藤永・えみり - 私立MM学園wiki

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「当たり前のことをしたまでです。感謝されるいわれはありません」

藤永・えみり(ふじなが・えみり)

パーソナルデータ
名前	藤永・えみり
称号	ヴンダー・カンマー
性別	女
種族	サイボーグ
ジョブ-01	ガジェッティア
ジョブ-02	魔創機士
クラス	赤のクラス	部活	帰宅部
生年月日	2007年7月7日（2023年3月22日時点）
年齢	15歳（2023年3月22日時点）
身長	153.1cm（2023年3月22日時点）
体重	……ヒミツです……

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『まずは受験番号とお名前、簡単な自己紹介をお願いします』

「受験番号137番、藤永えみりです。」

「エミリーって、最後をのばすんじゃなくて、えみり、です。
　こんな外見ですけど、日本生まれの、日本育ちです。
　……あ、その、刻逆の影響、と言うことではなくて。
　父が日本人とアメリカ人のハーフで、母がドイツ人なんです。
　でも、母が日本好きの日本文化の研究者だったものでほとんどの時間を日本で過ごしてきました。
　家族はあと、兄と妹が一人ずついます……いました……っ」

「……ごめんなさい、面接中に。
　はい、大丈夫です。
　今は一人ですけれど……私は、復讐者、なんですから。
　全部、取り戻して見せます。」

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『試験はいかがでしたか？』

「筆記試験はどれもちゃんと出来たと思います。
　元から勉強は結構できましたから。
　ただ、実技試験の方は……まだ、あまり体に慣れてなくて。
　……えっ、あ、はい。
　復讐者であるというだけで合格で、
　あくまでも最初の適性を見るもの、でしたよね。
　はい、それは理解しています。
　だけど、自分はまだまだ、全然戦えないんだなって……」

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『志望理由と希望クラスをお聞かせください』

「復讐者としての戦い方を学べると聞いて、
　このMM学園を志望しました。
　復讐者として、ちゃんと戦える様になりたいんです。
　それに他にも沢山の学生の復讐者の人がいるんですよね？
　それが、心強いって思いました。」

「クラスは、もちろん赤のクラスを希望します。
　私は……家族を取り戻したいんです……私自身の手で。それが、私の……あ、いえ、なんでもありません。」

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『長所と短所を教えてください』

「まず長所からですけれど、勉強や、何かを調べたり学んだりすることが得意です。
　特に苦手な科目もありません。
　前の学校でも、いつも成績は上位でした。
　母が何かを調べて、新しいことを知るのは楽しい事だって教えてくれました。」

「それで短所ですけど……今はまだ、運動が苦手です。
　その……はい、そうです……こうして自分の足で歩くのも、久しぶりの事で。
　だから、なるべく体操とか、ウォーキングとか、体を動かすようにしています。
　最初はこの体に戸惑ってばかりでしたけど、
　今は日常生活くらいは普通にできるようになりましたし、
　もっと、ずっと動けるようになるはずです。
　赤のクラスで、沢山訓練して、今の体をちゃんと自分のものにしたいと思います。」

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『貴方の復讐者としての力を教えてください』

「私の力は、ガジェッティアと呼ばれるもの、らしいです。
　【WunderKammer】っていうガジェットの保管庫から、
　その場に合わせたガジェットを取り出して戦います……大部分のガジェットはまだ使えないんですけれど。
　その……正直に言いますけれど、まだ私自身も、自分の力の全部は、わかりきってはいません。
　そういうところも、これから探っていきたいと考えています。」

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――面接終了後

「ふぅ……大丈夫、でしたよね？」
「ここで、私は……ちゃんと戦える様になって」
「……絶対、取り戻す……」
「取り戻さなくちゃ、いけないんだから……」
「……それが、私の……」

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来歴

日米ハーフの父親とドイツ人の母親を持つ金髪碧眼の少女。
見た目に反して日本生まれ日本育ち。
成績優秀で運動神経にも優れ、
愛情深い両親の元、順風満帆な人生を過ごしてきた……が、
それは小学生5年の冬に一変する――

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外見・性格

やや釣り目がちの金髪碧眼の美少女。
癖の強い金髪を黒の細いリボンでポニーテールにまとめている。

刻逆により、サイボーグの『身体』となっており、
太もも半ばから下が漆黒の機械装甲に覆われた機械脚があらわになっている。

性格は基本的にまじめで努力家。
本人は否定するが、だいぶ負けず嫌いな性質。
勝負事には熱中しやすく、そういったときは視野狭窄に陥りがち。

日本文化好きの母親の影響を受けて、
和菓子などが好き。

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戦闘スタイル

ガジェット使い。
えみり自身も実態を把握しきれていない亜空間ストレージ【WunderKammer】から、様々なアイテムを取り出して戦う。

数多のガジェットとサイボーグの身体能力により、あらゆる戦場に対応できる素養を持つ……が、平和な日本でぬくぬくと暮らしてきた少女には、戦場ははるか遠い場所であり、まだまだ未熟。
現在は赤のクラスで白兵・射撃戦の訓練を主に行っている。

【Drachenklaue R/L】
二丁一対の大型拳銃型ガジェット。
銃身に大型ナイフ程度の長さの高振動ブレードが一体化している遠近両用兵装。
現状解放されているガジェットの中では一番使いまわしが良く、
えみりの主兵装となっている。

【Walpurgisnacht】
障壁展開機能が内蔵されたアーマードコート。

【Wolpertinger】
えみりの能力を最大限に発揮させる戦闘服。
とある理由によりめったなことでは使わない。

...

「これの性能は理解してます……でも、でも……なんであんなデザインなんですか！？」

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趣味

実は体を動かす事が好きで、スポーツ全般を好む。
小学生時代はある時までスポーツクラブに所属し、陸上競技で結構な成績を収めていた。

...

自由に動き回れるというだけで何物にも代えがたい。

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エミリー？

「えみりです！」

ドイツ人の日本文化研究者であり、
ひらがなの雰囲気が好きだった母親の付けてくれた名前。

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その身は――

一見して普通の少女の様であるが、
その実、90％以上――ほぼ脳以外のすべてが置換された完全義体。

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このため体積密度が非常に高く、見た目よりも遥かに体重が重い

一見生身の様に見える部分は偽装。
生身の様に柔らかくも、
鋼鉄以上に固くもなる複合マテリアル製であり、
生物の様に自己再生し、成長すらしていく。

【機能解放率：２０％】

【WunderKammer】を運用するための特化型サイボーグであるが、
えみりは今はまだ大部分の機能を運用できていない。
【WunderKammer】はえみりの考えるガジェットのストレージーーなどではない。
その本来の機能は――

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交友関係

諸々の事情により、MM学園への編入は7月の夏休み直前であり、
えみりは同学年のクラスメートについては名前と顔が一致する程度の状況からの
スタート想定。
それをベースとして、既知設定は歓迎ですので、ご一報いただければ幸いです。