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真贋バトルロワイヤル

想い出がいっぱい

最終更新:2025年09月11日 23:38

sinjitsurowa

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だれでも歓迎! 編集
 モスクワは涙を信じない。
 涙を流しても誰も助けてはくれない、という意味のロシアの諺(ことわざ)である。

○

 B-2エリアの港に、紅いナイトメアフレームが一騎。
 搭乗者のマクギリス・ファリドは、広くも閑散とした港を見回した。
 老人(秋山小兵衛)の遺体を埋葬した後、周囲の警戒も兼ねて訪れたのだ。

(港に戦闘の形跡はない。わざわざ地図の端を目指す参加者はいないか)

 ここを訪れた目的には、今後の移動手段の確保も含まれていた。
 マクギリスが単身ならば紅蓮で移動すればいいのだが、問題は二人の女性。
 モンスターも頻繁に出没する島で、最寄りのランドマークまで複数エリアを歩いて移動するのは非常に危険だ。
 そこで何かしらの移動手段を確保できると推測して、港まで探索に来たのである。

(しかし……あいにくの徒労だ)

 厄祭戦以前でも旧世紀の遺物とされていただろう木造の帆船を見上げて、マクギリスは「ふむ」と息を吐いた。
 いくらマクギリスといえども、ここまで旧型の船を操縦する技術は持ち合わせていない。
 二代目ゼロやマリヤには問うまでもないだろう。

(この近辺で移動手段を探すか、はたまた妥協して歩くか。
 もうじき放送だ。タイガーボーイで二代目と話を詰めるとしよう)

 そう判断して、マクギリスが紅蓮の翼を起動しようとしたとき、引き留める声が響いた。

「そこの紅(くれない)のカラクリ人形よ、ちょいと待ちな」

 マクギリスが紅蓮を旋回させて背後を見れば、そこに居たのは銀髪を逆立てた偉丈夫。
 肩に背負った碇型の武器に、左目を覆う眼帯も相まって、派手な印象を受ける男だった。

「オレは長曾我部元親。この港を任されているモンだ」

 元親と名乗る男は、ナイトメアフレームを全く恐れていない様子だ。
 そして男の腕には、ゲームの参加者の証であるレジスターが装着されていない。

(NPCだとすれば、こうして会話の意思を見せているのは罠かもしれない。対応は間違えられないが……)
「おい、聞いてんのか?おーい!」
「……チョウソカベ、だったか。君はゲームマスターの手先という理解でいいのかな?」
「手先?まあ、そうとも言えるな」

 マクギリスは緊張から紅蓮を操縦する手に力を込めて、続けて問いかける。

「ならば私を殺しにきたのか?」
「ん?いいや、そのつもりは無えよ。声をかけたのは案内のためだ」

 元親のあっけらかんとした回答に、マクギリスは眉根を寄せる。

「案内?」
「特別に俺の船に乗せてやる。徒歩(かち)より何倍も速いのは間違いないぜ」

 ニヤリと不敵に笑う元親は、そのまま説明を始めた。
 要約すると、参加者は元親の操縦する船で、この港から出て海上を移動できるようだ。
 当然、移動可能なのは地図のエリア内という制限付きではあるが。

「しかし、海上で襲われる危険性があるのでは?」
「オイオイ、この長曾我部元親を舐めてくれるな!
 そんじょそこらの雑魚なんざ、軽く蹴散らしてやる!」

 豪快に言い切る元親を前に、マクギリスは紅蓮を解除して生身の姿を晒した。

「私はマクギリス・ファリド。貴方の態度に罠はないと信じよう」
「ほお、南蛮人か?紅のカラクリにも興味はあるんだが……どうすんだ?船はいつでも出せるが」
「実は同行者が二人いる。彼女たちを連れてきても構わないだろうか?」
「ああ、もちろんだ。それなら客人をもてなす準備をしておくぜ」

 元親の「なあ野郎共!」という掛け声に呼応したのは、十以上の男の雄叫び。
 どうやらNPCは元親ひとりではないらしい。

(なるほど……私の立てた仮説も、あながち間違いではなさそうだ)

