死刑に至る病
白石和彌監督による2022年の映画『死刑に至る病』は、櫛木理宇の同名小説を実写化したサイコ・サスペンスです。
稀代の連続殺人鬼と、彼から届いた一通の手紙によって事件の真相を追い始める大学生の姿を通して、人間の心の奥底に潜む闇と洗脳の恐怖をスリリングに描いています。
『死刑に至る病』ストーリー解説(8行)
1. 鬱屈した日々を送る大学生の雅也のもとに、24人の殺害容疑で逮捕された死刑囚・榛村から手紙が届く。
2. かつて近所のパン屋の店主として慕われていた榛村は、最後の事件だけは「冤罪」だと主張し、雅也に調査を依頼する。
3. 雅也は調査を進めるうち、榛村がいかにして獲物の心に入り込み、信頼を得てから残虐に殺害したかを知る。
4. 榛村が指定した「真犯人」を追う過程で、雅也は自身の出自や母親の過去に潜む不穏な繋がりを疑い始める。
5. 面会を重ねるごとに雅也は榛村の理知的な弁舌に魅了され、精神的にコントロールされていく。
6. やがて雅也は事件の真実に辿り着くが、それさえもすべて榛村によって仕組まれた「ゲーム」の一部であった。
7. 榛村の狙いは、物理的な殺人のみならず、雅也という青年の精神を破壊し「第2の自分」にすることだった。
8. 檻の中から優雅に微笑む死刑囚の魔手から逃れられず、日常が侵食されていく恐怖を暗示して物語は終わる。
主要キャスト
榛村大和:阿部サダヲ
筧雅也:岡田健史(水上恒司)
金山一輝:岩田剛典
筧衿子:中山美穂
根津かおる:佐藤玲
最終更新:2026年03月07日 15:06