Insincerity◆j893VYBPfU


僕はラハールさんを探しに、城内を駆け回り始めた。

あのラハールさんの事だ。考えている事は想像に難くない。
リュナンさんが未だ城内にいる(あるいは舞い戻った)可能性を考えて、
隠れそうな所を捜索して回り、喧嘩を売るつもりに違いない。
もし、いるのがアルフォンスであったとしても、する事は同じだろう。

もし、僕より先にラハールさんがリュナンさんを見つけた場合…。
間違いなく二度とホームズさんに顔向け出来なくなる
事態が引き起こされるだろう。それだけは避けたい。


――胃が、痛くなる。
僕は胃痛を堪えて、扉が未だ開いていない、扉が破壊されていない
(そう、破壊された扉があちこちにあるのだ)部屋を優先して、
リュナンさんを捜索する。 

先程から城内のそこかしこから響き渡る破壊音から考えて、
ラハールさんが片っ端から城内の物品を破壊して回っているのは間違いない。
時々見かける粉砕された木の扉も、ラハールさんが破壊したものだろう。

――隠れているかもしれない、リュナンさんに威圧感を与えているのだ。
あるいは、尋問があまりにも長引いた苛立ちによる、八つ当たりかもしれない。

――ダメだ、ラハールさん…。はやくなんとかしないと…。

僕は駆け回る。城内の端から端まで。
だが、僕の心配をよそに、今度は地の底から延々と衝撃音のみが鳴り続けるようになる。
今まで聞こえていたような、調度品や扉が破壊されるような破壊音は、一切しない。

――それが意味する事は。
今、ラハールさんは地下にいるという事。
どうやら、ラハールさんがそこで“何か”を見つけたらしい。
だが、そこで足止めをされている。そういう事だ。
断続的に衝撃音が続くことから考えて、
危険が迫っているという事でもないらしい。

僕は地下へと続く階段を見つけ、そこを駆け降りる。
上方一定間隔ごとに点灯しているランプがあるので、
地上階ほどではないが十分な明るさはある。

――どうなっているんだ、一体…。

誰かが点灯して回っているとも思えない。
最初から付いていたと考えるべきなのだろうが…。
そしてその行き止まりに、ラハールさんがいた。

よく見れば、背負い袋が少し大きくなっている。
何か拾ったのかもしれない。後で聞いてみよう。

「…遅かったなラムザ?だが、丁度良かったぞ。」
「…ラハールさん?」

「他に城内でこそこそ逃げ回っているネズミがいないかどうか、
 オレさまが探し回ってやってたんだが、この扉の向こう以外は全て調査済みだ。」

ラハールさんは、そう言って顎で扉を指し示す。

――思ったとおりだ…。
それにそれ、探し回ったのじゃなく、荒らし回ったんじゃ…。

僕は口に出掛かった非難と疑問を抑える。
今、話しの腰を折ってもどうしようもない。
ラハールさんの言い分を聞くのが先だ。

「それでまあ、最後にだ。何故か鍵のかかっている扉を見つけたって事だ。
 ここだけなんだ。城内で鍵のかかった扉なんて、何処にもなかったのにな?
 …なあ、ラムザ。怪しいとは思わないか?」

そういってラハールさんは白い歯を剥き出しにしてニタリと笑う。
ラハールさんの目の前には、確かに鍵穴の付いた木製の扉があった。
扉には、綺麗な足跡が一つ付いている。

なるほど。ここに逃げ込んだ“何者か(リュナンさん?)”は、
城内で拾った鍵でも使って、扉の内側から施錠したのだと
ラハールさんは考えた訳か。
だが、少しだけ引っかかる…。
この足跡、ラハールさんのものより明らかに大きい…。
つまりは、ラハールさんより前に、この扉を蹴り開けようとして
果たせなかったものが存在したという事になる…。

「まあそんなものこのラハール様には関係ない、ということで色々試してみたんだが、
 傷一つ付かん。剣でも魔法でも、だ。」

僕はラハールさんの傍若無人さにほとほと呆れながらも、
疑問を更に強くする。
――魔王ですら破壊出来ない、『木製の扉』?

