蹂躙メモ

HO3:C国の参謀総長
貴方が居なければ、戦争は3年早く終結したとされる
__貴方は稀代の策士であり、軍師である。
D国の技術を盗み、その技術を広く普及させたことにより、貴方の作戦は思惑以上の効果と戦果を生み出した。
推奨技能…<製作(軍事作戦)>orそれに該当する技能。


皇 ミコト(すめらぎみこと)
  • 性別・男性(メスおにいさん)
  • 年齢・34
  • 職業・軍人(皇の血族・参謀総長)
  • 所属国家 C国「アマツカミ」

長い黒髪とロングコート、切れ長の目と安産型ムチムチヒップが特徴の美人なメスおにいさん。
幼少時は皇の姓では無く、母親の元々の姓であった「天祥院」を使っていた(天祥院命・てんしょういんみこと)
しかし独りで生きるようになってからは、出生を隠すためにも「ミコト」とだけ名乗っていた。


二つ名
  • アマツカミの薔薇
  • 智謀の毒婦
  • 皇の雌犬

使用兵器
  • 零式幽鬼兵・HIGAN
アマツカミ最新鋭の機械兵士、ステルス迷彩とレーザーブレード、長距離狙撃も可能な小型ビーム兵器を装備。
独立形態と憑依形態の2種に変形可能。
独立形態では兵士として単独で行動可能だが、憑依形態では甲冑のように内部を空洞化し、
それをミコトが纏う事によって、AIを超える彼の知略を生かした戦闘を行う事ができる。
搭載されているAI「HIGAN」は、ミコトが直々に開発した戦闘・戦闘補助AIである。
人格が存在し、ミコトの良き会話相手である。

  • 鬼骨装甲・ミコト式
ミコトのために開発された、容姿を損なわないままに身体の強度を高めた鬼骨装甲。
ただし容姿に影響しないレベルのため、通常の装甲よりも効果は低い。

大まかなプロフ
  • 東の列強国・軍事国家「アマツカミ」の参謀総長
稀代の策士にして軍師、類稀なる頭脳と傾国級の美貌により、34歳の若さでこの地位に上り詰める。
軍事作戦だけでなく、「交渉」の技にも優れ、他国の有力者との密談では、
その溢れる魅力で相手を堕とし、情報を奪い、更には個人的な弱みも握る。
一対一でも複数対一でも、殆どの雄が彼の魅惑に堕ちていった結果、世界のあちこちに彼の「穴兄弟」が多数存在する。

ついでに言えば部下からも慕われており、ハッキリ恋愛・敬愛の感情を示す者には「褒美」としてあっさり身を許す。
そんな姿勢のため、軍内にも多数の穴兄弟が存在し「ミコトが喰わぬ竿は無し」と、陰口を叩かれる事もしばしば。

しまいにはアマツカミの指導者「皇武人」と、その第一子である次期指導者「皇武久」を親子まとめてたぶらかし、
特に典型的なバカ息子タイプの武久を特に甘やかし、自分に依存させて傀儡のようにしてしまう。
 ※武久の階級は将軍(総司令官)、武人はその上の指導者(最高司令官)

だがミコトは皇一族が作り出した社会に怒りを抱いており、徹底した軍事・階級・格差社会であるアマツカミと、皇の破滅を企んでいた。

  • レジスタンスへの協力
アマツカミには反体制派のレジスタンス「暁の陽」が存在し、ミコトは彼らへの資金援助を含む、様々な手助けをしていた。
レジスタンスは戦乱に乗じて革命を起こし、現在はアマツカミ革命政権として、民主主義国家の再建を目指している。

首都アマテラスが戦場になり、武久を含む皇一族のほぼ全員が爆破事故で死亡したのも、全てミコトの計画。
更に言えば、自身が戦犯として処刑される事すらも想定の範囲内であり、獄中でも穏やかな微笑みを浮かべている。

ミコトを戦犯として連合に差し出したのも革命政権であるが、当然ながらこれもミコト自身の計画の内である。
※レジスタンスのリーダーはミコトの幼馴染である「神薙セイジ」、唯一の親友にして心から愛する存在。

ミコトとしては、権力者の私利私欲と理不尽にまみれた国を修正するためとはいえ、アマテラスを戦場にし、
無関係の国民の犠牲と、幼児を含む皇一族をほぼ皆殺しにした罪は許されないと考えている。

