「くぅ……!」
漏れる苦悶の呻きと共に、その少女は"敵"を見失った。
軽装の女武者とも言うべき風貌と雪月花の如き青白い髪。
だが、その透き通るような美貌が浮かべる表情は苦痛に歪んでおり。
その証拠に、右肩あたりには先の戦闘で受けた傷を片腕で抑えていた。
軽装の女武者とも言うべき風貌と雪月花の如き青白い髪。
だが、その透き通るような美貌が浮かべる表情は苦痛に歪んでおり。
その証拠に、右肩あたりには先の戦闘で受けた傷を片腕で抑えていた。
「……まさか、あんな面倒なのがいるだなんて。」
経緯を語れば、それは至極簡単な話だ。
神里綾華という身体に押し込められた黒鉄珠雫が運悪く殺し合いに乗った相手と戦った。
それは一見すれば普通の一般人に見えた。その中身が悪意に塗れた呪いであることを除けば。
当初珠雫はこの身体での戦い方に慣れておらず、その結果余計な手傷を負うも、何とか支給品の力を引き出し固有霊装を擬似的に形成できた事で危機を乗り切ることが出来た。
神里綾華という身体に押し込められた黒鉄珠雫が運悪く殺し合いに乗った相手と戦った。
それは一見すれば普通の一般人に見えた。その中身が悪意に塗れた呪いであることを除けば。
当初珠雫はこの身体での戦い方に慣れておらず、その結果余計な手傷を負うも、何とか支給品の力を引き出し固有霊装を擬似的に形成できた事で危機を乗り切ることが出来た。
厄介極まりないなんて所じゃない。
そもそも身体を取り替えられるというだけでも異常極まりないというのに。
それ以上に、最後の一人にならないと月が墜ちてきて会場纏めて全滅。
勿論、最後まで生き残ればその褒美として何でも願いを叶えてくれる権利、そして元の体に戻る権利。
そもそも身体を取り替えられるというだけでも異常極まりないというのに。
それ以上に、最後の一人にならないと月が墜ちてきて会場纏めて全滅。
勿論、最後まで生き残ればその褒美として何でも願いを叶えてくれる権利、そして元の体に戻る権利。
「……ええ、そうですね。本当ならば、この私は叶えたい願いがあるはずです。」
黒鉄珠雫にとって、何よりも最優先すべきは愛すべき兄である黒鉄一輝。
彼の幸せの為ならば、優勝を考えるのも吝かではなかった。
彼の幸せの為ならば、優勝を考えるのも吝かではなかった。
「ですが。そのような誘惑は、私には必要ありません。」
いつの間にか、兄の周りには自分以外の理解者が増えた。
気に入らないが、競い合い愛し合うライバルも出来た。
今の兄は、自分が居なくとも幸せになれるだろう。
だから、こんな形での願いのチャンスは要らないのだ。
気に入らないが、競い合い愛し合うライバルも出来た。
今の兄は、自分が居なくとも幸せになれるだろう。
だから、こんな形での願いのチャンスは要らないのだ。
「待っててくださいお兄様。この珠雫、今すぐお兄様の元へ戻りますから。」
深海の魔女(ローレライ)、黒鉄珠雫。
彼の幸せを願う少女は、その道を間違えない。
彼の幸せを願う少女は、その道を間違えない。
【黒鉄珠雫@落第騎士の英雄譚】
[身体]:神里綾華@原神
[状態]:右肩に貫通痕(小)
[装備]:
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1~2、神の目@原神
[思考・状況]基本方針:殺し合いには乗らない。殺し合う以外の方法でお兄様の元へ戻る方法を探す
1:……あの男、強かった
2:お兄様やステラさんが居た場合は合流。
3:この身体と力に早く慣れないといけませんね。
[備考]
※神の目の力を用いて擬似的に固有霊装(デバイス)『宵時雨』の具現化を可能としています
[身体]:神里綾華@原神
[状態]:右肩に貫通痕(小)
[装備]:
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1~2、神の目@原神
[思考・状況]基本方針:殺し合いには乗らない。殺し合う以外の方法でお兄様の元へ戻る方法を探す
1:……あの男、強かった
2:お兄様やステラさんが居た場合は合流。
3:この身体と力に早く慣れないといけませんね。
[備考]
※神の目の力を用いて擬似的に固有霊装(デバイス)『宵時雨』の具現化を可能としています
