な関係になれた魔法少女だったのだ。
その彼女がもういない。
改めてその事実に気づいたとき、目から溢れる涙を堪えることなどできなかった。
「う…、あ、うああああああああああぁぁぁ…!!」
泣き崩れる巴マミの姿を見て、夜神総一郎は静かに部屋を出た。
あまり年頃の女の子が泣く姿を見るというものに心苦しいものがあった。自身も娘を持つ父親として。
あまり年頃の女の子が泣く姿を見るというものに心苦しいものがあった。自身も娘を持つ父親として。
(魔法少女、か。まだあんな子供じゃないか…)
部屋を出て一人、総一郎は考える。
以前佐倉杏子から聞いた彼女の印象とは随分と異なるものだった。
死の恐怖に怯え、友達の死に涙を流す少女。どこが正義の味方なものなのか。
そういえばその佐倉杏子自身も家族を亡くしていると聞いた。
以前佐倉杏子から聞いた彼女の印象とは随分と異なるものだった。
死の恐怖に怯え、友達の死に涙を流す少女。どこが正義の味方なものなのか。
そういえばその佐倉杏子自身も家族を亡くしていると聞いた。
「月、お前ならどうするんだ…?」
キラは家族を殺人鬼に殺され、しかし公平な裁きを加害者に与えられなかった者を救った。
なら、家族を失い孤独のまま戦う少女に対して救いをもたらすことはできたのだろうか。
そんなことは正直分からなかった。
ただ、仮にも息子だった者。本当に神になりたくてあのようなことをしたとだけは思いたくなかった。
なら、家族を失い孤独のまま戦う少女に対して救いをもたらすことはできたのだろうか。
そんなことは正直分からなかった。
ただ、仮にも息子だった者。本当に神になりたくてあのようなことをしたとだけは思いたくなかった。
◆
「全く、何が正義の味方だ。ただの小娘じゃないか」
C.C.は呟く。言葉の奥には美樹さやかの人を見る目の無さを責めるような口調があった。
あいつの説明だけだと、もっとキリッとした人間を想像していたが期待外れだった。
とはいえルルーシュと会ったというなら後々話を聞いておかなければならないのだろう。
だが、それも優先事項というわけでもないが。ルルーシュはもういないのだから。
あいつの説明だけだと、もっとキリッとした人間を想像していたが期待外れだった。
とはいえルルーシュと会ったというなら後々話を聞いておかなければならないのだろう。
だが、それも優先事項というわけでもないが。ルルーシュはもういないのだから。
「で、クロ、お前はどうするんだ?」
「シロナさんのこともあるし、ここから離れるわ。幸い、あの巴マミって人と会って収穫もあったし」
「シロナさんのこともあるし、ここから離れるわ。幸い、あの巴マミって人と会って収穫もあったし」
そう答えたクロは懐から何かを取り出す。それは鮮やかな色をした宝石が数個。
かつてその手のものを所持した経験があったC.C.にはそれがそれなりに高価なものであることには気づいたが、それを収穫という意味が読めなかった。
というか、いつの間に持ってきたのだろうか。
かつてその手のものを所持した経験があったC.C.にはそれがそれなりに高価なものであることには気づいたが、それを収穫という意味が読めなかった。
というか、いつの間に持ってきたのだろうか。
「巴マミのバッグから魔力を感じ取ったから持ってこさせてもらったわ。これ、知り合いの魔術師の宝石なの。
これでしばらく魔力供給に関してはどうにかなりそうだし」
「ちゃっかりしてるやつだな」
「いきなり銃で撃たれたんだからこれくらいいいでしょ。それにこっちは命かかってるのよ」
これでしばらく魔力供給に関してはどうにかなりそうだし」
「ちゃっかりしてるやつだな」
「いきなり銃で撃たれたんだからこれくらいいいでしょ。それにこっちは命かかってるのよ」
なぜ魔力とやらに命が結びつくのだろうか。
戦いの最中にそれが切れたらまずいということなのかもしれない。
