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子宮に沈める


緒方貴臣監督による2013年の映画『子宮に沈める』は、2010年に大阪で実際に起きた「大阪2児放置死事件」をモチーフにした、極限のネグレクト(育児放棄)を描く衝撃作です。
物語のほとんどがアパートの一室という閉鎖的な空間で進行し、母親が徐々に育児を放棄し、幼い子供たちが飢えと孤独に蝕まれていく過程を冷徹な固定カメラで捉えています。



『子宮に沈める』ストーリー解説(8行)


1. 幸せな家庭を築いていたはずの由希子は、夫の突然の家出を境に、二人の幼い子供を抱えたシングルマザーとなる。
2. 生活費を稼ぐために夜の仕事を始めた由希子は、過酷な現実と孤独に疲れ果て、次第に子供たちの存在を疎ましく感じ始める。
3. ある日、彼女は新しい恋人と過ごす時間を優先し、部屋のドアを外からガムテープで目張りして家を空けるようになる。
4. 残された3歳の幸と1歳の蒼空(そら)は、母親がいつか帰ってくると信じ、わずかな食べ物や水道水で飢えを凌ぐ。
5. 部屋は次第にゴミで溢れ、電気や水道も止まる中、子供たちは真っ暗な闇の中で極限の空腹と恐怖に耐え続ける。
6. 由希子はたまに帰宅しても、衰弱した子供たちの姿を直視せず、再び快楽を求めて部屋を去るという行為を繰り返す。
7. やがて体力の限界を迎えた下の弟・蒼空が静かに息を引き取り、姉の幸はその横で動かない弟を世話し続ける。
8. 最終的に帰宅した由希子が、変わり果てた部屋の惨状を淡々と片付け始めるという、救いのない結末で映画は幕を閉じる。



主要キャスト

由希子(母):伊澤恵美子
幸(娘):土屋希乃
蒼空(息子):土屋瑛輝
夫:辰巳蒼生
最終更新:2026年03月07日 15:03