 マクギリスは密かに仮説を立てていた。
 それは「地図に記された施設の中で一般名詞の場所には何かある」というものだ。
 レストラン・タイガーボーイやアッシュフォード学園など、固有名詞と思しき施設の多さから逆説的に導いた仮説ではあったが、こうして港にNPCを介した移動手段が用意されていたことから、その仮説は補強された形になる。

(さて、次に考えるべきは……)

 マクギリスは再び紅蓮を起動すると、タイガーボーイへと来た道を急いだ。

○

 一方その頃。
 B-3エリアのタイガーボーイの店内で、マリヤ・ミハイロヴナ・九条はサンドイッチを作っていた。
 同時並行で、備え付けのオーブンでは冷凍のピザを温めている最中だ。
 厨房を任されているNPCは、役割を全うできずにオロオロしていた。

「本当に休んでなくてよかったの、マーシャさん?」
「うん。むしろ身体を動かさないと、変に考えこんじゃうもの」

 ハム、チーズ、レタスを挟みながら、マリヤは近くで待機しているゼロに返答した。

「でも……包丁を握る気にはなれなかったわ」

 レストランというだけあって、肉や魚も揃っていたが、それらで手の込んだ料理を作ろうとは思えなかった。
 その理由は、直前に老人の遺体を見たからだ。肉や魚を調理するため包丁を手に取ると、生々しい遺体を思い浮かべてしまう。
 人の死というものは簡単に慣れるものではないのだと、マリヤは痛感していた。

「ううん。マーシャさんがそう思うのは当然だよ」

 落ち込むマリヤに対して、ゼロは共感を示した。
 仮面こそ外していないが、ゼロの口調はいくらか砕けていた。
 マクギリスのいない状況で正体を隠す必要性はないと考えているのだろう。

「私が料理できたらよかったんだけど」
「ゼロはふだん、料理しないの?」
「えっと……あんまり得意じゃないから……」

 そう照れたように言うゼロの仮面の下を想像して、マリヤは穏やかな気持ちになった。

「うふふ、じゃあ今度ボルシチの作り方を教えるわ」
「ボルシチ?」
「ええ、真赤なスープなの。きっと見たら驚くと思う」
《イイネ!》

 ボルシチはロシアで一般的なスープ料理である。
 家庭の味を思い出していると、つられてアリサの顔も思い浮かんだ。

(そうだ。わたしもアーリャちゃんも、一緒に生きて帰らないと)

 マリヤはくよくよしていてはいけないと己を叱咤した。
 そして、サンドイッチを食べやすい大きさに切るために包丁を取り出した。

「あ、切るのは私が……」
「ううん、大丈夫。わたしがやる」

 気遣いから代わろうとしてくれたゼロをやんわり止めて、マリヤは包丁を握る。
 まだ手の震えは止まりそうにないけれど、それでも意志は持ちたいのだ。
 ザクリとレタスの千切れる音が、いやに耳に残った。

○

「このピザ……意外とおいしい」

 二代目ゼロことシャーリー・フェネットは、温めたピザを口にして呟いた。
 殺し合いの緊張感でひりついた喉をミルクで潤して、無理にでも空腹を満たしていく。
 そうすると、自ずと他人について考える余裕が出てきた。

(きっとマーシャは、妹さんのために頑張ろうとしている)

 シャーリーは、キッチンでタッパーにサンドイッチを詰めているマリヤを見つめた。
 震える手でサンドイッチを切り分けたマリヤからは、強い決意を感じたのだ。

(私も頑張らないと)

 シャーリーは口もとをタオルで拭ってから、新たな気持ちでゼロの仮面を装着した。
 その直後にタイガーボーイのドアが開かれて、シャーリーとマリヤは互いにビクッと肩を震わせた。
 マクギリスの姿に安心したのと同時、浮かんでいるハロが《オカエリ!》と呼びかけた。

