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『恋する一欠片《ワンピース》』


(キャラ)ナルシソ・アナスイ、北原美月、心先輩




 おい、朝起きたら人生が『一変』してた──なんて経験、テメーにあるか?
「YES」か「NO」、二択で答えろ。

言っとくがな、これは歯ァ磨いて、メシ食って、外へ出たら何かが起きた……なんてヌルい話じゃあねェぞ。
目が覚めた『瞬間』だ。
……わかるか?「変化」じゃねぇ、『確定』だ。
朝、目を覚ました瞬間には『もう終わってる』。
裁判の判決みてェな、逃げ場のない運命の『確定』。そういう話をしてるんだ。

俺は…………──『ある』。

忘れもしねぇ、ありゃあ湿気臭ぇモーテルでの出来事だった。
言うなら「ここで人類が繁殖してる」って事実に、神が失望を覚えるタイプのゴミ部屋でな。
朝日は白くてうぜェし、風で揺れるカーテンは目障り。
俺は重い瞼を閉じたまま、クソったれな眠気を貪っていたんだがよォ……。
半分眠ったままの脳に、まず『匂い』が刺さりやがったんだ。

キッチンの方からだ。
誰もいないはずなのに、コンガリ焼けたトーストの匂いが漂ってくる。
ただのパンじゃねぇ。表面だけカリッとして、中はまだ柔らかい……『誰かが誰かのために焼いたパン』の匂いだ。
しかもコーヒーまである。
わかるか?
孤独な人間の部屋に存在しちゃあならねェタイプの香りなんだよ。
俺はその時点で理解したな。
「あぁ、とうとう『来た』んだな」って。
で、隣を見たらどうだ。
……『一変』だぜ。

…………いたんだ、──空条徐倫が。
髪ボサボサで、口半分開けて、着飾るなんて知らねェ無防備な肌で……俺の腕を抱いて寝てやがった。
しかも重てェんだよ。
女ってのは細く見えても、抱きつかれると妙に質量感じるモンだよな?
「んん~っ……」とか寝言言いやがってよォ……。
……その瞬間、俺の脳細胞は完全に『婿入り』へ屈服したな。

「昨夜何があったのか?」
──そんなモン、解析する必要もねェ。

「酒か?」
「運命か?」
「スタンド攻撃か?」
──理由なんざどうでもいい。
重要なのは、目の前にある『結果』。ただそれだけだ。


俺は辿り着いちまったんだよ。
人間が生きる理由そのもの。
言っちまえばよ、『愛』ってヤツによ────。


──じゃあよォ、「キッチンで朝食作ってる。あのワイフは誰なんだ?」……っつう話になるよな?

……あぁ、全焼だったよ。モーテル。
夢ン中じゃあ事後。現実はスタンド使いですらねェ老いぼれの、タバコの不始末だ。
こんな淫夢を『一変』の例として語らなきゃあならねェのが、俺の人生の何よりも哀しいところだぜ……。



 いいか、こりゃあ教訓だ。
「人生はある朝突然変わる」だの、「運命の出会い」だの、そんなモン信じてるヤツは三流の恋愛映画で脳ミソ溶かしたボケ女だけだ。
どんな『結果』にも、どんな『悲劇』にも、そこに至るまでの『積み重ね』が必ずある。
伏線もなく犯人が現れる推理小説ゴミ箱直行なのと同じで、この世のあらゆる物事には『必然』がこびりついているんだ。
つまりよォ~~~、今オレの『現状』にも、当然理由があるわけだ。
……バトロワだか授業だか知らねぇが、森口のクソババアも、俺の経歴と性格と前科計算した上で、わざわざこんな朝を用意したんだろうぜ。


俺は──、
たったひと眠りしただけでよ────、



 バシ、バシバシッ

「にゃ~~~ん」


「…………ンだよ、これ……」



──『女子中学生バラバラ殺人』の指名手配犯 兼 ネコ一匹との奇妙な共同生活が始まってたんだ。



【北原美月@告白(映画) 死亡確認】
※死体は六等分に解体されたうえで放置されています。



【ナルシソ・アナスイ@ジョジョの奇妙な冒険】
[状態]:低血糖(軽)
[装備]:キクラゲ@ドロヘドロ
[道具]:基本支給品一式、不明支給品×1~3
[思考]:……終わりだな。徐倫との関係も、何もかも。
1:……寝てる間なにがあったか思い出せねェ。
2:ンだこのネコ……いや、イヌか? 保健所の役人も涙なしにぶち殺すような、きっもち悪ぃ造形してやがる。
3:まずはこの『死体』をどうにか処理しねェと。
4:……だなんて、これで話が終わると思ったら、





