第二階層 海嶺ノ水林(2)
7F
A-1 探索隊とクジュラ
オランピアの姿を探し、樹海を進む
君たちは、以前に何度か話した
クジュラと名乗る青年と出会う。
青年は君たちの存在に気がつくと
冷静な面持ちのまま、ゆっくりと
歩を進め、近付いてくる。
「元老院から伝令は届いている。
お前たちがあの女を追うんだな?」
クジュラは冷たい視線で君たちを見て
ゆっくりと樹海の奥を指差す。
「衛兵隊も動員し探索中なんだが…
あまり手がかりがつかめていない」
「ただ、何人かの衛兵たちの報告で
あの女を発見したが魚どもに邪魔され
追えずに戻ったという情報がある」
「この水林の凶暴な魚どもが敵では
衛兵隊の連中だけでは荷が重い。
(ギルド名)よ、頼むぞ」
そこまで話すと青年は、樹海の南
扉のほうを指さして言う。
「俺はその先の広間、衛兵隊の本陣
となる野営地点で待機する。
何かあれば、報告してくれ」
彼が示した先には、確かに広間に
続くようで魔物の気配も感じない。
計画を練り、その指示を出すには、
うってつけの場所だと言えるだろう。
「俺に報告したいことや、質問などが
あれば、俺の所まで来るんだな」
「…あと、探索中の衛兵と出会えたら
新しい情報が入手できるかもしれん。
樹海を注意して歩くんだな」
「俺の話はそれだけだ」そう告げると
男は君たちから視線を外し、樹海の南
野営地点へと歩き始める。
君たちは、
ミッションが指示する通り
この先へ進み、オランピアを探し
見つけ出さないといけない。
B-1 野営地で待つクジュラ
(8Fで海珠入手前まで)
君たちは、樹海の小部屋に入り
クジュラへと声をかける。
「…お前たちか。
どうした、何かあったのか?」
青年はいつも通りの冷静な目で
君たちを見つめて問い返す。
何と答えますか? |
オランピアについて 衛兵隊について 何でもない |
- オランピアについて
「樹海の奥で冒険者を助ける少女が
いるという噂なら聞いていた。
オランピアと名乗る少女だとも…」
青年はそう告げながら、己の手を
じっと見つめ、何かを思い出そうと
するかのように目を細める。
「…オレが初めてその噂を聞いたのは
10年以上も前のことだ。どこまでが
真実でどこまでが嘘か知らぬがな」
「…何にせよ、その女を捕まえて
聞けば色々解るはずだ。
お前たち、よろしく頼むぞ」
(「何と答えますか?」へ戻る)
- 衛兵隊について
君たちは、オランピア探索に来ている
衛兵隊について問いかける。青年は
苦笑しながら言葉を返す。
「…元老院のばぁさんも大げさだが
それだけ怒ってるんだろうな。
だが、一個中隊は多すぎるだろう」
「オレの独断で一個小隊としたさ」
人数が多すぎても大変だしな…、と
青年は小さく呟く。
「その8割をこの海嶺の水林全域に
向かわせた。あの女を捕まえるのは
無理でも情報くらい集めるだろう」
クジュラはそこまで告げると
君たちを見て言葉を続ける。
「…とはいえ、衛兵たちの力量は
お世辞にも高いとはいえん。
連中が危険なら助けてやってくれ」
青年はそう呟きながら頼むと
用は済んだとばかりに視線をそらす。
君たちは、話を続けてもいいし
ここから立ち去ってもいい。
(「何と答えますか?」へ戻る)
- 何でもない
「そうか…。
ならば、あの女の捜索を続けてくれ」
青年はそう呟きながら頼むと
用は済んだとばかりに視線をそらす。
君たちはクジュラの言葉に従って
オランピアの行方を探ってもいい。
D-3 衛兵の忠告
(ミッション「海嶺の水林に潜む死の罠を追え!」報告まで)
「この先を右にいっちゃダメだ。
もう10人…、もどらねぇんだ」
そう言って衛兵は逃げるように
走り去る。君たちは忠告を受け止め
慎重に進んでもいい。
D-5 倒れている衛兵
(ミッション「海嶺の水林に潜む死の罠を追え!」報告まで)
君たちが警戒しつつ着実に
歩を進めていると、1人の衛兵が
倒れている姿が見つかった!