聞いてみようかとも思ったが長々と説明されたら面倒だと考えてあえて聞かなかった。
戦いの最中にそれが切れたらまずいということなのかもしれない。
聞いてみようかとも思ったが長々と説明されたら面倒だと考えてあえて聞かなかった。
「でもさ、そのルルーシュって人のこと聞かなくてよかったの?仲間だったんでしょ?」
「ああ、だがそれももう過去の話だ。やつはもういない。今更聞くようなこともない。
「ああ、だがそれももう過去の話だ。やつはもういない。今更聞くようなこともない。
…なあ、クロ。生きる理由を失った者はこの場でどう生きればいいんだろうな」
「はぁ?」
「はぁ?」
なぜそんなことを聞いたのか、自分には分からない。
ただ自分では見つけられない答えを他人に求めただけなのかもしれない。
だからこそ――
ただ自分では見つけられない答えを他人に求めただけなのかもしれない。
だからこそ――
「何、あんた生きるつもりないの?」
「さあな、ただ生きようと思う理由が分からなくなった。それだけだ」
チャキッ
「さあな、ただ生きようと思う理由が分からなくなった。それだけだ」
チャキッ
このように剣を向けられるというのはそれなりに予想外であった。
目の前で突きつけられたのは白と黒の双剣。それが首筋で交差して突きつけられていた。
目の前で突きつけられたのは白と黒の双剣。それが首筋で交差して突きつけられていた。
「じゃあもしここで私があんたをこうやって斬りつけたとしても、何の問題も、何の後悔もなく安らかに死んでいけるっていうの?」
「それで殺せるかどうかは知らんが、殺してくれるなら抵抗はしないさ。私のこれまでを考えれば、私の命の価値など―」
シュッ
「それで殺せるかどうかは知らんが、殺してくれるなら抵抗はしないさ。私のこれまでを考えれば、私の命の価値など―」
シュッ
双剣は首の皮を切り裂く。
「生きようと思う理由?そんなものなければ生きられないの?
自分の命に価値がないって?なら見出しなさいよ。
私なんて生きる意味も理由も、生まれたときから無かったわよ」
自分の命に価値がないって?なら見出しなさいよ。
私なんて生きる意味も理由も、生まれたときから無かったわよ」
◆
そういえば以前ある人に戦う理由を聞いたことがあった。
自分達の出会いを否定し、それでも以前の生活に戻りたいと言った者のために戦う理由なんてあるのか、と。
彼女は迷わず答えた。彼女は私を友達と呼んでくれた。理由なんてそれだけでいいと。
そんな風に言える彼女が羨ましかったのかもしれない。
私には生まれたときから生きる意味などなかったのだから。
一つのとある目的のために生まれてきた私。だが、親はそれを放棄した。
記憶を、知識を封じた。まるでその存在などなかったのだとでもいうかのように。
それでも私はある奇跡のような偶然の元でこうやって生きている。何故?
自分自身で生きたいと願ったからだ。
そう思えた理由もあの時のもう一人の自分の言葉があったからだ。
この場においてもそうだ。もしシロナさんと出会わなければきっとあのオルフェノクに殺されていた。
それに何か意味があるのかは知らない。だが今こうして生きている事実ははっきりとあるのだから。
生きる理由なんて知らない。意味なんて知らない。
おめおめと殺されてやるつもりなどない、命ある限り抗ってやる。
自分達の出会いを否定し、それでも以前の生活に戻りたいと言った者のために戦う理由なんてあるのか、と。
彼女は迷わず答えた。彼女は私を友達と呼んでくれた。理由なんてそれだけでいいと。
そんな風に言える彼女が羨ましかったのかもしれない。
私には生まれたときから生きる意味などなかったのだから。
一つのとある目的のために生まれてきた私。だが、親はそれを放棄した。
記憶を、知識を封じた。まるでその存在などなかったのだとでもいうかのように。
それでも私はある奇跡のような偶然の元でこうやって生きている。何故?
