直哉はパッとしないオフィスの一角で目を覚ますと、まずリュックの支給品を検める事にした。
(いや…支給日の前に誰の身体か確かめなあかんな)
直哉はリュックを漁っていた手を一瞬止めると、手鏡を取り出した。かなりの大柄で甲冑を身につけている事はわかる。
鏡面に映った顔を眺め、直哉は言葉を失った。直哉自身もこの身体の持ち主も端正な顔なのだが、本来のものよりも線が太い。太い眉、がっしりした顎、そして孤狼を思わせる眼差し。それはあまりにも…
鏡面に映った顔を眺め、直哉は言葉を失った。直哉自身もこの身体の持ち主も端正な顔なのだが、本来のものよりも線が太い。太い眉、がっしりした顎、そして孤狼を思わせる眼差し。それはあまりにも…
(甚爾君…)
幼い頃に邂逅し、その存在感をもって直哉の価値観を決定した男。顔は似ても似つかないが、顔から受ける印象があまりにも甚爾によく似ている。タブレットを取り出し、直哉は体のプロフィールを確認。
「ハハッ…」
この身体の持ち主については、直哉も心当たりがあった。
武芸を極めた、弓馬の達人。丁原を切って董卓の配下となり、貂蟬への思いから董卓をも裏切った男。
武芸を極めた、弓馬の達人。丁原を切って董卓の配下となり、貂蟬への思いから董卓をも裏切った男。
ー呂布奉先。
直哉は乾いた笑いを零した。彼は呪術界の名門、禪院家の人間だ。禪院家に非ずんば呪術師に非ず、呪術師に非ずんば人に非ず。そんな差別思想が蔓延する家風に、直哉もまた染まっているが、彼にはそれ以上に強さへの敬意と執着がある。
呪いに縁のない身体を与えられてしまったが、この身が秘める武威を理解できない雑魚ではないと直哉は自負している。
呪いに縁のない身体を与えられてしまったが、この身が秘める武威を理解できない雑魚ではないと直哉は自負している。
「うん、ええ身体や。気分もええわ」
直哉にはやっておかねばならぬ事がある。
あの偽物のクソ女を殺す、その為ならば勝ち残りも辞さない。規格外、最強のみが立つ領域に自分も行くのだ。
あの偽物のクソ女を殺す、その為ならば勝ち残りも辞さない。規格外、最強のみが立つ領域に自分も行くのだ。
「この身体に術式があれば言うことなしやけどな」
それは流石に贅沢という物だろう。最後の生き残りには元の身体に戻る権利、どんな願いでも叶えられる権利を別々に譲渡してくれるらしいが、この身体に呪力と術式を宿して元の世界に帰るのも悪く無さそうだ。
その場合は自分を直哉と周囲に理解させる手間が必要になるが、禪院家の人々はあの後、真希が殺してしまったと思われる為、そこまで面倒ではないかもしれない。
その場合は自分を直哉と周囲に理解させる手間が必要になるが、禪院家の人々はあの後、真希が殺してしまったと思われる為、そこまで面倒ではないかもしれない。
「なんやこれ」
支給品の確認に移っていた直哉は、取り出した物を見て困惑した。見たところ剣なのだが、うっかり触れると怪我しそうなほど鍔が鋭く、刀身は氷のように冷たい。
オフィスの一角に飾られていた観葉植物で試し斬りをしてみると、なんなく斬れた。実戦で使える切れ味に加え、切断面には氷が張っている。
ひとまず命を預けられる武器が手に入ったが、直哉は不満だった。術師が得物を使うなどみっともない。
オフィスの一角に飾られていた観葉植物で試し斬りをしてみると、なんなく斬れた。実戦で使える切れ味に加え、切断面には氷が張っている。
ひとまず命を預けられる武器が手に入ったが、直哉は不満だった。術師が得物を使うなどみっともない。
【禪院直哉@呪術廻戦】
[身体]:呂布@真・三國無双シリーズ
[状態]:健康
[装備]:ふぶきのつるぎ@ドラゴンクエストV
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1〜2
[思考・状況]基本方針:元の世界に帰って真希を殺しに行く。
1:せめて呪力が扱えるんなら、文句なかったんやけどなぁ。
2:この身体に呪力と術式を宿してもええか
[備考]
※母親に刺されて死んだ直後。
※領域は使えません。
※チャージ攻撃、無双乱舞などの技の扱いは、後続の書き手さんにお任せします。
[身体]:呂布@真・三國無双シリーズ
[状態]:健康
[装備]:ふぶきのつるぎ@ドラゴンクエストV
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1〜2
[思考・状況]基本方針:元の世界に帰って真希を殺しに行く。
1:せめて呪力が扱えるんなら、文句なかったんやけどなぁ。
2:この身体に呪力と術式を宿してもええか
[備考]
※母親に刺されて死んだ直後。
※領域は使えません。
※チャージ攻撃、無双乱舞などの技の扱いは、後続の書き手さんにお任せします。
【ふぶきのつるぎ@ドラゴンクエストV】
強力な氷の魔力を秘めた剣。その凍てつく刀身で斬りつけられた傷は凍り、痛みをさらに増すという。ゲーム的にはヒャド系呪文に弱い敵に大ダメージ。
強力な氷の魔力を秘めた剣。その凍てつく刀身で斬りつけられた傷は凍り、痛みをさらに増すという。ゲーム的にはヒャド系呪文に弱い敵に大ダメージ。
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