注意深く周囲を警戒しながら、一人の太眉巨乳女子高生が市街地を進んでいる。
その肉体に入った精神の名は、黒井ななこ。
アラサーで巨乳でネトゲ好きの、どこにでもいるような教師である。
その肉体に入った精神の名は、黒井ななこ。
アラサーで巨乳でネトゲ好きの、どこにでもいるような教師である。
さすがに当初は超常現象の数々に混乱したななこであったが、「考えるのは生き延びた後」と割り切ることで落ち着きを取り戻していた。
そして危険を承知で、移動を開始した。
もしかしたら、知り合いも参加させられているかもしれないと考えたからだ。
特に教え子が参加させられていたとしたら、教師として絶対に守らなければならない。
そして危険を承知で、移動を開始した。
もしかしたら、知り合いも参加させられているかもしれないと考えたからだ。
特に教え子が参加させられていたとしたら、教師として絶対に守らなければならない。
やがてななこは、一人の参加者を発見した。
憂いを帯びた表情を浮かべた、やたらとイケメンな青年だ。
もっとも、中身までイケメンかどうかはわからないが。
憂いを帯びた表情を浮かべた、やたらとイケメンな青年だ。
もっとも、中身までイケメンかどうかはわからないが。
(殺し合いに積極的なようには見えへんけど……。
声をかけるべきか?)
声をかけるべきか?)
物陰から様子をうかがうななこ。
だが逡巡しているうちに、青年と目が合ってしまう。
だが逡巡しているうちに、青年と目が合ってしまう。
(しまった、見つかった!)
慌てて逃げようとするななこだったが、青年は彼女を呼び止める。
「お待ちください、そこの方。
私は、高校教師をしている木村という者です。
殺し合いに乗るつもりはありません。
よろしければ、情報交換だけでもしていただけないでしょうか」
「教師……?」
私は、高校教師をしている木村という者です。
殺し合いに乗るつもりはありません。
よろしければ、情報交換だけでもしていただけないでしょうか」
「教師……?」
ななこは、思わず足を止めた。
◆ ◆ ◆
それから数十分後。
ななこと木村は、同職という親近感もありすっかり打ち解けていた。
ななこと木村は、同職という親近感もありすっかり打ち解けていた。
「しかし黒井先生の武器がそれだけというのは、不安ですな。
鈍器の威力は筋力に左右されますから、非力な女性が使うには心許ない。
その体もアウトドアが趣味とはいえ、体力は人並みということですし」
鈍器の威力は筋力に左右されますから、非力な女性が使うには心許ない。
その体もアウトドアが趣味とはいえ、体力は人並みということですし」
ななこが手にする木刀に視線を向けながら、木村は言う。
「できればこれを差し上げたいのですが、どうやらこれは私に与えられた肉体に紐付けされているようで……。
他の人には使えないようなのです」
他の人には使えないようなのです」
なおもしゃべりながら、木村は銃のような物を取り出した。
「それは?」
「いわゆる変身アイテム、というやつですか。
使用すると、戦闘力の高い姿に変身することができます」
「そんな、特撮番組みたいな……」
「信じられないのも無理はありませんが……。
黒井先生と出会う前に試して、効果は確認済みです」
「マジですか……。まあ、すでに体が入れ替わるって超常現象が起きてますしね……。
何が起きても不思議はないですか……」
「いわゆる変身アイテム、というやつですか。
使用すると、戦闘力の高い姿に変身することができます」
「そんな、特撮番組みたいな……」
「信じられないのも無理はありませんが……。
黒井先生と出会う前に試して、効果は確認済みです」
「マジですか……。まあ、すでに体が入れ替わるって超常現象が起きてますしね……。
何が起きても不思議はないですか……」
冷めた表情で、視線を虚空に泳がせるななこ。
彼女がそうしている間に、木村は自分のデイパックに手を入れる。
