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  • sprinter-キラ・ヤマト:リブート/枢木スザク:ライジング+衛藤可奈美:アンブレイカブル-

真贋バトルロワイヤル

sprinter-キラ・ヤマト:リブート/枢木スザク:ライジング+衛藤可奈美:アンブレイカブル-

最終更新:2025年07月28日 12:27

匿名ユーザー

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だれでも歓迎! 編集
キラ・ヤマトが肉塊へと変わった剣の掃射は、他の面々にもダメージを少なからず与えていた。
咄嗟にハガネの鎧をまたもや纏った流牙はどうにか切り払い対処には成功、だが鎧を解除されてしまう。
冥黒ディアッカはここに着くまでに手に入れていた高速化のエナジーアイテムを大量使用、全速力でその場からトンズラをするも……離れる前に何本も宇蟲剣を刺されてしまっていた。

可奈美はかつて宇蟲王が自らを屠る為使った剣による暴撃を放ち、全集中の呼吸とソードスキルのバフもあり切り抜けはしたが傷は浅くはなく。
アスランはミラージュコロイドを駆使しまた紅蓮の錬金術による爆破も併せ、セリカを庇い回避に動くも突き刺され、ズゴックの中身を開示する間もなく解除されて重傷。
そのセリカもキヴォトス人特有の頑丈さとアスランが庇ったがそれでも傷は浅くない。

准将はクアンタの量子テレポートや、ソードビットにガンバレルを駆使して切り抜けるものの、先の戦いで既に疲労困憊。
スザクはニンジャバックルを用いて対処、ブジンソードの防御力もあってか比較的ダメージは少なかった。
生きろギアスが発動するも、どういうわけかその場から逃げることは無い。

そして舞衣は……使わなきゃいずれ自分も殺されるだけだと、なんのために切島さんは自分なんかを庇ったんだと、このままじゃミカちゃんまで殺されるとイルヴァの制止も無視し令呪を行使、緩やかに適合するか否か決まるはずだった『狩る者』を強制的に適合させ──宇蟲王との斬り合いが始まる。

かたや本来地球の意志が創り出した、選ばれた存在たる狩る者…をスキルという形で取り込んでしまった、特別でない少女。
かたや善意が空回りした結果、本来の役目たる宇蟲王を斃すどころか、あろうことか自分がそうなってしまった特別な青年。
互いに本来あり得ない状態同士の戦いとなった。

「そこの身の程知らずの塵よりはやるようだが…俺に届くとでも思ったか?カスめ」
「届く届かないじゃ、ないっ…わたしが…わたしが抑えないと!!」
「青い戦士に比べれば遊戯に過ぎん、が…トウフの八百長試合よりはマシか」

冷淡に、余裕たっぷりと言った様子で剣を振るう宇蟲王。対し舞衣は蒼炎を纏った剣を振るって…先程までよりずっと跳ね上がった攻防速でそれに食らいついていた。
しかしこの拮抗はそう長くは続かない。宇蟲王が本気を出せばそれで終わり。そうでなくとも…強制的に適合を試みた結果、斬り合いの中で舞衣は血を吐いてしまっている。

ソードスキルに落とし込んだ上で、令呪という形で進化を強制促進させた弊害が彼女の身体を襲っているのだ。
そんな無茶苦茶な状態が長続きするわけがない、有効時間である99.9秒まで保たないか、保ったとしてこのままでは切れた瞬間に舞衣の手と足と首が飛ぶ結末が待っているだろう。

(…勝てないのはわかってる、でも…稼げるだけ稼いで……みせる、っ…!)

血を拭う暇も無く、一刀流の奥義である天と地を断つ斬撃、天地断ちを蒼炎を付与して放つ舞衣。
対し宇蟲王は……何の感慨も無く、それを乱雑に放った斬撃波で迎え撃ち相殺。

「足りん。俺の前に戦士として立つならば、せめて一撃程度は与えてみせろ」

この手で殺したはずの死体の顔が過ったのかはわからないが、そう吐き捨てるように言い…拳で舞衣を殴り飛ばす。
写シを一瞬で解除して、そのまま追撃に向かおうとする宇蟲王だったが…先の掃射で掃除したか、そうでなくとも行動不能に追い込んだ筈の相手を一瞥する。