また、本来ならばアマテラスを戦場にせずとも戦争は三年早く終わっていた筈だが、
アマテラスを戦場にして革命を起こさせるため、策略によって戦いを引き延ばしたのも彼である。

  • 己ごと皇の血を断つ
参謀総長という責任ある立場から周囲に幾度も結婚を勧められていたが、
皇の血を断つべく「40になったら考えます」と一切の縁談を断っており、子はおらず未婚である。

…が、ミコトが心血を注いで開発したAI「HIGAN」には、彼の様々な思想・思考が記録されており、
革命後の国とセイジを支えるよう、想いを託している。


D国の技術盗難事件について
  • D国より液体金属とその加工技術を奪取
近年、アマツカミでは軍事兵器、主にロボット兵士の開発が活発である。
元々より高い技術を保有していたが、D国の要人(科学者)をミコトが直々に誘惑して亡命させ、
彼より得た技術によって新兵器「鬼骨装甲」の開発に成功する。

  • 鬼骨装甲
皮膚や筋肉に繊維状の特殊金属を織り込み、骨に特殊な液体金属を注入して、人の肉体を鋼のように作り変える。
これによって並の銃弾、爆発はきかなくなり、更なる改造を施せばより強靭になっていくが、
改造レベルが上がる程容姿に大きな影響がでる上、場合によっては精神異常を引き起こす。
この手術を受けた兵士は「鬼骨兵」と呼ばれ、最大レベルの改造を施された者は、まさに鬼のような容姿となる。

なお、レジスタンスにはこの鬼骨装甲手術を受けた者が何故か大量に存在し、
更には鬼骨装甲の技術を元に開発された機械兵士「幽鬼兵」(幽鬼連隊)も掌握している、革命が成功した原因もこれにある。


生い立ち ※先にひとつ下の「国について~都市構造」の確認を推奨※
  • 指導者「皇武人」の子「スメラギ・チルドレン」の一人。
「チルドレン」とは「高貴な国は優秀なる血によって支配されるべき」という、
初代指導者の思想により、旧皇族の令嬢や国中の美女を集めたハーレムにて「生産」された子供達。

チルドレンは過酷な英才教育を受け、優秀な者のみが高級官僚・将校として採用される。
官僚や将校になれない物も様々な企業に配備されて、皇独裁政治の一端を担う。

性別や身体機能など、妊娠後にDNAを操作され、全て「優れた男性」として産まれて来るが、
それでも誕生前の適性検査で基準値に満たなかった者は、生まれる前に母親ごと処分となる。

「皇の子は完璧であるべき」という思想から「完璧でない」子供は存在を許されず、
皇の名とIDを剥奪され、軍属の娯楽施設で強制堕胎手術を受け、その後は娼婦として死ぬまで働く。

ミコトの母は旧皇族の血を引く美女だが、生まれつき病弱・虚弱な体質で、
その特徴がミコトにも引き継がれてしまったため、出産数か月前に娯楽施設送りになる。
しかし途中で命からがら逃げだし、スラムで生き延びてミコトを出産。

だがIDの無い人間に人権やマトモな働き口など無く、母は結局売春婦として生計を立てるが、
ミコトが7歳の誕生日、客の暴力によって重傷を負い死んでしまう。

一人になったミコトは同じ境遇の子供達と暮らし、母親と同様に体を売り、皆の面倒を見てすごす。
この時、皇一族の策略によって父が犯罪者となり、下流に落とされスラム暮らしとなった少年「セイジ」と友達になる。
ミコトはアイディアに優れ、様々な遊びや物語を考えては子供たちを楽しませ、人気者であった。

だが10歳の誕生日、ミコトは人身売買業者に捕獲され、上流の中年将校に「愛玩用」として売り飛ばされる。
ミコトは妻に先立たれた孤独な中年男の愛人として過ごす事になるが、これが彼の人生を大きく変える切欠となった。

ある休日、将校が気まぐれに「多次元チェス」の相手をさせると、ミコトは初心者と思えない程の知略で圧勝する。
驚いた将校は再度勝負を挑むがやはり勝てず、その後も同じ軍の仲間を招いてミコトと対戦させるが、
彼はその全てに圧勝し、大人たちは舌を巻く。

