■o1『戦闘ルール』
個体にダメージを与えることを目的とした行動は戦闘ルールが適用されます。
簡易では
対抗判定に従って処理します。
■o1-1『行動順』
行動はターン・フェイズ制です。
1ターンにPCの数のフェイズがあり、PCは1ターンに1フェイズを演出できます。
MOはフェイズのはじめに任意のエネミー1体のフェイズ行動を宣言します。
エネミーのフェイズ行動宣言の後、このフェイズのフェイズPCを決定してください。
フェイズPCはフェイズ中に2回の能動行動を宣言できます。
フェイズPCの行動宣言はエネミーの行動宣言と同じタイミングで処理されます。
フェイズPCとエネミーの
行動判定が終わったら次のフェイズに移行します。
自分のフェイズで待機を宣言したPCは自分以外のフェイズで
割り込み行動を行えます。
PCは戦闘開始時は待機状態で、割り込み行動が1回行えます。
■o1-2『戦闘中の行動宣言』
戦闘中の行動宣言は以下に分類されます。
行動宣言は威力ダイスを振るまでは撤回することができます。
それぞれの行動に
戦闘オプション(下記参照)があります。
-能動行動-
フェイズPCだけが宣言できます。
フェイズPCはフェイズ中に2回の能動行動を宣言できます。
『攻撃』or『移動』or『一般行為』が行動できます。
世界観によって『魔法』なども行えます。
-受動行動-
行動宣言の対象となった場合に受動行動を行えます。
『防御』or『回避』or『一般行為』が行えます。
世界観によって『魔法』なども行えます。
-割り込み行動-
戦闘中に待機宣言をすることで割り込み行動が行えるようになります。
割り込み行動は自分以外のフェイズで行え、自分のフェイズでは行えません。
戦闘中の割り込み行動で行えるのは戦闘オプションにあるものと一部の魔法だけとします。
-補助行動-
補助行動は戦闘オプション専用の行動です。
補助行動は他の行動宣言に付加して使用できます。
■o1-3『戦闘距離』
攻撃可能距離は行動に使用する
アイテムに依存します。
攻撃可能距離はアイテムに設定される適正距離以内の距離です。
同じタイミングで攻撃が発生した場合、適正距離での攻撃を優先して処理します。
戦闘距離は以下を基準として5段階に分けられます。
段階表現:距離[m] :ブロック表現
近接:5m未満 :同一ブロック
近距離:5~25m未満 :隣接ブロック
中距離:25m~100m未満 :2つ先のブロック
遠距離:100m~1km未満 :3つ先のブロック
超遠距離:1km以上 :4つ先のブロック
■o1-4『戦闘移動』
戦闘中の移動は行動宣言で行います。
一度の行動宣言で移動できるのは1段階分です。
妨害(
割り込み行動)されない限り自動成功です。
移動妨害は戦闘オプションの
割込オプションで行います。
通常は移動と攻撃を一度の行動宣言で行えません。
行動宣言は「ACT:XXへ移動」だけでよいです。
■o1-5『攻撃』
攻撃は能動行動として行動宣言で行います。
行動宣言では攻撃目標を明記してください。
攻撃可能距離はアイテムに設定される適正距離以内の距離です。
NPCへの攻撃では達成値が目標値以上の場合、攻撃対象にダメージが入ります。
PCへの攻撃では達成値を決定し、攻撃対象の受動行動が発生します。
■o1-6『投擲』
投擲専用・投擲可の
戦闘アイテムは投擲して使用できます。
投擲して使用した場合、適正射程が一段階伸びます。
投擲する行動の威力に加算される技能は武器の種別に対応する技能と投擲技能です。
投擲専用のアイテムは投擲を行っても無くなりません。
投擲可のアイテムは投擲を行ったら回収するまで使えません。
■o1-7『防御』
防御は受動行動として行動宣言で行います。
行動宣言では防御方法を明記してください。
NPCからの攻撃では達成値が目標値以上の場合、ダメージを受けません。
PCからの攻撃では、防御の達成値が攻撃の達成値以上の場合、ダメージを受けません。
防御を失敗するとダメージを受けます。
回避行動も同様に処理しますが、回避を失敗した場合、ダメージが2倍になります。
■o1-8『ダメージ』
ダメージを与える行動が成功し、防御行動が失敗した場合、対象はダメージを受けます。
ダメージ量は攻撃の威力の半分(端数切捨て、最低1)です。
攻撃対象または防御で使われたアイテムはダメージ量の能力値を失います。
ダメージの割り振りは攻撃側が決めます。
受動側が回避行動を失敗した場合はダメージが2倍になります。
最終更新:2008年09月06日 12:04