彼女がそうしている間に、木村は自分のデイパックに手を入れる。
「仕方ありませんので、私の残りの支給品を黒井先生に差し上げます。
何かの足しにはなるでしょうから」
「はあ!?」
何かの足しにはなるでしょうから」
「はあ!?」
木村の発言に、ななこは思わず大声をあげてしまった。
「な、なんでそんな!? 今ここで会ったばっかりの人間に!」
「何をおっしゃいます。弱い者を守るのは教師として……いえ、大人として当然でしょう」
「木村先生……!」
「何をおっしゃいます。弱い者を守るのは教師として……いえ、大人として当然でしょう」
「木村先生……!」
ななこの目に、うっすらと涙が浮かぶ。
「わかりました。ありがたく使わせてもらいます」
ななこは木村から支給品を受け取り、それを確認する。
ひとつは、読むと爆発を起こせるという巻物。
もう一つは……セーラー服とうさ耳のセット。
ひとつは、読むと爆発を起こせるという巻物。
もう一つは……セーラー服とうさ耳のセット。
「あの……この衣装は?」
「私の支給品を全てお渡しするという約束でしたので。
もちろん、別に着る必要はありませんよ。
着たら、私が喜びますが!」
「はあ……」
「私の支給品を全てお渡しするという約束でしたので。
もちろん、別に着る必要はありませんよ。
着たら、私が喜びますが!」
「はあ……」
これまで全幅の信頼を寄せていた木村に対し、初めて疑念を抱くななこであった。
【黒井ななこ@らき☆すた】
[身体]:犬山あおい@ゆるキャン△
[状態]:健康
[装備]:木刀@現実
[道具]:基本支給品、イオの巻物@トルネコの大冒険、ビブリオピンクチューリップの衣装@魔法先生ネギま!、ランダム支給品0〜2
[思考・状況]基本方針:生き残る
1:知り合いが参加させられていないか心配
2:この人、信用してええんか?
[身体]:犬山あおい@ゆるキャン△
[状態]:健康
[装備]:木刀@現実
[道具]:基本支給品、イオの巻物@トルネコの大冒険、ビブリオピンクチューリップの衣装@魔法先生ネギま!、ランダム支給品0〜2
[思考・状況]基本方針:生き残る
1:知り合いが参加させられていないか心配
2:この人、信用してええんか?
【木村先生@あずまんが大王】
[身体]:キューン@仮面ライダーギーツ
[状態]:健康
[装備]:レーザーレイズライザー&レイズライザーカード@仮面ライダーギーツ
[道具]:基本支給品
[思考・状況]基本方針:教師としての責務を全うする
[身体]:キューン@仮面ライダーギーツ
[状態]:健康
[装備]:レーザーレイズライザー&レイズライザーカード@仮面ライダーギーツ
[道具]:基本支給品
[思考・状況]基本方針:教師としての責務を全うする
【イオの巻物@トルネコの大冒険】
読むと爆発を起こし、周囲の敵にダメージを与えられる巻物。
使い捨て。
読むと爆発を起こし、周囲の敵にダメージを与えられる巻物。
使い捨て。
【ビブリオピンクチューリップの衣装@魔法先生ネギま!】
TVアニメ「魔法少女ビブリオン」に登場するキャラのコスプレ衣装。
具体的には、袖なしのセーラー服とうさ耳のセット。
麻帆良祭のコスプレコンテストで、佐々木まき絵が着用した。
TVアニメ「魔法少女ビブリオン」に登場するキャラのコスプレ衣装。
具体的には、袖なしのセーラー服とうさ耳のセット。
麻帆良祭のコスプレコンテストで、佐々木まき絵が着用した。
【レーザーレイズライザー&レイズライザーカード@仮面ライダーギーツ】
デザイアグランプリのサポーターが所持する、変身アイテム。
キューンの場合は、翼の生えたライオンのような姿の「仮面ライダーキューン」に変身できる。
デザイアグランプリのサポーターが所持する、変身アイテム。
キューンの場合は、翼の生えたライオンのような姿の「仮面ライダーキューン」に変身できる。
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