男は怒りに身を震わせていた。
因縁を吹っ掛けスコップで相手に殴りかかったと思えば、何故か居たカエルに当たりそれと同時に頭部に強い衝撃を受け…気付いたらこの殺し合いに呼び込まれていた。
殴ろうとした相手が何かしたのではと真っ先に考えついた男はキレ、バッグの中から取り出したスコップを取り出し持った後、怒りのまま他参加者を探し…そして見つけた。
因縁を吹っ掛けスコップで相手に殴りかかったと思えば、何故か居たカエルに当たりそれと同時に頭部に強い衝撃を受け…気付いたらこの殺し合いに呼び込まれていた。
殴ろうとした相手が何かしたのではと真っ先に考えついた男はキレ、バッグの中から取り出したスコップを取り出し持った後、怒りのまま他参加者を探し…そして見つけた。
「めーはも ……」
黒髪ロングの少女に向かい男は迫る。
少女が何か呼び掛けているが聞く耳を持たない。
少女が何か呼び掛けているが聞く耳を持たない。
「めーはも 〜〜〜〜」
男はそのまま少女へと近付く。
出典の都合上、男は狂っていた。残念ながらまともに会話は通じない。
出典の都合上、男は狂っていた。残念ながらまともに会話は通じない。
「めぇはも おし だーーーーーっ!!」
そのまま男はスコップを少女目掛けて振りかぶった……が、手応えが無い。
少女の姿はそこにはなく、ふと振り向くといつの間にやら男の背後に居たではないか。
それに更に苛立った男はもう一度、またもや意味不明な叫びをあげながらスコップを振りかぶる。
少女の姿はそこにはなく、ふと振り向くといつの間にやら男の背後に居たではないか。
それに更に苛立った男はもう一度、またもや意味不明な叫びをあげながらスコップを振りかぶる。
「おっおっおっおっおっおっおっおしまいだーッ!」
────しかし、スコップが振りかざされる事は無かった。
男の心臓部分には、いつの間にかナイフが深々と突き刺さっていたからだ。即死である。
そのまま男は斃れ動かなくなった。
男の心臓部分には、いつの間にかナイフが深々と突き刺さっていたからだ。即死である。
そのまま男は斃れ動かなくなった。
【涙目のルカ@―パッショーネ24時―(身体:リョースケ@【推しの子】 再起ドン!!(死亡)】
「…何が言いたいのかさっぱりだったけど、おしまいになるのは、貴方の方だったみたいわね」
少女は男だった遺体を冷たい目で見つめながらそう呟く。
少女の身体の仮の名はツクヨミ。時を司る王家の一族であり、本来王になるはずだったが記憶を奪われ放逐されていた少女。
そしてその身体に今入れられている精神の名前は十六夜咲夜。恐らく生まれながらに異能を持ち、流れ着いた幻想郷にて吸血鬼の主に仕える完全で瀟洒な従者の少女。
少女の身体の仮の名はツクヨミ。時を司る王家の一族であり、本来王になるはずだったが記憶を奪われ放逐されていた少女。
そしてその身体に今入れられている精神の名前は十六夜咲夜。恐らく生まれながらに異能を持ち、流れ着いた幻想郷にて吸血鬼の主に仕える完全で瀟洒な従者の少女。
「この身体の持ち主も、時間を操れるのは間違いないけれど…」
男の初撃を避け背後に移動したのは、身体の持ち主の異能を使って時間を止めその間に動いたからであり、あたかも瞬間移動したかのように見えたのである。
男を仕留めたのも、時間を止めその隙に支給されていた自らの得物…ナイフを心臓目掛けて投げた一撃によるものであった。
男を仕留めたのも、時間を止めその隙に支給されていた自らの得物…ナイフを心臓目掛けて投げた一撃によるものであった。
「…細かい部分の操作に、それに空間の方の操作が出来ないのは困りものね。…これは戦闘力面ならともかく、そういう方面の代わりにはならなさそうだから」
本来の身体では彼女は、時間の停止だけでなく加速や減速、更には空間の拡張・ 縮小すら出来るのだが…ツクヨミの身体である都合、今は時間停止しか出来ない。
それをぼやくように呟いた後、咲夜はバッグの中に目をやる。視線の先には説明書にツクヨミが使用していたと書かれていた変身アイテムなるもの…ジクウドライバーとツクヨミライドウォッチがあった。
それをぼやくように呟いた後、咲夜はバッグの中に目をやる。視線の先には説明書にツクヨミが使用していたと書かれていた変身アイテムなるもの…ジクウドライバーとツクヨミライドウォッチがあった。
「…話が通じなくて、敵対的な相手だから試すには丁度いいと思ったのだけど…失敗だったかしら」