「氷細工はゴッカンにでも行っていろ」

…その視線の先には、氷の竜の姿があった。傍らには泣き喚いてた筈の塵が、装束のような物を纏っている。


「……ここは……さっきの…」
「足掻いて見せればいいとは言ったが…アレが付近に居るとはとんだ不運だな、キラ・ヤマト」
「…君は……僕は確か、ミカを庇って……」
「咄嗟に令呪を切ってやった、残ってるのはあのババアから奪った分だけだ。だが……このまま復帰すれば、お前は氷竜として死ぬ事になる。当人の意思確認ぐらいはしておいた方がいいだろ?」

精神世界にて、キラ・ヤマトの目前に居るのは負けを認め消えたはずの氷竜だった。
彼はキラに、このまま人として死ぬか氷竜となり立ち上がるかを選択を委ねる。

『キラくんっ…やだよ…おきて、おきてってば… ねぇ…!!!!』

…聞こえてくるのは、諦めきれないのか虚しく死に体な身体を揺さぶり喚くミカの声。

「……お姫様が、助けを求めてるんだ。なら……彼女の王子様になっちゃった以上……立ち上がらない、訳には… 行かないだろ?」
「…お人好しのお前らしい答えだな。だが…アレ相手に生き延びれる可能性は殆ど無い、竜の死体の出来上がりだ。
それでも行くのか?」
「うん…僕は僕自身の手で…未来を、選びたいんだ…全てが手遅れになってしまう前に、まだ出来ることは…ある筈だから!」
「…行って来い、キラ・ヤマト。せいぜいどうなるか眺めておいてやる」



キラだったモノの手を握り、座り込み泣きじゃくるミカだったが…その手が、動く。

「…へ…きら、くん……??…また、その姿に…!?」
「……ううん、大丈夫。ごめん…でも、君には死んでほしく無かったから」

手を優しく握り返したそれは、先程の氷の竜と同一。令呪により超再生…再生能力を活性化させ、命を繋ぎ止めた。
だがその瞳には先程の竜とは異なって…キラ・ヤマトのそれと同じ、悲痛さと優しさがあったように、聖園ミカには見える。

「…舞衣って子でいいんだよね?今アレと戦ってるのは」
「…うん、舞衣ちゃんが…ひとりで、でもこのままじゃ……!」
「…なら…みんなが逃げれる時間を稼がないと」
「…っ、待って!!…そんな、また…またキラくんが死ぬ所を見ろって、わたしに言うの…!??」

「……ごめん。でも……何ができるかもしれないのに…しないままってのは…僕には、無理だから」
「……そう、だよね…わかってるよ…キラくんがそういう子だって…意地悪言ってごめんね…でも…わたし……!」
「……ありがとう。そう言おうとしてくれるだけで…僕は…こんな姿になっても、君は……」
「…どんな姿でも…キラくんはキラくんだよ…!!」

舞衣にタゲが向かってくれている為どうにかなってる現状だが、切り札らしい技を使ってなお防がれた以上…宇蟲王が纏めて終わらせようとしても何ら不思議では無い。
故にせめて、撤退準備を稼ごうと考えた。キラ自身は知らないが、まさか案も無しに氷竜となった自分をどうにかしようとしたわけでもあるまいと。

蘇ったにも関わらず、ミカは止めるも…それでキラが引き下がるとは思っていない。だから、自分も彼と同様…出来ることをしようと決めた。

(…篝ちゃん、使わせてもらうね、この鍵も…!)

起動鍵を行使、祭祀礼装・禊を…神秘の籠もった装束をミカはその身に纏う。
そして……キラが疾風で自身を最大限加速させた上で、手刀と氷剣を以て突っ込む中、彼女もまた、迅移と八幡力の併用を以て、フルートバスターをブーメランとして投げながら、千鳥を振った。

「速度も力も足りん、王を目前に児戯にも劣る物を見せるとは何のつもりだ?」

剣すら振るわず、手でそれを受け止めるのが宇蟲王。
フルートバスターを事も無げに投げ返し、接触による凍結も意に介さず氷竜も、神秘の重ねがけなキヴォトス人も薙ぎ払わんとする。
──しかし、出来ることをやろうとしたのは、彼らだけでは無かった。



かつて戦ったあの王とは程遠い、目前の暴君を目にして…生きろのギアスは相も変わらず逃げる事を進め続け、自分の身体を突き動かそうとする。

『生きる事を最優先に動くのなら…例えばの話ですけれど、生きる為に目の前の相手を倒す…とか、そういう方向に考えれば、ある程度の制御みたいなのは出来そうだけど…』

頭に浮かんだのは、彼女の…衛藤可奈美の言った言葉。

…そして、目の前にあるのは、舞衣が落とした…バックルのような物。
…嵌めれるかはわからない、けれど……少なくとも、目の前の…邪悪の王を名乗っておきながら、殺し合いに抗おうとしていた彼とは程遠い……あの王と戦おうとするなら、必要だ。

