ダオス(だおす)

概要

SFC版ファンタジアから登場したキャラクター。

登場作品

+ 目次

ファンタジア

「私の邪魔をするというのであれば、滅ぼすのみ!」
年齢:不詳 性別:男性
身長:??cm 体重:??kg
声優:塩沢 兼人(SFC/PS/GBA版)/森川 智之(OVA/PSP版)
謎に包まれた存在。時空転移の技を習得しており、思いのままに時間を行き来することができる。
彼が地上に破壊を求める理由は何なのか。
全ての謎を解き明かす鍵はクレス達の双肩にかかっている。

+ ネタバレ
主人公クレスの前に立ちはだかる金色の髪の男。
その正体は異星「デリス・カーラーン」の王子である。
滅亡の危機に瀕した母星を救うために必要な大いなる実りを手に入れるために行動するが、
魔王として、時に人間に対して非情な行為や街や村などの破壊も辞さない。
目的のためなら手段を選ばない行動が祟り、クレス達によって討たれる。


ファンタジア(GBA版)

LET'S GO ARCHE

ミゲールの町の子供から時空戦士の話をしてくれと依頼で頼まれ、アーチェの過去の回想という形で登場する。
この時に話を作り替えることが可能で、超古代都市トールの最深部へと通じる扉の前で誰と遭遇したかを選択肢で改変できる。この時に3番のダオスを選ぶと、本人が唐突に表れ、「なにか用か?用がないなら俺は行くぞ!まったく…私にも都合があるのだぞ…」と言ってくる。
この大嘘をつくと子供達にも見透かされ「つまらない」と他所へ行ってしまう。


ファンタジア はるかなる時空

上巻では4202年から4304年に時空転移した際にトリニクス達と少しやり取りが追加されている。
下巻では、過去ダオス城の入口にて霧の中に姿を現わし、クレスとミントと再会したことを語るシーンがあるがこれは設定ミスである(クレス達が地下墓地で出会ったダオスは、過去で出会ったダオスよりも後の時系列なのでクレス達との面識は本来はない)。演出の都合と思われるが、その後も過去ダオス城にて一人で先行したクレスと一対一で対面し、お互いに剣を持っての勝負が繰り広げられた。


真紅の瞳


本人は登場しない。ジャミルはダオス城の手前の石橋にて部下のジグビルに対して、ハーメルのスカーレット夫妻を未だに殺害できないでいることに対してダオス様もお怒りだと圧をかけた。
またジャミルはシノンを高く買っており、協力するならば直々にダオス様に厚遇してもらえるように申し出るとまで言っていた。


紺碧の絆


キリルはダオスが復活した際に重臣となるべく、ユークリッド周辺でモンスターの影を集めて暗躍していた。
実際に地下墓地へと集結させた際にはダオスの思念の影響かモンスターは実体を取り戻しつつあった。
キリルがアミィを攫った事件が起きたため、トーティス村としても事態を見過ごすことはできなくなったのだがダオスの存在を知るものは、ミゲール、マリア、ドルジェフの3人だけでトーティス村の住民とクレス達にはこの事件がダオス復活の予兆であることを知らせずにおいた。


瑠璃の夢

現代でもダオスの名前は知れ渡っているようで、クレス達がダオスを倒したのだと雇われ大工のレイニーとリフが知ると、「どうしてそれをローデルに言わないのか。ダオスを倒したなんてどんな堅固な扉も開けちまう合鍵を手に入れたくらいのもんだぜ」と語っていた。


語られざる歴史

4201年の年始に後にダオス城となる古城にて突如姿を現した異星人。
既に星間移動の術は失っており、長い旅の末にアセリアへと辿り着いた。出会った当初はマナ不足による衰弱が激しく一向に容態が回復しなかったため、エドワード達からは精霊に近い種族なのかと疑われていた。
古城でウィノナと知り合って以来、衰弱していたこともありウィノナが所属する奇術団にて介護されておりマナの豊富なユークリッド地方へ渡る頃には体調は大分回復していた。その後、ウィノナと二人で精霊の森まで旅をし世界樹ユグドラシルがカーラーンであると確信するも樹が死にかかっていることに落胆する。
世界樹探索後、原因の究明も兼ねてウィノナと二人で魔科学研究所に入るつもりだったが、エドワード達の横やりでダオスのみが研究所に入所。しばらく後に魔科学の正体を突き止めたダオスは元いた古城へと姿をくらます。古城にて連れ戻しに来たライゼン達と衝突し、その際にウィノナが右腕を切断させこれに激昂。この事件がきっかけで魔王ダオスとしてヴァルハラ戦役を起こす。
戦役は5年間続き4207年に魔導砲での砲撃もあってダオス城の瘴気の結界が解除される。その機に乗り込んだウィノナ、エドワード、アラン、キャロルの4人が最深部に到達し、ウィノナが説得を続ける隙をついてエドワードのインディグニションの攻撃を受けて4304年に時空転移。これが語られざる歴史の史実とされている。
上記のようにこの小説では彼が魔王と至ってしまった原因は一部の人間にあると設定されている。