「マクギリス、どうだった?」
「二代目、それにマーシャ。話したいことがある」

 話を聞いたマリヤとシャーリーは、マクギリスの提案に一も二もなく賛同した。
 これからすぐに港へ向かい、とあるNPCの船で移動するという内容の提案である。
 とあるNPCこと長曾我部元親の名前に、マリヤは興味を示していた。

「長曾我部……たしか、日本史の授業で見たわ」
「ニホンシ……歴史の授業か?」
「ええ。戦国時代に分国法(ぶんこくほう)と呼ばれる決まりを作った戦国武将のはず。
 そういえば名簿には“豊臣秀吉”や“徳川家康”の名前もあるけど……もしかして関係が?」

 うんうんと頭を抱えて考え込んでいるマリヤを、マクギリスは「静かに」と止めた。
 まさにその直後、タイガーボーイの店内に設置されたテレビの電源が入る。

「まもなく時間だ」
『定刻の9月2日午前11時15分となった。はじめまして――』

 映し出された神経質そうな男は、淡淡と放送を読み上げていく。
 マリヤを見れば、目をぎゅっとつぶりながら、胸の前で両手指を組んでいた。
 まるで必死に祈りを捧げる聖女のように。

『アリサ・ミハイロヴナ・九条』

 放送でその名前が呼ばれた瞬間、マリヤの肩が大きく震えたのをシャーリーは見た。

『卜部巧雪』
(ああ……「四聖剣」の一人かもしれなかった人)
『ロロ・ヴィ・ブリタニア』
(ロロ!?……いや、違う。ロロ・ランペルージじゃない)

 シャーリーもまた知人とよく似た名前に反応していたが、動揺は仮面の下にしまい込んだ。
 読み上げるだけで一分以上を要した死者の発表が終わると、マリヤは椅子から立ち上がり、振り絞るように叫んだ。

「Нет(いや)!」

 シャーリーは咄嗟に「マーシャさん」と声をかけたが、その先の言葉が浮かばない。
 かつての自分を――ルルーシュの最期を見たときのことを――思い返すと、余計な言葉を挟むことはできなかった。
 マリヤは何度か肩で息をすると、シャーリーに顔を向けてきた。

「ごめんね、少しだけ外に出たいの……いい?」
「ああ。構わないか?マクギリス」
「……NPCに遭遇する危険性もある。あまり遠くには行かないように」

 マクギリスの冷静な忠告に、マリヤは力なく頷いて、店外へと出て行った。
 すれ違いざま零れたかすかな声を、シャーリーは聞き逃さなかった。

「アーリャちゃん……か」

 マリヤのいなくなった店内に、響くのは新たな男の声。
 それはシャーリーにとって決して見過ごすことはできない相手。

『ごきげんよう諸君、ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアだ』

 椅子に腰かけたルルーシュの不敵な笑みに、シャーリーはイヤな予感を覚えた。

○

 第一回目の放送から、およそ三十分後。
 タイガーボーイにいた三名は、再度マクギリスを先頭に港へと歩き始めていた。

(死者は四十四名。これまで悠長に構えすぎたと言うべきか。
 令呪に続く未知のシステムの存在……これ以上、出遅れるのは避けたい)

 マクギリスは前髪を触りながら、心中で冷静に思考を巡らせていた。
 地図を西から東へ動くとするならば、病院をはじめ目的地に据えられる施設は幾つかある。
 多くの参加者と接触できるほか、ルルーシュの拠点であるテレビ局にも近づくことになる。

(ルルーシュはプロトガシャットの所有権を持つ九条マリア、と名指ししていた。
 これはマーシャのことだろうが……彼女の身柄をルルーシュに引き渡すのは正しいのか?)