それは明らかに物理法則だの、何だのを超越している。
木製の扉なら(むしろミスリル合金製の扉だって)、
ラハールさんなら苦もなく簡単に破壊してしまえるはずだ。
それは、これまでに荒らされた城内の様子を見ても明らか。
僕だって、時間さえかければ素手でも十分に破壊出来る。
ファイジャ等の高位魔法なら、それこそ塵一つ残さずに焼き尽くせる。
木製の扉を施錠しただけでは、時間稼ぎ以上の意味はない。

――ならば、考えられる事は一つ。
何か極めて強力な魔法的処理が施されているのだ。

――誰によって?
それは言うまでもない。このゲームの主催者達の手によって。

――そして、鍵を掛ける理由は?
勿論、近寄る参加者を招きたくないからだが。
ゲームの参加者の誰にも入られたくないなら、
鍵を掛けるよりいっそ埋めてしまえばいい。
その方が合理的だ。

――だが、施錠のみで済ませるということは?
それはこの先に立ちいるべき人間と、
そうでない人間を選別する為なのだろう。


つまりは、主催側が用意した、“特別な参加者”の為にある部屋。


これは、思わぬものを発見したのかもしれない…。
このゲームに“特別な参加者”、すなわち“内通者”がいて、
主催側との連絡用にでも、この通路が使われている?
…いや、そう考えるのは早計だろう。
第一、連絡ならもっと他に手段がある。
それなら伝書鳩だってなんだっていい。

――ならば、一体何なんだこの頑丈な扉と施錠の理由は?
僕が扉の前に立ち、顎に手を当てながら確かめている所で。
その疑問は唐突に解決される事になる。




――時は今、先程の放送より一時間後。




「――初めまして、皆様方。
 私は悪鬼使いキュラーと申す者。以後、お見知り置きを。
 此度はディエルゴ様の命により、ヴォルマルフ殿に成り代わり、
 この時刻を以て一部ルール改定が行われる事をお伝えいたします。」


目の前の扉の施錠が、かちりと音を立て解錠されると同時に。
本来はあり得ざる、臨時放送を聞き届ける事となった。



          ◇          ◇          ◇



「その“救いの手”を受け入れるか、あくまでも拒絶するかについては、
 貴方達の自由意思に委ねましょう。これは強制ではありませんからね。
 このゲームでは、なにより自由意思による選択こそが尊重されるのです。
 貴方達のご健闘に期待しておりますよ…。」


――悪鬼使いキュラーと名乗る、ヴォルマルフの代理による臨時放送は終わる。


だが、それはヴォルマルフのような事務的な口調ではなく、
キュラーの殊更な慇懃無礼さが感情を逆撫でする。
洗練された演説から察するに、キュラーも相当の曲者のようだ。

彼らは明らかに楽しんでいるのだ。
彼らは明らかに愛しているのだ。

――追い詰められた人間が殺し合う、醜さというものを。

不安は増す。この放送、キュラーが言うとおり、
いや、言っている内容以上の意味を明らかに含んでいる。
内容と狙いは、考えるまでもなく明らかだ。
だが、それ以外については…。

このゲーム最大の“貢献者”からの提案、か…。
裏切り者…。いや“内通者”がこの参加者達にいる?
これは頭に入れておいた方がいいだろう。
この武器庫も、もしかすれば“内通者”専用の施設なのかもしれない。

そして、神殿騎士団の幹部には、僕の知っている限り
“悪鬼使いキュラー”なるものは存在しなかった。
ならばマグナさんの言っていた、源罪のディエルゴ
即ちレイム・メルギトスの腹心である可能性が高い。

しまった…。
マグナさんから、もう少し詳しく内容を聞いておけば…。
確かに、あまり時間を取れなかった事もある。
だが、今更後悔した所で仕方がない。
詳細は、またいずれ再会した時でも良いだろう。

それに、この臨時放送自体から気付いた事もある。

ヴォルマルフが自分の部下にやらせたのではなく、
ディエルゴの腹心がこの放送を行ったのであれば?
ヴォルマルフ側に、何か放送が出来ない事情が出来たと考えるべきだろう。
――だからこそ、キュラーが代理放送を行ったという事か。

そして、そこから考えられるある種の可能性――。
『ヴォルマルフとディエルゴの関係は、あまり良好ではない?』

キュラーの放送内容から察するに、彼の口から露骨に
ヴォルマルフを見下げる内容のものは無かった。
無論、彼が侮蔑や敵意を抑えている可能性もあるが、
彼らとまだ敵対関係にあるわけではないのだろう。