自分自身で生きたいと願ったからだ。
そう思えた理由もあの時のもう一人の自分の言葉があったからだ。
この場においてもそうだ。もしシロナさんと出会わなければきっとあのオルフェノクに殺されていた。
それに何か意味があるのかは知らない。だが今こうして生きている事実ははっきりとあるのだから。
生きる理由なんて知らない。意味なんて知らない。
おめおめと殺されてやるつもりなどない、命ある限り抗ってやる。
それがクロの、この場における意思。
だから、生きる意味を失ったといって生きる意志すら無くす者を許容できなかった。
だから、生きる意味を失ったといって生きる意志すら無くす者を許容できなかった。
◆
「ふん、齢2桁も怪しい小娘が私に説教か?」
「そうね、生憎現界して数ヶ月の小娘よ。
別に説教する気もないし、死にたいなら死ねばいいわ。
でもね、生きる理由とか意味とか、そんなもの私の前で語らないでくれる?」
「そうね、生憎現界して数ヶ月の小娘よ。
別に説教する気もないし、死にたいなら死ねばいいわ。
でもね、生きる理由とか意味とか、そんなもの私の前で語らないでくれる?」
C.C.は鋭い眼でクロをにらみつけるが、クロも引かない。
C.C.がどんな人生を送ってきたかなどクロは知らない。興味もない。
だから生きていればいいことがある、などと言うつもりはない。C.C.を導くつもりも毛頭無い。
ただ、さっきの言葉は、今のクロには聞き流せないものだった、それだけだ。
C.C.がどんな人生を送ってきたかなどクロは知らない。興味もない。
だから生きていればいいことがある、などと言うつもりはない。C.C.を導くつもりも毛頭無い。
ただ、さっきの言葉は、今のクロには聞き流せないものだった、それだけだ。
「生きる理由、か」
不意にC.C.の後ろに現れるミュウツー。
いつからいたのか、話をある程度聞いていた様子だ。
いつからいたのか、話をある程度聞いていた様子だ。
「お前はそれを持っているのか?」
「何よあんた」
「お前に聞きたい。生きる理由とはどうやって見出すことができるものなのだ?
なぜ自分がここにいるか、その理由が無くても生きていけるのか?」
「当たり前じゃない」
「何よあんた」
「お前に聞きたい。生きる理由とはどうやって見出すことができるものなのだ?
なぜ自分がここにいるか、その理由が無くても生きていけるのか?」
「当たり前じゃない」
ミュウツーは何かを考えるようにクロを見つめ、視界から去っていった。
「……何かどうでもよくなったわ」
飽きたようにクロは双剣をくるくる回した後で腰辺りに吊り下げた。
「まあ悪かったわよ、いきなり剣向けたことは」
「気にするな。割と慣れてる」
「気にするな。割と慣れてる」
◆
C.C.、ゼロ、ユーフェミア、夜神総一郎、ニャース、巴マミは結局政庁に留まることになった。
近くにゼロ(マッチョの怪物の方)がいるというのも警戒しなければいけないことではあったが、逆に動きまわることで遭遇してしまっても危険だ。
特にニャース、巴マミは負傷しているため動きまわることは難しい。もしこっちに向かってきた場合は、まあ諦めるしかないだろう。
近くにゼロ(マッチョの怪物の方)がいるというのも警戒しなければいけないことではあったが、逆に動きまわることで遭遇してしまっても危険だ。
特にニャース、巴マミは負傷しているため動きまわることは難しい。もしこっちに向かってきた場合は、まあ諦めるしかないだろう。
クロはシロナを待たずして出発した。
イリヤのことがやはり気がかりになったようである。シロナのことは、案外移動していれば会うこともあるだろうという考えもあった様子だ。
赤い外套を翻して政庁の窓を飛び出す。その腰に携えられているのは先ほど投影した干将莫邪。
イリヤのことがやはり気がかりになったようである。シロナのことは、案外移動していれば会うこともあるだろうという考えもあった様子だ。
