Marvel Super Hero Contest of Champions

(タイトル、マーベル

出版:1982年3月〜1984年5月

概要

大型クロスオーバー
世界中からヒーローたちが集められ、グランドマスターフードを深く被った謎の存在(アンノウン)とのゲームに巻き込まれる。
グランドマスターはアンノウンが兄弟のコレクターを甦らせる力を持つといい、そのためにゲームに勝たないといけないという。地球はこの間、時間を止められゲームに協力しないと二度と動き出すことはなく失われてしまう。ただし今回のゲームにさえ協力すれば、今後絶対に地球のヒーローたちを手駒として使わないと約束するのだった。
グランドマスターとアンノウンでそれぞれ12人のヒーローを選び、地球の4箇所に隠された4つの破片をより多く探し出した方が勝利。
グランドマスターが勝利すればコレクターを復活させられ、覆面の方が勝利すれば地球の太陽の寿命を延ばしてくれるという。

チームは12人対12人で構成され、さらにそれらが3人ずつのチームに分けられて地球の4隅それぞれに送られた。
国際色豊かなメンバー編成がなされたため、各国のイメージを投影したような(偏見ともいう)スーパーヒーローが本作で多くデビューすることとなった。

大勢のヒーローが登場する大掛かりなシリーズだが、各号22ページのレギュラーシリーズ3話できっちり終わる。

メンバー


◾️グランドマスターチーム

◾️アンノウンチーム


結末(ネタバレあり)


フードを被った謎の存在、"アンノウン"の正体は死の神デスであった。
ゲームは3−1でグランドマスターが勝利。しかしデスはコレクターを生き返らせるには「代償となる命」が必要だという。
グランドマスターは当初のルール説明が不十分だったと抗議するが、デスはルールを決めるのは自分だと主張。
デスはグランドマスターの命の代わりに地球のヒーローたち全員の命でもよいと条件を提示するが、グランドマスターは「今回のゲームに協力すれば二度とヒーローたちを手駒として使わない」という約束を守り、自分の命と引き換えにコレクターを復活させるのであった。

全てが終わったあと、ヒーローたちは元いた場所に帰還。
アベンジャーズは長いゲームだったがほんの1時間しか経っていないことに気づき、ゲームに全てを捧げたグランドマスターに想いを馳せるのだった。







最終更新:2025年03月20日 00:33