現象魔法 > 術式学 > 属性魔法

属性魔法(古典ヘウェカ語:toq acey)は、現象魔法術式学の一つで主にナツィアーロアヴェアヘルが中心となって発達した。


原語表現

言語 ラテン字転写 カタカナ転写
古典ヘウェカ語 宮廷方言 acey toq アジェイ・トク
冒険者方言 hacey toq ハジェイ・トク
現代ヘウェカ語 acê toq アジェー・トク
ヴァンジェ語 侯式 hrand shlunfoot asee フランド・シュルントフォート・アセー
市民 hàng shûn fuōt a-se ハン・シュン・フォッ・アセー

概要

 アヴェアヘルの民族が体内に有するシェー(魔法石)に共鳴する呪文を用いることで、活性化したシェーが体内の魔力を利用して魔法を発動する。アヴェアヘルの中でもスウェンドセームはシェーを持たないため、遺体から摘出したシェーを凝縮したアーティファクトを アオセンベライヒ として利用する。

魔法学

 現象魔法理論においては、アーティファクト及び体内シェーをアオセンベライヒ( レーデ ムジーク の特殊外装に相当)として利用したもので、主に アイゲンシャフテン・デス・エアシャイヌングスビルデス フェノマギーを発現させると分析できる。

呪文論

 基本的には現地のフィラン多神教に由来する神秘論を基礎とした呪文を用いる。しかし、単純な術式や簡易的な魔法に関しては、短い詠唱によるものも用いられる。

worëc op. 治癒せよ(治癒魔法の呪文)

femil, afehaxelën exal! フェミルよ、私の祝福に従い下されよ!(風刃魔法の呪文)

呪文形態論

 基本的には古典ヘウェカ語を用いる。一般呪文形態論上の解析に基づくと以下の様になる。

  • 古典語の音韻上、呪文韻律は開閉で解釈
  • 簡易呪文は "開閉閉律" が有効
  • 神秘論詠唱の場合は、より広く "語末閉韻" が有効だが、神秘論の厳密性が必要
最終更新:2024年10月05日 01:06