TOPなりきりダンジョン

「お前達が、過去の自分の過ちを正すというのならば…私はその手助けをしよう」
年齢:不詳 性別:男性
身長:??cm 体重:??kg
前作「ファンタジア」のラストボス。
暗黒時空の一角「ビフレスト」の最奥でディオとメルを待ち構える存在。
2人の正体を知っており、浅からぬ因縁を持つ。
  • 新免G之進氏はおまけの部屋にて「今回の主役は…実はダオスです」と明かしている。
  • ゲームクリア後に再びビフレストの最深部へ赴くと「そうか。自分の過去に打ち勝ったか。誰もがやり直したい、なくしたい過去を持っている。しかしやり直せないからこそ、その瞬間を悩み、そして大切に生きているのかもしれぬな」と台詞が変わる。


TOPなりきりダンジョン(小説版)

暗黒時空にてディオとメルが前世の罪の記憶を見た後、ビフレストの玉座に姿を現わす。
デリス・カーラーンにて15万人の命を奪ったことに責任を感じるディオとメルに「人は間違いを犯す存在だ。私もかつてこの星で間違いを犯した。だが、どういう形であれ、生まれ変わったの者が前世の事で責められるべきではない」と語り、ノルンに「メルティアとディオス。彼らもまた、我が民。解放してやってはくれぬか?」と頼んだ。これに対してノルンはマーテルの時の修正を受けることになるので自分の役割ではないと明かす。贖罪のために双子はディオスとメルティアを受け入れる決断をするとダオスは謝った後、「さあ、帰るがいい。そして過去に打ち勝つのだ。さらばだ我が民よ」と言い残し闇へと消えた。


TOPなりきりダンジョンX

「この世に悪と呼べるものがあるとすれば、それは人の心だ」
年齢:不詳 性別:男性
身長:??cm 体重:??kg
声優:森川 智之
人類を滅ぼす魔王と人々から恐れられ、過去にクレスたち時空戦士と戦い、倒された。
再び現れ、ディオとメルを狙っているようだが、その真意とは……?
約100年前に倒されてしまったはずなのだが!?


テイルズオブファンダム~旅の終わり~

全ての事情を知った4306年のクレス、チェスター、ミントの介入があり、黒騎士団を洗脳して行った自身の復活計画が全て妨害される。黒騎士団とダオスに脅かされることがない時間軸を作ろうと計画するクレス達によって棺の封印が解かれ、彼らと戦うものの4408年から転移してきたアーチェによって仲裁される。


TOWなりきりダンジョン2

幻の城に登場。時の間にて任意で戦闘ができ、倒すとエレメントオーブが入手できる。


TOWなりきりダンジョン2(小説版)

女神エイダ、ステラが6人の時空剣士を召喚してまで対処させたい存在。何者かに操られているという事で、女神はダオスの一件をクレス達に一任することにした。
中央広場に突如現れた黒ずくめの男。魔物と勘違いされるような魔性を秘めた男であり、レグニア騎士団は怯えていた。またレオニスの尋問に記憶喪失であるために「魔物かもしれぬ」と答えたために三騎士は戦闘態勢を取らざるを得なかった。フリオは孤児院出身なことと15歳という年齢からか、善悪のどちら側に属しているかよりも背負っている孤独感のようなものに共感していたとの事。
この妙な共感から来る尊敬と憧れの念からフリオとキャロは騎士団の非礼を詫び、お詫びに料理を奢ると説得し意外にもダオスは素直に従った。更に一部始終を見ていたクレス達はダオスがフリオとキャロに馴染むとは思わなかったので大いに戸惑っていた。その後腹を括ったクラースが「話し合いで解決する」道を選び、ダオスの元の世界での罪の一部を語り、身柄を女神に引き渡したいと申し出た。これに対してダオスは素直に従ったが、ウサギのぬいぐるみを探したり、メンデルの捜索を頼まれたりしたためずるずると先延ばしになってしまった。その矢先にサナトスが試練の塔でダオスを操ったために、クレス達は再び戦う覚悟を決める。戦闘中に意識がわずかに残っていたダオスはフリオにブレスレットを託し、それをもとにダオスの服を完成させ、フリオはダオスのコスチュームで幻の城へと挑む。


