「景和さんは…本当に聞き覚えとかないんです?」
「悪いけど全く…俺からしたら、シノアちゃんの言ってる事も全然聞き覚えがなくてさっぱりなんだ。
…吸血鬼や呪術が実在して、世界が一度滅んでなんて言われても…」
「私からしても景和さんの言う「デザイアグランプリ」とか、「スポンサーが未来人」だとか「創世の女神」とか…色々と疑わしすぎてさっぱりわからないなぁと思うんですよねぇ、そこはお互い様って所です」
「悪いけど全く…俺からしたら、シノアちゃんの言ってる事も全然聞き覚えがなくてさっぱりなんだ。
…吸血鬼や呪術が実在して、世界が一度滅んでなんて言われても…」
「私からしても景和さんの言う「デザイアグランプリ」とか、「スポンサーが未来人」だとか「創世の女神」とか…色々と疑わしすぎてさっぱりわからないなぁと思うんですよねぇ、そこはお互い様って所です」
厳つい顔の偽りの月の元、青年と少女の2人の参加者が情報の擦り合せを行っていた。
青年の身体の名はうちはサスケ、そしてそれを動かすは桜井景和。
対する少女の身体の名は美遊・エーデルフェルト、身体を動かしている少女は柊シノア。
なんの因果か精神側も肉体側も揃って、兄や姉絡みで色々あった存在達。
青年の身体の名はうちはサスケ、そしてそれを動かすは桜井景和。
対する少女の身体の名は美遊・エーデルフェルト、身体を動かしている少女は柊シノア。
なんの因果か精神側も肉体側も揃って、兄や姉絡みで色々あった存在達。
「ここまで違うとなると、この身体の持ち主…美遊ちゃんのプロフィールにあったみたいに、平行世界…互いに全く違う世界の存在かも知れませんねー」
「…あり得ると思うよ。俺も前に……姉ちゃんと一緒に、平成って元号が35年まで続いてて、忍術を使えるようになるのが義務になってる世界に飛ばされた事があるから」
「へぇー、忍術が…他人の世界の事は言えなさそうですけどもー、結構トンチキな世界なんですねえ……」
(って、景和さんのあの様子……何だか地雷を踏んでしまった気がします)
「…あり得ると思うよ。俺も前に……姉ちゃんと一緒に、平成って元号が35年まで続いてて、忍術を使えるようになるのが義務になってる世界に飛ばされた事があるから」
「へぇー、忍術が…他人の世界の事は言えなさそうですけどもー、結構トンチキな世界なんですねえ……」
(って、景和さんのあの様子……何だか地雷を踏んでしまった気がします)
記憶を辿る中で今はもういない在りし日の姉、桜井沙羅の事を思い出した景和は思わず暗い顔を浮かべる。それに対しシノアは話題を変えに行った。
「その辺はひとまず置いとくとしましょうか。それで…これからどうするんです?景和さんは。
私は……早急に元の世界に戻って助けたい人がいますが、だからといって皆殺しなんて事するのは流石に…そもそも出来る気もそんなにしませんからね~」
私は……早急に元の世界に戻って助けたい人がいますが、だからといって皆殺しなんて事するのは流石に…そもそも出来る気もそんなにしませんからね~」
まあやったとしても、なんとなくですが景和さんに勝てずに押し倒されて、あんな事やこんな事されて、私の心と美遊ちゃんの身体が汚されちゃう…なんて事になるのがわかりきってますから~…
などと冗談めいた口調であはーと笑いながら言うシノアに対し、随分耳年増というか…ませてるなあと思いつつも、呆れが混じった様子で景和は答える。
などと冗談めいた口調であはーと笑いながら言うシノアに対し、随分耳年増というか…ませてるなあと思いつつも、呆れが混じった様子で景和は答える。
「仮に今襲って来たとしても、君が想像してるような事はしないよ。
…俺は、叶えたい願いはある…けど、殺し合いには乗りたくないんだ。だからシノアちゃん…目的も同じだし…君さえよかったら、一緒に行ってあげようか?」
「いいんですか?じゃあ決まりですねえ、協力関係成立という訳で~よろしく景和さん♪」