『支給品紹介』
【神の目@原神】
黒鉄珠雫に支給。「テイワット」と呼ばれる異世界において、神に認められたとされる極小数の人間が得た外付けの魔力器官。金属製の外枠に大きな宝玉がはめ込まれた、掌サイズのブローチのような形をしている。
これを所持するものは元素力のどれか一つを感知し引き出せるようになり、身体能力も一般人とは比べ物にならないほど増強される。
所有者が死に残った神の目は、元素力の無い抜け殻となる。極低確率で共鳴し再利用できる人間は存在するが、近寄るだけでも相応の行動が必要とのこと。
【神の目@原神】
黒鉄珠雫に支給。「テイワット」と呼ばれる異世界において、神に認められたとされる極小数の人間が得た外付けの魔力器官。金属製の外枠に大きな宝玉がはめ込まれた、掌サイズのブローチのような形をしている。
これを所持するものは元素力のどれか一つを感知し引き出せるようになり、身体能力も一般人とは比べ物にならないほど増強される。
所有者が死に残った神の目は、元素力の無い抜け殻となる。極低確率で共鳴し再利用できる人間は存在するが、近寄るだけでも相応の行動が必要とのこと。
●
「いやぁ、まさかこんな事になるだなんて思ってもよらなかったよ。」
別の場所にて、少女が嗤う。
ただの少女と言うには、それは余りにも歪んだ笑顔を浮かべているのだ。
呪術師・釘崎野薔薇の身体を得た呪霊・真人。
それが黒鉄珠雫を襲撃した張本人。
ただの少女と言うには、それは余りにも歪んだ笑顔を浮かべているのだ。
呪術師・釘崎野薔薇の身体を得た呪霊・真人。
それが黒鉄珠雫を襲撃した張本人。
まさか呪術師の身体に閉じ込められるという未知の事態。
無為転変は使えず、使えるのは彼女が使っていた共鳴りの術式。
幸いにも釘だけは大量にあったので攻撃手段には困らないが。
無為転変は使えず、使えるのは彼女が使っていた共鳴りの術式。
幸いにも釘だけは大量にあったので攻撃手段には困らないが。
「でも、彼女結構強そうだね。」
そう呟く真人の右腕は軽く赤く爛れている。
先の戦闘にて一矢報われ、見事に凍傷を残されてしまった。
身体が違うため反転術式が使えるかどうかもご覧の有様。
呪術師でも呪詛師でもない人間、全く未知の力を扱う氷の少女。
先の戦闘にて一矢報われ、見事に凍傷を残されてしまった。
身体が違うため反転術式が使えるかどうかもご覧の有様。
呪術師でも呪詛師でもない人間、全く未知の力を扱う氷の少女。
やはり、興味深い。
呪霊の魂すら容易く別の身体に押し込める魘夢の力が。
だが、こうやって呼ばれたというのなら、やることは全く持って決まっている。
呪霊の魂すら容易く別の身体に押し込める魘夢の力が。
だが、こうやって呼ばれたというのなら、やることは全く持って決まっている。
「帰ることは決まってても、それまでにやることは変わらないさ。呪いらしく振る舞おうじゃないか。」
【真人@呪術廻戦】
[身体]:釘崎野薔薇@呪術廻戦
[状態]:右腕に凍傷(小)
[装備]:釘(??/20)@現実
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1~2
[思考・状況]基本方針:呪いらしく狡猾に振る舞う。あとちゃんと元の世界には帰りたいかな?
1:人間の体を充てがわれるのは良いけど、元の術式が使えないのは厄介だなぁ。
2:虎杖とか宿儺とかいたら面白そうかもかな?
[備考]
※参戦時期は最低でも渋谷事変前
※釘の残りストックは後続の書き手にお任せします
[身体]:釘崎野薔薇@呪術廻戦
[状態]:右腕に凍傷(小)
[装備]:釘(??/20)@現実
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1~2
[思考・状況]基本方針:呪いらしく狡猾に振る舞う。あとちゃんと元の世界には帰りたいかな?
1:人間の体を充てがわれるのは良いけど、元の術式が使えないのは厄介だなぁ。
2:虎杖とか宿儺とかいたら面白そうかもかな?
[備考]
※参戦時期は最低でも渋谷事変前
※釘の残りストックは後続の書き手にお任せします
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