 マリヤが放送で名指しされていた事実を、マリヤ本人にはまだ伝えていない。
 マクギリスはルルーシュの放送に何かしらの計略を感じ取ったのである。

(私とマーシャ、どちらの見立てが正しいにしろ、それは変わらない。
 ルルーシュの提案を素直に受け取るか否かは、二代目の意見も借りたいところだ)

 ルルーシュが策謀を巡らせるタイプだという情報は、二代目ゼロから得ていた。
 テレビ局に向かうか否かは、彼女の意見を借りて決定すべきとマクギリスは考えている。

(とはいえ意見を待てるのは、わずかな時間だけ……それまで充分に検討するべきだろう)

 一方で北から南へ動くとするならば、長距離の移動を迫られることになる。
 こちらはマクギリスの立てた仮説のもと、大博物館や水族館、浄水場まで足を延ばして探索に赴くことも視野に入る。
 片方の選択肢を取るということは、他方の選択肢を捨てるということ。

(懸念すべきことは他にもある)

 マクギリスは、後ろを歩くマリヤのことをちらりと見た。
 放送で近親者を喪ったマリヤは、かなり憔悴した様子で店外へと出て行った。
 それから数分後に戻ってきたとき、声をかけた二代目ゼロに対しての返事は、それまでマリヤが発していた言語とは異なるものだったのだ。
 パニックになると母語が出てしまうと本人は話していたが、まさに今その状態にある。

(せめて冷静さは取り戻してもらわなければ)

 移動や戦闘はフォローできても、精神的な傷をケアするだけの余裕はない。
 欲を言えば二代目ゼロに任せたい気持ちはあるが、その二代目ゼロとて戦闘に関してはアマチュアだ。
 マクギリス単身で二人をフォローしながら行動するのは容易ではない。

「そういえば、わたしがクロノチェンジャーで変身したら、ゼロと仮面同士おそろいね」
「ん?……確かにそうなるか」
「ずっと思ってたんだけど、ゼロの仮面ってやたらトゲトゲしてない?」
「私がデザインしたワケではない」

 背後で交わされている穏やかな会話に、マクギリスは溜息を吐きたい衝動に駆られた。
 そんなマクギリスを察してか、マリヤが慌てて弁解する。

「あ、マクギリスさんをのけ者にしたいわけじゃなくて……」
「フッ。私も仮面を付けることはある……さあ、そろそろ港が見えてくる頃合いだ」

 マクギリスは、胸中の感情をおくびにも出さずに港を指差した。

(仮面か。人は誰しも仮面をつけるものだ。そして、それが剥がれたときは……)

○

 港に到着したマリヤたちは、すぐに長曾我部元親の帆船に乗ることにした。
 マクギリスと二代目ゼロから目的地を告げられた元親は「応!」と快諾していた。

(戦国武将って、こんなに個性的な見た目だったのね)

 マリヤは内心で驚いていたものの、それに対してリアクションを取ることはしなかった。
 乗船して船員の邪魔にならないよう甲板の端で座っていると、それほど待たずに船は動き出した。
 元親はNPCの船員たちに向けて号令を出している。自慢気に語るだけのことはあり、船のスピードはなかなか速そうだ。

(……そろそろ)

 船が陸地から数百メートル離れた頃、マリヤはすっくと立ちあがり、船首の方へ歩き出す。

「ど、どうしたんだ?マーシャさん」
「そこは落ちる危険がある。こちらに――」
「Извините(ごめんなさい)」

 後ろから声をかけてくる二代目ゼロとマクギリスを無視して、マリヤはクロノチェンジャーを掲げた。

「変身」
「何を……!?」
「マーシャ、君はもしや……」
「わたし、アーリャちゃんをひとりにしたくないの」

 二代目ゼロとマクギリスをはじめ、その場の空気に緊張が走る。
 スーツの内側に隠れた顔は、誰にも見えていないはずだと、マリヤは言葉を続ける。

「殺し合いに乗ることも考えた……だけど、そんなの無理。
 かといって生き残っても、もうアーリャちゃんはいない。
 わたしには、この苦しい感情を抱えていくことはできそうもない」

 マリヤは「それに」と言葉を続けようとして口を噤んだ。
 脳裏に浮かんだ“好きな人”の顔を振り払うように、短剣アローベクターを握りしめる。

「待って!何を――」
「……だから、こうするしかないの」

 そのままマリヤは、アローベクターで腹部を突き刺した。

○

「マーシャ!!」

 そう叫んだのと同時、マリヤは背中から海へと落ちて、シャーリーの前から姿を消した。
 シャーリーは急いで船首へと駆けていき、海を見下ろすも、マリヤの姿は見当たらない。