赤い外套を翻して政庁の窓を飛び出す。その腰に携えられているのは先ほど投影した干将莫邪。
「で、あんたどうして付いてきたのよ」
「……」
「……」
走るクロの後ろにはミュウツーがはり付いてきている。
足を動かすこともなくまるで浮遊するかのように地面を滑っている姿はなかなか面白いものではあるが。
足を動かすこともなくまるで浮遊するかのように地面を滑っている姿はなかなか面白いものではあるが。
「シロナ――シンオウ地方なるところでのチャンピオン。お前に付いて行けば会えそうな気がするのでな」
「ふーん、まあ別にいいけど」
「ふーん、まあ別にいいけど」
ミュウツーは言わなかったが、彼がクロに付いていった理由はそれだけではない。
何故か彼女からは親近感を感じたのだ。
生まれたときには生きる理由も意味もなかったと言った目の前の少女。それは自分自身が知りたいと思った疑問だ。
そして今、私と似た疑問を抱えた少女はこうやって迷うこともなく生きている。
彼女がいかに答えを見つけ出したのか、生きようと思えるようになったのか、非常に興味を持った。
未だ見つからない答え、クロエ・フォン・アインツベルンという存在であれば示せるのではないかという期待。
それがミュウツーが彼女に同行した理由である。
何故か彼女からは親近感を感じたのだ。
生まれたときには生きる理由も意味もなかったと言った目の前の少女。それは自分自身が知りたいと思った疑問だ。
そして今、私と似た疑問を抱えた少女はこうやって迷うこともなく生きている。
彼女がいかに答えを見つけ出したのか、生きようと思えるようになったのか、非常に興味を持った。
未だ見つからない答え、クロエ・フォン・アインツベルンという存在であれば示せるのではないかという期待。
それがミュウツーが彼女に同行した理由である。
「でも邪魔だけはしないでよね」
「分かっている」
「分かっている」
◆
「ったく、小娘のくせに言ってくれる…」
C.C.は走り去るクロとミュウツーの背を窓から眺めながら呟く。
クロの言わんとすることは分かった。だが納得はできなかった。
あいつはようやく得られた存在意義を失ったことなどないのだろう。
私がそれをどれほど繰り返してきたか、あいつは知らない。
だがそんなことを口にすることはない。同情でも誘う気ならまだしも実際に口に出すのは論外だ。
それにあいつが言うこともまたある意味では真実。
心の整理をつけなければいけないだろう。今後のこと、この場でのこと、その全てを。
クロの言わんとすることは分かった。だが納得はできなかった。
あいつはようやく得られた存在意義を失ったことなどないのだろう。
私がそれをどれほど繰り返してきたか、あいつは知らない。
だがそんなことを口にすることはない。同情でも誘う気ならまだしも実際に口に出すのは論外だ。
それにあいつが言うこともまたある意味では真実。
心の整理をつけなければいけないだろう。今後のこと、この場でのこと、その全てを。
ふと近くにいる包帯でグルグル巻きになった生き物に問いかける。
「なあニャース、お前は自分の生きる意味について考えたことはあるか?」
「にゃ、そんにゃの、知らないにゃ」
「にゃ、そんにゃの、知らないにゃ」
返答は特に何ということもない当たり障りのないもの。
だがそれが普通なのだろう。普通に生きていくうえでは。
だがそれが普通なのだろう。普通に生きていくうえでは。
「だけどにゃ、もし帰ることができても、もうジャリボーイはいないにゃ…。
でもにゃー達はロケット団の一員としてこれまで通り生きていくんにゃと思ったらにゃ…」
「………」
でもにゃー達はロケット団の一員としてこれまで通り生きていくんにゃと思ったらにゃ…」
「………」
「ゼロ、お前は――いや、なんでもない」
問いかけは黒い仮面を被った男に掛けられたもの。