TOWレディアントマイソロジー2

「私は大いなる実りの守り人、ダオス……」
年齢:不詳 性別:男性
身長:??cm 体重:??kg
声優:森川 智之
『テイルズ オブ ファンタジア』からの出演。
グラニデに宿った遠い昔に滅びた世界の記憶が具現化した存在。
生前、異世界の世界樹を守る存在だったため、記憶となった今もなお世界樹を守ろうと現れる。
  • 今作では隠しダンジョンのボス。


TOWレディアントマイソロジー3

「お前の存在は、偽りの希望だ。まやかしのマナの姿よ、散るがいい!」
声優:森川 智之
過去にその強大な力の為に、クレスの故郷に封印されていた、魔王と称される男。
封印から出てきた際、クレスの故郷を襲っている。


バーサス

「我が胸中に宿っているのは覚悟。未来を掴みとるための覚悟だ」
年齢:不詳 性別:男性
身長:??cm 体重:??kg
声優:森川 智之
所属:天界
精霊マーテルの意思とともにあることを自認する天界の住人。
マーテルの意思の実現を至上の目的としており、真の世界救済を目指している。
並行世界を行き来しながらその方法を模索しているが、
いずれの世界でも「大いなる実り」を私利私欲のために求めて争う人間の愚かさに静かに怒りと絶望を感じている。


TOWレーヴユナイティア

声優:森川 智之
これまでにない強いヴールの気配を察知した一行。
駆けつけた彼らの前に立ちはだかったのは金色の髪の謎の男だった。
テルンとナハトは、それはひとの姿をしているが、
「夢見る目覚めのひと」とは異質な存在だと言うが……
その姿を目の当たりにしたクレスは、抑えようのない心のざわめきを感じる。


アスタリア


+ ネタバレ
大昔にアスタリア世界とは別の星「デリス・カーラーン」から母星を救うべくマナを求めてやって来た。地下墓地に封印されていたがサレの手で復活。
クレス達に敗れた後はデリス・カーラーンにいたようだが、「結晶の大地と導きの光」では晶化現象がデリス・カーラーンを侵食する可能性がある程にまで進み、デリス・カーラーンの王として星とそこに暮らす民を守る為、ディオとメル、ロディのとりなしでクレスと共闘する。
晶化現象が全世界に及んでからは登場しなかったが「双星の宿命」編で再登場。
分史世界が多く存在するせいでマナが足りないという事実を知りクルスニク一族にオリジンの審判で「全ての分史世界の消滅」を願わせようとしている。
そのため自身と娘の消滅を拒むヴィクトルと徹底抗戦。時歪の因子を無くすことで全ての分史世界を存続させ、
全ての世界が手を取り合えばアスタリア世界のマナ不足は解消するというルドガーの理想を甘いと思いつつも戦闘後に譲歩の姿勢を見せた。


レイズ


+ ネタバレ
フェアリーズレクイエム編2章にてアスガルド帝国が仲間に引き入れようとしたが失敗したとデクスが語っている。
6章では大いなる実りを元の世界のデリス・カーラーンに持ち帰るべくティル・ナ・ノーグを脱する術をカーリャ・Nに聞くも、得られなかったため代わりにミリーナを攫ったことが「ダオス攻略戦」で語られた。
本人はあくまで馴れ合わないとしているが、マークから一方的に世話を焼かれ、実質的に救世軍に協力している。

「ラザリス攻略戦」では直接登場しなかったものの、ラザリスからアセリア領の世界樹を守るべく彼と戦闘し撃退した事が示唆されている。
また、この時の詳細はラザリスの信頼度10スキットで見ることができる。


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最終更新:2025年08月16日 05:01