レイアル砦の戦い

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レイアル砦の戦い - (2011/12/01 (木) 19:19:04) の編集履歴(バックアップ)


概要

レイアル砦の戦いとは、アルファ687年、偽帝討伐連合軍ゾリメック国連合軍とアゾル国軍の間に起きた戦いである。

戦闘に至るまでの背景


▲686年10月における勢力図

ゲーリー国は、アゾル国領土を手に入れ、当時最大勢力を誇っていた。単純の面積だけの問題ではなく、肥沃だった旧アゾル領土は、ゲーリー国の戦意を上げるのに効果的であった。
兵士たちの士気は高く(これはある程度の略奪が黙認されていた事もある)国力も充実していた。
ここで彼はかねてから計画していた「皇帝」の地位を名乗る事を実行に移す。バルディゴスの遺児を見つけ出し、皇帝の地位を禅譲させるという茶番劇(この遺児すら偽者という説が有力)の末、彼は皇帝の地位を自称する。これに唯一反対したリディアニーグではあったが、マラの逆鱗に触れ、自決を命じられる。
マラは、バルディゴスの時代とは違い、互いに疑心暗鬼となっている今の時代なら連合軍など成り立たないという自信があった、しかしその目論見はロードレア国、ゾリメック国、リューグ国、ロー・レアルス国の四国連合軍という最悪の結果で裏切られることとなる。

両軍の戦力

攻撃側 守備側
偽帝討伐連合軍 軍勢
ゲーリー国軍
総兵力58000 兵力 総兵力54000
★連合国主 総指揮 マラ
軍師
主要参戦者

ロードレア

レイディック

ソフィス

フィリス

アリガル

カルディス

マラ

ヴァイナック

メナス

ザリアン

ラディア

ロー・レアルス

カルディス

ゼノス

ゾイ
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ドルトン

ゾリメック

サリーア

ナッシュ

リューグ

ライグ

ライグ

バロゥド
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シリナ
★盟主をおかず、4ヶ国を同列とした為、総大将はレイディックカルディスサリーアライグの4人となる。


戦闘経緯


ロードレア国のレイディックゾリメック国のサリーアリューグ国のライグロー・レアルス国のカルディス、意外な形で再開を果たした四人は、連合軍を北上させる。
ゲーリー国の拠点ネルヴァ城と、それを守る為に存在するレイアル砦メネシア砦、これを攻略する為、連合軍は軍勢を二手に別け、まず3月2日にレイアル砦で最初の戦いが始まる。
フィリスを先陣としたロードレア国軍は、レイアル砦を強襲、国主が偽帝を名乗ったことに少なからず動揺していた守備軍は、この攻撃を抑えきれずに落城寸前となる。
劣勢を見かねてレイアル砦の守備隊長を命じられていたヴァイナックは自ら出陣、フィリスに一騎打ちを挑みかかり、フィリスを負傷させる。しかしそこに副将として配置されていたラディアが駆けつけ、ヴァイナックに挑む。
この戦いは、後々まで蜉蝣時代の五大一騎打ちに数えられる名勝負となり、敵も味方もしばし戦いを忘れて固唾を呑んで見守ることとなる。
長い戦いの末、ラディアヴァイナックの剣を弾き、勝負はついたかに思われたが、これを見たヴァイナックの息子メナスが矢でラディアの腕を射る。父を救ったかに思われたメナスだが、ヴァイナックは、一騎打ちに飛び道具を使って横から介入した息子の不甲斐なさを叱り付け、ラディアに後日再戦を誓って撤退していく。
ヴァイナックの撤退をもって、レイアル砦は陥落。
同時刻、カルディスの攻撃によってメネシア砦も落ち、両砦を失った以上、要害であったネルヴァ城も孤立せざるを得なくなり、マラは部隊をまとめてフェリアザード城へ移動し、そこに立て篭もった。
戦略的な価値がそれほど高くなく、決して要害とはいえない後方基地のフェリアザード城ではあるが、拠点でないが上に交通の便も悪く、それが逆に大軍の連合軍の侵攻を食い止めることとなっていた。連合軍は軍議の末、ネルヴァ城を拠点として艦隊をもって海上からの上陸作戦をとることとした。

戦いの結末

フェリアザード城は、交通の便が悪く、大軍で攻め込むのは困難であった。
しかし、その背後には広大な海が広がっていた。連合軍は海路からの攻撃を提案。
ロードレア国、ロー・レアルス国艦隊が南北より集結。ゾリメックリューグ国は、海のない国であった為、両国の艦隊の指揮下に入ることで、便宜上連合艦隊と名乗ることとなった。