はぁと咲夜は溜息を吐く。せっかく支給品を試すチャンスだったというのに、存外相手が弱かったせいで時間停止の能力を試すだけで終わってしまった為に。
ちなみに彼女は殺し合いに乗る気は"今"はない。むしろ抗う方向で考えている。
先程の相手のように敵意を持ち、会話も通じないのなら殺すが…無用な殺生はなるだけ控える心づもりであった。
ちなみに彼女は殺し合いに乗る気は"今"はない。むしろ抗う方向で考えている。
先程の相手のように敵意を持ち、会話も通じないのなら殺すが…無用な殺生はなるだけ控える心づもりであった。
『貴方は少し人間に冷たすぎる』
(…あの異変の時に色々と言われてなければ今でも…躊躇う事なく私は、お嬢様達の元へ一刻も早く帰る為に乗っていたでしょうね)
(…あの異変の時に色々と言われてなければ今でも…躊躇う事なく私は、お嬢様達の元へ一刻も早く帰る為に乗っていたでしょうね)
咲夜はそう、かつての異変にて、地獄の閻魔に言われた事を思い返す。
あの異変以後彼女は、紅魔館に閉じ籠もり、外へと出る事を避けていた所から交友関係を広げ始め、釣りや登山などの趣味を持つようにもなった。
閉じていた私(咲夜)の世界から一歩を踏み出すきっかけとなったのである。
あの異変以後彼女は、紅魔館に閉じ籠もり、外へと出る事を避けていた所から交友関係を広げ始め、釣りや登山などの趣味を持つようにもなった。
閉じていた私(咲夜)の世界から一歩を踏み出すきっかけとなったのである。
「…それに、お嬢様達が巻き込まれてたとして、私が軽率に殺し合いに乗ってしまえば…お嬢様達に余計な風評が流れてしまうでしょう」
主に迷惑をかけるような従者が…メイド長が、完全で瀟洒などと名乗るなんて、とんだお笑い草だろう。そう咲夜は考えていた。
しかし仮にそのお嬢様が…レミリア・スカーレットが殺し合いに乗り気な場合は、状況によっては意見しつつも付き従うつもりなのだが。
しかし仮にそのお嬢様が…レミリア・スカーレットが殺し合いに乗り気な場合は、状況によっては意見しつつも付き従うつもりなのだが。
とにかく咲夜は、相手の支給品とタブレットを回収し、それを見る事とした。
タブレットの中には、男の身体の持ち主のプロフィールが入っていた。
タブレットの中には、男の身体の持ち主のプロフィールが入っていた。
「……そう、哀れね」
プロフィールに書かれていた情報を見て咲夜は、率直にそう零すと憐れみの目で遺体を見た。
ストーカー行為をしていた事は軽蔑するが、そこまで好いていた相手を、誰かに利用されるがまま好意を殺意に反転させてしまい殺めるも、相手の真意に耐えれずに自らも命を断ったはずが、死後も先の叫ぶ狂人に操られる…哀れでなければ何だというのだろうか。
最も、だからといって遺体を埋葬して弔うような事はしない。自らを省み変わる事を選んだとはいえ、自分はそこまで他者…特に赤の他人に情を傾ける人間ではなく、そういうのはお人好しがする事だと咲夜は考えている。
ストーカー行為をしていた事は軽蔑するが、そこまで好いていた相手を、誰かに利用されるがまま好意を殺意に反転させてしまい殺めるも、相手の真意に耐えれずに自らも命を断ったはずが、死後も先の叫ぶ狂人に操られる…哀れでなければ何だというのだろうか。
最も、だからといって遺体を埋葬して弔うような事はしない。自らを省み変わる事を選んだとはいえ、自分はそこまで他者…特に赤の他人に情を傾ける人間ではなく、そういうのはお人好しがする事だと咲夜は考えている。
(死んだ筈の身体に入った精神…死体になるのか、それとも半死体なのか…)
「…それにしても、従者な私が王になるはずだった人の身体にねぇ…」
「…それにしても、従者な私が王になるはずだった人の身体にねぇ…」
脳裏に白玉楼の主とその従者の事を浮かべつつ、なんとも言えない表情を咲夜は浮かべる。
同系統の能力でこそあるものの、仕える立場である自分が王になるはずだったこの少女の肉体に…魘夢ら、この殺し合いの胴元は何を考えてこの選定をしたのだろうと考えるも、それらしい答えは出なかった。
同系統の能力でこそあるものの、仕える立場である自分が王になるはずだったこの少女の肉体に…魘夢ら、この殺し合いの胴元は何を考えてこの選定をしたのだろうと考えるも、それらしい答えは出なかった。
「…解せないけど、とりあえずお嬢様達が巻き込まれてないか探しましょう」
(…それに、3日後に落ちてくるらしい、あの顔のある不気味で奇妙な月の対策も探したいところね)