だがこいつにそれは地雷だと気付き、問いかけるのを止める。
だがこいつにそれは地雷だと気付き、問いかけるのを止める。
C.C.は一つ溜め息をついて改めて巴マミの休む部屋に足を進めた。
【D-2/政庁付近/一日目 午前】
【C.C.@コードギアス 反逆のルルーシュ】
[状態]:魔力減少(小)
[装備]:なし
[道具]:基本支給品一式、病院で集めた道具
[思考・状況]
基本:これからどうしたいのかを考える
1:心の整理をつける
2:巴マミが落ち着き次第、詳しい話を聞く
3:さやかの答えを聞きたいが、また会えることに期待はしない
4:プラズマ団に興味は無い。
5:ミュウツーは見た目に反して子供と認識。
[備考]
※参戦時期は21話の皇帝との決戦以降です
※ニャースの知り合い、ポケモン世界の世界観を大まかに把握しました
※ディアルガ、パルキアというポケモンの存在を把握しました
※桜とマオ以外の学園に居たメンバーの事を大体把握しました(あくまで本人目線)
[状態]:魔力減少(小)
[装備]:なし
[道具]:基本支給品一式、病院で集めた道具
[思考・状況]
基本:これからどうしたいのかを考える
1:心の整理をつける
2:巴マミが落ち着き次第、詳しい話を聞く
3:さやかの答えを聞きたいが、また会えることに期待はしない
4:プラズマ団に興味は無い。
5:ミュウツーは見た目に反して子供と認識。
[備考]
※参戦時期は21話の皇帝との決戦以降です
※ニャースの知り合い、ポケモン世界の世界観を大まかに把握しました
※ディアルガ、パルキアというポケモンの存在を把握しました
※桜とマオ以外の学園に居たメンバーの事を大体把握しました(あくまで本人目線)
【枢木スザク@コードギアス 反逆のルルーシュ】
[状態]:細マッチョのゼロ、「生きろ」ギアス継続中、疲労(小)
[装備]:バスタードソード@現実、ゼロの仮面と衣装@コードギアス 反逆のルルーシュ
[道具]:基本支給品一式(水はペットボトル3本)、ランダム支給品0~1
[思考・状況]
基本:アカギを捜し出し、『儀式』を止めさせる
1:これからどうするか考える
2:なるべく早くユーフェミアと同行してくれる協力者を捜し、政庁に行ってもらいたい
3:「生きろ」ギアスのことがあるのでなるべく集団での行動は避けたい
4:
[備考]
※TURN25『Re;』でルルーシュを殺害したよりも後からの参戦
※ゼロがユーフェミアの世界のゼロである可能性を考えています
※学園にいたメンバーの事は顔しかわかっていません。
[状態]:細マッチョのゼロ、「生きろ」ギアス継続中、疲労(小)
[装備]:バスタードソード@現実、ゼロの仮面と衣装@コードギアス 反逆のルルーシュ
[道具]:基本支給品一式(水はペットボトル3本)、ランダム支給品0~1
[思考・状況]
基本:アカギを捜し出し、『儀式』を止めさせる
1:これからどうするか考える
2:なるべく早くユーフェミアと同行してくれる協力者を捜し、政庁に行ってもらいたい
3:「生きろ」ギアスのことがあるのでなるべく集団での行動は避けたい
4:
[備考]
※TURN25『Re;』でルルーシュを殺害したよりも後からの参戦
※ゼロがユーフェミアの世界のゼロである可能性を考えています
※学園にいたメンバーの事は顔しかわかっていません。
【ニャース@ポケットモンスター(アニメ)】
[状態]:ダメージ(大)、全身に火傷(処置済み)、気絶中
[装備]:なし
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品1~3(確認済)
[思考・状況]
基本:サカキ様と共にこの会場を脱出
1:しばらくここで待つ。その間にどうするかを考える
2:C.C.の言っていることは難しくて分からんニャ
3:そういえばポッチャマはどこに行ったニャ?
