第一階層 垂水ノ樹海(2)




3F

D-4 強烈な威圧感を放つ存在


君たちが迷宮の広間を横断しようと
すると、不意に強烈な威圧感を放つ
存在が現れた!

どうやらあの魔物は縄張り意識が
非常に強いらしく、君たちが自分の
領域を侵したと思っているらしい。

君たちが無事にこの部屋を出たいと
思うなら、あの魔物に自ら近づこう
などとは思わないのが賢明だ!

離れているにも関わらず刺すような
殺気が背中にまとわりついているのが
何よりの証拠である!

相手の動きやこちらとの距離を見て
無謀な戦いを避けるのも冒険者の
技術の一つなのだ。


C-2 扉の前


樹海を進む君たちが、扉を開こうと
手を伸ばしたそのとき、不意に
人影が扉の前に立ち塞がる。

驚いた君たちが視線を向けた先には
シノビ装束をまとった一人の少年が
笑顔で此方を見つめていた。

「やっと人間に会えたよ。
あのさ、迷宮の中にいるってことは
おたくらも冒険者だよな?」

屈託なく明るい声でそう聞く少年に
君たちは何と答えるのか?

冒険者だと答えますか?
【 Y E S 】/【 N O 】

YES

君たちが冒険者であることを告げると
彼は喜んだ様子で指を打ち鳴らした。

NO

君たちが冒険者ではないと言うと
彼は訝しむような目で君たちを
じっと見つめてくる。

「樹海にいるのに冒険者じゃないの?
まあ、そんなのどうでもいいや」

(以下共通)

「実はちょっと困ってんだよ。
この階に住んでる追いかけっこ好きな
魔物はもう知ってるよな?」

「ここまでは何とか突破できたけど
この先の部屋にいる奴がさ、ホント
しつこくて先に進めないんだよ」

「そこで物は頼みなんだけど…。
この先の部屋、魔物をうまくかわして
先への道筋を教えてくんないか?」

明るい口調で調子の良い頼みをする
少年に、君たちは頷き答えてもいいし
冷たく断るのも自由だ。

頼みを聞きますか?
【 Y E S 】/【 N O 】

YES

君たちが頷き答えた途端、少年は
嬉しそうに笑いながら感謝を告げる。

「サンキュー、助かるよ!
それじゃあオレはおたくらの後を
ついてくから先導よろしくな!」

そう言って彼は君たちの後ろに回る。
準備が整っているなら君たちは部屋の
魔物をかわしつつ進むといい。

NO

君たちが彼の頼みを断ると
彼は少し残念そうな顔をするが
すぐけろりと笑顔に戻る。

「おたくらも充分注意して進みなよ。
ボーッとしてると、すぐ追いつかれて
魔物の胃袋の中、だかんな」

彼はそう言い残すと立ち去っていく。
君たちは探索を再開し、この部屋の
攻略を試みてもいい。


A-1 扉を抜けた後


(分岐:アガタの頼みを聞いている)

君たちが追いかけてくる魔物を上手く
振り切り、扉を開けて一息ついて
いると、その後ろから声が上がる。

「いやーありがとな、助かったよ!
おたくら結構やるんだな。やはり
このオレの目に狂いはなかったぜ」

少年はそう告げた後、君たちを
ジッと見つめて言葉を続ける。

「まだ名乗ってなかったよな?
オレはムロツミ筆頭のシノビ
アガタってんだ、よろしくな!」

(分岐:アガタの頼みを聞いていない)

君たちが追いかけてくる魔物を上手く
振り切り、扉を開けて一息ついて
いると、その後ろから声が上がる。

「すげーな、抜けられちゃったよ!
へぇ、あんな感じで動けばあいつは
避けられるんだな」

いつの間にかついてきていた少年を
君たちが見ていると、彼は悪びれた
様子もなく笑う。

「まあまあ、そう睨むなって。
利用できるモンは利用して上手く
やるのがシノビって奴なんだよ」

とにかく助かったと感謝しながら
彼は一つ思い出したように声を上げ
改めて君たちに向き直る。

「まだ名乗ってなかったよな?
オレはムロツミ筆頭のシノビ
アガタってんだ、よろしくな!」

(分岐:扉を抜ける前にF.O.Eを撃破した(戦闘終了したその場で発生する))

君たちが水辺の主を打ち倒すと
陰に隠れていた少年が
感嘆の声と共に現れてきた。

「うっひゃー、おたくら強いねぇ。
まさかコイツまで倒しちまうとは
思ってなかったから驚いたぜ」

「一体何者…って、そういえばオレも
名前を教えてなかったっけ?」

「オレはムロツミ筆頭のシノビ
アガタってんだ、よろしくな!」

(以下共通)