これは逸材では…と、将校は人脈を使い、ミコトに中流のIDを取得させて教育を施し、軍学校の入学テストを受けさせる。
その結果、ミコトはやはり肉体的に脆弱ではある物の、作戦・用兵の分野において類稀な才能があると判断され、
更にはスメラギ・チルドレンの血を持つ事と将校の後押しもあり、そのまま士官候補生の道をたどる。
※この時に皇の名も再度授かっており、皇ミコトと名乗るようになる。
※中年将校も逸材を発掘した見返りに昇進する。

好成績に好成績を重ね、またそれまでの経験から己の容姿と体が武器になると知っていた彼は、
教官・上官に上手く取り入り、戦術学科を主席で卒業、軍隊入り。

入隊後も己の才能をフル活用するミコトを「雌犬」と揶揄する者もいたが、彼の天才的な智謀の前にはひれ伏すばかりであった。

そうしてミコトが20歳になったある日、下層にて下流市民のデモが発生し鎮圧の指揮を執る事に。
作戦は無事遂行されたが、首謀者のひとりとしてミコトの前に引き摺り出されたのは、かつて親友、セイジだった。
動揺するミコトは、尋問のためとセイジをひとり連れ出し、事情を聴く。

ミコトが連れ去られた後、残された子供たちは食べ物に困り、結果殆どが餓死したり、盗みをして駆除されていた。
セイジと数人のみがどうにか生き残り、今は日雇い労働でギリギリ食べている。

軍人として現れたミコトにセイジは激昂した、同じ人間なのに、何故こうも差をつけらなければならないのか。
この国には碌な福祉制度がない、階級と金が全て、どうしてこんなにも理不尽なのか。
俺には、学校へ通う事すら許されなかったのに…どうしてお前は。

友人達の末路を知り、母から聞かされた身の上と死に顔を思い出し、
現在の安定して豪華な生活と、目前の親友の姿のギャップに、ミコトは強いショックを受けた。
それまで勉学と訓練、上への「奉仕」に勤しみ、毎日を必死で翔け抜けて来た彼であったが、そこで漸く社会への疑念と怒りを覚える。

そしてこれが切欠となり、ミコトとセイジによる皇一族への復讐が始まった。

ミコトは休みを見つけてはセイジの元に通い、彼に勉学を教えた。
そうして国の未来について語り合い、二人の仲はかつてのような深さを取り戻していく。

やがてミコトは軍人としてより上を目指し、内部から国に干渉。
セイジはレジスタンスとして弱者を救い、外部から国に立ち向かっていく。



国について
  • C国「アマツカミ」
軍国主義国家、首都は「アマテラス」
第三次大戦の舞台となったのは、このアマテラスである。
アマテラス以外にも複数の都市が存在する。


国土・気候
中央にある本土「スサノオ」と、四方にある3つの人工島「タキリ」「イチキシ」「タギツ」から構成されている。
アマテラスシティはスサノオに存在し、また国民の大半もスサノオに居住している。
人口島は主に発電所や大規模ゴミ処理場、ロボットプランテーション、兵器開発工場等のために存在しており、一般市民は立入不可。

四季が存在し、夏は暑く冬は寒い(どっかの国と大体同じ)


成り立ち
  • 軍部による革命で誕生
六十年前、旧体制の国家時代に大規模な革命が勃発。
当時の権力者や皇族は殆どが処刑され、革命の中心人物である「皇武政」が国家を掌握する。
※武政は武人の父、十年前に崩御

皇はそれまでの国家システムを破壊し「スメラギ・プラン」と呼ばれる、新たな仕組みを設立。
国民を職業や能力、財力等を参考にランク付けし、徹底した階級社会に変えた上、
比較的穏健で福祉に偏っていた民主主義国を、強固な軍事主義国家に作り直す。

そうして自身を初代指導者とし、皇一族を筆頭とした独裁政党「皇の血族」を設立。
国名を新たに「アマツカミ」と命名、現在に至る。


政治体制
  • 完全なる軍国主義&皇の血族による独裁政治
司法や福祉、警察や電力等のインフラから流通まで、全てを管理、運営している。
民間企業も存在しているが、ある程度の規模を持つ企業には、大体みな皇の息がかかっている。
法律もかなり偏った内容であり、同性愛なども禁止されている。
ただし上流ランクや皇のような特権階級については、大抵の事は自由である。


