LineageⅡの全ての武器には攻撃力と魔法力の2種類のパラメーターが設定されており、攻撃力は物理攻撃、魔法力は魔法攻撃に影響を与えるようになっている。
この2種のパラメーターのうち、どちらが高いかでファイター用とメイジ用に分けられる。
また、公式な呼び名ではないが攻撃力<魔法力の武器のことを「魔法剣」「魔法鈍器」などと呼ぶ。
(当サイトでは「魔法鈍器」を「杖」で統一している。)
【剣】
平均的な性能を持つ武器で、盾と併用する「
片手剣」、一撃のダメージを重視した「両手剣」、メイジ用の「魔法剣」の3種類がある。
ブラッドサーベルやソードオブリフレクションなど特殊効果が有りそうな名前の剣がいくつかあるが、どれも普通の剣だ。
【鈍器】
このゲームではメイスのような打撃武器の他に斧(アックス)、メイジが使う杖(スタッフ)の類も鈍器に含まれる。
ダメージばらつきが大きく最高ダメージの理論値は剣より高いが、クリティカル率で劣り持続的なダメージは低い。
しかし、命中率が高いためメイジ系などDEXが低いキャラクターに向いており、スケルトンやゴーレムなど鈍器に対して弱点を持つモンスターが多いという利点もある。
【短剣】
剣に比べると攻撃力と命中率が低いが攻撃速度とクリティカル率が高く、DEXの高いキャラクターなら欠点を補って余りある。
ただし、短剣に耐性を持つモンスターは少なくないのである程度狩場が制限される。
ソードブレイカーやマインゴーシュなど本来は利き手と反対側の手に持つタイプでも利き手に持って主武器として使用する。
(投げナイフですら投げずに手に持ったまま直接切りつける。)
【弓】
遠距離攻撃が可能で一撃の威力も高いが攻撃毎に矢とMPを消費するうえに再使用待機時間があり連射できない。
また、装備の他に矢を携帯しなければならないのでインベントリの重量制限にも気をつける必要がある。
【槍】
通常攻撃で複数の敵にダメージを与えられる唯一の武器。射程も他の近接武器より長いため、ホールドスキルで足止めした相手に一方的に攻撃することも出来る。
このゲームではウォーハンマーなどの長柄の鈍器も槍として扱われる。
【格闘武器】
「武器を使わない」と豪語するオークモンクも実際は武器を装備しないと話にならない。
グローブの類では絵的に地味すぎるのか、このゲームでは殺傷力が高そうで大きく派手な武器が格闘武器にラインナップされている。
【二刀流】
Dグレード以上の片手剣を2本持って鍛冶屋で組み合わせて貰うと剣とは別カテゴリーの「二刀流」という武器になる。
特徴は両手剣とほぼ同じだが、両手剣で一回攻撃する間に両手剣の半分の攻撃力で二回攻撃するという点が異なる。
対応する
武器マスタリーや攻撃スキルは剣とは異なるので注意。
【その他】
「その他」とは「呪文が書かれた本」や「呪いの人形」など、本来は武器ではないがゲーム的には手に持って殴るアイテムのこと。
武器類ではない武器のためデザイン的な制約が少なく、変わった形のモノが多い。
初期の企画ではウィザード系に特殊な効果をもたらすという設定があったが結局実装されず、このカテゴリー自体も正式サービス以降追加されることはなかった。
【古代剣】
カマエル専用武器で片手剣と両手剣、剣と鈍器の中間の性能を持っている。
剣に比べて命中率が高くクリティカル率が低いという、DEXが高いカマエルが使う武器にしてはキャラクターの長所があまり活かされていない。
モーションは両手剣と同じだが男カマエルは両手剣も古代剣も片手で振り回す。
【細身剣】
カマエル専用武器で片手剣と短剣の中間の性能を持っている。
クリティカル率が剣より高いという点は良いのだが、ダメージばらつきが非常に大きくダメージが安定しないのが問題。
同じモンスターを相手にしていても瞬殺できる時もあれば倒すのに手間取る時もあり、その落差を実感できる。
モーションは片手剣とは異なりフェンシングスタイルになっている。
【ボウガン】
カマエル専用武器で小型のクロスボウ。見た目はクロスボウというよりハンドガンに近い。
性能は弓の威力を落とす代わりに連射性能を高めた感じで、引き狩りではなくトラップなどを併用してその場で撃ち続けるスタイルになる。
MPを消費しない点は良いものの、威力が低い分矢の消費量が弓より多くコストがかかるのが難点。
モーションはハンドガンそのもの。基本的に片手で扱うが両手武器になっている。
余談だが、初期には弓のカテゴリーにクロスボウも含まれており、ガストラフェテス、ライトクロスボウ、クロスボウ、ヘビークロスボウがラインナップされていた。ガストラフェテス(当時は誤植でガラストフェテスという表記だった)は現在も弓として存続しているが、他のものは別の弓に置き換えられている。
最終更新:2008年04月18日 18:38