トリオ TS-120/TS-130シリーズで電波を出そうの会

Day25 - 受信系オプションを加える (2)

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ts-120s

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TS-120S(というかケンウッドHF機汎用) 受信アクセサリ用BOXを作ってみよう

  • TS-120Sのスタンバイ端子を受けて、2回路2接点のリレーを駆動し、送信時スルー/受信時はRCAピンのIN/OUTに渡す形にした。
  • リレーにはオムロンのパワーリレーMY2のDC12V品を使用。
  • PTTリレー回路は、GNDに落ちるスタンバイ端子を2SC1815(など)で受け、2SD880(など)で12Vリレーを駆動する王道回路だ。

エディタで書くほどのもんじゃないのでめもをそのまま。
懐かしの2SD880なんて手持ちはなかったので、手持ちの2SC2336を使用。

簡易な回路なので、無理は禁物。

これは受信アクセサリをTS-120に組み合わせ気軽に使うために、リグのT/R切替リレーから引っ張ってきて、リレーを駆動してるだけ(遅延なし)なので、送信直後リグ側でフルパワーを出さないよう注意です。

最悪、接続した「受信用アクセサリ」を焼く可能性があります。くれぐれも自己責任でお使いください。*1

もし根本的解決したければ、遅延PTTを回路 or マイコンで組んで、リグ側のPTT/ブレークインが最後になるように工夫してくださいませ。


作ってみた。


2石なのでちゃちゃっと蛇の目基板で。


リアパネルには、Mコネクタ x2 (トランシーバー、アンテナ)、2.1mm電源端子(12V)、3.5mmジャック(トランシーバーのSTBY端子)、RCAジャック x2 (受信アクセサリーIN/OUT)。
回路規模は小さいのですが、入出力端子がやたらあるので、ギリギリ収まるアイデアルのSB-2というケースを使いました。


フロントパネルには、STBY端子とパラにしたプッシュスイッチ(強制スタンバイ用)。
なるべく高周波まわりは最短の配線を目指しました。
後で配線はきれいにすることにして、まずはこんな感じですかね?

動作確認。

リレーカチャカチャテストをした上で組み込み、無事動作。
RCA端子にプリアンプなどを繋いで受信アクセサリの効果を確認してみよう。
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注釈

*1 TS-120だとFMはないですけど、FMやCW(のセミブレークイン)で送信するのは危険です。また、ケンウッド社製の話じゃないんですが、送信した直後一瞬キャリアが出ちゃう某リグもあるので、要注意です。プリアンプなどを使う場合は、ダイオードをクロスさせるなど、適宜対策のこと。