だが、単なる親切心でヴォルマルフに協力し、彼がそれを許したとも考え難い。
ヴォルマルフという男、異常なまでに傲慢な反面、極めて神経質な側面を併せ持つ。
神殿騎士団の暗躍においては、その頂点の地位にあるにも関わらず、
常に最前線で指揮を取り続けていた。
実際、リオファネスにおいてもそうであったのだから。
その雄姿には威厳があり、非常に頼もしく見えたとも
彼の娘、メリアドールからも聞かされている。
だが、それから奴の性格もある程度推測する事も出来る。

つまり、ヴォルマルフはワンマン型のリーダーで、
極めて強い独裁者気質を持つ完璧主義者という事。
そういう人物が、外部の協力者側からの提案があった所で、
そう簡単に人に任せてしまうとは思えない。
そもそも、部下に任せておけばよい仕事すら、
奴は全て自分自身の手で行っているのだ。

そもそも、先程のマグナさんの事を考える限り、
ディエルゴとは信頼関係にすらないのだから。
そのような存在相手に、大事な放送を任せるとは決して思えない。
余程の事情がない限り、無理をおしてでも己の手で放送位の事はするだろう。
余程の事情がない限り。

そう。逆を言えば、つまり何かあったのだ。
“余程の事情”というものが。
おそらくは、ヴォルマルフとディエルゴとの間に。

ならば、この臨時放送はヴォルマルフを差し置いての放送である可能性が高い。
そうであれば、両者の関係は間違いなく悪化する事になる。

断定するにはまだ早計であるが、これは臨時放送から考えられる、
数少ない本当の意味での“希望”ともなりそうだ。
これは、皆に伝えておいた方がいいだろう。
放送の内容に囚われて、皆が狂い出す前に。
たとえこの推測が出鱈目であっても、
希望が持てる要素は一つでも広めた方がいい。

僕がそんな思索に囚われている間、
ラハールさんは腕を組み、不敵にも笑っていた。
…ラハールさん、こういう間だけは頼もしいのですが…。
反面、酷く不安と憂鬱にさせられる事がある。

「…聞いたか、ラムザ?キュラーとやらも、随分とせこい事を考える。
 だが、これはネズミを追いたてるより面白い事になりそうだな?」

どうやら、キュラーの放送を「せこい」と評する辺り、
ラハールさんもキュラーの真意には気付いたようだ。
ラハールさんは粗暴ではあっても、決して愚かではない。
むしろ頭の回転は相当に速い方だ。
初見で僕の意図を見抜いた事も、それを裏付けている。

ですが、ですが…。  
やっぱり、人を選ばず襲いかかるつもりだったんですね。
ラハールさん…。

僕の不安をよそに、ラハールさんは解錠された扉を開け、
ずんずんと先に早足で奥へと進んでいく。
やがて、『武器庫』と看板が書かれてある扉の前へとたどり着いた。
ここにも通路の両側にランタンが並んであるが、随分と眩しい。
外よりも遥かに明るいほどだ。
そして、それがここが特別である事を物語っていた。

武器庫の前の通路だけ左幅が広くなっており、
その端に当の『武器庫』が、その右側に三つほど木で出来た扉がある。
表札は特になく、どこにつながっているかは未だ分からない。
こちら側は、全て施錠されたままのようだ。
――まだ、この城には秘密があるという事か。

通路にはまだ先があり、遠目で見るとその正面にも扉があるが、
少しだけ空いているところを見ると、
同じく先ほど解錠されたものと思われる。

ラハールさんは他の扉には一切目もくれず『武器庫』へとなだれ込み、
僕も慌ててそれを追いかけた。



          ◇          ◇          ◇



確かに、その部屋は武器庫ではあった。
だが、その部屋から与えられる印象は、武器庫というよりは、より荘厳な…。
例えるなら古き神殿か、国営の博物館に近い雰囲気に包まれていた。

床には隙間なく磨きこまれた大理石が敷き詰められてあり、
天井や壁面、そして柱は全て白で覆い尽くされていた。

部屋には13列の4行、つまりは見せしめのように殺された
超魔王バールを計算にいれて、合計五十二名分の武器と道具。
それらが硝子の箱にて収められ、等間隔にて台座付きで展示されていた。
その前には丸い窪地がついたプレートと
その持ち主と武器の説明書きがなされてある。
――ここに、本来の持ち主の首輪を収めよという事か。

この忌まわしい交換装置さえなければ、
本当に博物館と言っても通用する程に。
その武器庫は、ある種の威厳を持ち続けていた。
本来の持ち主をここで待ち続けるかのように。
あるいは、新たなる主人を値踏むかのように。

