メタルヒーローシリーズ(ヒーロークラブ/混載)

ここでは、混載作品について扱います。
単独タイトルの場合は、各作品の項目で扱う予定です。


ジャンル 再編集作品シリーズ
メーカー 東映ビデオ(ヒーロークラブ版)
バンダイ メディア事業部(SVS版※販売)
メディア VHS
発売年月 1989~95年
収録時間 30分
メタルヒーローシリーズ
ヒーロークラブシリーズ
SVSシリーズ

概要

ヒーロークラブシリーズで発売されたメタルヒーローシリーズの混載タイトル。
いずれもシリーズとしてでの扱いではないが、便宜上、まとめて紹介する。
『機動刑事ジバン』のように、単独タイトルとして発売された作品でも、複数の作品が取り上げられている場合はこの項目での紹介とする。
なお、『ジバン』のみ、バンダイからSVSシリーズとしても発売された。

ラインナップ一覧

巻数 型番 タイトル 発売年月 紹介作品 ナレーション 備考
1 VSTV00218
SVS-21(SVS版)
機動刑事ジバン①
ジバン誕生!メタルヒーロー大集合
1989/7 ジバン+宇宙刑事3部作~メタルダーまでの再編集 政宗一成 SVS版あり
2 VSTV00230 ウインスペクター&ジバン
緊急出動!スーパー刑事
1990/5 『ジバン』#51・52(終)
『WSP』#4の再編集+WSP新録パート
3 VSTV00239 ポリスヒーロー大集合!
正義の鎧を装着せよ
1990/12 宇宙刑事3部作、ジバン、WSP
4 VSTV00285 重甲ビーファイター&ブルースワット
新戦士誕生!その名はビーファイター
1995/3 『BS』#51(終)
『重甲BF』1・2の再編集
稲葉実

各巻ごとの概要


『機動刑事ジバン①ジバン誕生!メタルヒーロー大集合』

型番 VSTV00218
SVS-21(SVS版)
発売年月 1989年7月
ポイント 宇宙刑事3部作~メタルダーの映像も収録
公式初となるメタルヒーローシリーズの呼称が使われたアイテム
ノンテロップOP収録
タイトル通り、当時の最新作であったジバンがメインだが、宇宙刑事シリーズ3部作~『超人機メタルダー』までの6作品の映像も収録されており、いずれも本作がヒーロークラブ初紹介となる*1
ジバンの前作の『世界忍者戦ジライヤ』はメタルヒーローではないと判断されたためか、本巻では未収録となっている。
メタルヒーローシリーズの呼称が使われた公式初のアイテムだが、この名称はまだ本格定着しておらず、以降はむしろ、90年代前半には『ポリスヒーロー』と呼ばれる傾向が多かった*2
ジバン本編のナレーションは大平透氏だが、本巻では大平氏ではなく*3、ギャバン、シャリバン、メタルダーのナレーションを務めた政宗一成氏が担当している。
過去作の映像は、基本的にテレビシリーズのエピソードからの抜粋だが、シャイダーとメタルダーは劇場版の映像も使われている
+ 本作の構成
#11の直人の刑事時代のシーン
ノンテロップOP*4
直人がジバンに改造されるまで
ジバンの装備紹介(ダイダロスまで)
ギャバン
シャリバン
シャイダー
ジャスピオン
スピルバン
メタルダー
#5の映像でのジバンの活躍
ED*5
OPのノンテロップ版が使われるのは、本作が初めてとなり、このパターンはヒーロークラブ、SVS、ばっちしVの各シリーズで発売された以降の東映特撮の大半にも受け継がれる。
なお、本巻と同時に、前作『ジライヤ②』、『スーパー戦隊②』、アニメ作品の『マジンガーZ②』の各タイトルも発売されており、同時期に発売されたラインナップ4本中、3本が特撮関連かつ、2本がメタル関連タイトルとなった*6
SVS版のおまけは、データファイルであり、紹介された過去作品ももちろん紹介されている。

『ウインスペクター&ジバン 緊急出動!スーパー刑事』

型番 VSTV00230
発売年月 1990年5月
ポイント ジバンからWSPへの引き継ぎ
WSP3人の新撮による装備解説パート
『特警ウインスペクター(以下、WSP)』の初紹介タイトルとなるヒーロークラブ作品で、同時期に発売された『戦隊スーパーバトルファイル』のメタルヒーロー版ともいえる内容。
『ジバン』#51・52(最終回)の最終決戦前後編、『WSP』#4の再編集パートに加え、WSPのファイヤー、バイクル、ウォルターの3人が#16までの登場装備を解説する新撮パートが収録されている(キャストは全員、本編と同じ)。
ナレーションはこちらもWSP本編にならい、政宗氏が担当している。