軍事
軍国主義なだけに力を入れており、通常の人間による軍隊の他、ロボットによる軍隊が組織されている。
小型の超水爆や戦車に該当する歩行型の機会兵器も存在し、軍備は極めて高水準。
特に巨大ロボット兵の「羅刹兵」や、ステルス戦闘機である「天牙兵」
そしてミコトによって近年開発された「幽鬼連隊」は、第三次大戦において無類の強さを誇る。
また鬼骨装甲のような改造兵士にも力を注いでいる他、細菌兵器を無効化するアンチバイオ兵器の開発にも取り組んでいる。
兵士の装備は主に実弾とレーザー兵器。


宗教
  • 偶像崇拝は禁止
一般庶民向けの宗教は基本的に存在しない。
ただし、上流以上の人々には、旧体制時代に存在した神道が独自進化した「正神道」が根付いている。
宗教すらも一種の贅沢(娯楽)であり、一般庶民に許されるのは現実のみである。


国民
  • 徹底した階級社会
皇・上流・中流・下流・それ以外(ランクIDなし)、と格付されている。
それぞれ誕生した際にランクIDが発行され、基本的には一生そのランクで過ごすが、
大きく出世した者などは、極稀にだが例外としてランクアップする事もある。

  • ランクについて
ランクごとに入れる・入れない場所があり、上のランクの人間の付き添いなどの許可が無い限り、
自身のランクを超えた場所に入って軍警察(監視ロボット含)に見つかると、即逮捕である。
また、店のランクと自身のそれが釣り合っていなければ、買い物どころか入店すらできない。
基本的にID未所持の市民が入れる商店や病院は存在しない。
非公式の闇市や闇医者は存在するが、市で販売される品物はどれも低品質。
弱肉強食が基本の世界である。

特権階級の最上層、軌道エレベーターでしか行けない天層エリア(宇宙)に住み、あらゆる贅沢が許される。
住人は軍部の高官、エリート士官、大企業のトップ等々、大人から子供まで、全て皇の一族である。
ミコトも皇であるため、このランクに属している。

  • 上流
皇ではないが、皇の血族に従属する将校や士官、大企業のエリート、皇に気に入られた著名なアーティスト等が所属する。
また、皇の名を持ちながら良い功績を上げられなかった者は、名を剥奪されてこのランクに落とされる。
天層エリアには許可が無いと入れないが、地上の上層エリアに住み、大抵の贅沢は許される。
ミコトを買った将校もこのランク。

  • 中流
所謂一般層、普通のビジネスマンや一般の兵士、公務員、商店の販売員等は全てここ。
ただし能力があまりに低かったり、ニート的な生活をしようとする者、売れない作家や絵師等はサクッと下流に落とされる。
贅沢はほぼできないが、食うには基本困らず、社会の歯車として程々の人生を過ごせる。

  • 下流
貧民、労働能力が低いなどの理由で、国から「使えない」と判断された者は全てここ。
就ける仕事はロボットを使うまでも無い単純作業や下水の清掃、ゴミの回収、売春といった肉体労働系のみ。
上のランクの者でも、罪を犯すとここに落とされる。
※ただし皇は例外、セイジは元々上流であったが、父が権力争いに負けて罪を着せられ、ここに落とされている。
このランクの者は贅沢と無縁の一生を送るが、ミコトのように上の人間に認められれば救いはある。

  • それ以外(ランクIDなし)
貧民を通り越し、最早人権などとは無縁の層。
下流エリアの外れのスラムや、旧体制時代の廃墟やトンネル、下水等にしか住めない。
※レジスタンスの基地もこのようなエリアにある。
基本的にID無し=いつ死んでも良い(と言うか駆除対象)であり、福祉的な救いは一切受けられない。
この層の人間が生きる手段は、中~下流の人間相手の売春(危険行為も含む)や肉体労働、闇市などの手伝い、ゴミ漁りくらいのもの。
国にとっては駆除対象で、軍警察やロボに見つかると最悪その場で射殺されるため、人々は常に怯えながら過ごしている。
※ただ基本的にどうでもいい存在なので、わざわざパトロールして駆除したりはしない。しかし年に何度か一斉駆除は行われる。
ミコトと母もこの層であったが、容姿に恵まれていたため、他よりは良い収入を得られていた。
また病院で産まれる事ができなかったスラムの子供達も、大半がこの層。
※病院で生まれなかった子供は、そもそもランクIDを貰えない。


