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火垂るの墓


高畑勲監督による1988年の映画『火垂るの墓』は、野坂昭如の同名小説をスタジオジブリがアニメ化した、戦争の悲惨さを描いた不朽の名作です。
第二次世界大戦末期の神戸を舞台に、親を失った兄妹が過酷な状況下で必死に生き抜こうとする姿を、一切の妥協を排したリアリズムで描き出しています。



『火垂るの墓』ストーリー解説(8行)


1. 神戸大空襲によって母を亡くし家を焼かれた14歳の清太と4歳の節子は、遠縁の親戚宅に身を寄せる。
2. 当初は歓迎されるも、物資不足の中で叔母から疎まれ、居心地を悪くした清太は節子を連れて自炊生活を決意する。
3. 二人は防空壕を住処とし、蛍を放って灯りにする束の間の平和な時間を過ごすが、食料はすぐに底を突く。
4. 飢えに苦しむ節子のために、清太は火事場泥棒や畑からの窃盗に手を染めるが、困窮した生活は改善しない。
5. 栄養失調により衰弱していく節子は、やがておはじきをドロップだと思い込み、泥の団子を食べるほど理性を失う。
6. 清太が必死で食べ物を用意して戻った時には、節子はすでに息絶えており、彼は独りで妹の遺体を荼毘に付す。
7. 終戦後、生きる気力を失った清太もまた、三ノ宮駅の構内で誰にも看取られることなく衰弱死を遂げる。
8. 現代の神戸の夜景を背景に、幽霊となった兄妹が寄り添いながら街を見下ろす静かなラストシーンで幕を閉じる。



主要キャスト(声の出演)

清太:辰巳努
節子:白石綾乃
母:志乃原良子
親戚の叔母さん:山口朱美
最終更新:2026年03月07日 15:01