さがす
片山慎三監督による2022年の映画『さがす』は、失踪した父親と、彼を懸命に捜す娘の姿を描いたヒューマン・サスペンスです。
「指名手配犯を見かけた」と言い残して消えた父の足取りを追ううちに、聖職者か悪魔か判別しがたい人間の多面性と、生と死を巡る衝撃の真実が浮き彫りになっていきます。
『さがす』ストーリー解説(8行)
1. 中学生の楓は、父・原田智が「指名手配中の連続殺人犯を見た。捕まえたら300万や」と言い残し失踪したため、父を捜し始める。
2. 智が働いていた日雇い現場を訪ねた楓は、そこで父の名を語り、平然と働く見知らぬ若い男「山内」に遭遇する。
3. 物語の中盤、視点は父・智の過去へと遡り、彼が難病に苦しみ死を望む妻を抱え、困窮していた日々が明かされる。
4. 智は妻の願いを聞き入れ殺害しようとするが、土壇場で実行できず、ネットで知り合った「死神」こと山内に手を貸してもらう。
5. 山内は「死にたい人間」を殺害することを快楽とするシリアルキラーであり、智は山内の犯行を隠蔽する共犯者となっていた。
6. 指名手配された山内を殺害して賞金を得ようとした智だったが、返り討ちに遭いそうになり、死闘の末に山内を殺害する。
7. 智は自らの罪を隠し、山内を捕まえた英雄として帰還するが、楓は父の言動に隠された違和感と拭えない疑念を抱く。
8. ラスト、卓球をしながら静かに語らう父娘だったが、父が漏らした一言から楓はすべてを察し、二人の関係は修復不能な深淵へと沈む。
主要キャスト
原田智:佐藤二朗
原田楓:伊東蒼
名無し(山内照博):清水尋也
原田公子:石井正則
ムクドリ(蔵島みどり):森田望智
最終更新:2026年03月07日 15:07