傍目で見ると、彼女も…衛藤可奈美も、できる事をやろうとしていた。

……なら、尚更逃げるわけには行かない。アレは彼以上に……自分とは決して、相容れない…ともすればルルーシュ以上にそう言える存在だと、なぜかそう確信できる自分が居た。

さっきやれたみたいに、逃げるんじゃなく戦い生きる道を願ったように……自分は願った。
…舞衣、この力は…今は借りさせてもらおう。
そう思いながら、自分はそれを使った。



心意により、目の前の敵を倒し生きるんだという枢木スザクの想いに呼応した結果…彼はブジンソードでありながらブーストマークⅢバックルを同時併用可能な状態となった。
カラーリングはブジンソードのそれに統一されており、出力が更に上昇している。
その勢いを以て、蒼炎を纏った武刃の斬撃を宇蟲王目掛けてスザクは放った。

最もいくら創世の神の力であれど、柳瀬舞衣の蒼炎のそれが通じなかったのと同様、宇蟲王の前には通用しない。対応こそキラとミカにより遅れたが、防がれてしまう。纏う真紅の服装には炎の燃え跡ひとつない。
しかし躊躇わず、速度重視の猛攻をかけるスザク。
手や足で雑に対応を続けていた宇蟲王だったが…ここで動くは魔戒騎士道外流牙。
一定時間鎧を着れなくなるリスクを考慮してなお、表裏一体の技より威力自体は上な一太刀を浴びせる事を彼は決めていた。

ハガネの鎧を纏って放たれる一撃は閃影一閃、牙狼の鎧を纏って使った際は破滅の門を破壊してみせた程の威力を持つ。
ハガネな以上その時より火力は落ちるが…スザクの猛攻から矢継ぎ早に繰り出されれば、さしもの宇蟲王も剣を使った防御をせざるを得なくなった。

そしてその隙を縫って…重傷の身を挺し起動鍵を再び装着したアスランは、セリカから預かった御刀千鳥を舞衣目掛けて投擲。

「舞衣ちゃん、千鳥を……使ってあげて…!」

可奈美の懇願と、戦闘中なのもあり…躊躇無く引き抜いた舞衣は再び二刀流となる。血をまた吐くも、皆が戦ってる以上…柳瀬舞衣には戦わないという選択肢は無かった。

当然、セリカ当人も見てるだけな筈もない。『信頼の銃弾』を放ち……二刀流となって、早速スキルである双剣 大一文字を行使した舞衣や、ミラージュコロイドステルスをフル活用したアスラン、それにクアンタのソードビットとガンバレルでの遠距離支援を行う准将に、凍結狙いのキラと重たい一撃をぶつけようとするミカ。
速度任せの猛攻をしかけようとするスザクに、鎧を纏えなくとも戦闘経験を活かし避けて戦う流牙という、全てに対して対応必須な状態となった為なのか。

偶然、偶々一発の『信頼の銃弾』が直撃。
ダメージで言えばディアッカ・エルスマンが与えた傷よりも下、文字通り塵芥に過ぎないのだが…本来の歴史にて、宇蟲王ギラからギラ・ハスティーが分離させられた事からギラ・ハスティーを取り込んだ宇蟲王ギラ(イーヴィルキング)という裁定となったかはわからないが、程度こそ軽度なもののダークマイトが陥った弱体化のそれと同じ現象が起こった。

そして……衛藤可奈美も黙ってはいない。



渡り合う舞衣ちゃんの、タイクーンさんの、道外さん達の剣を視て…あの人の剣の動かし方も更に視て。それでも……わたしじゃ、あの赤い王の人には勝てないって確信が持てちゃうのが……どうしようもなく、悔しくて。相変わらずあの人は、わたしのことなんて見てもいないし。
……でも、今わたしがするべきことは、勝つことじゃない…セリカちゃんが補強してくれたとは言え、壊れかけてる以上…あの人をどうにか退かせるか、みんなが逃げるまで稼ぎ切るか。

…放送前は使えなかった、あの時はどうしようもなかった…複製されてる支給品さえ使えれば、逃がす事は出来るかもしれない。その事は…舞衣ちゃん達にも伝えてる。
譲渡出来たらよかったんだけど…龍園さん達にやろうとして、出来なかったからなあ。

…とにかく…視た技は覚えれた。再現できるように……強く、願う。
心意システムが、わたしみたいな死人に効いてくれるかはわからないけれど…この想いは、心は、偽物なんかじゃないって…そう思いたい。



