トリオ TS-120/TS-130シリーズで電波を出そうの会

Day17 - マイク入力まわりを考える (4)

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ts-120s

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TS-120Sのトークパワーをアップグレードする。


SS-302に、某ダイナミックマイクとTS-120をつなぎこみ、動作させる。
  • SS-302のチャンネルAについて、出力レベルは-20dBに設定。リミッターは+3(スレッショルドを低く設定=コンプレッションmax)で掛ける。
    • リミッターは強力に動作し、ピークにガツンとコンプレッションをかけてくれる。あまり不自然に感じさせない。
  • 120側は、ALCメーターでよく入力レベルを監視する必要がある。
    • ALCを音声のピークで時折わずかにメーターが振れるぐらいに制御したら、モニターしている音も悪くないようだ。

軽く運用してみる。

友人にモニターしてもらい、録音した音を送ってもらった。
自分が苦手な「ハイファイSSB感」はないが歪みもなく、明瞭度高いパリッとしたトーン。帯域もキッチリ3kHz以内に収まっている様だ。
しばらくこれで使ってみよう。

その後。

  • 特に回り込みなどは発生していないが、音声ケーブルには、フェライトビーズをかましておいた。もっとひどければ音声トランスで高周波的にシャットアウトするのも良い。
  • SS-302の場合は出力レベルがちょっと高いかな程度で、マイクゲインのツマミで調整可能だった。
    • もしコンプレッサの出力が高すぎる場合は、-40dBのバランス信号用ATTを使う手がある。300Ω/12Ωの金属皮膜抵抗を用いたNU9N方式のコネクションは試したことがある。-20の出力をマイクレベル(-60)につなぐにはちょうどいい。
    • http://www.nu9n.com/tx.html#Audio_Cables
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