大間違いだっつう話だ。

……安心しろ、分別する手間もいらねェ。俺ァ『白』だ。
こりゃあ人種の話してるわけじゃねェぞ? 六法全書を漂白剤で煮込んでもまだ足りねぇくらい、潔白っつう意味だ。
法廷でジジイに唾飛ばされながら、「被告人、あなたは──」とかやられる趣味はねェ。
だからよォ~~~、今からきっちり『ありのまま』を証言してやる。



 バシバシバシバシッ!!

「にゃ~~~?」

「今この俺に話しかけてんじゃあねェーーーッ!! 腸詰にするぞこのトンチキがッ!!!」


 第一証言、対象:クソネコ。
──まずは、このドブ底から産み落とされたような『スタンド使い』からぶっこませてもらう。

耳は垂れてやがるし、顔は覆面レスラーみてぇだし、目つきは死刑囚のそれ。
名前は“キクラゲ”という。
支給されたスマホの能書きによると、どうやらコイツが俺のパートナー《支給品》になるわけだ。
今俺がいるのは、いつだかによく似たモーテルの一室。
んで、このクソは階下の住民のことなんざ頭にねぇ。捕まえたゴキブリ一匹をバシバシバシバシ。
無益な殺生この上なしに床ぶっ叩いて、俺がここに存在することを全力でアピールしてくれやがる。
……俺は動物だろうが人間だろうが、足らねぇヤツが世界で一番大嫌いだ。
動物愛護が胃の中のワッパー全部ぶちまけるくらい、八つ当たりするのはすでに決定事項だぜ。



 バシバシバシバシッ!!
  バシバシバシ!!

「にゃ~~~……にゃにゃ~~~」

「…………」


……あぁ、当然そこは気になるよなァ?
「何故お前はそいつを蹴り殺さ──」……いや、違ぇ。

『何故、こいつが『スタンド使い』扱いなのか?』────。

……そこだろ?
フフッ。焦るなよ。
コース料理ってのはな、一番ヤバい皿を最後に出すからこそ成立すんだ。期待して待ってろ。


 バシンッ!

「にゃふ~~~~♪」

「……チッ。ヌケサクが…………」



 第二証言、対象:バラバラ死体。
──名前は北原美月。どうやらミズホと呼ばれるのがお好みらしい。
……便利な時代だぜ。人間一人死んでも「参加者名簿アプリ」ワンタップでプロフィール拝めるんだからなァ。

で、先に言っとくぞ。
俺が夢遊病でブッ殺したとか、スタンド能力が暴走したとか、そういう線は万に一つもねェ。
今回ばかりは、神に誓って冤罪だ。
必要なら人は殺す。そこは否定しねェが……俺がやった仕事かどうかくらい、俺自身が一番深く理解してる。

この死体は──雑すぎる。
見りゃ分かるぜ。関節を理解してねぇ、人体を構造物として認識してない切り方だ。
まるで料理のできねェ無能が、動画サイトを見ながら魚を捌こうとして、途中でキレて全部ぶつ切りにしちまった……そんな有様だぜ。
つまり犯人は素人。
骨の断面も、筋肉の裂け方も、冷静なヤツの仕事じゃあねェ。

あと臭いだ。腐敗臭ってヤツだな。
死体ってのはな、時間経過が臭いに全部出る。
血、脂、腐敗、胃液……。
プールの授業をサボってる女子生徒が隠し持ってる濃密な匂い……それを十倍濃縮して、湿気と熱で煮込んだ感じを想像してみろ。
それが、今この部屋の惨状だ。
獣臭ェLSD臭ェ一室に漂ってよ、鼻が「もう働きたくない」ってストライキ起こすレベルなんだから──んじゃあ俺の無罪は確定してるよなァ~?