君たちは、以前の探索中に
アガタという名前を
聞いたことがあるはずだ。

カナエと名乗る少女が
アガタという名の少年を探して
いるという話だったはずだ。

君たちはこの少年に、カナエが
探していたことを告げてもいいし
何も言わず別れてもいい。

カナエのことを告げますか?
【 Y E S 】/【 N O 】

YES

「カナエが探してたって?
あー、そうなの? 全くあいつも
しょうがねぇなぁ…」

「わかったよ。もうちょいしたら
一度街に戻るからさ、そっちの方が
早く戻った時はそう伝えといてよ」

アガタは「それじゃ」と君たちに
背を向けると、さっさと先に進んで
行ってしまった。

君たちも彼と同じく探索を先に
進めてもいいし、街に戻ってカナエに
アガタのことを伝えてもいい。

NO

「それじゃ、こっからは別行動な。
一番早く樹海の奥まで到達するのは
アガタだってこと覚えとけよな!」

少年は自信たっぷりにそう叫ぶと
そのまま風のような速さで
その場から駆けていった…。

君たちも少年と同じように
先へと急いでもいいし
一旦海都へ戻るのも自由だ。


4F

B-4 立ち塞がる異国風の男


木々の間を進む君たちの目の前に
一人の若い男の姿が現れた。

鋭い視線で君たちを見つめる男は
口元を緩め、笑みを浮かべながら
言葉を選ぶように話し始める。

「確か、2階で会った冒険者だな?
よく無事でいたものだ、まずは
その運の良さを褒めてやろう」

青年はそういいながら、ゆっくりと
森の奥に視線を向けて呟く。

「そんな運の良いお前たちだが…
いや、だからというべきか。
この先は通行止めになっている」

あまりに危険な為にな…、と
言葉を続ける青年は、鋭利な
視線を君たちへと移す。

君たちは、言葉通りここから
立ち去ってもいいし、相手に
話しかけてみてもいい。

話しかけますか?
【 Y E S 】/【 N O 】

YES

君たちは、樹海の探索の為に
来ているのに、何故通行止めに
されるのかと問いかける。

「探索ならここまでで十分だ。
ここから先は、より高みを目指す
冒険者だけが進むことができる」

青年は値踏みするように君たちを
見つめ、そして言葉を続ける。

「もし、ここまでの探索だけでは
満足できず、さらなる高みを
目指したいというのであれば…」

「…一度、海都に戻り元老院に行け。
そこで元老院から辞令がでるはずだ。
お前たちが望むなら、な」

青年はそこまで告げると、再び
直立不動の姿勢で立ち塞がる。

どうやら、一度街に戻って
元老院に行くのがいいようだ。

NO

君たちが何もいわずにいると、青年は
言葉を続けて君たちに警告する。

「…だが、どうしてもこの先へと
進みたいというのであれば…」

「…一度、海都に戻り元老院に行け。
そこで元老院から辞令がでるはずだ。
お前たちが望むなら、な」

青年はそこまで告げると、再び
直立不動の姿勢で立ち塞がる。

どうやら、一度街に戻って
元老院に行くのがいいようだ。


B-4 そのまま進もうとする


君たちが足を進めると、先と
同じ場所に同じように一人の
青年が立っている。

「通行禁止といったはずだ。
とりあえず海都まで戻るんだな」

どうやら、一度元老院に行かないと
ここから先は進めないようだ。


B-4 ミッション「冒険者選別試験!」受領後


君たちが足を進めると、先と
同じ場所に同じように一人の
青年が立っている。

「…元老院の許可がでたか?
ならば…、お前たちが望むなら
先への道に進むがいい」

青年はそう告げて道をあけながら
手にした薬品を、餞別だと告げて
投げ渡してくる。

メディカIIを手に入れた

「魔魚ナルメル…、古き言葉で
荒れ狂うナマズを意味するという」

「精々注意して戦うことだ」
青年はそういうと、樹海の行く手を
君たちに開放する。

「縁あれば又会おう。ではな…」
青年はそう告げると、ゆっくりと
樹海へと消え去る。

そう言った東洋風の男は
身を翻して、その場を立ち去った。

君たちは彼の言うことを
しっかりと胸に刻んで
先へ進むことにした。


A-4 ナルメル退治の協力要請


幾多の障害を乗り越えて進む君たちは
小道の先、小川にかかった橋の袂に
二つの人影を発見する。

どうやらそれは、ムロツミと名乗った
ギルドの二人組みのようだ。

君たちが近付くと、その一人
シノビの少年が近付いてくる。

「よっ! また会ったな。
ここまで来るってことはあの魔魚
ナルメル退治の為なんだよな?」

以前と変わらない人懐っこい笑顔を
浮かべるアガタの問いに君たちは
肯定も否定もすることができる。

ナルメル退治に来ましたか?
【 Y E S 】/【 N O 】

YES

「だよな! じゃあさ、相談が
あるんだけど、その魔魚を倒すの
協力してやってみないか?」

「オレさ、どうしても第二階層に
行かなくちゃいけないんだよね。
どんな手を使ってでも………」

一瞬アガタの顔が陰りを帯びるが
またいつものように笑うと
