データ
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≪クラス≫:サーヴァント
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【真名】:ディオゲネス 【属性】:混沌・中庸
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【筋力】:E 【耐久】:E 【敏捷】:E 【魔力】:E 【幸運】:A 【宝具】:E
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代理AA(人):荒巻スカルチノフ(2ch)
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【クラススキル】
◆単独行動:A+
マスター不在でも行動できる能力。
また、単独行動時は現界に必要な魔力消費を半減させる。
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【保有スキル】
◆動物会話:D
宝具の副産物としての獲得。
哺乳類、特にイヌ科の動物との意思疎通が可能。
◆貧者の見識:A
相手の属性、本質を見抜く嗅覚。
倨傲、欺瞞を鼻で笑う「人間探し」のスキル。
◆アタラクシア:-
不動心(アパテイア)、色界の定。
不条理、困難、苦痛にただ耐えるのではなく、
これを眺め、己の裡で解釈する締観の域から"平静"を維持する。
自己の精神、肉体の変調・干渉を感じ、これを制御することができる。
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ムム-―‐"--..._ ',
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代理AA(犬):ゲベ(絶体絶命でんぢゃらすじーさん)
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【宝具】
◆『吾輩は犬である("StrEEt IN a DOG ...")』
ランク:E- 種別:対己(犬)宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人(1匹)
自らの思想を、自らを犬と称し体現した事により得た宝具。
自身の存在が、"野良犬"と認識されるようになる。
サーヴァントとして、人としての気配が完全に消失する。
……聖杯もこのサーヴァントを認識しない可能性を持つ。
◆『見よ、これが人間だ(The biter bit)』
ランク:E 種別:対人宝具 レンジ:1~3(基本) 最大捕捉:1人(ないし1群)
通貨変造と“プラトンの雄鳥”事件が変質した論駁宝具。
同時に、キュニコス派のとる姿勢そのものの宝具化と言える。
相手の立てた論理、物事を構築する「理」に対して持論を述べることで
対象の認識に干渉し、それを変質させることが可能。
ただし、それには相手ないし持ち主に少なかれ「是」と思わせなければならない。
抵抗するには対魔力ではなく、精神干渉を無効化する能力が必要。
性質上、対象がサーヴァントの声を聞くだけでこの宝具の影響を受けかねないが、
逆に言えば彼の声が聞こえない状況を作るだけで宝具の干渉から逃れられる。
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【Weapon】
◆『たる(ピトス)』
生前の寝床。サーヴァント化にあたって自由に出し入れできる。
また、幾ら壊れても元の状態で出現する。
当時酒を貯蔵するために使われていた大甕であるが、
後世の誤解で木製の樽になってしまうことも。
ライダーとして現界した場合……
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【来歴】
(大体これを観ればわかります)→ https://youtu.be/Utzym1I_BiY
犬儒(キュニコス)派に数えられる古代ギリシャの哲学者。
(シノペの)、(樽の)、(犬の)ディオゲネス。
公衆の広場で自慰し、英明なるプラトンの驕りに噛みつき、
少壮気鋭のアレキサンダーに日陰になるからどいてくれとのたまった男。
後代にはかのストア派への影響も小さくない。
シノペの生まれだが、通貨改鋳の罪で故郷から追放され、
アテナイに流れ着き、ソクラテスの弟子アンティステネスから哲学を学んだ。
以降「犬のような生活(キュニコス・ビオス)」によって、各地をさすらい自らの思想を体現した。
質素な生活ぶりはあまりに極端で、頭陀袋と襤褸以外を所有しなかったという。
そしてどこともなく無遠慮に現れ、直言をぶつけてくるディオゲネスを人びとは「野良犬」と揶揄した。
プラトンすら彼を「犬」と蔑んだが、……しかし当人はそれを自称すらした。
アイギナ島で海賊によって奴隷にされた折には、「人を支配することが得意だ」と自称する。
「主人を必要としている」と見た者に「自身を売り」、コリントスへと行方を変えた。
「主人」には子息の教育を任され、その指導は厳しかったというが子供たちにも気に入られたらしい。
その後も古代ギリシャ世界の名物変人として多くの冷笑的(シニカル)な逸話を残しながら、
紀元前323年、90歳くらいで死んだ。
没した当時は賢人としての尊敬すら集めていたという。
ディオゲネスは主人の親族や弟子たち、彼を愛した市井の人たちによって埋葬された。
プラトンは15歳年上で、アレキサンダー(/アレクサンドロス/イスカンダル)大王は56歳年下。
ちなみにイスカンダルの没年、日にちすらもディオゲネスと同じだとされる。
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【能力】
対話特化。
自分への令呪を無効化したり、屁理屈で相手のスキルや宝具を弱体化、封印する。
戦士タイプには効果が薄いが、魔術師相手にはかなり有効。
ただ口がよく動くのとステルス性は随一なだけで基本的には使えない。
喋る犬の都市伝説くらいはつくれるが、聖杯戦争中に存在を認識されずに
終わることもざらだと思う。(本人の性格的に否応なしに目立ったりするかもしれないが)
ディオゲネスを「サーヴァント」として認識できるのは「サーヴァントを呼ぼう」
としてこいつが出てきてしまったマスターのみ。
ただ、マスターでも霊体であることすら認識不可能なので、まともなステータス透視が出来ない。
「クラス:ストレイ・ドッグ(野良犬)のサーヴァント……犬?
