セトルラーム・イドゥアム相互移民協定


概要

 セトルラーム・イドゥアム相互移民協定は、共立公暦0年、戦後被差別難民への保障に関して取り決めた二国間協定。
これにより、長らく問題となっていた海賊対策も進められる見通しが立ち、500年にわたる両国間の外交問題を収束させた。

歴史


内容

  • セトルラーム共立連邦は、被差別テルスヴィネル族(角なし)を始めとする帝国からの移民を一定数受け入れる。
  • ユミル・イドゥアム連合帝国は、ツォルマリア人に対する差別政策を完全に撤廃。係る漂流難民を一定数受け入れる。
  • 以上の履行にあたって、両国政府は係る社会保障プログラムの向上に努める。
  • また、この協定は以後100年間、段階的に履行されることを定め、両国政府は共立機構による監視のもと、係る情報の共有を徹底する。

問題点

 本協定の施行後、帝国国内においては連邦行きの貧困層が長蛇の列を形成。国際社会から事実上の棄民政策と見なされ、帝国政府は以後の孤立を深めた。
一方、かねてから対象の保護政策を進めていた連邦国内においても失業者の不満が高まり、より左傾化したフリートン政権の返り咲きを招いてしまった。

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外交
最終更新:2022年06月06日 22:16