[備考]
※参戦時期はギンガ団との決着以降のどこかです
※桜とマオとスザク以外の学園に居たメンバーの事を大体把握しました(あくまで本人目線
[状態]:ダメージ(大)、全身に火傷(処置済み)、気絶中
[装備]:なし
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品1~3(確認済)
[思考・状況]
基本:サカキ様と共にこの会場を脱出
1:しばらくここで待つ。その間にどうするかを考える
2:C.C.の言っていることは難しくて分からんニャ
3:そういえばポッチャマはどこに行ったニャ?
[備考]
※参戦時期はギンガ団との決着以降のどこかです
※桜とマオとスザク以外の学園に居たメンバーの事を大体把握しました(あくまで本人目線
【ユーフェミア・リ・ブリタニア@コードギアス ナイトメア・オブ・ナナリー】
[状態]:健康
[装備]:防犯ブザー@現実
[道具]:基本支給品一式(水はペットボトル1本)、シグザウエルP226(16/15+1)@現実、スタンガン@現実、モンスターボール(空)(ヒカリのポッチャマ)@ポケットモンスター(アニメ)
[思考・状況]
基本:この『儀式』を止める
1:今は政庁にて今後のことを考える
2:スザク(@ナイトメア・オブ・ナナリー)と合流したい
3:他の参加者と接触し、状況打開のための協力を取り付けたい
4:細マッチョのゼロ(スザク)は警戒しなくてもいい……?
5:ルルーシュ……
[備考]
※CODE19『魔女の系譜Ⅲ-コードギアス-』でゼロの乱入した戦場からロイドに連れられ避難したよりも後からの参戦
※名簿に書かれた『枢木スザク』が自分の知るスザクではない可能性を指摘されました
※『凶悪犯罪者連続殺人事件 被害者リスト』を見ました
※もう一人のゼロの存在を知りました。同時に細マッチョのゼロがゼロではないことを確信しました
[状態]:健康
[装備]:防犯ブザー@現実
[道具]:基本支給品一式(水はペットボトル1本)、シグザウエルP226(16/15+1)@現実、スタンガン@現実、モンスターボール(空)(ヒカリのポッチャマ)@ポケットモンスター(アニメ)
[思考・状況]
基本:この『儀式』を止める
1:今は政庁にて今後のことを考える
2:スザク(@ナイトメア・オブ・ナナリー)と合流したい
3:他の参加者と接触し、状況打開のための協力を取り付けたい
4:細マッチョのゼロ(スザク)は警戒しなくてもいい……?
5:ルルーシュ……
[備考]
※CODE19『魔女の系譜Ⅲ-コードギアス-』でゼロの乱入した戦場からロイドに連れられ避難したよりも後からの参戦
※名簿に書かれた『枢木スザク』が自分の知るスザクではない可能性を指摘されました
※『凶悪犯罪者連続殺人事件 被害者リスト』を見ました
※もう一人のゼロの存在を知りました。同時に細マッチョのゼロがゼロではないことを確信しました
【夜神総一郎@DEATH NOTE(映画)】
[状態]:健康
[装備]:救急車(運転中)、羊羹(2/3)羊羹切り
[道具]:天保十二年のシェイクスピア [DVD]@現実、不明支給品1(本人未確認)
[思考・状況]
基本:警察官として行動する。
1:巴マミが気がかり
2:警察官として民間人の保護。
3:真理を見つけ、保護する。
4:約束の時間に草加たちと合流する。
5:月には犯罪者として対処する。だができればもう一度きちんと話したい。
6:魔法少女とは何なのだ…?
[備考]
※参戦時期は後編終了後です
※平行世界についてある程度把握、夜神月がメロの世界の夜神月で間違いないだろうと考えています。
[状態]:健康
[装備]:救急車(運転中)、羊羹(2/3)羊羹切り
[道具]:天保十二年のシェイクスピア [DVD]@現実、不明支給品1(本人未確認)
[思考・状況]
基本:警察官として行動する。
1:巴マミが気がかり
2:警察官として民間人の保護。
3:真理を見つけ、保護する。
4:約束の時間に草加たちと合流する。
5:月には犯罪者として対処する。だができればもう一度きちんと話したい。
6:魔法少女とは何なのだ…?
