アイテム識別について

魔物の鉱山以降、一部のダンジョンではアイテムの名前が完全に未識別で登場する。
(白い草・メタセコイアの杖・オオカミの書・ハート型の壺などの抽象的な名前でアイテムが表示され、使うとどうなるかはわからない。)
アイテムがどんな効果を持っているかわからないまま使うのは非常に危険なので、ダンジョンを進みながら識別していく必要がある。ここではダンジョン内でのアイテムの鑑定についての知識をまとめた。それぞれの方法のメリット・デメリットについても記した。


識別方法

実際に使う・装備する(漢識別)

もっとも原始的な方法かつ、かなりのアイテムに対して有効な方法。
特に、草・書物は使った時点で名前が判明する。
杖も敵に対して振ればだいたい判別できる。(一部、使ってもよく効果がわからないものが存在する。)
ただし、しばり草・ハラペコの草・魔物の壺・破滅の書・透明の杖・俊足の杖等、こちらに害を及ぼすアイテムも存在するので、それなりのリスクを伴う。
また、装備品の場合は呪われてしまう恐れがある。終盤はとりあえず装備してみるのは避けておこう。
判別場所は、草は階段の上、書物・壺は階段近くの通路、杖は2,3マスはなれたところにいる敵がオススメ。いつでも次の階にいけるようにしよう。
メリット:いつでも識別できること。
デメリット:確実性にやや欠けること、ピンチに陥る可能性もあること。


識別できるアイテムを使用する

「識別の書」「識別の壺」を使って識別を行う、他の方法と比べると確実さの面で優れている。
識別の優先順位は、指輪>壺>杖>書物>草。
ただし、これらのアイテムをダンジョン内で入手できるかどうかがあやしく、そもそも識別系アイテム自体も識別されていないとわからない。それゆえ、大方のアイテムが識別できたダンジョン探索後半でないと使いにくい、99Fまでの2ダンジョンでは有効な方法だ。
また、識別の壺では他の壺を識別することはできないので注意。壺の識別は識別の書に任せよう。
メリット:確実性は随一。
デメリット:識別アイテムが入手しにくい、はじめは識別アイテムそのものがわからない。

倉庫から持ち込む

持ち込みありのダンジョンで有効な方法、倉庫から持ち込んだアイテムははじめから鑑定済みになる。
その性質を利用して少しでも識別を楽にする方法、お金と手間はかかるがなかなか有効な方法だ。
アイテムを持ち込みすぎるとそのダンジョンでアイテムを拾えなくなってしまう、量はほどほどに。
メリット:確実に識別できる・他のアイテムの識別の幅が狭まり楽になる。
デメリット:持ち込みありのダンジョンでしか使えない、あらかじめお金やアイテムが必要。

値段で判断する

デスアランドのお店に陳列されているアイテムに対して有効な方法。指輪に対してかなり有効。
"所持アイテムを置く→デスアランドと話す"でも値段が確認できる。
杖・壺は残り使用回数によって価格が変動するので確実性にかける。
メリット:リスクなしで識別ができる。
デメリット:お店でしか識別できない、一部のアイテムは確実に識別できない、面倒。

アイテムIDの並びから推測・判断する

手持ちのアイテム欄の指輪・草・書物・杖・壺はID順に並ぶようになっている。
図書館のアイテム図鑑とセットで利用してその並び順からIDを割り出してアイテムを判断する方法。
図書館のアイテム図鑑をエクセル等に転記しておく事を推奨。
その際はID、アイテム名、値段、識別済チェックボックスのセルを用意するといいだろう。

例:いくつかの未識別壺を識別したい

  • 細い壺(未識別)
  • 火薬壺
  • 太い壺(未識別)
  • くねった壺(未識別)
  • 五角形の壺(未識別)

5つの壺を持っているが、火薬壺以外は未識別であるとする。
ここでアイテム図鑑のIDを確認しよう。

148保存の壺
149火薬壺
150回復の壺
151普通の壺
152呪いの壺
153祝福の壺
154識別の壺
155魔物の壺
156強化の壺
157合成の壺
158パンの壺
159ワープの壺
160変化の壺
161底抜けの壺
162祈りの壺

ID148の火薬壺が既に識別されているので、これを基準に考えてみる。
アイテム欄で火薬壺より上にあるのは「細い壺」のみ。
また、火薬壺よりID値の小さい壺は「保存の壺」しかない
従って「細い壺」は「保存の壺」だということがわかる。

  • 保存の壺(ID推測で判別)
  • 火薬壺
  • 太い壺(未識別)
  • くねった壺(未識別)
  • 五角形の壺(未識別)

では、火薬壺より下の3つの壺は何か。
仮に「くねった壺」に未識別アイテムを入れてみる、するとアイテムが識別された。
この場合、「くねった壺」は「識別の壺」だとわかった。