都市構造
  • 所謂サイバーパンクな街並み。
未来的な高層ビルが立ち並び、天層・上層、中層、下層に分かれている。
※イメージ的にはタイバニのシュテルンビルド+ブレードランナー等のSパンク作品の都市
それぞれの階層に住居や商店、病院などの施設が存在し、サービスを行っている。
また、軌道エレベーターの開発に成功しており、指導者である皇一族を含む特権階級は
軌道エレベーター上の「天層(宇宙エリア)」に住んでおり、地上を見下ろしている。
なお、車や電車は空を飛ぶ(フィフスエレメント的に)

  • 天層(宇宙)
軌道エレベーターのみで上がれるエリア、通称「天界」
大気圏のやや上方に位置し、地球を見下ろしながら生活ができるスペースコロニー。
生活に必要な様々な設備が整い、当然娯楽施設も完備、内装も華美で、さながら中世ヨーロッパの宮殿のよう。
※皇一族の令嬢など、地上に降りた事が無い人間も存在。
皇以外で出入りが可能なのは、お抱えのアーティストや軍関係者、信頼のある使用人くらいである。
皇武人や武久の本宅やハーレムもここに存在し、ミコトも望めばいつでもここに移住できる。
※本人の希望で地上の上層にある、上流将校専用の官舎に居住中。

  • 上層
アマテラスの中心部、軌道エレベーター周辺の区域と、全三層のエリアの最上段をさす。
※シュテルンビルドのように町がフロアで分かれており、その最上層。
気品漂う洗練された近未来の街並みが広がり、物価も高い。
町の掃除はスタイリッシュなお掃除ロボットが行い、警備ロボットもカッコいい。
インフラもしっかり整備されていて、ミコトが住んでいる官舎もこのエリアに存在する。

  • 中層
全三層のエリアの中間、上層程ではないが、程々に綺麗な街並みが広がっているが、生活感が割とある。
物価はそこそこ、インフラの整備もそこそこで、オシャレではないがお掃除ロボットや警備ロボもいる。

  • 下層
エリアの最下層、変電所や水道、下水管理局などのインフラ系施設が存在する。
それ以外にも薬品工場や食肉処理施設など、そういった生産系の施設も全てここにある。
商店と病院は存在するが少なく、特に病院は常に人で溢れ、正直環境は良くない。
※勤めているのは基本中流の人々
街並みは武骨で無機質、各所に下流の人々の居住地やスラムが点在している、掃除やゴミ処理は下流の人間の仕事。
警備ロボはいないが、小型の監視ロボは存在する。


セイジとレジスタンス及び革命について
神薙セイジ率いる反政府組織「暁の陽(あかつきのひ)」
皇の血族を倒し、旧体制のような民主主義国家を取り戻そうとする。

ミコトの支援、更には反体制派の科学者や一部の軍人とも協力し、鬼骨装甲や幽鬼連隊などの武装・物資を手にしている。
第三次大戦では行き場のない中流以下の市民を地下シェルター(旧体制時代のシェルター)に保護し、
アマテラスの各所で各軍事施設への破壊工作を行った。

当時、皇武久をはじめとした皇一族の大半は、天層エリアの宇宙シェルターに避難していた。
天層は軍事協定によって安全地帯であったが、破壊工作によって爆発し、内部の人々は宇宙に爆散、全て死亡している。
皇武人はミコトと共に地上の大本営にいたため難を逃れたが、武久や一族の訃報によって心臓発作を起こして死亡。
※実際にはミコトによる毒殺(しかも腹上死)である。

その後、終戦直前にセイジ率いる暁の陽が革命を起こし、掌握していた幽鬼兵を用いて皇の血族の大本営を占領、
アマツカミ革命政権を発足し、民主主義国家として国を立て直し始めている。

ミコトを戦犯として差し出す案にセイジは最後まで反発していたが、皇一族の大半が死亡した今、
最高責任者は次期指導者の武久に最も近かった参謀総長のミコトであり、
「皇である自分が責任を負うしかない」とミコト本人から説得され、苦渋の決断を下すのである。


戦後のアマツカミとアマテラス
皇武人を含む一族の大半が死亡した上に革命政権が発足したため、上層部はかなり混乱している。
また主戦場となったアマテラスは、安全地帯であるエレベーターと大本営のある一部の上流エリアを除き、町の3~4割が大破している。
軌道エレベーターは無事だが、天層エリアは破壊工作によってほぼ全壊、各地の軍事基地も大破、
エリアを支える柱も一部破壊され、上~中層がまとめて崩れている等、元の姿を取り戻すにはかなりの時間が必要。
現在は革命政権が操る幽鬼兵によって治安が保たれている。
最終更新:2023年03月08日 07:40