生年月日 |
不明 |
年齢 |
35歳 共立公暦1000年時点. |
出生地 |
日本国大阪府大坂市 (現:アケノミヤ学区) |
民族 |
日本人 |
所属組織 |
ユピトル学園主権連合体 大日本帝国陸軍(自称) |
最終階級 |
謎 |
渾名 |
怪人13号(←拒否) |
概要
霧島兵一郎は、数ある異世界の一つ、1900年代初頭の日本から転移してきた。大和魂を胸に刻みつけ威風堂々たる道を歩む者。強気をくじき、弱気を救けるために多くの悪事を暴き出し、バウンティハンターとしての活躍も見せるようになった。一言で述べると、メンドクサイ男という見方もできそうだが。当の本人は大真面目である。「耐え難きを耐え、偲び難きを偲び」という言葉は、この男の中に存在せず、分かりやすい悪事を見かけるとつい光輝く鉄拳制裁をお見舞いしてしまう。そのため、思想が異なる多くの正義人から目の敵にされており、常に追われる立場となって久しいわけだが……。それでも平一郎が止まることはないだろう。悪いものは悪い。良いもの良い。それが彼の信念であり、生きる原動力となっているのだから。あと、ギャグセンスが皆無に等しい点も見どころである。
自己紹介
自己紹介だと?こんな、得体の知れぬ機械にか?……ベラベラと語るのは好かん。男たるもの、背中で語れ。(QED証明終了)
来歴
霧島兵一郎は、1880年代の日本、大阪府大坂市に生まれ育った。彼の幼少期は厳格な家庭環境の中で育まれたが、その家庭は愛情に満ち溢れ、大和魂を重んじる伝統的な日本の価値観を大切にしていた。父親は厳しいが正義感の強い人物であり、母親は優しく包容力のある女性だった。兵一郎はその両親から正義とは何か、人としての在り方を学んだ。少年期には近所で起きた事件や社会の不正を目の当たりにし、多くの悪事を見てきた。その経験が彼の強い正義感を育んだ。ある日、友人が不良にいじめられている場面に遭遇し、自らの身を顧みずに友人を救うために立ち向かい、その勇気が友人や周囲の大人たちから称賛された。この経験が彼にとっての正義の在り方を確固たるものにした。時が経ち、兵一郎は大日本帝国陸軍に入隊した。当時の日本は激動の時代を迎えており、彼も数々の戦闘や困難な任務に従事した。そこで彼は戦争の悲惨さや人間の醜い一面を目の当たりにし、戦友を失い民間人が無残にも巻き込まれる光景を見たことで、彼の心には深い傷が刻まれた。しかし、この経験が彼の「悪を許さない」という信念をさらに強固なものとした。戦後、彼は異世界への転移を経験した。突然の出来事に戸惑いながらも、新たな世界での生き方を模索した。この世界では彼が知っている価値観とは全く異なるルールや倫理観が存在していた。彼の過去の経験と新たな世界での生活が交差する中で、彼は自身の正義感を貫くことの難しさと、それでも正義を守ることの意義を再認識した。霧島兵一郎は、多くの悪事を見てきた過去を持ちながらも、それに屈せずに戦い続ける強い意志を持つ人物だ。その内に秘めた苦しみや葛藤は彼の表に出さない一面として存在しているが、それが彼の強さの源でもある。彼の物語は正義とは何か、人としての在り方とは何かを問いかけるものとなっている。
人物
霧島兵一郎は、軍服にマントを羽織った姿で近所を練り歩く。普通に見ると完全にやべえおっさんだが、実際に話してみると意外にも理論的で分物を持った男だ。しかし、その異様な外見と相まって、彼の行動はしばしば注目の的になる。ある日のこと、自分家の玄関にしょんべんを垂れている
異星人猫を発見した兵一郎は、光り輝く鉄拳をお見舞いし、猫に猛省への道を切り開いた。このエピソードは近所で瞬く間に広まり、「玄関前の勇者」として密かに語り継がれることとなった。彼の日常は一見普通のようでありながらも、常にどこか奇妙な事件に巻き込まれている。例えば、街の公園で忍者のコスプレをした少年たちと即席の戦闘訓練を行ったり、秘密結社に狙われていると思い込みながらも、その結社が実は地域の掃除隊だったことに気づかないまま協力してしまったりと、ユニークなエピソードが尽きない。彼の正義感とやる気が空回りすることも多く、コミカルなシーンを生み出す一方で、その熱意と誠実さが人々の心を掴むのだ。
エリカ・キリシマとの関係
霧島兵一郎は、異世界で自分の架空の孫(兵一郎が結婚し、子をなした世界線の孫)である
エリカ・キリシマと出会った。エリカは飲む・打つ・暴れるの三拍子が揃ったやべえ女であり、その豪快な性格は兵一郎を驚かせた。彼女は酒場での飲み比べでは誰にも負けず、ギャンブルでは常に勝利を収め、喧嘩ではその腕っぷしの強さを見せつける。そんな彼女の姿に、兵一郎は初めは戸惑いを隠せなかったが、次第にその豪快さに魅了されるようになった。エリカは基本的に自分中心で、自分の欲望を満たすことに全力を注いでいる。しかし、その気まぐれな性格から時折気が向いた時にだけ人助けをすることもある。その助け方もまた豪快で、周囲を驚かせることが多い。例えば、酒場でトラブルに巻き込まれた客を一喝して追い払ったり、ギャンブルの勝ち分を気前よく分け与えたりすることもあるが、それも全て彼女の気まぐれ次第である。
