「ぜ・ん・りょ・く・で、バトルしてね!」
【詳細】
元ネタは、本家のロックマンシリーズに登場するロックマンの兄妹機。
大きくデザインが変更されているが、金髪のポニーテールや緑のリボンは、画像の様におさげ、もしくは一本結びのような形に変えて受け継がれている。
お尻の部分に尻尾のようなパーツがあり、頭のパーツと合わせてウサギかバニーガールをモチーフにしている可能性がある。
ヘルメットの飾りは、攻撃やデータの解析に使える多機能装備である。
アニメ版では、これを使って
ナンバーマンの仕掛けた扉を解除するために使用する場面がある。
ボーイフレンドの
ロックマン共々、
オペレーターより大人びた部分もあることを踏まえると、外見は元気ハツラツなJCってところだろう。
恋愛に関しては積極的で、何かと進展しないメイルと熱斗に比べ、ロールは
ロックマンの事を「ロック」と呼び、日頃からアタックしている。
戦うシーンは少ないが、
ネットバトル大会に参加する事もある。
『3』で行われた
N1グランプリでは、残念ながら予選敗退を喫しているが、『4 レッドサン』と『P.o.N』では、熱斗と
ロックマンに真っ向勝負を挑んだ。
『4 レッドサン』では、試合前にストーカーナビに連れ去られたこともあり、作中でもナビのなかでは美少女と意識されてはいるようである(実際にこの作品のおまけ要素で、純真な
ヒールナビが
パークエリアでモブの女の子ナビにアタックする要素もある。『5』では、女性型ナビの
メディが登場したが、ロールのような連れ去られるシーンは登場しない)
最終作『6』のエピローグでは、メイルと熱斗は結婚しているが、ロールと
ロックマンがどうなったのかはハッキリしていない。
ネットナビにも夫婦関係を築く文化があり、
オペレーター同士がくっ付いたので、おそらく結婚していると思われる。
なお、『流星のロックマン2』では、熱斗とメイルの息子である
光来斗(ひかり らいと)の持ちナビ・「
ロックマン・ジュニア」が、「ロックマンとロールのデータを元に熱斗が作った」という情報を熱斗の日記から確認する事ができる。
光来斗の項も参照。
アニメ版では原作と比べて無機物感がやわらいでおり、無印時点で素っ気ないが野球制服、AXESSでは着物、Streamではロングドレスやウェディングドレスにも着替えている。クロールで水泳も発揮したが水着シーンはない。(ストリーム44話ではプールは示唆されてはいた)
【使用技】
- ロールアロー
- 腕を変形させ、やや遅めに飛ぶ矢を撃つ。
- チップの破壊という破格の能力が付いており、ロールアロー系としてチップ化されている。
- ロールウィップ
- ロックマンの目の前にワープし、ヘルメットの飾りで殴打する。
- ロールのナビチップが攻撃に使っているのもコレ。
- 『1』と『2』では連続突き、『3』以降はプロペラの様に回転させて攻撃している。
- ウイルス召喚
- メットール系やビリー系を召喚し、共闘してくる。
- ビリーの攻撃はマヒ効果付きで危険。
- 同時に召喚するのは2体まで。
- ヒライシンも狙ってみよう。
トーナメントイベント上、
ガッツマンより後から戦うが、素早さとチップ破壊はガッツマンより脅威で、むしろ前作3の
ヒビパネル+ゼータパンチできるガッツマンでなければ本当にガッツマンも打ち負かしかねない強さを秘めているため、対戦時はエリアスチールやスチールゼリーで追い詰めると戦いやすい。
また、イベントで「ロールフラッシュ」「ハートフラッシュ」「ロールチャーム」、アニメで「ハートスプラッシュ」という技も出している。
『トランスミッション』のナビチップでは「ロールフラーッシュ!」と叫んでいるが、使う技はいつものロールウィップである。ロールフラッシュ(物理)
また、初代ではメディア展開で『戦うより回復が得意』と謳われていたが、実際は回復シーンは
ナビチップや
ロールソウルで、4のバトル時のロールは自己回復はしてこない。(ビッグハートはもとより、初代の
ライフセーバーされたら世界トーナメントレベルか)
【4.5 リアルオペレーション】
初期キャラながら装備のおかげで厄介なパネルが増えたり敵がチップを使い出すゲーム後半でも活躍が見込める、
シールドを持たないため避けにくい攻撃を使うナビには注意。
バトル以外では、毎日ゲームを初起動した時に占いをしてくれる。
毎週 水曜日には
レディースデーで安く買い物ができる。
【改造カード】
『5』では
改造カードの絵柄としてもロールが登場。容量40MB。
適用すると
チャージショットにチップ破壊効果が付き、
ファーストバリアが付く。さらにバトル中にHPが減少するバグも発生しなくなる。
しかしデメリットとして最大HPが5%減る。
全体的な効果は『4.5』のロールを意識したものだと思われる。
『4.5』では、本家ロックマンシリーズに元ネタが存在するナビを操作すると、
PET画面で本家のステージBGMのアレンジが流れる。
(例えば
ガッツマンなら初代のガッツマンステージ、
アクアマンなら『8』の
アクアマンステージ)
当然ロールも本家
シリーズに元ネタが存在するが、ボスではないため専用ステージやBGMがない。
その代わりにレースゲーム『ロックマン バトル&チェイス』テーマソング
『風よ伝えて』のアレンジが流れる。
知る人ぞ知る名曲であり、当作をプレイした人達にとっては懐かしさを覚えたことだろう。
最終更新:2025年04月21日 22:02