……ったく、濁った眼で自分の背中眺めやがって……。
気味悪ぃ。本当に気味悪ぃ、
俺は生ゴミ同然のミズホに、しばらく憎々しげな視線を投げ続けていた。



 バシバシバシンッ!
「んんんっにゃあ~~~~~^^」

「だからやかましいと言ってるだろッ!! ハッキリした……テメェはネコじゃねェッ!! ネコっつうのはガキ二歳程度の知能があんだッ!! テメェはそれを考える脳もないッ!! テメェはゴミムシが妄想妊娠で産み落とした人糞なんだよマヌケがァーーッ!!!──」


「──………………チッ。情けねぇ……」


…………悪いな、語り手が感情的になっちまうと話は途端に安っぽくなる。
だがよォ、森口のクソババアが寄こした支給品は、人間の神経を逆撫でする才能だけは超一流らしい。
このままだと、俺の喉仏が葬式を待たずに怒りで火葬されちまう。
さっさと本題に入るぜ。


 第三証言。
──あぁ、今回は単刀直入だ。


 バッシン!!!!!

「にゃんにゃん~~~~~♪」


──このクソ猫は、さっきから自分の吐き出す『煙』で、潰したゴキブリを何度も『蘇生』してやがる。
──ンなご都合主義の塊みてぇな『スタンド使い』がコイツっつう、そんな話だ。

死体、クソネコのスタンド、蘇生、生臭ぇ室内……。

…………ほらよ、点と点が結ばっただろ?
ここまで来りゃあ、俺の取るべき行動は一つに決まってるぜ────。



「……ったく、いつまでもそのゴミと遊んでろ」



冤罪を未然に防止し、俺の『白』を維持するために。
床に散らばった肉片のゴミをレジ袋に詰め込んで──ゴミ箱ダンク準備。
それだけだ。


「……にゃふっ?」

「おい、反応すんじゃあねェ。傷害致死してやるぞ、この下等生物が……」



 ……あぁ、それだけだ。文句あるか?
この化け猫が犯人かとか、黒幕がどうとか、どうやってミズホを殺しただとか。
そんな推理ごっこ、コナン・ドイルが鼻からコカイン吸いながら拍手するくらいの状況証拠持ってきたら考えてやる。

そんでもって、反吐が出る偽善ごっこもな。
このガキを蘇生っしろだと? ハッ、冗談キツいぜ。
グチャグチャに解体されて、腐って、痛みも恐怖も全部終えて……ようやく『楽』へ辿り着いたんだ。
それをまた現世へ引きずり戻す?
そいつァ救済じゃねェ、拷問だ。死者へのこれ以上ない冒涜だ。

だからこれは怠慢じゃあない、むしろ慈悲だ。
ミズホのためを思って、俺は放置を選ぶ。
関係性ってのはよォ~~、常にwin-winじゃなきゃ意味がねぇ。それが俺の主義だ。
……それに。こんな三文芝居で、徐倫やあのお父様にまで迷惑かけるのは、さすがにゴメンだからな。


だから俺は、コンドームと酒臭さが染み付いたゴミ箱へ向かって、レジ袋を持ち上げた。
ただ、それだけの話だった。



……それだけで、俺は……、
俺は話をフェードアウトするつもり…………だったにのよォ………………。



「……にゃっ。にゃふ~~~ん!!」

「あ?」



 ──ガチャッ


「…………ぁ? あぁっ!? キ、キクラゲ……!? お前こんな所にいたのかよ!」

「あ?」


「……いや待て。……あー、なるほどな。アンタに支給されたのか。悪い、世話かけた」

「……ァ?」

「礼は言わねぇが、悪いことも言わねぇ。キクラゲは煙さんのお気に入りなんだ。返してもらえると助かる」

「…………ァあ?」



 ……あぁ、これ以上ない蛇足だぜ。
ハリウッドが氷の微笑2を作ると発表したときもたまげたが、コイツはその中でも飛び抜けてる。
ドアからの侵入者は、心臓のマスクを被った変態。
手には物騒なハンマーを持っててなァ、スーツの全く似合わねェ巨漢の野郎だ。
一目見れば、いや、見なくても直感で分かる。
コイツは“そういう側”の人間。
「日常」から完全に切り離された、殺し合い専用の怪物だ。


「……ったく殺し合い、かぁ。悪魔共もよく考えたもんだよな。俺らみてぇなの集めて好き勝手潰し合わせるんだろ? 人権もクソもねぇ。……まぁ、煙さんならこういうの笑って楽しみそうだけど。──」

