D-DAY

陣営情報

陣営 軍事費 都市収入 国家収入 都市 空港 兵力 兵力上限 訓練値
アメリカ合衆国(米) 10000 300 5000 3 3 2 21 56 80
イギリス第2軍(英) 10000 400 7600 4 2 3 27 56 80
アメリカ第7軍団(米) 10000 300 4000 3 2 1 23 48 70
第47装甲軍団(独) 10000 1700 3000 17 2 0 34 48 150
第84軍団(独) 10000 4500 3000 45 11 0 35 64 100

マップ詳細

担当国 アメリカ合衆国(米)
同盟国 イギリス第2軍(英)・アメリカ第7軍団(米)
参戦国 第47装甲軍団(独)・第84軍団(独)
作戦期間 44年6月6日~44年9月13日

お勧めユニット

アメリカ合衆国 イギリス第2軍 アメリカ第7軍団 第47装甲軍団 第84軍団
主力航空機 マスタングコルセアB-17 スピット.IXハリファクス マスタングコルセアB-17 Fw190D9He177 Fw190D9He177
主力陸戦兵器 M7プリーストM10 GMC歩兵(米) ウルバリン歩兵44(英) M7プリーストシャーマンIVL歩兵(米)] 38t式対空戦車パンターG型 38t式対空戦車パンターG型

【軽いマップ説明】
1944年6月6日、早朝に上陸を開始した連合軍は、激しい戦闘に見舞われながらも順調に上陸部隊を増やし続け、当日参加兵力15万人から6月中に20万、30万、40万と膨れ上がり、7月には130万人にも達する。最終的に200万以上の将兵がここからフランス内部へと進行していった。所謂、史上最大の上陸作戦。
実際には41年の時点で反撃作戦自体は思案されており、ドイツに苦しめられているスターリンとチャーチルは米国を突っつき、更にチャーチルは第一次大戦のようにドイツ包囲網を敷こうとするが、ルーズベルトは西ヨーロッパ全域を使っての包囲戦には、前線を増やしすぎる事へ難渋を示し、的を絞って何処かに上陸すべしと説得する。
色んな思惑と軍事的状況が交錯してる間にドイツが劣勢となる中、まずアフリカドイツ軍を追い出すトーチ作戦が開始され、更にハスキー作戦でイタリアで第二戦線が開く、かに思われたが効果は限定的。スターリンはあくまで大陸に大きく第二戦線を開くことを要求しており、テヘラン会談で漸くフランス上陸合意に至る。
その間もディエップ上陸やタイガー演習など上陸前準備は多くあり失敗もあったが、多くの下準備に欺瞞作戦、現地レジスタンスとの連携も並行して行われた上陸作戦は、結果的に成功に終わる。
6月22日には東部戦線でバグラチオン作戦が開始。東西に130万、合わせて270万近い敵を抱える事となったドイツは、戦線敗北だけではなく国としての敗北も決定的となった。

ドイツ討滅の片翼を担う作戦ではあるが、まだまだドイツ軍は元気があるので、甘く見ていると手痛い反撃を受けるだろう。史実通り、とまではいかないが、ゆっくり慎重に進めば怖くはない。
ドイツ側としては、連合軍は強力な兵器に贅沢な資金を抱えてやりたい放題されるので、序盤から結構苦しい戦いになる。
尤も、どちらで遊んでも程よく苦戦はするものの必ずクリアが出来る難易度、に収まっているので、バランスの悪目な鋼鉄の戦風スタンダードの中では比較的プレイヤー同士の実力次第で勝負がつくいいマップと言える。


