アットウィキロゴ

『カスJK沙都子と梨花vs保育園③』




【♪BGM】

◆体操の時間

沙都子「うぇ〜〜〜wwwwww」(TikTokでBANされるレベルのクソダンス)
園児たち「「「わーーーい!!さとっち変ーーー!!」」」
沙都子「おい!!wwwwww」
保育士「北条さんありがとうございました!……キレキレでしたね!w」
沙都子「いえいえTikTok仕込っすよ〜www」

梨花「は?」
友達A・B「は?」


◆お昼ゴハンの時間

保育士「じゃあみんな〜、手を合わせて〜、いただきま……」
沙都子「あーナンセンスナンセンス」
保育士「え?」
沙都子「令和のjkはこうっスからwはい、全員カメラ目線ね〜〜!!」
園児「「「は~~い!」」」
沙都子「せーのっ」
沙都子「映え〜〜〜〜〜〜!!!!」
園児たち「「「ばえぇぇぇぇぇぇ!!!!」」」(全員一斉にパクパク)

梨花「は?」
友達A・B「は?」


◆お昼寝の時間

園児「……zzz……」
保育士「こんなに早く寝るの……初めてです……」
保育士「北条さん、うちで働きません?本気で」
沙都子「いやいやいやwwwただの遊び疲れっスよwwwww」

梨花「は?」
友達A・B「は?」


◆お歌の時間

沙都子「フ〜は、フラペチーノのフ〜〜〜〜♪」
園児「ふ〜〜〜〜〜〜♫」
沙都子「ラ〜は、ラテに砂糖入れすぎの優子(笑)〜〜〜♪」
園児「ゆうこ〜〜〜〜〜♫」

梨花、友達A・B「……は?」(死刑執行人が同時に目を合わせた顔)


沙都子「アハハハハ〜〜〜!!集え集え愚民ども〜〜!!」
園児たち「「「さとっちおねえさんだいすきーー!!」」」






帰りの時間。
園庭の端。

沙都子「じゃーね〜〜!みんな元気でな〜〜!」
梨花、友達A・B「……」
園児たち「…………」

空気が、止まる。

一人の女の子が、列からそっと外れる。
足元を見ながら、もじもじ。
ぎゅっと握られた両手。
目の端に、涙。

梨花「あ?」
女の子「……さとこおねえさん……」

差し出される、小さな折り紙の束。
ぐちゃっとしてる。色もバラバラ。

女の子「……みんなで……つくった……」
沙都子「え?」

一瞬きょとんとして。
次の瞬間、いつもの軽さで。

沙都子「マジ?やば、天才子役じゃん。すごすぎ〜〜!!」

その瞬間。

女の子「……っ!う、うわぁぁぁぁぁん!!!」
沙都子「え?」
保育士「え!? ちょ、えっ!?」

女の子「また来てよぉぉ!!」
女の子「またあそんで!!またうたって!!フラペチーノのはなしして!!」
女の子「ずっといようよぉぉぉ!!!」
沙都子「……」

気づけば、周囲も崩壊。
泣き声が、波みたいに広がる。

園児A「やだぁぁぁ!!」
園児B「かえらないでぇ!!」
園児C「さとっちぃぃ!!」
園児D「またくるっていってぇ!!」

園児たち「「「うわぁぁぁぁぁぁん!!!!」」」


友達A「……ヒソヒソ(いいともグランドフィナーレ?)」
梨花「……ヒソヒソ(幸福の科学最終回やろこれ)」


保育士は完全にフリーズ。
助けを求める目で沙都子を見る。

保育士「……北条さん……」
沙都子「……」

沙都子は、一歩前に出る。
しゃがむ。
目線を合わせる。
夕日。

沙都子「ゆかちゃん。ゆうた。ともき。みんな」
園児「……うぅ……」
沙都子「@Satoko_H0J0_2828
園児「……え?」

沙都子「──TikTokダウンロードしな?いつでも会えるぜ……」

園児たち「「「わぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!(歓喜の涙)」」」
保育士「……っ(目に涙)」


友達A「……死にた……」
友達A「あ、ごめん。独り言だから……」
梨花、友達B「史上最強のトラウマ回だろコレ……」

沙都子「……」

沙都子「……あんたらの言いたいことは分かるよ」
梨花「あ?」
沙都子「でもさ、もう帰ろか」
友達A・B「は?」

沙都子は立ち上がり、鼻で笑う。
一瞬だけ、夕日を見る。


沙都子「──うちらの元の生活へ────」

梨花、友達A・B「」


四人の影が、長く伸びる。
夕日は沈みきらず、背後では、まだ教祖様への歓声が混ざっている。
それは、誰の人生にも残らない一日。

でも確かに、──あった。




前回 次回
カスJK沙都子と梨花vs保育園② カスJK沙都子と梨花vs保育園④
最終更新:2026年01月16日 00:31