レッドガーディアン(Red Guardian)

概要

旧ソ連の生み出した超人兵士。キャプテン・アメリカの東側版といった存在で、その名を名乗ったものは複数人存在する。意外なことだが超人血清で強化された人物はいない。

初代 アレクセイ・レーベデフ(Aleksey Lebedev)

初出:Namor the Sub-Mariner Annual #1(1991年6月)
種族:人間、ロシア人、男性

概要

歴史上初のレッドガーディアン(後付け設定)。
ナチスの侵攻によって家族を失った人物で、災害が発生した時の英雄的な行動で当局に認められ、レッドガーディアンとなった。第二次世界大戦の際にキャプテン・アメリカネイモア・ザ・サブマリナーに出会っている。
大戦後、アレクセイ・ショスタコフがレッドガーディアンになる際に反対し、当局に「粛清」されたとされる。

能力

特殊な能力は無く、鍛えた肉体で戦う。

二代目 アレクセイ・ショスタコフ(Alexei Alanovich Shostakov)

初出:Avengers #43(1967年8月)
種族:人間、ロシア人、男性

概要

コミックに登場した初のレッドガーディアン。
元々はソ連のパイロット。勲章を与えられるほどの英雄的存在で、同国の有名なバレリーナ「ナタリア・ロマノーヴァ」と結婚。KGBによって超人兵士に選ばれたアレクセイは実験用ロケットによる事故死を偽装され、外界と隔絶された上で訓練を受けレッドガーディアンとなった。
その後、中国での任務中アベンジャーズと遭遇して戦闘になるも、中国軍のリン大佐から元妻であるブラックウィドウをかばって負傷。基地の爆発に巻き込まれ姿を消した。後にLMDが作製されローニンを名乗るも、実は本人も生きていた模様。

能力

特殊な能力は無い。盾は使用せず、ベルトのバックルを投げて戦う(磁力で回収可能)。

三代目 タニア・ベリンスキー(Tania Belinsky)

初出:Defenders #35(1976年5月)
種族:人間→強化された人間、ロシア人、女性

概要

ロシア式表記の場合はベリンスカヤ(Belinskaya)。後のスターライト
ソ連の反体制派であるべリンスキー博士を父に持つ。若くして天才的な脳外科医となっていたが、父が政策批判をしてシベリアに追放された後、コスチュームを身につけ反体制派を助けつつ犯罪者と戦う「レッドガーディアン」を名乗った。
ドクター・ストレンジの要請でナイトホークの手術に携わった後、アメリカにとどまりディフェンダーズに所属。その後「プレゼンス」を名乗るセルゲイ・クリロフによって洗脳、放射線・核エネルギーによる強化を受けスターライトになった。

能力

レッドガーディアン時代は特殊能力は無く二代目とおなじくベルトのディスクで戦っていたが、強化後は怪力、飛行やバリア、目からのビーム攻撃などの能力を身につけた。

四代目 ヨシフ・ペトクス(Josef Petkus)

初出:Captain America #352(1989年4月)
種族:人間、ロシア人、男性

概要

後のスティール・ガーディアン。初の「盾」を装備したレッドガーディアン。
ソ連の諜報機関の特殊工作員で政府直属の超人部隊「シュプリーム・ソヴィエツ」のメンバーでもある。当初はアメリカに亡命した超人たちを攻撃するために現れたが、後にソ連内の事件でキャプテン・アメリカと共闘。国内ではまさに「ヒーロー」扱いで、作中の市民たちに大いに歓迎されていた。

能力

特殊能力は無いが、訓練で得た高い身体能力と盾(スチール製。ヴィブラニウムではない)を扱う技術を持つ。

五代目 クラスノ・グラニツキー(Krassno Granitsky)

初出:Maverick (Vol. 2) #10(1998年6月)
種族:人間、ロシア人、男性

概要

四代目がスティール・ガーディアンになった後に登場したレッドガーディアン。
初代マーヴェリックと共闘したが、後にウィンター・ソルジャーの宿敵の一人アレクサンダー・ルーキンに捕まり処刑された。

能力

特殊な能力は無し。先代に続き盾を装備していた。

六代目 アントン(Anton)

初出:Hulk Vol. 2 #1(2008年3月)
種族:LMD、ロシア人、男性

概要

姓は不明。ロシア連邦政府に従う超人部隊ウィンター・ガード所属で、自称元クリムゾン・ダイナモ。本来は人間であるが、力を求めて自身の意識をLMDに移した。スクラルによるSecret Invasion事件中はチームの仲間やウォーマシンと共にロシアを守っていた。
後にスクラルの派生種ダイアー・レイスによって首を切断され破壊された。

能力

LMD由来の高い身体能力を持つ。盾はヴィブラニウム製になった。

七代目 ニコライ・キュリレンコ(Nikolai Krylenko)

初出:(ヴァンガードとして) Iron Man #109(1978年4月)
   (レッドガーディアンとして) Darkstar and the Winter Guard #3(2010年10月)
種族:ミュータント、ロシア人、男性

概要

ヴァンガードダークスターの双子の兄(もしくは弟)。先代の死後にその盾と名を受け継いだ。

能力

ミュータントとして、電磁、運動、重力など様々なエネルギーを反射する能力を持つ。
盾は先代と同じくヴィブラニウム製で、彼の持つエネルギー反射の強化機能と自動で手元に戻る機能を装備している。またスーツは盾と連動し、受けた衝撃を彼自身の肉体強化に充てる機能を持つ。

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最終更新:2021年06月26日 15:02