【攻略】
アメリカ合衆国
史実通り、陸上兵器は決して弱いわけではないが、ドイツ相手ではパンターやティーガーはもちろん4号戦車や偵察車ですら厳しい。その上訓練度はドイツ側が上。陸上は基本的にM7プリーストや航空攻撃で叩いてしまおう。
戦艦群は史実よりも少なく、砲撃場所には敵の軍もすでに少ないため正直使いにくい。ある程度上陸支援を終えたらイギリス方面に全部放り込むか、枠を増やす意味で処分してもいいだろう。
但し、軽空母は空港代わりに是非とも生産しておきたい。マップが狭いので敵司令部まで遠くはないものの、途中で得られる空港が一つ二つくらいしかないので、補給が続かないためだ。
そういう意味で、マスタングを主力にすると全体的に補給が厳しくなるので、足が短いものの戦闘機はコルセアを使いたい。
攻略としては、まず初期配置のB-17の2つを空港におろし爆弾に換装すると同時に、他の航空機で沿岸砲台とトーチカを片付ける。その際ドイツ側のFlak41に大打撃を被るが、許容範囲と割り切るか、代わりに戦艦とライトニングでまずFlak41を破壊してしまうやり方もある。その場合トーチカの破壊の手数が足りなくなるので、歩兵をトーチカから離しておこう。
二ターン目で戦艦と爆撃で残りを片付けたら、後はスカスカしている内陸を戦闘機と爆撃機で索敵、爆撃して歩兵、補給車で占領、修復。この繰り返しで進んでいこう。
その際移動壁となる戦車としてシャーマンⅣがあるものの、正直これでは壁にすらなれないので一応M10-GMCをオススメ欄に入れている。尤もこちらはオープントップ扱いで防御が更にひどいため、どちらを選んでもドイツ相手は厳しい。積極的に攻撃はせずに、航空機とプリーストがひと当てした敵へのトドメでなんとか活躍しよう。
陸の戦車性能以外の問題があるとすれば、両方の友軍が爆撃ばかりしまくるせいで都市も空港も修復する必要があるということ、それにかかりきりで敵兵器を全然減らせず思ったより進んでくれない事くらいだろうか。狭めのマップながら、補給車は4台くらい用意して、西と東に1台づつ派遣して、自軍には2台くらいがいいだろう。

イギリス第2軍】
初期配置の大量モスキートを突っ込ませ、沿岸砲台をきれいにしよう。トドメがさせそうならば、陸上兵器に任せ、同じ様にトーチカも狙い、こちらのトドメは艦船に任せよう。トドメが刺しきれない場合はスピットできれいに仕上げると、上陸地点のトーチカ沿岸砲台は駆逐できる。
東側にいる空挺隊は都市を占領するか、下がって様子を見るか。どちらをとっても敵からの襲撃は完全には防げないので、撃破覚悟の上で占領してしまうほうが若干良い。空挺隊は生産出来ないが、移動力が2しかなく占領すべき後背地が特に存在しないので、貴重さにあまりこだわっても仕方がない。
次のターンでそれなりに被害は受けるが、今度はカーンの対空砲撃破とマップ右側の空挺隊を援護する分には不足はないはず。余裕があれば山の上にある150ミリ野砲を何かしらの兵器で撃っておきたい。三ターン目からカーンの街と野砲破壊に取りかかれれば上出来だ。
このマップでは可能ならば航空機は合流で回復させていこう。イギリス側は空母戦術が取れないので空港占有率が高い。燃料ギリギリまで粘りつつ、上手く空港をコントロールすることが必要となる。
燃料と空港の関係から、爆撃機モスキートを程よく使い潰した後、ボストンやランカスターがないため、燃料94もあるハリファクスに切り替えていきたい。戦闘機はそのままスピットを生産し続ける。
戦闘攻撃機のタイフーンテンペストは、戦闘機に弱くなる上燃料も移動も微増で、利点が454キロ爆弾1発搭載できるくらいしかないので出番はまずない。必然的に空の戦力はスピットとハリファクスに統一されていくだろう。
空は効率よくそれでいいとしても、陸は正直何を主力にしようともしんどい。戦車がシャーマンⅡとウルバリンくらいしかなく、どちらを使っても攻撃防御砲初速全て不利である。ヤケクソか何かでソビエトの自走対空砲IAG-10AAが生産できたりもするが、制空権がスピットで完璧なイギリスではまず出番がない。こんなの寄越すなら自走砲のプリーストが欲しいところである。
戦車が弱体すぎるので、歩兵がある意味では安定した陸戦力でもある。そのため戦車にトドメを行う補助主力として使ってみてもいい。基本戦術は航空攻撃で一撃し、戦車、歩兵でとどめを刺し、歩兵で占領の日本、ドイツ式電撃戦タイプで進めよう。
アメリカの時と同じく友軍の爆撃が厄介なため、補給車を多めに西へ南へと送っておこう。収入に余裕があるので友軍に崩壊都市修復を譲る……、とかやろうとすると上手くいかないので、全部自軍で修復してしまってもいい。