[備考]
※参戦時期は後編終了後です
※平行世界についてある程度把握、夜神月がメロの世界の夜神月で間違いないだろうと考えています。
【巴マミ@魔法少女おりこ☆マギカ】
[状態]:ソウルジェム(汚染率:中)、絶対遵守のギアス発動中(命令:生きろ)、大きな悲しみ、精神不安定
[装備]:魔法少女服
[道具]:共通支給品一式×2、遠坂凛の魔術宝石×5@Fate/stay night、ランダム支給品0~2(本人確認済み)、不明支給品0~2(未確認)、グリーフシード(未確認)、
うんまい棒コーンポタージュ味@魔法少女まどか☆マギカ
[思考・状況]
基本:魔法少女として戦い、他人を守る。だけど…
1:私はどうしたらいいの…?
2:自分が怖い
3:佐倉さん…
4:たっくんに会いたい、けど会いたくない
[備考]
※参加時期は第4話終了時
※ロロのヴィンセントに攻撃されてから以降の記憶は断片的に覚えていますが抜けている場所も多いです
※見滝原中学校の制服は血塗れになっています
※第一回定時放送を聞き逃しました。禁止エリア、死者などは把握していません
[情報]
※ロロ・ヴィ・ブリタニアをルルーシュ・ランペルージと認識
※金色のロボット=ロロとは認識していない
※蒼い魔法少女(美樹さやか)は死亡したと認識
[状態]:ソウルジェム(汚染率:中)、絶対遵守のギアス発動中(命令:生きろ)、大きな悲しみ、精神不安定
[装備]:魔法少女服
[道具]:共通支給品一式×2、遠坂凛の魔術宝石×5@Fate/stay night、ランダム支給品0~2(本人確認済み)、不明支給品0~2(未確認)、グリーフシード(未確認)、
うんまい棒コーンポタージュ味@魔法少女まどか☆マギカ
[思考・状況]
基本:魔法少女として戦い、他人を守る。だけど…
1:私はどうしたらいいの…?
2:自分が怖い
3:佐倉さん…
4:たっくんに会いたい、けど会いたくない
[備考]
※参加時期は第4話終了時
※ロロのヴィンセントに攻撃されてから以降の記憶は断片的に覚えていますが抜けている場所も多いです
※見滝原中学校の制服は血塗れになっています
※第一回定時放送を聞き逃しました。禁止エリア、死者などは把握していません
[情報]
※ロロ・ヴィ・ブリタニアをルルーシュ・ランペルージと認識
※金色のロボット=ロロとは認識していない
※蒼い魔法少女(美樹さやか)は死亡したと認識
【D-2/市街地/一日目 午前】
【クロエ・フォン・アインツベルン @Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ】
[状態]:疲労(小)、魔力消費(小)
[装備]:戦闘服、
[道具]:基本支給品、グリーフシード×1(濁り:満タン)@魔法少女まどか☆マギカ、不明支給品0~2、遠坂凛の魔術宝石×5@Fate/stay night
[思考・状況]
基本:みんなと共に殺し合いの脱出
1:みんなを探す。今はシロナさんとイリヤを優先
2:お兄ちゃんに危害を及ぼす可能性のある者は倒しておきたい
3:どうしてサーヴァントが?
4:9時に政庁に集合する
[備考]
※3巻以降からの参戦です
※通常時の魔力消費は減っていますが投影などの魔術による消耗は激しくなっています(消耗率は宝具の強さに比例)
[状態]:疲労(小)、魔力消費(小)
[装備]:戦闘服、
[道具]:基本支給品、グリーフシード×1(濁り:満タン)@魔法少女まどか☆マギカ、不明支給品0~2、遠坂凛の魔術宝石×5@Fate/stay night
[思考・状況]
基本:みんなと共に殺し合いの脱出
1:みんなを探す。今はシロナさんとイリヤを優先
2:お兄ちゃんに危害を及ぼす可能性のある者は倒しておきたい
3:どうしてサーヴァントが?