霧島兵一郎とエリカの関係は、互いに影響を与え合う特別なものとなった。エリカの豪快な性格と奔放な行動は、兵一郎に新たな視点を提供し、その厳格な正義感に少しの柔軟さをもたらした。一方で、兵一郎の存在はエリカにとっても特別なものであり、彼の教えや存在感が彼女の行動に少なからぬ影響を与えている。ある日のこと、エリカは大掛かりなギャンブル計画を思いつき、兵一郎にその計画を持ちかけた。初めは戸惑いと反対を示した兵一郎だったが、エリカの熱意に負けて協力することにした。彼らは共に計画を実行し、大成功を収める。この経験を通じて、二人の絆はさらに深まり、エリカは兵一郎を「面倒くさいけど頼りになるジジイ」として、兵一郎はエリカを「手がかかるが見捨てられない孫娘」として、それぞれ特別な存在として認め合うようになった。エリカ・キリシマは、その破天荒な性格と豪快な行動で周囲を巻き込みながらも、祖父である霧島兵一郎との特別な絆を築き上げていった。彼女の存在は、兵一郎にとって新たな挑戦と成長の機会を与え、彼の人生に新たな意味をもたらしたのだった。
学生として
霧島兵一郎は
共立世界に転移後、
リンベルーク・アカデミアのサー・フォス・カレッジに入学した。35歳の彼は1880年代の日本で育ち、大日本帝国陸軍での経験を持つ異色の学生だ。この名門は彼にとって正義を追求する新たな戦場である。彼は令咏術-雷属性応用実技を専攻し、雷を纏った光輝く鉄拳を磨いている。異能物理学基礎も学び、戦闘スタイルに理論を加えようと努力する。サー・フォス・カレッジの実践的なカリキュラムは彼の行動派な性格に合っている。模擬戦闘演習では他の学生を圧倒する実力を見せる。一方で
遊理部に所属し、怪人No.13号として正規メンバーの立場で活動する。遊理部の自由奔放な文化に戸惑いつつ、正義感を活かして貢献を目指す。部内展示会では「悪を裁く鉄拳装置」を披露した。
エリカ・キリシマの突飛な提案に渋々協力し、成功を収めることもある。風紀委員会との対立では「学問の自由と正義」を主張し、活動を守る。彼は異能技術を正義の具現化と捉え、「悪を許さぬ世界を築く」目標を掲げる。遊理部の実験で装置が暴走した際は機転で収拾し、成長を見せた。過去の戦争経験や大和魂を異能教育に融合させ、独自の存在感を放つ。エリカとは豪快さに振り回されつつも絆を深め、
部長スーラの狂気的なアイデアに反発しながら共闘する。正義感と遊び心の間で葛藤しつつ、「正義は行動で示すもの」と信念を貫く。サー・フォス・カレッジでの学びを通じて、異能者としての新たな道を切り開いている。
戦闘能力
霧島兵一郎は、その戦闘能力においてまさに伝説的な存在である。彼の戦闘スタイルは、大和魂を全身に纏い、一挙手一投足にその強い意志を感じさせる。彼の武器は、近接戦闘での光輝く鉄拳と、遠距離から敵を仕留めるスナイパーライフルである。兵一郎の光輝く鉄拳は、その名の通り、敵に一撃を与える際にまばゆい光を放つ。その拳はまるで鋼鉄のように硬く、どんな敵であろうと一撃で粉砕する威力を持つ。彼の拳が光るのは、彼の内に秘めた強い正義感と怒りが具現化されたものであり、その光は敵に対する断固たる決意を象徴している。戦場において彼の拳が輝く時、それは敵に対する無情な裁きの始まりを意味する。彼の近接戦闘技術は洗練されており、迅速かつ正確な打撃で敵を無力化する。
一方で、彼のスナイパーライフルの腕前もまた一流である。兵一郎は遠距離から敵を正確に仕留める技術を持ち、まるで鷹の目のように正確に標的を捉える。彼のスナイパーライフルは特別製で、長距離でもブレることなく、正確に弾丸を送り込むことができる。彼は冷静沈着に狙撃ポイントを選定し、風の流れや敵の動きを計算に入れて完璧なショットを放つ。その射撃技術は、幾度となく彼を窮地から救い、彼に勝利をもたらしてきた。兵一郎の戦闘スタイルは、近接戦闘と遠距離戦闘の両方を巧みに使い分けるハイブリッドなものである。敵が接近する前に、まずはスナイパーライフルで遠距離から敵の数を減らし、接近してくる敵には光輝く鉄拳で迎え撃つ。その戦闘技術はまさに芸術の域に達しており、彼の前に立ちはだかる敵は次々と倒れていく。彼の動きは無駄がなく、まるで舞うように滑らかでありながら、その一撃一撃には鋭い刃のような力強さがある。
語録
贅沢は敵である。俺の道は常に険しいが、それが正しい道だ。
悪は見過ごせん。拳で裁きを下すのみ。
正義を胸に。ただそれだけだ。
義理と人情。これが俺の生き方だ。
信念を曲げることはない。絶対に。
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最終更新:2025年04月18日 20:09