トリオ TS-120/TS-130シリーズで電波を出そうの会
Day35 - TS-120Sでバンドスコープ? (1)
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ts-120s
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tinySAとバンドスコープ

みんなだいすきNanoVNAとtinySA。現代の超ありがたいツールである。
tinySAという素晴らしいスペアナを見てると、これ使ってバンドスコープ作れない?とはハムならだれでも思いつくところですよね。
TS-120SでもなんとかIF信号引っ張り出せばそれらしいことができるのではないでしょうか?
TS-120SでもなんとかIF信号引っ張り出せばそれらしいことができるのではないでしょうか?
信号の取り出し位置を考える。
信号を取り出すとしたら、オンフレ・IFのどちらかだと思う。
恐らくオンフレなら、初段のだだっ広いBPFを通過してきた信号を拾う。IFなら、8.83MHzのフィルタ前から引っ張る。
恐らくオンフレなら、初段のだだっ広いBPFを通過してきた信号を拾う。IFなら、8.83MHzのフィルタ前から引っ張る。
ほかの無線機を参考にしよう。
トリオ&ケンウッドが出していて、IF OUTが付いてて、ステーションモニターでバンドスコープが可能なアナログ時代のHF機は意外と少ない。たしかSM-220とかいう品番で、TS-820S/TS-830S共通だ。IFの周波数はほぼほぼ同じだから、きっとIF信号の取り出し位置は参考になる。
TS-830SのIF UNIT
ではバンドスコープ用のIFO1を引き出しているのは、IFに変換してプリをはさみ、2段のCFの直前。

47pFで引っ張りだし、10kΩをパラってある。

47pFで引っ張りだし、10kΩをパラってある。
ならばTS-120SのIF UNITでも

ここから引っ張り出そう。同じように47pと10kで。
(つづく)