「こっちこそよろしく、シノアちゃん」
…俺は、叶えたい願いはある…けど、殺し合いには乗りたくないんだ。だからシノアちゃん…目的も同じだし…君さえよかったら、一緒に行ってあげようか?」
「いいんですか?じゃあ決まりですねえ、協力関係成立という訳で~よろしく景和さん♪」
「こっちこそよろしく、シノアちゃん」
またもやあはーと笑みを浮かべるシノアと、受け入れる景和。
こうして2人は、とりあえず周辺の散策を行う事に決めた。
こうして2人は、とりあえず周辺の散策を行う事に決めた。
────しかし少女は気付けていない。青年が心の奥に秘めた真意…真なる願いに。
桜井景和はお人好しである。それは確かに間違いない真実である。でなければ…自分の家族のみならず、デザイアグランプリで犠牲になった人たちの蘇生などという願いを抱かない筈なのだから。
しかし彼は同時に、唯一残っていたたった一人の家族であった姉が絡むと途端に普段の冷静さが飛び粗暴になり、視野が狭まってしまう欠点があった。
そして彼は、本意ではない形だったとはいえ姉を目の前で奪われ……復讐者と化した。
復讐者となり憎悪に突き動かれながらも、冷静さと判断力が残っていた故に景和は、他者を化かす方向にも動けるようになった。奇しくも、さんざん自分を化かして来た浮世英寿のように。
そんな彼はこの殺し合いに巻き込まれ、タブレット内の情報という形で身体の…うちはサスケの経歴を知った。
慕っていた兄に父母を含めた一族を皆殺しにされ、復讐に必要な力を得るため闇に落ち、遂には復讐を果たすも、兄の真意を知って兄を犠牲にした里への憎しみを拗らせた男…。
それを知り、更にシノアとの情報交換によって、彼女のいた世界も、肉体である美遊がいた世界もろくでもなく悲劇のある世界という事を知った景和は…自らの「デザイアグランプリで犠牲になった人たちの蘇生」という願いをアップデートさせる事を決める。
なまじお人好しであるが故に、そのままでは悪人の類まで蘇ってしまうという自らの願いの致命的な欠陥に気付けぬままに。
そして彼は、本意ではない形だったとはいえ姉を目の前で奪われ……復讐者と化した。
復讐者となり憎悪に突き動かれながらも、冷静さと判断力が残っていた故に景和は、他者を化かす方向にも動けるようになった。奇しくも、さんざん自分を化かして来た浮世英寿のように。
そんな彼はこの殺し合いに巻き込まれ、タブレット内の情報という形で身体の…うちはサスケの経歴を知った。
慕っていた兄に父母を含めた一族を皆殺しにされ、復讐に必要な力を得るため闇に落ち、遂には復讐を果たすも、兄の真意を知って兄を犠牲にした里への憎しみを拗らせた男…。
それを知り、更にシノアとの情報交換によって、彼女のいた世界も、肉体である美遊がいた世界もろくでもなく悲劇のある世界という事を知った景和は…自らの「デザイアグランプリで犠牲になった人たちの蘇生」という願いをアップデートさせる事を決める。
なまじお人好しであるが故に、そのままでは悪人の類まで蘇ってしまうという自らの願いの致命的な欠陥に気付けぬままに。
景和がこの殺し合いに巻き込まれたのが、一度願いが叶った後に、蘇った筈の家族をいっぺんに失ってからであれば、主催側の技術なりを奪う方向に行っただろう。
だが、よりにもよってこの桜井景和が殺し合いに巻き込まれたのは…創世の女神となったツムリに自らの願いを叶えてもらう寸前からであった。
だが、よりにもよってこの桜井景和が殺し合いに巻き込まれたのは…創世の女神となったツムリに自らの願いを叶えてもらう寸前からであった。
(…デザイアグランプリの犠牲者だけじゃダメだ。だから俺はどんな犠牲を払ってでも、デザイアグランプリ…だけじゃない、この殺し合いを含めた全平行世界の、全ての悲劇に見舞われ命を落とした人たちを…全員蘇生させる。そして魘夢達には罪を償わせてやる…!!)