駆け寄って確認してみるものの
その衛兵に既に息はない。
尋常ではない力だったのだろう
易々とは破れないはずの鎧ごと
一太刀で斬り捨てられていた。
その惨劇の場に立ち竦んでいると
何かを見つけた(キャラ名)が
声を上げた。
そこにはこの衛兵を殺害した者が
浴びた返り血が点々と続いており
直進していったのが分かる。
君たちはその血を追って
この道を進んでもいいし
一旦引き返してもいい。
- D-5 倒れている衛兵:もう一度調べる
君たちは何か手がかりがないかと
衛兵の遺体を調べることにした。
その内、彼の手に衛兵隊に
入隊すると配られる記章が
握られていることに気が付く。
よほど大事な物なのか
息絶えて尚、それは深く
握り込まれていた。
もしかすれば、その記章があれば
この遺体の人物の身元なども
分かるかもしれない。
君たちはその遺体から記章を
取ってもいいし、取らずに
そこを立ち去ってもいい。
記章を取りますか? |
【 Y E S 】/【 N O 】 |
- YES
君たちは遺体を傷つけないよう
慎重に手から記章を取り出そうと
試みる。
まるでまだ生きているかのように
力強く握られたそれは渾身の力で
やっと抜き取ることができた。
君たちは遺体に黙祷を捧げてから
その場を去ることにした。
- NO
さすがに樹海の中とはいえ
遺体に素人が触るのは不敬に
思える。
君たちは遺体に黙祷を捧げてから
その場を去ることにした。
B-3 慌てた様子の衛兵
樹海をゆっくりと進む君たちの前に
慌てた様子の衛兵が現れる。
「い、いたぞ、あの女だ!」衛兵は
君たちを発見すると、安堵の表情を
浮かべながらそう告げる。
「この先の階段を下りていった。
衛兵たちも追っているが…、あんたら
(ギルド名)も行ってくれ!」
衛兵はそう話すと、自分はこれから
クジュラ様へ報告に向かう、と告げ
その場から走り去っていく。
情報が本当だとすると君たちが探す
少女も近いということだ。
警戒しつつ勇敢に進みたまえ。
B-1 野営地のクジュラへ報告
(8Fで海珠入手後)
蒼い樹海の小部屋に傷付いた衛兵を
見守る一人の青年の姿がある。
青年は、君たちに気付くと
近付き声をかけてくる。
「無事だったか、(ギルド名)。
女を追っていったと報告は
受けているが…、どうした?」
君たちが起こったことを手短に話すと
クジュラは頷き、言葉を続ける。
「…そうか。当初の目的通りに
あの女を捕まえることはできなかった
が…、一応の収穫はあったか」
青年は呟くと、衛兵たちに
荷物をまとめるよう指示を出す。
「俺の方でも一つ、発見があった。
互いの情報を持ち帰り、一度
出直すことにしよう」
当初の目的は達してないが
クジュラは一度元老院に戻り
報告したほうがいいという。
そして青年は準備を終えた
衛兵たちを率いて、その場から
海都へと戻っていく。
君たちも一度
元老院に戻るのがいいようだ。
8F
A-2 蒼い岩と珊瑚の壁の抜けた先
樹海の道なき道の奥、人が未だ
踏み入れていないであろう場所へ
君たちは進んでいく。
蒼い岩と珊瑚の壁を抜けた先で
君たちは探していた女性
オランピアの姿を発見した。
「(ギルド名)…、まだ樹海を
進み深都を目指すつもり」
オランピアはこれまでとは違い
冷たく感情のこもらない口調で
君たちに言葉を投げる。
「…命、惜しくば帰って。
深都を目指すことは死を意味する」
その言葉にあわせて、オランピアは
空に向かって手を上げる。
その動きにあわせて、珊瑚礁の奥から
一匹の魔物が現れ、君たちと
少女の間に割り込んでくる!