そして、ラハールさんはと言えば…。
やはりというか、手当たり次第に透明の硝子を
鞘の付いたフォイアルディアで殴りつけ、
あるいは火、風、氷等あらゆる魔法をぶつけて、
キュラーの放送など知った事かと言わんばかりに、
傍若無人に暴れ回っていた。

地中から噴き上げた炎が部屋中を荒れ狂う。
渦を巻く風の見えぬ刃が周囲を切り刻まんと暴れ狂い、
頭上より巨大な氷塊が何度も降り注いだ。

それは正に地獄絵図であった。
その有様は神聖なる神殿を暴力で以て穢す、
まさに異端者であり背教者。
ああ、そう言えば僕も異端者だったかな?
――二人の異端者。
そう考えると、自然と笑みが零れる。

しかし、その辺りの知恵は主催側が一枚上手であり、
当然のごとく施設は一切の破壊を許さぬよう、
やはり扉と同様の特別な処理がなされていた。
神殿の壁面や天井は元より無事。
透明の硝子は、実に涼しい様子で無事を訴えている。
ラハールさんの乱暴狼藉による努力を、全てあざ笑うかのように。

やがて破壊を諦めたのか、息を荒くて肩を落としたしたラハールさんが、
見るからに憔悴仕切った様子で、こちらに近づいてくる。

「ラムザ…。お前のそのずる賢い頭でどうにかならんのか?
 さっぱり埒が明かん。」

僕は着ぐるみ越しに苦笑しながら、ラハールさんの懇願を聞き届ける事にする。
一つ一つの武器の台座を調べ回る。鍵穴があれば、解錠位は道具があれば可能かもしれない。

そこで鍵穴のある位置を念入りに探して回ったが、
そういったものは一つたりとも見当たらない。
――流石に、武器だけを上手く盗み出すのは不可能か…。

だが、考えてみればそれも当然。主催側が特別に用意したものだから。
こちらが抜け道を考える事については、当然想定内なのだろう。
こちらも首輪の解除並の困難が予測されると考えたほうがいい。

しかし、意図せずだが武器庫の確認も出来た。
これ以上の長居は無用だろう。それに、サナキさんの事も心配だ。
そろそろ、二階の使用人部屋へと戻るべきだろうか?
マグナさんと、もう一度具体的な情報交換もしておきたい。
――僕がそう考え、ラハールさんの方に振り向いた時。


ラハールさんは、実におぞましい…。
ルカヴィの如き獰猛な笑みを浮かべていた。
それは見たもの全てを震え上がらせる、殺戮者の笑み。
その険呑な微笑みは、どこかにいる何者かに対して、
明確な嗜虐心と殺意を抱いている事を意味していた。

「ラムザ、さっきの放送の内容は覚えているな?」
「…ええ。」

「確か上に一匹ネズミを抑えていたよな?」
アルガスが、どうかいたしましたか?」

不安を抑えきれず、僕はラハールさんに続きを促す。
――アルガス。そう、確かに二階にはアルガスがいる。
今は、それをサナキさんが監視してくれている訳だが――。

「あいつ、そういや元いた世界じゃ確かお前の敵だったんだよな?
 それに放置しておくと危ないって、お前も認めている。じゃあな――。」

「いっその事だ。あいつの首輪を貰って、ここで試しても構わないよな?
 それで、作戦時間も半日確保できるんだろ?だったら、言う事はなしだ。」


――抱いた不安は的中する。
ラハールさんは、アルガスを殺してその首輪を奪うつもりでいる。
それを、僕は許してしまっても良いものだろうか?

確かに、アルガスは危険人物である。
拘束を続けた所で何時逃げられるか分かったものではないし、
確かに私刑にかけてしまう方が、後の憂いも一切なくなる。
アルガスが僕を憎んでいるのは明らかだし、
僕もアルガスを憎んでいる。

そもそも、もとより元の世界では彼は死人なのだ。
殺害した所で、元の世界には何の影響すらない。
第一、一度殺害したもの相手をもう一度殺して、
良心の呵責に苦しむというのも妙な話だろう。

――そして、なにより。
彼を処刑する事で「十二時間」の確実な安心を得られるというのも大きい。
このままでは、サナキさんは自らを足手纏いと考え、不安に脅え出すかもしれない。
それに碌な武器がない以上、彼の首輪を奪い、装備を充実させたい事情もある。

だが、本当にアルガスをもう一度殺害してしまっても良いのだろうか?
それは、とりもなおさず――。

意図はどうあれ、行動はヴォルマルフ達のゲームに貢献するという事を意味する。

それはベオルブの姓を持つ者として、恥じぬ行為なのだろうか?
それは果たして、人間として正しい行為なのだろうか?
それに、利用価値無しと見れば平然と人間を処刑できる人物に、
果たして他の仲間達は付いてきてくれるのだろうか?