魘夢ら主催側が、願いを叶えると言っていた以上、彼らはなんらかの手段で創世の女神もしくは代替出来る何かを持っているという事という考えが景和の中では成り立っていた。
(…ごめんシノアちゃん、殺し合いに抗うつもりの参加者に信用される為にも…利用させて貰うよ。)
そう、心中で呟く。お人好しな側面自体はそのままな為、罪悪感と後ろめたさはあるものの…その程度で今の桜井景和は止まらない。
【桜井景和@仮面ライダーギーツ】
[身体]:うちはサスケ@NARUTO
[状態]:健康、決意
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1~3
[思考・状況]基本方針:殺し合いに抗う振りをして優勝を狙う。優勝して全並行世界の全ての悲劇に見舞われ命を落とした人たちを全員蘇生させる。
1:シノアちゃんを利用しつつ、対主催として動いて信頼を得る。
2:この身体の持ち主も忍…平成35年の世界に飛ばされた時をどうしても思い出す…姉ちゃん…。
3:五十鈴大智が巻き込まれてたら今度こそこの手で息の根を止める。道長は…死んだ方が楽になりそうだから、いない方がいい。でもいたら殺す。
4:例え英寿や祢音ちゃん、どういうつもりかはわからないけどジットやケケラ、ベロバ…それにもし、蓮太郎さんが居ても、俺の願いを叶えるために止まるわけには行かない。利用させて貰う。
5:天照と炎遁・加具土命、それに須佐能乎はあまり使いたくはない。
[備考]
※参戦時期は第42話「創世IV:女神完成 闇の刃」にて、自らの願いを叶える寸前から。
※肉体の参戦時期は2部の五影会談襲撃時からです。
※ギーツエクストラ 仮面ライダータイクーンmeets仮面ライダーシノビを経由しています。
※肉体の参戦時期の都合、天照と炎遁・加具土命、須佐能乎は使えば使うほど視力が低下していきます。
[身体]:うちはサスケ@NARUTO
[状態]:健康、決意
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1~3
[思考・状況]基本方針:殺し合いに抗う振りをして優勝を狙う。優勝して全並行世界の全ての悲劇に見舞われ命を落とした人たちを全員蘇生させる。
1:シノアちゃんを利用しつつ、対主催として動いて信頼を得る。
2:この身体の持ち主も忍…平成35年の世界に飛ばされた時をどうしても思い出す…姉ちゃん…。
3:五十鈴大智が巻き込まれてたら今度こそこの手で息の根を止める。道長は…死んだ方が楽になりそうだから、いない方がいい。でもいたら殺す。
4:例え英寿や祢音ちゃん、どういうつもりかはわからないけどジットやケケラ、ベロバ…それにもし、蓮太郎さんが居ても、俺の願いを叶えるために止まるわけには行かない。利用させて貰う。
5:天照と炎遁・加具土命、それに須佐能乎はあまり使いたくはない。
[備考]
※参戦時期は第42話「創世IV:女神完成 闇の刃」にて、自らの願いを叶える寸前から。
※肉体の参戦時期は2部の五影会談襲撃時からです。
※ギーツエクストラ 仮面ライダータイクーンmeets仮面ライダーシノビを経由しています。
※肉体の参戦時期の都合、天照と炎遁・加具土命、須佐能乎は使えば使うほど視力が低下していきます。
────しかし青年は気付けていない。少女が抱いている想い人への恋心と、身体の秘密に。
柊シノアは、確かに今は殺し合いに乗る気はなく、抗うつもりだ。
幼い頃に感情を壊されたのもあって、虚無で無感動気味とはいえ…根の優しさは残っており本質的には情深く、また仲間達との関わりで彼女は再び感情を得ていった。
だが彼女が殺し合いへと巻き込まれたのは…自らに生まれながらに宿っていた鬼にして吸血鬼の真祖シカ=マドゥに、仲間であり部下であり家族みたいな存在の1人であり…そして恋をした相手である百夜優一郎が心を乗っ取られそうになっている土壇場からなのであった。
幼い頃に感情を壊されたのもあって、虚無で無感動気味とはいえ…根の優しさは残っており本質的には情深く、また仲間達との関わりで彼女は再び感情を得ていった。
だが彼女が殺し合いへと巻き込まれたのは…自らに生まれながらに宿っていた鬼にして吸血鬼の真祖シカ=マドゥに、仲間であり部下であり家族みたいな存在の1人であり…そして恋をした相手である百夜優一郎が心を乗っ取られそうになっている土壇場からなのであった。