(…それに、3日後に落ちてくるらしい、あの顔のある不気味で奇妙な月の対策も探したいところね)
そう行動方針を定め、メイド長はこの殺し合いの舞台を行く。
【十六夜咲夜@東方Project】
[身体]:ツクヨミ@仮面ライダージオウ
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、咲夜のナイフ@東方Project、ジクウドライバー&ツクヨミライドウォッチ@仮面ライダージオウ、ランダム支給品0〜1、スコップ@東方Project、涙目のルカの基本支給品とランダム支給品0〜2
[思考・状況]基本方針:今は殺し合いには乗らない、とりあえずは抗う方向で行かせてもらうわ。
1:お嬢様達が巻き込まれてないか、気がかりね…。
2:先程みたいに話が通じない敵相手には、今度こそこのドライバーとやらを試しに使ってみたい。
3:お嬢様が巻き込まれてて、その方針次第なら…私は従者として、殺し合いに乗る事も考える。
4:軽率に乗ったり殺す事はしない。万一お嬢様達まで居たらいい迷惑よ。
5:姫虫百々世?誰なのかしら…?
6:あの顔のある月をなんとかする方法…あるといいんだけど…。
[備考]
※参戦時期は「東方花映塚」のED後、「 東方虹龍洞」よりは前の何処かからです。少なくとも異変中からの参戦ではないようです。
※ツクヨミのプロフィールには本名と最期については書かれていません。
※時間停止の能力について制限があるかどうかは後続にお任せします。
※咲夜の過去については色々な説が出ていますが、どれを採用するか等は後続にお任せします。
[身体]:ツクヨミ@仮面ライダージオウ
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、咲夜のナイフ@東方Project、ジクウドライバー&ツクヨミライドウォッチ@仮面ライダージオウ、ランダム支給品0〜1、スコップ@東方Project、涙目のルカの基本支給品とランダム支給品0〜2
[思考・状況]基本方針:今は殺し合いには乗らない、とりあえずは抗う方向で行かせてもらうわ。
1:お嬢様達が巻き込まれてないか、気がかりね…。
2:先程みたいに話が通じない敵相手には、今度こそこのドライバーとやらを試しに使ってみたい。
3:お嬢様が巻き込まれてて、その方針次第なら…私は従者として、殺し合いに乗る事も考える。
4:軽率に乗ったり殺す事はしない。万一お嬢様達まで居たらいい迷惑よ。
5:姫虫百々世?誰なのかしら…?
6:あの顔のある月をなんとかする方法…あるといいんだけど…。
[備考]
※参戦時期は「東方花映塚」のED後、「 東方虹龍洞」よりは前の何処かからです。少なくとも異変中からの参戦ではないようです。
※ツクヨミのプロフィールには本名と最期については書かれていません。
※時間停止の能力について制限があるかどうかは後続にお任せします。
※咲夜の過去については色々な説が出ていますが、どれを採用するか等は後続にお任せします。
【咲夜のナイフ@東方Project】
十六夜咲夜が投擲に使用しているナイフ。これはステンレス製の物で、切れ味が良い以外はただの無銘のナイフである。
何本支給されているかは後続にお任せします。
十六夜咲夜が投擲に使用しているナイフ。これはステンレス製の物で、切れ味が良い以外はただの無銘のナイフである。
何本支給されているかは後続にお任せします。
【ジクウドライバー&ツクヨミライドウォッチ@仮面ライダージオウ】
ツクヨミが仮面ライダーツクヨミへと変身する為のベルトとライドウォッチ。2つセットでひとつの支給品扱いになる。
なおツクヨミ以外がこのセットを用いて仮面ライダーツクヨミになれるのかは不明。
ツクヨミが仮面ライダーツクヨミへと変身する為のベルトとライドウォッチ。2つセットでひとつの支給品扱いになる。
なおツクヨミ以外がこのセットを用いて仮面ライダーツクヨミになれるのかは不明。
【スコップ@東方Project】
黒きドラゴンイーターこと姫虫百々世が右手で持っている金色のスコップ。恐らく採掘用に使用している物と思われる。
黒きドラゴンイーターこと姫虫百々世が右手で持っている金色のスコップ。恐らく採掘用に使用している物と思われる。
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