哀れな人々
バリエーション
『リトル・マーメイド』の悪役
アースラの持ち歌。
アリエルに人間の足と彼女の声を交換する契約を交わすように唆す。
アースラは声を使わずに人間の王子
エリックと日没までにキスすることができれば声を返すが、もしできなければアースラのしもべとなるように命じる。結局、アリエルはその賭けに応じ、人間の足を手に入れる。
楽曲の途中に登場するアースラの契約書には
隠れミッキー*が描かれている。
制作段階ではアースラの持ち歌は「Silence is Golden」(沈黙は金)という曲であり、その歌詞の一部が「哀れな人々」に採用されている。
アースラはアリエルの声を使って美女ヴァネッサに変装し、エリックとの結婚を取り付けてアリエルを妨害する。勝ち誇ったヴァネッサは鏡を見て唄い出すが、その様子を見たアリエルの友人
スカットルがアースラの企みに気付いてアリエルのもとへと急ぐ。
フィナーレを除くと、映画内で最後の挿入歌である。
ヴァネッサが唄っている時、机の上に青い瓶が置かれているが、彼女がその瓶を踏み潰す瞬間に赤紫色に変わっている。
広東語版ではこの歌は吹き替えられておらず、アリエルが声を奪われる時のスキャットが流れるだけとなっている。ギリシャ語版ではヴァネッサが笑い声をあげず無音のままとなっている。
契約の方法が契約書のサインから、血と鱗を捧げるというものに変更されているほか、「3日目の日没までにキスしないと奴隷になる」という呪文をこっそり追加していることで歌詞にも変更が及んでいる。
この曲にはほかにも、「男は黙っている女の子が好き」という偏見じみた歌詞を含む段落が丸ごとカットされている。
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最終更新:2024年09月08日 22:02