『ポリスヒーロー大集合!正義の鎧を装着せよ』

型番 VSTV00239
発売年月 1990年12月
ポイント 宇宙刑事、ジバン、WSPの再編集
WSPはギガストリーマー初登場編を再編集
タイトル通り、これまでのメタルヒーローの中から、警察要素のある宇宙刑事シリーズ、ジバン、WSPの5作品の名場面を編集して構成されたもの。
WSPについては、最強装備となるギガストリーマー初登場の#32の映像をメインに取り上げられている。
なお、こちらのナレーションもWSP本編同様に政宗氏が務めており、SVSで発売された『変身ヒーロー大図鑑』も含め、実に4タイトルもメタル系関連の30分混載作品のナレーションを担当している。
なお、徳間書店からも、テレビランド カラーグラフシリーズの1冊として、ほぼ同名ながら、感嘆符が一つ多いムック本の『ポリスヒーロー大集合!!』が発売されているが、こちらは本作とは異なり、警察要素のないジャスピオン&スピルバンも紹介されている*7

『重甲ビーファイター&ブルースワット 新戦士誕生!その名はビーファイター』

型番 VSTV00285
発売年月 1995年3月
ポイント 最後のメタル系のみの混載タイトル
タイトル通り、『ブルースワット(以下、BS)』最終回の#51の再編集および、『重甲ビーファイター(以下、BF)』の#1・2を再編集し、BSからBFへの引き継ぎを兼ねた構成にして、メタル系のみを扱った最後の混載タイトル。
これまでの近作映像は、放送用マスターを使用していたが、本作は発色の良いビデオ用の高画質マスターを使用しており、本作以降の作品はすべて、このパターンを踏襲している。
BFはノンテロップ版OP・EDも収録されている*8
ナレーションはBF本編を担当した稲葉実氏が担当。
なお、巻末のスタッフクレジットでは、本来なら「監督」のはずが、なぜか「演出」表記となっている*9

その他の混載作品

ほかにも、ヒーロークラブで発売された他シリーズとの混載作品において、メタル系からは以下の作品が収録されている。
タイトル メタル系の紹介作品
スーパーギャルズメイト スピルバン~ジバン
特撮ヒーローコレクション のりもの編 宇宙刑事3部作~スピルバン、ジバン~レスキューポリス3部作
スーパー戦士 必殺技大図鑑 ジャスピオン~メタルダー、JP~BFカブト
変身ヒーロー 必殺技大図鑑 ジライヤ
ともだちロボット大集合!シリーズ カブタック&ロボタック
特撮ヒーロー大図鑑 見よ!巨大戦士スーパーバトル 宇宙刑事3部作~スピルバン、ジライヤ、BF~カブタック

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最終更新:2025年06月14日 20:41

*1 ただし、メタルダーに関しては、本作ではメタルヒーローの1作品として扱われているにもかかわらず、なぜか当時のヒーロークラブ関連のノベルティグッズとなる『東映ヒーロー全員集合ポスター』や、本巻発売後の89年12月~90年3月頃のシリーズに付属した『ヒーロークラブ キャラクターファイル』では除外されていた。

*2 91年に制作されたヒーロークラブの店頭用のPVでは、スーパー戦隊シリーズにならう名称で『スーパー刑事』扱いされたこともある。

*3 その代わりとして、大平氏は同時期発売された古巣の『スーパー戦隊②』のナレーションを担当した。

*4 大平氏のOPナレーションが重なるイントロ部をカット。

*5 前半部をカットし、一部の映像を宇宙刑事3人~メタルダーまでの素顔のヒーローのカットに差し替えている。

*6 もっとも、ジライヤは前述の理由から、発売時点ではメタルヒーローシリーズとしては扱われなかったため、本作には未収録である。

*7 90年代前半の徳間書店では、メタルダー&ジライヤ以外のメタルヒーロー全作品を『ポリスヒーロー』として扱う傾向があったが、BFシリーズの放送時にはメタルヒーローへと改められている。

*8 そのためか、ヒーロークラブおよびSVSの両シリーズで発売されたBFの単独タイトルには、ノンテロップEDは一切収録されていない。

*9 アニメ作品の『美少女戦士セーラームーンS』と混同した可能性あり。