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フィリア・リーシェ

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「――廻る廻る、星々の導き……揺らぐ運命」

Philia・Liesche(フィリア・リーシェ)


パーソナルデータ
名前 フィリア・リーシェ
称号 夢幻夜想
性別
種族 リターナー
ジョブ-01 奇蹟使い
ジョブ-02 レジェンドウィザード
クラス 部活 帰宅部
生年月日 3月5日
年齢 17歳
身長 153.3cm
体重 測った事がありませんの……。


わたしの事ですの?

癖の無い艶やかな漆黒の美髪、サファイアを思わせる深く澄んだ青い瞳を持つ少女。
染み一つ無い透き通るような白い肌、小柄ながらも非常に均整の取れた体つき。
笑顔が似合いそうな容姿だが、いつも浮かべるのは憂いた微笑みばかり。
いずれ心許せる友が出来れば、彼女の本当の笑顔を見られる日も来るかも知れない。

容姿や名前から西洋世界出身と思われるが、一度死んでリターナーとなった際に一部の記憶が失われており故郷の事はやや曖昧。
穏やかでおっとりとした性格。儚げなイメージだが芯は強く、いざという時には自己犠牲も厭わない大胆な一面も見せる。

学園では特定の部活には所属せず、放課後や休日は新宿島で占い師として働きながら生活費を賄っている。
何か道に迷う事があれば、彼女の店に趣いてみるといいだろう。未来を完璧に当てる事は出来ずとも、きっと背中を押してくれる筈だ。

私生活はあまり明かそうとせず、謎ばかり。
特に完全オフの日は、顔見知りや友人に誘われない限り何処にいるのかは全く不明である。
希にショッピングモールで見掛けられる事があるが、その際はとんでもなく甘いと噂のクレープやスイーツを喜んで食べていたという。
過去も、「孤児だったわたしは物心付いた頃から、絢爛な大聖堂にてシスター達に育てられましたの」と語るのみ。

お役に立てれば良いのですが

  • 治癒能力
ディアボロスではあるものの、戦闘能力は決して高くない。
魔術的な能力を持ってはいるが、その殆どが癒しの力。
戦闘や大規模な戦争では、負傷した仲間を治療する癒し手として活動している。
精神面の治癒にも長けており、彼女と言葉を交わすと不思議と心が癒される、前向きになれるという噂を耳にするかも知れない。
眉唾モノではあるが、落ち込んだ時や悩み事がある時は彼女に話を聞きに行くと良き相談相手にはなってくれるだろう。

  • 占星術
宙に浮かぶ不思議な天球儀を使った、星見の占いを得意とする。
未来視の能力だが非常に薄らで曖昧な為、完全に未来を視る事は出来ない。
ただしアドバイスは的確と評判なので、矢張り占いというよりケアの能力に長けているのだろう。

+ ほんとうは、
ディアボロスの例に漏れず、戦闘系の異能も持ち合わせている。ただし、レジェンドウィザードたる「魔力」ではなく「神力」に値する。
その起源は「愛(フィリア)」。「フィリア・リーシェ」を名乗る前は別の起源を持っていたが、今では失われている。
相手が暗闇を「愛せば」その視力は失われ、束縛を「愛せば」その動きは封じられ、術者を「愛せば」その命を術者に差し出す。
発動の鍵は、術者が振りまく「愛」そのもの。前述通り「フィリア・リーシェ」を名乗るようになってから習得した後天的な能力である。
使い方によっては極めて危険な能力である為、例え自身に危害が及ぶような状況でも力を使うことはない。
彼女がその力を使うのは、罪なき他者が危険に晒された時のみ。自身以外の、仲間や一般人といった無辜の民の為にのみである。

あまり面白くないと思いますが……。

+ 過去
+ introduction
フィリア・リーシェは彼女の真名ではない。彼女が元いた世界で信仰されていた一組の神の内、女神の名である。
彼女の世界では、女性であれば誰しも「フィリア・リーシェ」という女神の化身となる可能性があった。
同様に、男性であれば誰しも男神の化身「■■■■」となる可能性を持ち合わせていた。
先代の「フィリア・リーシェ」が亡くなると同時に聖選が行われ、世界の女性の内誰かが次代の「フィリア・リーシェ」となる。
選ばれた娘は「フィリア・リーシェ」の姿と心を与えられ、元の姿を失ってしまうが、それはその世界では大変名誉な事とされてきた。
ほぼ別人となってしまう彼女らに残されるのは記憶、そして一部の性質。
甘い物が好きだったならば甘党の「フィリア・リーシェ」となり、辛い物が好きだったならば辛党の「フィリア・リーシェ」となる。
但し心は変わってしまうので、残虐だったり粗野だったりと「フィリア・リーシェ」の心と余りに異なる場合は受け継ぐ事はない。
+ development
真名「エリス・スカーレット」。銀髪に紫の瞳、お転婆で快活な少女だったが、先代が亡くなると同時に今代の「フィリア・リーシェ」となった。
彼女も名誉な事だと自分の運命を受け入れようとしていたが、唯一「■■■■」と出会う事だけは恐れていた。
元の心と全く反していたとしても、男神の化身である「■■■■」を愛してしまうのは「フィリア・リーシェ」となった身としては避けられないからだ。
今代の「■■■■」が覚醒した、という話を聞いた彼女は遠く離れた国へ行こうと大聖堂から逃げ出そうとする。
ところが道中で出会ったのは、皮肉にも一人の青年――今代の「■■■■」であった。
最初は拒絶していたが、与えられた心には逆らえず――戸惑いながらも彼に惹かれ、愛するようになっていく。
いつしか「彼女」自身も本気で彼を愛するようになり、同様にまた「彼」も「彼女」を愛するようになっていった。
+ turn
――運命の日。二人の婚礼を間近に控えたあの日。
大聖堂に忍び込んだ一つの影(後に彼女はそれがクロノヴェーダと知る)によって、神の化身が住まう聖なる地は屍山血河の地獄絵図と化した。
影は神の化身たる彼女を自らの物にしようと襲いかかるが、戦士の性質を持ち合わせていた「■■■■」が応戦。
しかし力及ばず、「■■■■」は瀕死の重傷を負わされてしまう。
「■■■■」以外を愛してなるものかと彼女は必死に抵抗するも、手に入らないのならばと影によって心臓を一突きにされてしまう。
死の淵を彷徨いながら「■■■■」と交わしたのは、「フィリア・リーシェ」「■■■■」ではない本当の名前であった。
自身の真名を、それも化身の片割れに明かす事は世界の均衡を崩す最大の禁忌とされていた。
「縁」を結ぶ事によって、絶対ではないが生まれ変わっても再び化身となる可能性が極めて高くなるからだ。
それでも再び「彼」と「彼女」に会いたかった二人は真名を交わし、短い生涯を終えた――筈だった。
+ conclusion…?
「フィリア・リーシェ」の姿のまま新宿島に流れ着いた彼女の鼓動は完全に止まっており、確かに一度死んだ筈だった。
ディアボロスとして覚醒した「フィリア・リーシェ」が手に入れたのは二度目の人生と、女神の力のほんの一部。
だが、幾度探せど「彼」がいない。狭い新宿島の何処にもいない。
しかし彼女は信じている。禁忌を犯してまで誓った「彼」との再会を。
――例え彼が、「■■■■」でなくなっていても。刻逆が解決した後、自身がただの「エリス・スカーレット」に戻っていても。
わたしが“わたし”じゃ無くなっても、貴方はわたしを愛してくれますか――?

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