「──おいキクラゲ、早く帰るぞ」

「ふにゃ~~~。ごろごろごろ──」


「────ふんにゃあっ!!!???」



「……あ?」



引き金──俺がやせ細った豚猫の首掴んだトリガーはよ、つまりはこの心臓野郎になるわけだがな。
……そんでもって、俺はこいつを主題に語る気なんてさらさらねェ。
闘争心とか、正義感とか、「殺し合い反対!」みたいな暑苦しい思想じゃあなくてよ。
俺が《潜行(ダイブ)》させた理由っつうのは、──もっと単純だ。


「……ンだよその顔……。アンタ、悪いがこのネコは──」

「お前、ゲームに乗ってるだろ?」

「……あ? ……アンタには関係ない。俺はただキクラゲ回収しに来ただけだ。面倒起こしたくねぇし──」

「なら、ちょうどいい」

「は?」



「殺人鬼から『幼気な少女』を守る……だァなんて、悪くねぇ導入だと思わねェか?」


「…………ぁあ?」



レジ袋越しの瞳──。

ガラス細工みてぇに濁った『彼女』の目に、確かに俺一人しか映っていなかった──。


……それだけの蛇足に、クソ猫の『煙』が舞っただけのことさ。




「────祝福しろ、犠牲者」



…………
………
……




 あの日のことは、今でもはっきりと脳に刻まれている。
修哉の部屋だった。
「結局マザコンなだけじゃん」って──それが私の人生に終止符を打つ『致死材料』になったことも、この身体は覚えている。
あとの景色は全部、まどろみみたいに、ボヤけた断片映像の連続ってだけ。
修哉の鬼のような形相。振り下ろされる鈍器。頭の中に硬いものがめり込む感じ。視界が横に流れて、テレビの砂嵐みたいに景色がバチバチして。
──そのあと、私は自分を『俯瞰』していた。

ぐちゃ、という鈍い音。
肉が裂け、骨が断たれる、乾いた音。

不思議と、怖くはなかった。
痛みさえも遠く、ただ無残に解体されていく自分という名のマネキンを、ぼーっと眺めているだけの観客だった。



「え?」


 ……次に意識が浮上したとき、私は誰かに抱えられていた。
見たこともない男だった。
網タイツのような奇抜すぎる格好、鋭利な刃物のような目つき。
どこをどう見ても「関わってはいけない人」のジャンルを煮詰めたような男。
その人は、ボロ布のようになった私を片腕で抱きかかえながら、別の殺人鬼と『殺し合い』を演じていた。


 ──BANNNNNNNNNNNNNNNNNNNNNNNNNNNNNNNNNNNNNNNNNNNNN!!!!


「わけわかんねッ!! 意味分かんねぇよッ!!!? なんだ……なんだテメェ!? イカれてんのかオイ!!!」

「あぁ? トンチキが……。シラフでこんな真似ができるなら、そいつぁもっと怖ェ話だろ。だったらよォ──」

「──俺は一ミリも怖くねェってコトになるよなァアアアアアーーッッ!!! このボケ脳みそがァアアアアッッッ!!!!──」

「──沈めッ!!! 《潜行(ダイブ)》しろッ!!!」


 ──PAN...ッ!!



「ハァ……ハァ……ハァ…………。……っ、はぁ……??」

「……が……ッ、ゴホッ……ハァ……」



「……え?」


……脳が理解を拒絶するような光景を前にして、私は妙に冷静だった。
恐怖とか、逃亡本能とか、そういう生身の感情が追い付かない。
ただ「あぁ、そっか」って。
だから、私はあっさりと結論を出した。

うん。
ここは、間違いなく死後の世界。
逃げ場のない、永遠の……地獄──……、



「──だなんて思っているんだろ、ミズホ。……悪いがここは地獄じゃあねェ」

「えっ?」


急に話しかけられて、頭の中が真っ白になった。
たまに“頭がフリーズした”って言うけど、たぶんこういうことなんだと思う。
さっきからずっと痛む頭を押さえようとして、私は額に手を当てた。
でも、その変な男の人は、それを遮るみたいに私の手首を掴んで続けた。