僕は、葛藤する。



一体、どうすれば――?



【E-2/城内の地下武器庫/1日目・夜(臨時放送後)】
【ラムザ@FFT】
[状態]: 健康、後頭部にたんこぶ(腫れはほとんど引いてます)、
     アルガスへの嫌悪(中度)、人殺しに対する葛藤
[装備]: プリニースーツ@ディスガイア
[道具]: 支給品一式(食料1.5食分消費)、ゾディアックストーン・サーペンタリウス@FFT、
     サモナイト石詰め合わせセット@サモンナイト3
[思考]1:ヴォルマルフ、ディエルゴの打倒
    2:アルフォンス(タルタロス)よりも早くネスティと接触
    3:白い帽子の女性(アティ)と接触しディエルゴについての情報を得る
    4:ゲームに乗った相手に容赦はしない
    5:ラハールの暴走を(今度こそ)抑える
    6:アルガス、あいつをどうするべきか…。それにサナキさんも心配だな

[備考]:現在プリニースーツを身に付けているため外見からではラムザだとわかりません。
    ジョブはシーフ、アビリティには現在、話術・格闘・潜伏をセットしています。
    ジョブチェンジやアビリティの付け替えは十分ほど集中しなければなりません
    自分の魔法に関することに空白のようなものを感じている。(主に白魔術)
    一部の参加者が過去から参加している可能性がある事を疑っています。
    その為、一時的にルカヴィ化した事のあるアルマに対して一抹の不安を感じています。
    ラムザもまた過去を思い出すことにより、アルガスへの嫌悪感が増幅されていますが、
    元々抱いていた感情がアルガスより小さったせいか、増幅効果は比較的微弱です。
    地下の施錠された部屋の存在から、主催側の内通者の可能性を疑いました。
    また、マグナとの情報交換での違和感や、臨時放送の主がヴォルマルフでなかった事から、
    ヴォルマルフとディエルゴの関係が上手くいっていないのではと推測しています。

【ラハール@ディスガイア】
[状態]: 健康、若干の苛立ち、疲労(中度)、休憩中
[装備]: フォイアルディア@サモンナイト3(鞘つき)
[道具]: 支給品一式×3(食料0.5食分消費)、ロマンダ銃(残弾0)@FFT
     潰れた合成肉ハンバーグ@TO ラミアの竪琴@FFT、不明道具(シーダのもの)
[思考]: 1:取りあえず新しい獲物と得物を探す
     2:自分を虚仮にした主催者どもを叩き潰す
     3:そのためなら手段は選ばない
     4:何とかして首輪をはずしたい
     5:とりあえず今の状態を打開するまではラムザに同行
     6:アルガスといったな?…あの七三なら別にバラしてもかまわんだろ?

[共通備考]:ロビーにあったリュナンのバッグは、ラハールが捜索中に回収しました。
      ただし、ネズミ(具体的にはリュナン)の捜索を再優先していたため、
      その中身まではラハールも一切確認しておりません。
      地下の施錠された通路と、その先にある地下武器庫の施錠が解錠されました。
      地下武器庫の詳細については、No96.臨時放送・裏Ⅱの備考を参照の事。
      地下武器庫のさらに先にある施錠されていた通路は、F-3の坑道へとつながっています。
      詳細はNo21.危険はいつも、すぐそばにの本文を参照の事。
      前回のマグナがラハール達に話した内容ですが、時間が足りなかったため、
      マグナが知っている内容全てが伝わっていない可能性があります。
     (少なくとも、マグナ達がすでに倒したと考えているキュラー、ガレアノビーニャ
      三名に関しては一切触れてません。他に触れていない具体的内容については、
      次の書き手様にお任せいたします。)

105 アルガスとの再会 投下順 106 想いこらえて(前編)
105 アルガスとの再会 時系列順 107 悪の軍団
105 アルガスとの再会 ラムザ
105 アルガスとの再会 ラハール
最終更新:2011年01月28日 15:01