アメリカ第7軍団】
ユタ・ビーチは比較的平穏に事を進められたのだが、これは予定地よりも東に2キロほどずれ込んだ沼地只中に上陸したため、ドイツ側の火砲からも程よく離れていたことが大きい。
その影響で、沼地只中に司令部がある。生産拠点としても防御点としても悪いものの、史実通り反撃を受けにくくラクに排除できるというスタートダッシュ的な利点がある。尤も、空港が二つしかないので、以降の迅速性にはやや欠ける。航空機は失わないように大事に使いたい。
まず戦艦と重巡でトーチカを、航空機でトーチカと沿岸砲台を片付ける。トーチカが5以上残っていたら戦車で、3以下なら歩兵で攻撃して片付けておきたい。
空挺隊は、戦ったり後方都市を占領するよりも、まずは西と北へ進軍したい。足の遅めな歩兵で初期都市、後方都市を占領し、足の少し早めな空挺隊は進軍に適しているためだ。B-17はまず空港に戻して爆弾換装を。
二ターン目には上陸地点はあらかたきれいになるので、北西のシェルブール地方に爆撃機を送り、徹底的に爆弾で片付けてしまおう。きれいにしたら歩兵と補給車で整理する。
その間戦闘機と戦闘攻撃機は南に向かって進軍。ドイツ空軍は少ないので確実に撃破し切ることができれば問題はなくなるだろう。使う戦闘機だが、他二軍とはうってかわって空港が沢山あるので、マスタングを主体にして攻めていくといい。それでも空港が足りないと感じ始めたら軽空母を出し始め、コルセアに切り替えていっても遅くはない。
こちらの軍ではLTV1とシャーマンⅣに海兵隊が生産できず、代わりにシャーマンⅣLが生産可能になっている。ちょっとづつ使用兵器が分れているのは上陸する基幹の船が違うためだろうか。やや硬いのでありがたいが、高速の海兵隊が使えないのはちょっと痛い。イギリスの空挺隊とは逆で、こちらでは空挺隊を大事に使いたい。
この軍は担当領域が西や北西にもあるため、比較的進軍ペースはゆっくりになる。友軍も全然進まないので歩調は自然と合わせやすいだろう。
合わせる序に、軽空母とコルセアの援軍セットを東に振り分けたりしてもいい。というのも、シェルブール付近が索敵されるとアメリカイギリスもそちらにまで戦力を派遣してくるので、自分の担当をサボってしまい全然進まないからだ。キャンペーンなら世話が焼けるが、99ターンゆっくり進める分には困らないので、こちらも程よく手伝ってあげよう。