ステータスなし? なんだこいつ喋る犬? スキルと宝具はどこ……」
だいたいこう。
真名を導き出すことが出来ればステータスがちゃんと見える。
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【性格】
「何に憧れますか?」
「――ネズミに憧れます。暗闇を恐れず、自足してるから」
「昼間に灯りを持って何をしているのですか?」
「――人間を探しています」
「街中でナニしごいてるんですか!?」
「――お金もかからず満足できる。腹もこのように満たされれば良いのに」
「路上で飯食ってる! 犬みたい!」
「――人が食事をとるのに群がっている君たちこそ犬のようではないか?」
「哲学をして何を得た?」
「――確実なことは、何事にも動じない心を」
……人間の社会制度、慣習を締観する厭世家であり、そこに「変哲」の楔を穿つ者(犬)。
ご高説を他人に押し付けるのは自分の思想に反するので、自らを傍目には道化とし、
社会に反することで社会に依存した男。
属性は混沌・中庸。悪人ではないが、善人でもない。
モードレッドやビリー・ザ・キッドのような無頼の属性であり、まとも(常識的)とは言い難い。
彼は法よりも理性を重んじ、人間とは、そも「自足」できていれば他に多くは要らないのではないか?
――つまり、思慮し、自制し、分別のつく「自然」の状態が高徳であると考え、
富、権力、名声、栄華の世界を、「不自然、不要」と考えた。
彼は(個人ではなく、観念としての)音楽家、詩人、学者、弁論家たちについて、
「自足」していない(自らを知らない)と皮肉り、
宗教、魔術、集団などがもたらす「盲目」を嫌った。
何よりもまず自足せよ、と。
すなわち、人々を惑わす「幻想」にこそ彼は噛みつく。
一見して腑に落ちない放言だが、どこか頷けてしまうので相手は返答に窮し、困る。
プラトン「イラっとくるぜ!」
他者から見れば痛快にも映るかもしれない彼の毒舌は、己の思想に基づく「示唆」であり、
皆が各々の生活を各々で佳くし、すこしでも世界が佳くなることを望む。
【聖杯への願い】
聖杯戦争を勝ち抜くという思考は最初からなく、ただ「見たいから見に来た」という。
現世を、また聖杯戦争の本質を検分(「けんぶん」)し、未だに変わらぬ世界の惨状を皮肉る。
【喋り方】
ぶっきらぼうで無礼な物言い。
普段は饒舌ではないが言いたくなったらスパっと突っ込む。
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【コンセプト】
使えないイレギュラー。1ピクセルの染み。ただしルールブレイカー。
フレンドポイント召喚でごく低確率で排出される銅鯖。
「これでどうやって戦えばいいんだ……」
そこにいることで誰かを変えるかもしれないし、そうでないかもしれない。
【使用・参考にしたステータスの出所(僕鯖・皆鯖などあれば)】
プラトン。
プラトンの理想界(EXランク)に対し詭弁(Eランク)を弄するディオゲネスという
生前からサーヴァント化してもなお続く論駁構造。
【推薦したいその他の代理AA】
犬の姿は色んな犬キャラがいるので自由に。
正体は良い年なのにきたなくて浮浪者っぽい男(不審者)。
ネタキャラ属性の方がセリフとのギャップとか出て来た時のウケ的に色々おいしい。
【代理AAを選んだ理由】
正体がわからない&シュールさ重視。あと怠惰な姿から。
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【その他コメント】
一人称は俺か私か吾輩か、または犬。なんでもよかろう
「コスモポリタン」という言葉をはじめて創造したと言われているように、
「あらゆる派閥は無価値である」と考え、マスターの縛りを受け入れない。