「無益な死は望まない。けれど
あなたたちは忠告を無視し
ここまで来てしまった…」
少女の手が振り下ろされるのと同時に
魔物は勢いよく襲ってくる。さあ剣を
抜き、この戦いを勝ち抜くのだ!
(深海の殺戮者と戦闘)
恐ろしい魔物を屠った君たちを
オランピアは信じがたい表情で
見つめ続けている…。
「…仕方ない。ならば私が………」
少女が小さく呟いた際、不意に
天空から声が響き始める。
「さがれ、深王の忠実なる僕よ。
汝が役目はそこまでだ。後は私に
任せて深王の下へ戻るのだ」
君たちの脳裏に響く不思議な声は
オランピアにも聞こえているらしく
少女は不満げに頷く。
「そして小さき者よ、聞け。
我らが汝らを止めるも、訳がある」
「されど汝らは汝らの都合があろう。
それもまた仕方のないこと」
天より聞こえるその声が
ゆっくりと息を吐いたその時
君たちの目の前に青い珠が現れる。
「それはこの水林を操る海珠。
それを用いて、迷宮を抜け
そして我が下までくるが良い」
「海王ケトスが汝らを歓迎しよう。
それを乗り越えしとき、汝らの前に
深都が見えるであろう」
深く大きく、そして澄んだ声は
ゆっくりと消えていく。
オランピアは声が収まり海珠が
君たちの手に収まったのを見ると
背後の珊瑚礁へと足を進める。
「…では、さよならだ。
(ギルド名)、もう二度と
会うこともないだろう」
言うや否や彼女は珊瑚の木々の間を
人とは思えぬ動きで駆け抜け
君たちの前から姿を消す。
君たちは、海王ケトスの情報と
謎の海珠を手に、クジュラの元へ
報告に戻ってもいい。
A-5 強く気高い気配
君たちは扉の前に立つと、その奥から
今までに感じたことのない圧倒的な
強く気高い気配を感じる!
これこそ、君たちに海珠を渡し
オランピアに命を下した
あの声の持ち主に違いない。
君たちは準備ができていれば
扉を開けてもいいし
一旦街へ戻るのも自由だ。
A-6 海王
「来たか、小さき者よ。
ここまで来るには覚悟もあろう」
蒼く美しい海の底…、その広間には
君たちが今までに見たこともない
巨大な鯨の姿があった!
その白い鯨の澄んだ目が君たちを
見つめ、知性の光が瞬くと共に
あの声が響いてくる。
「その覚悟は見事なり! されど
汝らの旅はここで終わる。最後の
相手が我であることを喜べ!」
眼前の巨体から裂帛の咆哮が上がる。
それは戦いの叫びであり、君たちは
剣を構え、その声に答えていく!
(海王ケトスと戦闘)
君たちは持てる力を振り絞り
強大な相手を打ち倒した。
君たちの目の前にその巨躯は横たわり
今まさに息絶えようとしている…。
「…すまぬ、王よ。
我は約定をまもれなかった…」
弱弱しい声が君たちの頭に響く。
そしてその声は
君たちにも語りかけてくる。
「小さき…、いや、大きな者よ。
もはや止めぬ。先へ進むがいい。
そして…、真実を見ろ」
「深都へ訪れ、深王に会え。
そして、知るが良い。秘するは
秘するだけの訳があることを…」
「願わくばそれを知った汝らが
正しき未来を選び、彼にとっての
救いにならんことを…」
海王はそこまで告げると、目を閉じ
完全に意識を閉ざしてしまった。
君たちはその言葉に従い
先に進んでもいいし
街へ戻ってもいい。
8F階段下った所から9F到達までの一連の流れは
ミッションにあります。
最終更新:2011年04月15日 15:29