真・女神転生2 年表

前作『真・女神転生』では、199X~202X年までの東京が、ゲームの舞台であった。その時代よりさらに未来へと時間が進んだのが『真・女神転生2』だ。熾烈を極めたカテドラルでの戦いのあと、東京で何が起こっていたのか、ゲームをプレイする前におさらいをしておこう。

TOKYOミレニアムとは

 かつて世界でも有数の一大都市として名をとどろかせた日本の首都・東京。ながらく繁栄を極めたこの大都市も、ICBMにより徹底的に破壊しつくされ、挙句大部分が水没してしまった。東京大破壊後、隅田川の河口に建設されたメシア教の大聖堂カテドラルは、生き残った人々の支持と大資本を背景にセンターと名を変え、新たな東京の中心部となった。
 やがてセンターは荒廃した東京に大規模な都市開発計画を施行、ヴァルハラやファクトリーといったエリアを作っていった。これらエリアの総称を“ミレニアム”と呼ぶ。ミレニアムの管理はセンターがおこなっており、司教がその指揮をとっている。使用通貨は悪魔が造りだしたとされる通貨(魔貨)である。



199X年
「戒厳令発令」
ゴトウと自衛隊がクーデターを起こし、国会議事堂・首相官邸などの占拠に成功、都内に戒厳令がしかれる。公共交通機関はすべてストップしたほか、都内のいたるところで悪魔が実体化、人々を襲うようになる。

「東京大破壊」
米国のトールマン駐日大使がICBMのボタンを押し、東京にミサイルが着弾。発射の数時間前、米国大使館内にて騒動が起きていたらしいが、詳細は不明。
203X年
「東京大洪水」
東京は徐々に復興しつつあったが、突然大規模な地殻変動が起こり、東京近郊は陥没、浸水。また東京以外の世界の各都市でも、同じような現象が起こっている。
203X年
「共同体社会成立」
メシア、ガイア教徒問わず、誰でも受け入れらる自由な集団組織が成立した。
204X年
「メシア教の台頭」
「ガイア教徒暴動」
メシア教会の統治に反対するガイア教団とガイア教徒が暴動を起こすが、テンプルナイツにより鎮圧される。
205X年
「センター完成」
大資本を利用し、旧カテドラルを「センター」と改名、完成。同時に都市国家計画「ミレニアム」を宣言。

「デモノイド開発」
労働力確保のための人造生物の開発が進む。
206X年
「ミレニアムほぼ完成」
ヴァルハラやファクトリーなどの、人々を収容するための施設がほぼ完成する。カジノなどの娯楽施設も設置。

「環境汚染」
温暖化やオゾン層破壊、放射能汚染などミレニアム以外の地域が生存不可能な状態になってきた。それにともなって完全環境施設のミレニアムに人口が集中する。

「テンプルナイツ特殊警察化」
度重なるガイア教徒による反メシアデモ・暴動を鎮圧してきたテンプルナイツはセンターに評価され、エリート化していった。またさらに、治安維持のための特権を与えられ、特殊警察のような存在になった。センターの管理体制強化の現れでもある。
20XX年
そして 救世主が誕生した……


最終更新:2019年02月16日 14:30