ヴァーチャル・バトラー

TOKYOミレニアムの各地に設置されているヴァーチャル・バトラーでは、仮想空間の中で悪魔と戦うことができる。この仮想空間の中では、たとえHPが0になってしまったとしても、現実の“死”にはならない。すべてが仮想現実、だからだ。

仮想空間の中で

 「高度に発達した科学は魔法と見分けがつかない」とは、アーサー・C・クラークの有名な言葉だが、TOKYOミレニアムにおけるヴァーチャル・バトラーは、まさにその言葉を体現したものと言えよう。ヴァーチャル・バトラーはその名称通り、仮想空間の中で戦って肉体を鍛えるマシンだ。料金を払って、自分のレベルに合わせた悪魔と戦い、レベルアップをはかる。しかもあくまでヴァーチャルな空間での出来事でしかないため、たとえ死んでしまったとしても本当の死にはならない。

ヴァーチャル・バトラー

 以上のように、ヴァーチャル・バトラーでは全滅を気にすることなく安全にレベル上げができるのだが、悪魔とのトークはできないし、仮想データの悪魔であるため、倒しても魔貨やマグネタイトを得ることはできない。あくまでも練習の場、修行の場としてでしかないのだ。

 ヴァーチャル・マシンは4段階のレベル調整が可能である。レベルによって料金や出現悪魔、ダンジョンの構造が多少違うほか、待ち構えるボスキャラクターも違う。大抵はレベルの高い悪魔が配置されているので、経験値を多く稼ぎたい場合などは便利だ。

 ヴァーチャル・バトラー上ではスティーブンと会うことも可能であるため、序盤のうちはよく利用することになるだろう。なお、スタート地点のヴァーチャル・ガールに話しかければ、途中棄権も可能である。


最終更新:2019年02月16日 14:43