リトル・マーメイド
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1992 |
1998 |
2006(SP) |
2006(Pt) |
2013(SP) |
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2013(DC) |
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ストーリー
アトランティカの
トリトン王の取り決めによって、人間の世界との接触は固く禁じられていた。しかし、王の末娘である人魚姫・
アリエルは人間のハンサムな王子・
エリックに一目ぼれしてしまう。アリエルは嵐によって海に投げ出されたエリックを救出し介抱する。この時、エリックもアリエルに惹かれる。
しかし、お目付け役の
セバスチャンが口を滑らせてしまったことから、トリトンにアリエルが人間に恋をしてしまったことがばれてしまう。罰として人間の世界のコレクションを破壊されてしまった傷心のアリエルは、ウツボの
フロットサム、
ジェットサムにそそのかされて海の魔女・
アースラのもとへと導かれる。アースラはアリエルに3日間だけ人間になる魔法をかけてもらう。だが、この取引にはアースラの海の世界の侵略計画が隠されていた。
概要
ディズニーの長編アニメーション映画第28作。
歴史
製作中、スタッフは前述のウォルトが企画していた『人魚姫』の1930年代当時の
ケイ・ニールセン*のスケッチを偶然発見し、50年前にも同様のプロジェクトがあったことを知った。当時のスタッフたちの原作のアレンジ項目の中には、現代のスタッフのアレンジ項目と偶然同じものがいくつかあったという。クレメンツとマスカーはスクリプトを具体的にするにあたって人魚の祖母をカットし、王様と海の魔女の出番を増やすことにした。『
ロジャー・ラビット』と『オリバー ニューヨーク子猫ものがたり』の公開が近づくと、本作の製作は中断されることとなった。
1987年、『オリバー』に楽曲を提供した作詞家の
ハワード・アシュマンが参加することになった。マイナーなカニの執事のキャラクター、クラレンスをジャマイカのカニに変更し、彼にカリプソを歌わせることで映画全体の楽曲の方向性を提案した。それにより、アシュマン、マスカー、クレメンツ、カッツェンバーグは本作をブロードウェイのようなミュージカル形式にすることを決定。アシュマンは物語全体にも携わることとなり、作曲家の
アラン・メンケンも歌だけでなく全体のスコアも手がけた。
アニメーション
音楽
本作ではブロードウェイ作品のようなアニメーションを目指し、アシュマンが作詞、メンケンが作曲を手がけた。名曲「
パート・オブ・ユア・ワールド」については試写の段階で小学生が退屈して走り回ったため、カッツェンバーグはカットを要請した。マスカー、クレメンツ、キーンは『オズの魔法使』(1939年)の「虹の彼方に」のように主人公が夢を語る大事な歌だとしてこれを拒否した。このシーンはより鮮やかに作り直し、二度目の試写で子供の心を掴み、作品を代表するミュージカル・ナンバーとなった。
キャスト
- 初公開版:1991年7月20日公開。※旧VHS収録(1992年3月21日発売分のみ)
- 再公開版:1997年12月20日公開。挿入歌のみ録り直し。※Blu-ray・DVD・VHS収録(1998年7月24日初回発売)
※再公開版は初公開版と台詞は同じものを使用しているが、同じ声優陣(すずきまゆみ、上條恒彦、森公美子)によって挿入歌が新しい歌詞によって新録された。シェフ・ルイ役の河東燈士は1997年に逝去しており、歌の録り直しのみ安西康高が代役を務めている。
スタッフ
情報集計中…
楽曲
最終更新:2025年01月19日 19:23