「元親さん!いちど船を止めて、マーシャを――」
「いや……もう間に合わない」

 冷静に告げるマクギリスを前に、シャーリーはそれ以上の言葉を続けられなかった。
 そのまま船は何事もなかったかのように、波を立てて進んでいく。


【エリアA-3/船上(長曾我部元親の船)/9月2日午前12時30分】
【ゼロ(シャーリー)@コードギアスGenesic Re;CODE】
状態:動揺
服装:ゼロの服
装備:パトリオット@メタルギアソリッドシリーズ
令呪:残り三画
道具:ランダムアイテム×1~2、ホットライン
思考
基本:この殺し合いを止める
01:マーシャ……どうして……?
02:強者による弱者の蹂躙は……私が、ゼロが裁く!
03:ルル……でも、あなたは違う。
  だから……私は私のやり方を選ぶわ
04:マクギリスさん、アナタは味方……でもあなたの理想の世界はどんな世界?
05:もう何十人も犠牲が出ている。ギアスもそれ以外も警戒しないと。
参戦時期:「そして、話し合いのテーブルへ」後から参戦
備考
※情報交換をしました(ロシデレ、鉄血)
※この会場に居るルルーシュは自分の知る彼とは別人だと理解しました。


【マクギリス・ファリド@機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ】
状態:通常
服装:ギャラルホルンの制服
装備:紅蓮聖天八極式の起動鍵@コードギアス 反逆のルルーシュR2、ブレッシング@ブルーアーカイブ、陽竜刀@ソードアートオンラインシリーズ
令呪:残り三画
道具:ランダムアイテム×0~1、ホットライン
思考
基本:自身の正義を成す
00:我々が目的地とするのは――
01:蘇ったのだ、これは私に今度こそ成すべきを成せという世界の意思だろう
02:私をわざわざ参加させたのだ、このゲームにはバエルが用意されているだろう。ならば、手に入れなければ
03:借り物の力など不要だ。私の自由は、バエルと純粋な力によってのみ成立する……
  それが正しいはずだ
04:彼女(二代目ゼロ)とはこのまま協力していきたい
05:未知の力や放送で語られたシステムなど、警戒すべきことは多い。
参戦時期:死亡後から参戦
備考
※情報交換をしました(ギアス、ロシデレ)。また、ゼロが女性だと気付いています。
※「地図に記された施設の中で一般名詞の場所には何かある」という仮説を立てています。


○

 水底にて。
 薄れゆく意識の中で、誰より愛する妹と過ごした日々が走馬灯のように駆け巡る。

「До свидания, Аля」

 心優しい少女は姉として、妹に向けた言葉を残すと、最後の意識を手放した。

【マリヤ・ミハイロヴナ・九条@時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん 死亡】



【全体備考】
※ハロ(桃色):SEED@機動戦士ガンダムSEEDシリーズはそのへんに浮いています。
※その他のマリヤの支給品(マリヤの手作りサンドイッチ×10、ランダムアイテム×1、ホットライン)はリュックごと船の甲板にあります。
※クロノチェンジャー@未来戦隊タイムレンジャーはマリヤと共に海に落下しました。
※B-2エリアの港には、9月2日午後1時の時点では他にNPCはいないようです。
※船の行先と船の移動速度については、後続の書き手にお任せします。



【NPCモンスター解説】
長曾我部元親@戦国BASARA
自らを「西海の鬼」や「鬼ヶ島の鬼」などと称する海賊。
作中においては海賊として活動しており、部下からは「アニキ」と慕われている。
元親本人以外に、彼の部下たちもNPCの船員として数十人単位で存在する。


109:今だけの休暇 投下順 111:鈍色の戦争―戦隊ブラックと闇落ち少女
106:走れ正直者 時系列順 087:ワタシだけのアルジサマ
077:へぼ監督のやっつけ映画 マクギリス・ファリド 114:Mが遺したもの/僕を連れて進め
二代目ゼロ
マリヤ・ミハイロヴナ・九条 GAME OVER

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