「ンでもって当然、天国でもねェ。いいか、よく覚えとけミズホ」

「え? え? ……な、に……?」

「俺たちが天国へ行くのは二日後だ。この糞ゲームを解体して終わらせた直後……その瞬間だっつうことだよ。……フッ、俺にはちょうど──」

「なにお喋りしてんだバカッ?!!! テメェが進んで「殺し合いしましょう」なんてヌかしたんだからなッ!!!」


 ──ブン、って。
空気を切り裂いて振り下ろされた金槌を紙一重でかわしながら、変な男の人は話を続ける。


「ィイイッ!!! っるせェなモブ!! 会話シーンに割り込むんじゃあねェーーーーッ!!!」

「ったらさっさとキクラゲ返せッ!!! テメェみたいな狂人殺す価値もねぇんだよッ!!!」

「ふにゃぁあーーーーっっ!!!????」


 ……あ。よく見たら、変な猫もいた。
犬なのか猫なのか分からない顔した、すごく嫌な見た目の動物。
その子は変な服装の男に抱えられて、手足をバタつかせて暴れていたけれど、正直もう、そんなことはどうでもよかった。

男の人は、また私を、射貫くような目で見つめる。


「……ちょうどいいんだよ。なにせ俺ァ、不本意ながら『神父』の知り合いがいてよ。フッ」

「……は?」

「プロポーズだ。断ってみろ。その度に、コイツの部品が一個ずつ増えていくがな……?──」


意味が分からない。本当に、何一つとして。
なんで今、この修羅場でその話をしているのかも理解不能。
でも、その人は、狂おしいほどに真剣な顔で言い放った。



「──結婚式会場は天国だ。……結婚しろ、北原美月」


「…………え?」



 …………この人、これを「かっこいい」と思って言ってるのかな。
金づちがまた振り下ろされ、私の髪は激しく揺れ、──のちに『アナスイ』と自称した婚約相手は、私を執着に近い力で受け止める。

ふと、視線が床に落ちた。
そこに転がっていたのは、……『人差し指』だった。
あんなに丁寧にネイルを塗った、見覚えのある指。



それを、脳が『自分の体の一部』だと理解した瞬間。

また、無慈悲に金槌が振り下ろされて。


……そしてまた、あの猫から、不気味な『煙』が立ち昇って…………。



「「死ねぇエッッッ!!!!!!!!!!!」」




【心先輩@ドロヘドロ】
[状態]:疲労
[装備]:金槌
[道具]:基本支給品一式、不明支給品×1~3
[思考]:掃除。……無意味な殺しは好きじゃねぇ。
1:コイツ本当に意味分かんねぇ……。ホールのイカれた連中でも、まだ会話は成立したぞ……。脳みそカビてんのか?
2:網タイツの変態を掃除。……出来ればバラバラにせず、原型を留めたまま終わらせてェんだが。
3:キクラゲを煙さんの所へ連れて帰る。勝手に迷子になんなバカ猫。

【北原美月@告白(映画)】
[状態]:蘇生・右人差し指欠損
[装備]:不明
[道具]:基本支給品一式、不明支給品×1~3
[思考]:状況整理。
1:……『ミズホ』って……。
2:右手が気持ち悪い。見たくない。でも確認しなきゃいけない気がする。
3:とりあえず、この場で一番“普通”じゃないのはアナスイって人だと思う。
4:……死んだはずなのに、お腹が空いてる。

【ナルシソ・アナスイ@ジョジョの奇妙な冒険】
[状態]:ゼクシィ読んでるアバズレよりも遥かな結婚願望
[装備]:キクラゲ@ドロヘドロ
[道具]:基本支給品一式、不明支給品×1~3
[思考]:結婚式場へ向かう。
1:いたいけな少女を守るヒーロー役……悪くねェ。むしろ最高だ。
2:心臓マスクを殺害。……コイツ、スタンド使いか?
3:ゲームが終わったら美月と結婚。……だが、徐倫も捨てられねェ。そこが唯一のバグだ。
4:……待てよ。美月を同性愛に目覚めさせれば解決じゃあねェか? 徐倫と美月が愛し合えば、俺を頂点とした『完全なる正三角形』が完成する。角も立たねェ。完璧だ。
5:プッチの精神を《ダイバー・ダウン》で徹底的に分解。その後、神父役として誓いの言葉を読ませる。


最終更新:2026年05月29日 07:40