【第47装甲軍団】
史実通り基本的に防御戦闘を強いられ全滅する……と思いきや、意外となんとかなるので、積極的に打って出よう。まず司令部周りのティーガーⅠは処分して、38t式対空戦車を大量に生産する。あまりの低性能ぶりにSdkfz/7が恋しくなるが、ないものは仕方がないので我慢しよう。
なかなかお目にかかれない重戦車ティーガーⅠは、対空機銃がないのでパンターと比べても見劣りする上とっておいても生産枠の邪魔になる。どうせ的になるなら対空戦車の方がコスト的にもマシなので、スパッと切り替えてしまいたい。
二ターン目には、変形した対空砲と合わせて北へ進ませる。対空戦車で敵の航空機を進ませないような陣形を整えつつ、カーンの南までは順調に進めるだろう。その際ヴェスペ38t式対空戦車を見間違えないように気をつけておこう。間違って航空機の真ん前にヴェスペを置いてしまう、なんて事は結構起こりうる。
同時に、西には補給車とパンターに対空戦車を派遣。真西の空港と都市や北の方の都市のも張り付かせて守っていこう。間に合わなければ排除後に修復してから守護しよう。収入が少なめなので、得られる都市は非情になろうとも全部手に入れておきたい。
航空機はFw190D9一択。まずはタンクに換装させて、毎ターンしっかり送り込もう。カーン北西の空港は恐らく守り切るのは不可能なので、一度飛び立てば長時間滞空する羽目になる。前線到着後最小燃費で動き続ければ空港奪回までなんとか滞空し続ける事も可能だ。難しそうならば、司令部西の空港を使わせてもらおう。
カーン死守だが、これは対空砲と4号戦車が生存していればそのまま維持できる。敵は歩兵や沿岸砲台トーチカ等に気を取られあまり進んでこない。4号戦車が無事な間にパンターと交代できれば一先ずは安定する。破壊されても航空機で塞ぐなどして守りきってしまいさえすればいい。
その後は増えてきた戦闘機と対空戦車でどんどん潰していき、パンターで司令部を囲み歩兵を送り、撃破、占領していこう。
戦艦群も撃滅したい場合は、沿岸砲台で駆逐してしまおう。野砲と同じで訓練値が高ければ高いほど威力は高い。手が足りなそうであれば、イギリス航空機撃滅後にHe177を生産してミサイルで破壊していく。
基本的に敵航空機が強く、都市や空港を開けた途端爆撃されるため、各地の都市空港はカラにしないのが大事となる。特に前線はちょっとでも油断するとスルッと入ってきて破壊されてしまう。その時用に補給車はしっかり各地に派遣しておこう。

【第84軍団】
こちらも史実通り全滅するわけではないが、かなりの爆撃被害を被るため簡単にはいかない。アメリカ2軍団相手はしんどいが、最大生産力と高収入があるため、なんとか戦える。
まずは38t式対空戦車Fw190D9を生産。生き残っている沿岸砲台は戦艦を集中砲撃する。他はどうでもいいので長射程高威力を誇る戦艦はなんとしても破壊しておきたい。悪くても一隻でも落とせれば上出来だ。
前線兵器や都市がやられまくるが、アメリカ第7軍団司令部南南西、現在のカロンタン・レ・マレ付近の都市と空港は何とか守りたい。同時にそこから南東の都市空港も維持する。ここにいる擲弾兵はこのマップでは生産不可能なので地味に貴重。一発くらいならばシャーマンの矢面にも立たせられる。
はるか北のシェルブール付近は放置。トーチカや沿岸砲台、都市空港がある間はB-17リベレーターの囮になってくれるためアメリカ第7軍団は程々の戦力しか南に来ない。そのため、トーチカが奮闘さえしてくれれば前線都市空港を維持出来る余裕はある。
前線でFlak41を都市に張り付かせ、戦闘機で護衛しつつ撃破し続けている間に、対空戦車とパンターで援護する。そうしてじりじり進軍し、機会を見て一気に司令部周りを包囲して滅ぼしてしまおう。
敵の収入を断つ、という手段はこの状況下ではとれないので、生産拠点を物理的に抑え込み、残った兵器を撃滅していくのがいいだろう。

【生産兵器の問題】
CPUがイギリス軍を操作するとビショップを生産してくることがある。しかし自軍で操作するとリストに乗っていないため生産できない。射程3と短めながらその分対非装甲攻撃力が80と、25ポンド野砲よりもずっと高いので地味にずるい。
同様に、CPUが第7軍団を操作するとリストにないLTV1を生産してくる。こちらは中戦車枠にあたってしまい、生産されやすい。シャーマン系ですら負けるのに更に弱いのをわらわらと生産されると非常に困る。対策は特にないので、生産してこないことを祈るだけだ。ドイツ側なら是非とも生産しまくって欲しい兵器ではあるが。


コメント

攻略等に関して意見のある方はコメントをお寄せください。
また誤字脱字以外で特に攻略内容に変更を加えた場合は、変更箇所とその理由をコメントするようにしましょう。
名前:
コメント:
  • この記事は向こうの方に反映されないのかな。 -- 名無しさん (2022-10-23 23:16:58)
最終更新:2022年12月15日 03:04