キングマン

【名前】 キングマン
【読み方】 きんぐまん
【分類】 ネットナビ
【オペレーター】 荒駒虎吉
【属性】 無属性
【所属】 フリー
【登場作品】 『3』
【基本装備】 ポーン&ルーク
【ナビチップ】 キングマン(チップ)
【関連チップ】 ポーンナイトルーク
【アニメ版CV】 酒井敬幸

【詳細】

チェスのキングの駒をモチーフとした、荒駒虎吉の所有するネットナビ。
コロコロコミックで募集されたボスナビコンテストのグランプリ作品。

本家ロックマン&フォルテにはキングという似た名前のロボットが登場するが、キングマンは公募キャラである事、そもそも応募段階では「クロスマン」という名前だった事から、特に関連性はない(一応、キングには「右に出るものはいないといわれるほどのチェスの腕前を持つ」という公式設定はあるが)。

N1グランプリで勝ち残るだけの強さを持ち、けんかっ早いオペレーターを常になだめる冷静な性格の持ち主。
なお、ゲーム中ではセリフは一言も発していない。
一方、アニメでは他の登場キャラより口数は少なめではあるもののセリフ自体は存在した。

【戦闘】

モチーフがチェスなだけにポーンルークナイトなどの駒を操作し相手を追いつめる頭脳戦が得意。
初期配置は「敵エリア最前列にポーン2体、キングマンの前にナイト1体」の配置だが、駒が破壊されたり動きを封じたりされると「サクセンヘンコウ」で駒の種類や配置を変更してくる。
  • ロックマンが最後列(ポーンのロングソードが届かない位置)で移動を続けていると、エリアスチールのように最前列を奪ったうえでポーン2体とナイト1体を再設置してくる。
    • さらにこの状態のときにナイトをに落下させるなどして消滅させると、ポーン1体とナイト2体を再設置してくる。
  • 初期配置時のポーン2体をブレイク性能を持つ攻撃で破壊し続けていると、ナイト2体とルーク1体を再設置してくる。

前作のWWWエリアの守護ナビ同様、置物を盾にして攻めてくる強敵だが、本体は最後列を上下に移動するのみ。
置物を無視して攻撃できるウェーブ系やボム系が当てやすく、逆にソード系は役に立たないためフォルダから外そう。
PAはゼータ系はポーンを盾にするため役に立たない。フラッシュマンプラントマンのナビチップで動きを止めて、それ以外を当てるといい。

なお、チェスの駒の内「ビショップ*1」と「クイーン*2」は存在しない。
アニメ版では登場しており、ロールがクイーンの代わりとして初期位置のロックマンの隣を陣取っていた。

  • ポーン
最前列を上下に移動し、ロックマンと列が合うとロングソードで斬る歩兵の駒。
足を止めていると斬られるのはもちろんのこと、こちらの射線を封じる盾としても機能する。
ブレイク性能のある攻撃で破壊できるもののコマの破片が残るため、エリアを奪うことはできない。
さらに一定時間で復活し、何度も壊しているとサクセンヘンコウされる厄介な存在。

また、このコマを開幕直後にエアシュートで吹き飛ばすと即座にポーン1・ナイト2の陣形にサクセンヘンコウしてくる。
しかしポーンの数が減り、続けてポーンを押し込んでもサクセンヘンコウしてこないため、エリアを奪いやすくなる。
パネルスチールやスチールゼリーで動きを封じるのが有効。

  • ナイト
ロックマンを踏みつけてくる馬の駒。
チップのものとは違い、ロックマンを的確にサーチして踏みつけてくる。
接地と同時にショックウェーブも発生するため、後退ではなく上下にかわそう。
ナイト本体はブレイク性能持ちだが、ショックウェーブにはない。
こちらも破壊できるが、ポーンよりHPが高い上にやはり破片が残る。
破片のあるマスには移動できないため、状況次第で大きく移動を阻害してしまうことも。

なお、ナイトの攻撃をカワリミカワリミマジックで返そうとするとカワリミ中はロックマンがフィールドにいないという判定なのか、ナイトが移動しなくなり、下に降りてきた時に当たってしまう。
ショックウェーブを返した場合、飛び上がっている最中は自分のマスにナイトが跳ねてこないので安全に反撃できる。
また、ロックマンが穴パネルに立っていると飛び跳ねてこないが、ジャンプ中に着地予定のマスに穴をあけると落とすことができる。

  • ルーク
キングマンの目の前に設置され、チップと同様に盾となる城の駒。
初期配置にはおらず、サクセンヘンコウで守りを固める際に召喚される。
キングマンの動きに合わせてゆっくり追従するが、こちらのエリアには入ってこれない。
ルークが出現する陣形でポーンは出現しないので、エリアを奪って畳みかけてしまおう。
やはりというかこちらも破壊できるが、このコマも破片が残る上にHPがナイトよりもさらに高いため壊すのは現実的ではない。

  • チェックメイト
ロックマンのHPがこの技のダメージ以下になった際に後列にいると発動する必殺技。
こちらのエリアの上段と下段の左から2番目、中央左から3番目のマスに駒を配置して退路を断ち、キングマン自身が十字の衝撃波を伴う踏みつけ攻撃を行う。
発動条件的に食らうと敗北がほぼ確定する技で、まさしく「詰み」の一撃。
アンダーシャツかホーリーパネル*3で耐えるか、もしくはインビジブルやカゲブンシンでやり過ごそう。
また、ロックマンのいる位置に落下してそこから十字に攻撃するので、自エリア最後列の上か下、自エリア中央にキングマンを落とすよう誘導し、素早く2回移動すれば回避することも可能。
発動後にロックマンが生き延びた場合、即座にサクセンヘンコウして初期配置に戻る。

なお、敵として使用するチェックメイトはロックマンが着地点にいても踏み潰してくるが、チップやPAでは着地点に敵や障害物があるとなぜか不発になる。*4*5

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  • タグ:
  • ネットナビ
  • 無属性
  • EXE3
  • キングマン
最終更新:2025年04月16日 00:15

*1 斜め方向のみに好きに動ける駒。「3」だとパラボールの挙動がちょうどそれである。一方、本来のルークは十字方向に好きに動くことが出来るため、あるいはキオルシンのような突進が行えたかもしれない。

*2 8方向を端から端まで動ける、ルーク+ビショップの能力を持つ強力な駒。

*3 実数値のみで判断しているため、ダメージを半減させれば耐えられる

*4 本来の「チェックメイト」とは「勝利宣言」で、自分の駒が直接相手のキングに接触して奪い取るのではなく、相手が次にどう動いてももう詰んでいる状態へと追い詰めることである。 そうなれば、「衝撃波の出るマスこそが、相手のキングを奪い取った場合の動き」と解釈できるため、接触ダメージのある敵としての攻撃の方が例外とも取れる。ちなみに、チェスでの「王手」は「チェック」である。

*5 発動すればほぼ即死の未来が待っているという仕様に関しては、『6』のカーネルの「アスパイアブレイク」が一致する。