  • 保存の壺(ID推測で判別)
  • 火薬壺
  • 太い壺(未識別)
  • 識別の壺(アイテム入れて判別)
  • 五角形の壺(未識別)

「太い壺」はID149「火薬壺」とID154「識別の壺」の間にあるのがわかった。
つまり「太い壺」の可能性としては
ID150「回復の壺」、ID151「普通の壺」、ID152「呪いの壺」、ID153「祝福の壺」の
どれかである事が絞り込めるのである。

このように、未識別のアイテムと識別済アイテムが混じっている場合は
ID順に並んでいることを活用するとある程度の絞込みが可能になる。

メリット:ある程度の絞込みができること。
デメリット:同じ種別のアイテムを複数種類持たないとこの手段が使えない。


アイテム別識別ガイド

1回きりの消耗品で使うだけで正式な名前が判明する、使って識別するのがベスト。
ただし、草のなかには食べた相手に状態異常を及ぼすものも多い。
階段の上で識別していつでも次の階へ逃げられるようにしよう。
眠り草・しばり草・ハラペコ草など一部のアイテムは結構鬱陶しい。
これらは店売り150G(売価75G)なので見付けたら警戒しよう。

書物

こちらも消耗品なので、使って識別するのがベスト。
草と比べると、こちらに良い効果を及ぼすものも多いが危険なものは本当に危険。
部屋全体に効果を及ぼすものが多いので、必ず通路で識別を行うようにしよう。
モンスターに囲まれる召喚の書・部屋内の生物を(仲間も含め)すべて木っ端微塵にする破滅の書はとても危険。
召喚、破滅は共に店売り2500G(売価1250G)なので判明したら迂闊に使わないように。

杖も振って識別しよう、効果を発揮しても正式名が判明しないので自分で名前をつける必要がある。
回数も判明しないので-4以下の数値になったらほぼ弾切れだと思っていい。
基本的に敵モンスターに振って識別するのがベターだが、識別の壺に余裕があればそちらがよい。
杖はほとんどが振られた相手に悪い効果を及ぼすが、たまに良い効果を及ぼすこともあるので注意。特に敵に透明の杖が振られるとかなり危険。とにかく何が起こるかわからないので、HPが減っているときや強敵相手のときに識別するのはできるだけ避けよう。また、隣接した敵ではなく2,3マス離れた敵に振って識別するのが理想。

識別の難しい杖
回復の杖と賢者の杖、万能の杖・壁掘の杖・転ばぬ先の杖は識別が難しい。
回復・賢者の杖はとりあえず"ヒール"などと名前をつけておこう。
HPの増えてきた中盤以降なら回復量の比較で判別ができる。また、鑑定価格でも判別ができる。
万能の杖・壁掘の杖・転ばぬ先の杖は敵に使っても何が起きないため、識別が難しい。
回復系SE(効果音)がするのは万能の杖、効果音がないときは残りの2つ。
壁堀の杖は"壁に向かって"使用すると壁が掘れるので簡単にわかる。
それでも何もおきなければおそらく転ばぬ先の杖だろう。

識別が難しいアイテム、基本的にアイテムを入れて判断することになる。装備品・杖を入れて判断してみるのがオススメ。

判別方法
「使う」がある→回復の壺・魔物の壺・ワープの壺 ない→それ以外
入れた未識別アイテムが...
1つずつ取り出すことができる→保存の壺
祝福・呪いアイテムになった→祝福の壺・呪いの壺
識別されたアイテムになった→識別の壺・変化の壺(別の識別済みアイテムをいれてみるとどちらか判明する)
パンになった→パンの壺
なくなった→底抜けの壺
変わらない→それ以外
入れた識別済み武器・盾が...
数値が強化された→強化の壺
2つ以上いれると1つになった→合成の壺
入れた識別済み杖の...
回数が3回増えた→祝福の壺
投げてみたら...
爆発した→火薬壺
落とし穴ができた→底抜けの壺
普通に割れた→それ以外
※投げて識別したときは名前をつけることができないので注意しよう。
基本的に上から試していくといい、それでも何もおきなければ正真正銘の「普通の壺」だろう。
※裏技※保存の壺の性質上、中身が空でも選択肢が出現する為、何か中にアイテムではないが光ってい     るものがあったら保存の壺だと判断できる。

指輪

一番識別が難しいアイテム、識別の壺がある場合はとりあえず指輪の識別に使うようにしよう。
デスアランドの店で判断するのも有効。ただし、値段が同じ指輪も存在するので確実に判断できない。
特に状態異常防止系は一律で店売り5500G(売価2750G)なのも拍車をかけている。
持ち物画面ではID順に並ぶので頑張れば絞込みできなくもない。
装備してワナを踏むなどでも識別できるかもしれないが、かなりリスキー。すなおに識別系アイテムに頼ったほうがいい。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2019年11月04日 00:19