概要
 共立公歴720年に存在が確認された大型船舶。常に40隻ほどの戦艦や巡洋艦に護衛されながら運用される事が前提。720年以降トローネ皇帝が宇宙空間を移動する際はほとんど宮殿母艦を使用しており、他の船に乗って移動する事は滅多にない。
設計思想
 護衛を受けて護られながら運用される事が前提の豪華客船という扱い。内装設計やデザインにはトローネ皇帝が直々に指揮を取り、この船を作る事を目的に、ヴィスプローメ家所有の無人惑星に建造ドックを建設した。3つの区画のうち皇帝区は特に豪華絢爛な内装となっており、白銀の宝石と金細工の装飾で彩られた施設が並んでいる。
皇室区
大広間/迎賓ホール
 幅数百メートル規模、天井には金縁の大フレスコ画。壁面には鏡張りと金のモールディング(巻き飾り)、床は白大理石+金縁のインレイ。「歓談」「国家儀式」「高官接見」が可能。
皇帝謁見室
 黄金のアーチ天井、装飾柱、宝石をあしらった玉座。背後には宇宙窓(大きな観星窓)で星辰を望む演出。音響/環境システムにより静寂と荘厳さを強調。
公式晩餐ギャラリー
 長大な晩餐テーブルが中央に配置。椅子の背もたれには金箔と精巧な彫刻。壁側には流れる水景+プラズマ映像で銀河・星系を映し出す。
近衛騎士団用ラウンジ・サロン
 優雅なアーチ窓、薄絹張りのカーテン、クリーム+金の壁面、シャンデリア(プラズマ発光/クリスタル風)、ピアノやハープの演奏もできるステージ付き。
観賞デッキ/テラス
 船外窓を大きく取り、開放感+宇宙眺望。床の金枠ガラスや強化透明パネル。夜間は宇宙背景を反射装飾が映し出し、「星の宮殿」のように演出。
王室寝室・プライベートエリア
 皇帝専用のベッドルーム、バスルーム(温水循環水景+小型噴水)、専用ドレッシングルーム、執務室、書斎。すべて金装飾と白銀宝石をあしらい、家具も宮廷調。
儀式ホール
移動中に宣誓式、祝賀式典を行う。壁面には銀河の星図が描かれ、天井には回転の星座イルミネーション。
記念ホール/ギャラリー
 トローネ皇帝の偉業/建艦の歴史を描いた巨大壁画、像、記章展示。金枠の展示ケースとプラズマスクリーンを組み合わせ、来賓・乗組員双方に印象付ける。
豪華廊下・階段室
 螺旋階段(例:真鍮+金メッキ手すり、白大理石ステップ)、壁は淡いブルーグレーのストゥッコ仕上げ+金縁。床は大理石モザイク、装飾灯具付き。
		| 宮殿母艦ケルフィリア内部 | プライベートエリア、トローネ専用ドレッシングルーム | 
		| ロビー | 迎賓ホール | 
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最終更新:2025年10月21日 00:20