心意システムは、その仕様上感情や類する物を持つ存在には誰にでも恩恵をもたらし得る。
それがNPC寄りの存在たるシビトだろうと、自壊というデメリットと己の罪を背負う事と引き換えに、自我と心を取り戻した以上は……恩恵を得れる対象となった。

故に……自分がかつて視た技、カラミティストライクを…心意によって、風なども含めて完全再現してみせる。
そこから連続で、いなずま斬り→水の呼吸 拾ノ型 生生流転→双剣 大一文字というコンボを再現し……そして、宇蟲王の斬撃も、かつて己を屠った攻撃をも再現。

「…ここまでしておいて、まだ殺意を持たぬとは…身の程知らずのチリが、何処まで俺を舐めれば気が済むのだ」
「…舐めてなんかないよ、わたしは…殺す剣は振るわない。…振るってもあなたに勝てないのはわかってる……だから、わたしはわたしの、戦いをする!!」

さしもの宇蟲王も、これには全力を以て対応せざるを得なくなり……そうごちるも、これができるならなぜあんな腕を腐らせる真似などしたのだと言いたげであった。
対し、あくまで自分のやり方で全力でやってるんだと、剣を振るいながら可奈美は叫ぶ。

ぶつかり合い、他の面々は退避を選ぶ中…並び立つのを選ぶは可奈美の親友、舞衣。

「あまり時間は残ってなさそうだけど…やるよ、可奈美ちゃん!」
「…うんっ、舞衣ちゃん!」

本来の歴史であれば、可奈美が強くなりすぎたが故成立しなかった、背中合わせでの2人の共闘。
剣撃を振るう可奈美のフォローを入れるかのように、すかさず援護を行っていく。

(…青い戦士程ではない、それは揺らがん。
……だが存外、歯応えはあるかも知れん…)

先程の銃弾のせいか、何故か小石(ディアッカ)の事が浮かび…王骸武装を切るという選択肢が出てきその時だった。

「行けっ、キラァァァァ!!」
「──うおおおお!!今だ!!」

紅蓮の錬金術による爆発で自らを加速させたズゴック…アスランが、勢いのままクアンタ…キラ准将を投擲。
当然捉えて錆にしてやろうとする宇蟲王だったが、量子ワープでそれは避けられる。
短距離転移が制限で使用不能であるが為…それは隙となった。

「……なん……だと……!?ソードスキルか……!!」

キラ・ヤマト准将に支給されていた、放送を超えなければ使用不能となっていたソードスキル:メタスタシアの斬魄刀消滅能力。
主催によりチューニングされたそれは、条件さえ満たせば宇蟲王にも届きうる。
一時的なものとはいえオージャカリバーZEROが消滅し、イーヴィルキングになるという選択肢は封じられた。

とはいえ即座に気付いた宇蟲王は、ここで権能の行使をしようとしたが……

「させるかあああっ!!」
「邪魔を…するか、氷細工風情が…!!」

生成した氷剣…を、生成量を増やして巨大化・刀身の延長をさせた上で疾風を纏って、キラが突撃。
質量を以ての攻撃なのもあり、妨害には成功するも…格闘であっという間に殴打されふっ飛ばされてしまう。
しかし矢継ぎ早に、舞衣が双剣 影無しを行使。最速で放てる上、『信頼の銃弾』の弱体化もあって付与されてるスタン効果が働き…狩る者としてのバフもあって突き上げる形で上空へと吹っ飛ばすことに成功した。
そしてこれで…可奈美の支給品の、ソードスキルの準備は整う。

「舞衣ちゃん、最後に…言っておくことがあるね。
…姫和ちゃんが、わたしに言ってくれた通り……たとえ、舞衣ちゃん自身が…自分の事を許せなくて、自分のせいだって思ってても……切島さんの件は…舞衣ちゃんはなにもっ、なにも悪くないから…!!」
「可奈美ちゃん…可奈美ちゃんっ…!!」
「…セリカちゃん。舞衣ちゃんの事…お願い」
「っ……わかった、わよ……!!」