4:9時に政庁に集合する
[備考]
※3巻以降からの参戦です
※通常時の魔力消費は減っていますが投影などの魔術による消耗は激しくなっています(消耗率は宝具の強さに比例)
【ミュウツー@ポケットモンスター(アニメ)】
[状態]:軽傷 、疲労(小)
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、不明支給品0~1(確認済み)
[思考・状況]
基本:人間とは、ポケモンとは何なのかを考えたい
1:クロに非常に興味
2:プラズマ団の言葉と、Nという少年のことが少し引っかかってる。
3:できればさやかと海堂、ルヴィア、アリスとほむらとはもう一度会いたいが……
4:プラズマ団はどこか引っかかる。
5:サカキには要注意
[備考]
※映画『ミュウツーの逆襲』以降、『ミュウツー! 我ハココニ在リ』より前の時期に参加
※藤村大河から士郎、桜、セイバー、凛の名を聞きました。 出会えば隠し事についても聞くつもり
※桜とマオとスザク以外の学園に居たメンバーの事を大体把握しました(あくまで本人目線)
[状態]:軽傷 、疲労(小)
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、不明支給品0~1(確認済み)
[思考・状況]
基本:人間とは、ポケモンとは何なのかを考えたい
1:クロに非常に興味
2:プラズマ団の言葉と、Nという少年のことが少し引っかかってる。
3:できればさやかと海堂、ルヴィア、アリスとほむらとはもう一度会いたいが……
4:プラズマ団はどこか引っかかる。
5:サカキには要注意
[備考]
※映画『ミュウツーの逆襲』以降、『ミュウツー! 我ハココニ在リ』より前の時期に参加
※藤村大河から士郎、桜、セイバー、凛の名を聞きました。 出会えば隠し事についても聞くつもり
※桜とマオとスザク以外の学園に居たメンバーの事を大体把握しました(あくまで本人目線)
※巴マミ以外の人物は政庁にておおまかに情報交換を行いました。しかし以下の情報は明かされていない様子です
・ルルーシュを殺したのは巴マミ
・ポッチャマが暁美ほむら達に同行したこと
・美樹さやかが生きているということ(C.C.達もその発想に至っていない可能性有)
・ルルーシュを殺したのは巴マミ
・ポッチャマが暁美ほむら達に同行したこと
・美樹さやかが生きているということ(C.C.達もその発想に至っていない可能性有)
※以下二つはミュウツーに支給されたものです
【うんまい棒コーンポタージュ味@魔法少女まどか☆マギカ】
佐倉杏子が9話にて鹿目まどかに送った食べ物。
駄菓子屋などで広く売られているスナック。1本10円。
佐倉杏子が9話にて鹿目まどかに送った食べ物。
駄菓子屋などで広く売られているスナック。1本10円。
【ラムのみ@ポケットモンスター(ゲーム)】
状態異常を回復することができる木の実。
毒、火傷、眠り、麻痺、凍り、混乱状態が該当する。
状態異常を回復することができる木の実。
毒、火傷、眠り、麻痺、凍り、混乱状態が該当する。
086:Cross point | 投下順に読む | 088:氷の魔王―ジ・アイス― |
時系列順に読む | ||
071:REINCARNATION | 枢木スザク | 088:氷の魔王―ジ・アイス― |
ユーフェミア・リ・ブリタニア | ||
C.C | ||
ニャース | ||
078:独りの戦い | 巴マミ | |
夜神総一郎 | ||
クロエ・フォン・アインツベルン | 100:Juggernaut-黒き零の魔人達 | |
081:外見と心象の違い | ミュウツー |