(もし優さんが、この殺し合いに巻き込まれちゃってたら……何が何でも生かして返してあげないと、ですねえ)
彼を守る為になら彼女は、殺し合いに乗る選択すらするだろう。
まだ敵対していた頃の吸血鬼・百夜ミカエラを、優一郎の大事な家族だからと造反も厭わずに庇い、「いっそもう、優さん連れて逃げちゃってください」と託して信じて逃してしまうくらいに、シノアは優一郎に入れ込んでしまっているのだから。
まだ敵対していた頃の吸血鬼・百夜ミカエラを、優一郎の大事な家族だからと造反も厭わずに庇い、「いっそもう、優さん連れて逃げちゃってください」と託して信じて逃してしまうくらいに、シノアは優一郎に入れ込んでしまっているのだから。
(…しかし景和さんは、何と言うか…お人好しって感じなのにどこか、姉さんみたいな所もあるような…美遊ちゃんが、天然の聖杯って願望機な事はとりあえずは黙ってた方がいいかも知れませんねー)
脳裏に今は亡き、天才だけど嘘つきな姉柊真昼の事を浮かべつつ、意図的に伝えない事にした情報を思い出しながら、内心焦りながらも…柊シノアは桜井景和と共に征く。
【柊シノア@終わりのセラフ】
[身体]:美遊・エーデルフェルト@Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤシリーズ
[状態]:健康、若干の焦り
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、ハルペーの大鎌@Fate/Grand Order、ランダム支給品0~2
[思考・状況]基本方針:とりあえず殺し合いには乗らない
1:今は景和さんと一緒に行動させて貰いましょうか。
2:この美遊ちゃん…魘夢が身体で使ってた女の人(ウタ)と…なんか似てません?何というか声が。
3:何だか不安なので、とりあえず景和さんには聖杯絡みの事は黙っておきましょう。
4:優さんが居たら…死なせたくないですねえ。
5:みっちゃん(三葉)や君月さん、与一さんにミカさんが居た場合も…死なせたくないです。
6:仮に優さんが巻き込まれてたとして…四鎌童子(シカ=マドゥ)がどうなってるのかも気がかりではありますね…私の手元にはないですが…。
[備考]
※参戦時期は第18巻の第七四話「恋がメザメル」にて、優一郎の意識が消えてから呼びかけてる時からです。
※肉体の生まれながらの聖杯としての力がどうなってるかは後続にお任せします。
[身体]:美遊・エーデルフェルト@Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤシリーズ
[状態]:健康、若干の焦り
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、ハルペーの大鎌@Fate/Grand Order、ランダム支給品0~2
[思考・状況]基本方針:とりあえず殺し合いには乗らない
1:今は景和さんと一緒に行動させて貰いましょうか。
2:この美遊ちゃん…魘夢が身体で使ってた女の人(ウタ)と…なんか似てません?何というか声が。
3:何だか不安なので、とりあえず景和さんには聖杯絡みの事は黙っておきましょう。
4:優さんが居たら…死なせたくないですねえ。
5:みっちゃん(三葉)や君月さん、与一さんにミカさんが居た場合も…死なせたくないです。
6:仮に優さんが巻き込まれてたとして…四鎌童子(シカ=マドゥ)がどうなってるのかも気がかりではありますね…私の手元にはないですが…。
[備考]
※参戦時期は第18巻の第七四話「恋がメザメル」にて、優一郎の意識が消えてから呼びかけてる時からです。
※肉体の生まれながらの聖杯としての力がどうなってるかは後続にお任せします。
【ハルペーの大鎌@Fate/Grand Order】
アナことメデューサ(ランサー)が使用する鎖分銅が付属した大鎌。不死殺しの鎌。
本来はこの鎌により、メデューサはその命を刈り取られ終えているが、死因が逸話として昇華された結果振るう事が可能になっている。
アナことメデューサ(ランサー)が使用する鎖分銅が付属した大鎌。不死殺しの鎌。
本来はこの鎌により、メデューサはその命を刈り取られ終えているが、死因が逸話として昇華された結果振るう事が可能になっている。
| 149:これがそうか、この掌にあるものが─── | 投下順に読む | 151:君は不完全で出来損ないのゲッター! |