ソードスキルに落とし込まれた魔戒法師ムツギの転送術により、近くに居た准将と流牙、アスランとミカ、そして舞衣とセリカはエリア内の何処かへと飛ばされる事となった。

「…ミカ、ここでお別れだ。アスラン、後は任せたよ…ミカの事も、それと…ニコルやイザーク、ラクスの事も」
「キラくん…離してよアスランくん!!わたしも…わたしもキラくんと一緒に…!!」
「馬鹿野郎!!キラの…アイツの想いを、尊重してやれ……クソっ…任された以上は…やるしか、ない…!」
「…ミカ……乗るかどうか、この後どうするかは……自分の心に従ってほしい。…篝さんは、泣かないでって言ったらしくて…僕も、出来れば君には泣かずに、あの時みたいに笑ってて欲しいけど。
…篝さんがそう言ったなら、僕は……重荷にならないようにしたい。君自身の意志で…決めて欲しいんだ」
「……うん、っ…やっぱり…泣かないなんて…無理、だよぉ……っ…!!」

転移を選ばなかったスザクに、流牙は問いかける。

「君は残るのか?」
「…死ぬつもりはない。生きる為に……奴と自分は戦う。…可奈美とも、彼女とも…約束したから」
「…なら、生きて会えたらいいですね。…たとえ、敵同士だったとしても」
「…そうか」

准将の言葉に、スザクはそう返すしかできなかった

かくして、6人は2人ずつエリアの何処かに飛ばされ…スタン状態で飛んでいくだけだった筈の宇蟲王は……

「おのれ……ぇっ…貴様ら程度に俺が……退けさせられて……たまるかぁあっ"っ!!」

ここで怒りを引き金として、心意システムを無自覚ながら起動。
スタン状態を無理やり解除した上で、宇蟲剣を掃射しようとし……その身を以て、キラ・ヤマトが壊しまた受け止めてみせる。

「キラくん!?」
「君はっ… 」
「僕に、は…再生がある…今のうちに2人は、彼を…!!!」

それでも破壊光線を放ち2人の援護を行うキラ。
思うところはあれど無駄にはしないと、可奈美もスザクも動く。
ブジンソード・ブーストグランド・ビクトリーストライクなる、創世の力同士のバックルによる蒼炎を纏いし超強力な斬撃を放ち、また宇蟲王の一撃を再び再現。

「守りたい世界がっ……あるんだああぁっ!!!!」

その勢いで、回復込みでも満身創痍ながらキラがパンチを見舞った事で宇蟲王は彼方まで飛んでいった。
……だが、権能は最後の最後に起動を果たす。
心意により強化された隕石が、エリア一個を消し飛ばすレベルのそれが降ってきたのだ。

「た、タイクーンさん!?あれ…すごく大きな隕石が!!」
「…逃げるしか、ない…だが今からで間に合うのか…??」
「…令呪を、最後のを使えばどうにか…出来るかもしれない。どの道……僕はそう長くは、ないから……」
「…そんなっ…それじゃ、ミカちゃんは……」
「…伝えるべきことは伝えれた以上…悔いは……あるけど…でも、できることは…やれるだけはやったから…最後まで、全うさせてほしい…」
「……わかり、ました……」
「…それが、君の想いなら」

令呪の効果があってなお、再生するそばから血を流す様は…誰がどう見ても手遅れなのが明白である。
故にその想いを…可奈美もスザクも尊重。速攻で別エリアへと退避した。

『結局こうなるのか』
「…みたいだ。ごめん…せっかく僕を生かしてくれたのに」
『…あの化物相手に、お前らはよくやっただろうさ』

等と、氷竜と話しながら…預託令呪を切ったキラは滅却ドームを展開。エリアに隕石が衝突する寸前、自らもどうにかスザク達の方向へ向かった先で……隕石の衝突と、滅却が同時に巻き起こる。
どうにか死に体で、スザクと可奈美の所へと辿り着いたキラだが……令呪の効果時間が切れるのを待つまでもなく、終わりが来るのはわかっていた。可奈美の方を見ると、既に大半が崩れ去っており…こちらも時間の問題だろう。
そして、元いたエリアの方を見ると……そこにはエリア1個丸々分の孔が空いていた。
元々テラー擬きとなったミカの隕石で地面はボロボロ、そこに宇蟲王の巨大な隕石と、滅却まで合わさってしまえば……地面の部分すら跡形も無く消えてもなんら不思議ではない。

ともかく……こうして、一連の戦いは終わった。



100:sprinter-聖園ミカは悪いお姫様である- 投下順 100:sprinter-永遠(とわ)の別れ-
時系列順
衛藤可奈美(シビト)
枢木スザク
キラ・ヤマト
柳瀬舞衣
聖園ミカ
黒見セリカ
道外流牙
アスラン・ザラ
キラ・ヤマト准将
宇蟲王ギラ
冥黒ディアッカ
覇王十代
セレブロ
緑谷出久(デク)

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