ただし、マスターのことは全く無視するわけでもない。
彼、および犬儒(キュニコス)の人らにとって、学派の「括り」は相応しくない言葉であり、
彼(ら)の観念的には「犬より学ぶ人々」くらいの雑な呼び方がよろしい。
皮肉・屁理屈は目的ではなく、手段に過ぎない。
軽薄な気分屋(トリックスター)に見えようとも、彼は「噛みつく」ことがどのような事かを理解している。
――結果として自身の戯画化と、世に何事をも問える風潮(スタイル)を確立している。
……これが個人的なディオゲネスの解釈で、当時の人々も愛したであろう生き方(有り様)だが、
やっぱり基本は社会不適合者。
集団に馴染まず、いっさいの財産を築かず、自分を「犬」と言った事には、
社会の醜い部分から距離をおいた自らへの冷笑的(シニカル)な俯瞰も含まれていたのかもしれない。
どう扱ったらいいのか? 分からない。現界する目的からして狂言回しくらいはできる。
あとは迷える誰かを説き伏せるとか。
それができるってすごい。
とりあえず口の上手そうなやつらと、聖杯問答とか討論とか口先バトルさせておけばいいんじゃないかな。
【サーヴァントとしての側面】
「サーヴァント(従者)」のクラスで現界するにあたっては、
野良犬として生きたアテナイの時期+奴隷になった逸話+皮肉屋の側面が拾われている。
見た目はマスターとの相性によって薄汚いおっさん~薄汚いおじいさんくらいと幅広い。
まぁ基本は犬なんだけど。
「狂ったソクラテス」との侮蔑通り、あるいはそう言った呼称が無かったとしても
バーサーカー適性を持ち、その場合主人クセニアデスに奴隷でありながら「福の神」としてありがたがられたレベルの
家中の切り盛りを行っていたり、アレキサンダーに出会うコリントス時代のディオゲネスを主として現界する。
犬ではなくランプをかけた杖を携え、襤褸を纏った老人。
マスター等々素質を認めた人物を勝手に弟子認定(論破してでも従える)し、自身の世話をさせるような形で導く師匠キャラ。
心身の鍛練を基礎とし、
ある種自然に「従う立場でありながら、人を支配する」ことをやってのける。
【隠しスキル?】
◆絶対反論権:-
このサーヴァント個人の性質ゆえか持つ優先権。
このサーヴァントは「何事か」が行われるよりも先に「口火」を切ることができる。
一見して無意味だが、言葉を操るこのサーヴァントにとっては侮れない益となる。
【宝具の補足】
「ディオゲネスの皮肉(シニシズム)」と、「既存の価値の変動、冷笑」が昇華されたコトダマチックな概念宝具。
ディオゲネスの意図した一言一句に付与される、運用のされ方は概念武装に近い。
ともすれば対象を奮起させるなど、ポジティブな運用も可能。
宝具であるがゆえに限定的だが、大きな影響を及ぼしうる。
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TSするならAAはキスメ(東方project/地霊殿)。
+ | 色んな人との関わり(例) |
登場歴
【R-18】鯖鱒Wikiのサーヴァントで聖杯戦争【Fate】(Zero編)
http://yaruoshelter.com/test/read.cgi/yaruo001/1486555473/
真の姿はTDN(真夏の夜の淫夢)として登場
http://yaruoshelter.com/test/read.cgi/yaruo001/1486555473/
真の姿はTDN(真夏の夜の淫夢)として登場
【あんこ】結論から始まる聖杯戦争【鯖鱒wiki】
(>>325~339)
元データ
ちょっと変えました。
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