話を戻して、言葉を続ける。

「なぁ、いいだろ? 頼むよ!」と
強い口調で続ける少年の言葉を
肯定するのも否定するのも自由だ。

NO

「ウソいうんじゃねぇ! オレは
知ってんだぜ、今、ナルメル退治が
元老院から通達されてるって!」

「…でさ、ものは相談なんだけど
そのナルメル退治、オレたちと
協力してやってみないか?」

「オレさ、どうしても第二階層に
行かなくちゃいけないんだよね。
どんな手を使ってでも………」

一瞬アガタの顔が陰りを帯びるが
またいつものように笑うと
話を戻して、言葉を続ける。

「なぁ、いいだろ? 頼むよ!」と
強い口調で続ける少年の言葉を
肯定するのも否定するのも自由だ。

協力しますか?
【 Y E S 】/【 N O 】

YES

頷く君たちを見て、少年は嬉しそうに
笑いながら言葉を発する。

「そうこなくっちゃな! じゃあ
詳しい話は後だ。ナルメルの住む
場所にたどり着いたら伝えるよ」

「アイツの行動や習性について…
調査した結果をカナエがおたくらに
伝える手筈になってるからさ!」

「結構大変だったんだぜ!
だから、ナルメル退治の実戦は
おたくらに任せるよ!」

彼はそう言うと君たちから離れて
橋の向こうで控えていた少女と
合流し、奥へと歩いていく。

君たちは、何かうまく利用された
気がしつつも、そのまま魔魚退治
へと向かうことにする。

NO

君たちが協力はしないと答えると
少年は拗ねたような顔をする。

「…そっか、まぁ仕方ないよな。
じゃあ他の冒険者を探すさ」

アガタはそう告げると
不機嫌そうに橋の脇へ動いて
君たちに道を開ける。

君たちはその場を後にして
魔魚退治に進むことにする。


A-6 魔魚ナルメルの巣


A-4でアガタの協力要請を受けた

広大な湿地帯に足を踏み入れた瞬間
刺すような強い殺気が君たちを包む。

何処から? と周囲を見回す
君たちの横に、カナエと名乗った
星詠みの少女が姿を現す。

「このヌカルミがヤツの巣なんです。
あの魔魚ナルメルは、泥を利用して
自在に湿地帯を動きまわるのです」

少女の言葉通り、部屋の奥に
体をくねらせながら気持ちよさげに
泥の上を泳ぐ大魚が見える。

「湿地帯を自在に動くナルメルは
まずその動きを封じる必要があり
その為には地形把握が必須です」

少女はそう告げると、湿地と
そうでない場所を指差し
言葉を続けていく。

「その上で、ヤツをうまく広間の
隅へと追い詰めて…、動きを
封じた所で背後から襲撃! です」

とにかく、まずはこの湿地帯の
地形をキチンと把握してください
と、星詠みの少女は言い残す。

あとは、君たちの力にかかっている!
さぁ、恐るべき魔魚ナルメルに
挑み、そして打ち勝ちたまえ!

A-4でアガタの協力要請を断った

扉を抜けた先は、見渡す限り
広大な湿地帯になっていた!

そこに足を踏み入れた瞬間から
刺すような恐ろしい殺気が
君たちを刺激し続けている…。

その殺気の主こそが君たちの
倒すべき魔魚ナルメルに違いない!

さあ、臆することなく武器を抜き
立ちはだかる敵を打ち倒したまえ!


C-6 ナルメル討伐前に扉の先へ進もうとする


君たちは元老院から依頼されている
魔魚ナルメル討伐を遂行中だ。
まずはミッションを完遂したまえ!


A-6 ナルメル逃亡


ナルメルが突然逃げ出したと思うと
部屋の至るところに
新たな魔物が出現した!

とはいえ、このまま魔魚を
逃がしてしまえば傷が癒えて
しまうかもしれない。

君たちは手負いの魔魚を追っても
いいし、互いに傷を癒す時間を求め
ここから退却するのも自由だ。


A-6 ナルメル討伐直後


A-4でアガタの協力要請を受けた

君たちは苦闘の果てにようやく
魔魚ナルメルを討伐した!

疲れ果てた体で、君たちがその喜びに
ゆっくり浸っている所にムロツミの
カナエが駆け寄ってくる。

「みなさん凄いです!
あの魔魚ナルメルを
本当に倒しちゃうだなんて…」

少女は驚きの表情を浮かべつつ
君たちと魔魚の体を交互に
見つめ続けている。

そんな少女の背後に、調子の良い
少年が現れて口を開く。

「ありがとな! これでオレたち
全員が第二階層にいけるって訳だ」

少年シノビはそういうと
少女の手を引いて歩き出す。

「さぁて、二階層に行く為に
一旦街へ戻って準備しなきゃな!」

「そして明日からは
未知の階層へチャレンジだぜ!
縁があればまた会おうな!」

そういうと、二人は
アリアドネの糸を使って
街へと帰還していく…。

君たちは、この偉業を報告する為
街へと戻ってもいいし、さらに
奥地へ探索に進むも自由だ。

A-4でアガタの協力要請を断った

君たちは苦闘の果てに
ナルメルを見事打ち倒した。

君たちは、この偉業を報告に
街へと戻ってもいいし、さらに
奥地へ探索に進むも自由だ。


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最終更新:2010年12月31日 19:29