スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン(遊戯王)

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&font(#6495ED){登録日}:2010/06/09 Wed 18:44:06 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 14 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){#bold(){ ダブル・チューニング! &font(#ff0000){王者}と&font(#800080){悪魔} 今ここに交わる! 荒ぶる魂よ! 天地創造の叫びを上げよ! シンクロ召喚!出でよ! &font(#ff0000,20){スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン!} }} スカーレッド・ノヴァ・ドラゴンは[[遊戯王]]に登場するカード及びモンスター。 &font(#ff0000,b){以下、ネタバレを含む内容があるので注意} ●目次 #contents *&bold(){■テキスト} #blockquote(){スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン(OCG版) シンクロ・効果モンスター 星12/[[闇属性>闇属性(遊戯王OCG)]]/[[ドラゴン族>ドラゴン族(遊戯王OCG)]]/攻3500/守3000 チューナー2体+「レッド・デーモンズ・ドラゴン」 (1):このカードの攻撃力は自分の墓地のチューナーの数×500アップする。 (2):このカードは相手の効果では破壊されない。 (3):相手モンスターの攻撃宣言時にその攻撃モンスター1体を対象として発動できる。 フィールドのこのカードを除外し、その攻撃を無効にする。 (4):このカードの(3)の効果でこのカードが除外されたターンのエンドフェイズに発動する。 その効果で除外されているこのカードを特殊召喚する。 アニメ版(公式サイトのワンポイントレッスンより) シンクロ・効果モンスター 星12/闇属性/ドラゴン族/攻3500/守3000 チューナー2体+「レッド・デーモンズ・ドラゴン」 このカードの攻撃力は自分の墓地に存在するチューナーの数×500ポイントアップする。 このカードは相手の魔法・罠・効果モンスターの効果では破壊されない。 相手ターンに1度、このカードはゲームから除外する事ができる。 この効果を使用したターン、相手モンスター1体の攻撃を無効にする事ができる。 この効果で除外したこのカードは、そのターンのエンドフェイズ時に自分のフィールド上に戻る。 } *&bold(){■概要} [[レッド・デーモンズ・ドラゴン>レッド・デーモンズ・ドラゴン(遊戯王OCG)]]、[[セイヴァー・デモン・ドラゴン>セイヴァー・デモン・ドラゴン(遊戯王OCG)]]に次ぐ、[[ジャック・アトラス]]の新たなる切り札モンスター。名称こそ違うが、「[[レッド・デーモン>レッド・デーモン(遊戯王)]]」の1種にあたる。 [[遊戯王]]の歴史においては、[[青眼の究極竜]]、[[F・G・D>F・G・D(遊戯王OCG)]]、究極竜騎士、[[混沌幻魔アーミタイル]]、[[ユベル第三形態>ユベル(遊戯王)]]、 [[E・HERO ゴッド・ネオス>E・HERO ネオス]]、[[Sinトゥルース・ドラゴン>Sin(遊戯王)]]につぐ通算8体目の星12のモンスターである。 幻の地縛神スカーレッド・ノヴァをジャックが自らの力として吸収し、誕生した。 その誕生の経緯を見ればわかるように、決闘開始時にはデッキに入ってなかったカード。 パワーに頼る決闘に限界を感じ、悩み抜いたジャックが戦いの果てに見つけ出した圧倒的なパワーであり、 つまりはパワーに頼らない戦いぶりを模索したにもかかわらず結局パワーに行き着いたということになる。まぁ、ジャックだし仕方ない。 &bold(){しかし、『ジャック・アトラスの象徴』として見てみると、実は意味合いが大きく異なってくる。} と言うのも、&bold(){進化前のレッド・デーモンズ・ドラゴンには『敵だけでなく、味方をもまとめて一掃する圧倒的なパワー』というデメリットも含めた強烈な効果を持っており、これはかつての『仲間も絆も捨てて、偽りのキングになった過去のジャック・アトラス』を体現している}。 だが、対する&bold(){スカーレッド・ノヴァ・ドラゴンの後述する効果は、}&color(red){&bold(){『仲間との絆=チューナーの力を合わせた圧倒的なパワー』}}&bold(){として現れており、言い換えれば}&color(red){&bold(){『仲間の絆を信じる強さと成長を経て、本物のキングに相応しい存在となったジャック・アトラス』}}&bold(){を象徴するモンスター}と言える。 宇宙から降ってきた石版をゲットした[[遊星>不動遊星]]とは違い、[[コーヒー]]代36000円やナスカへの旅費など、手に入れるまでかなりの出費がかさんでいる。 遊星が[[シューティング・スター・ドラゴン>シューティング・スター・ドラゴン(遊戯王)]]をアクセルシンクロをするために&font(#afdfe4){クリア・マインド}の境地に達しないといけないように、 ジャックがこのカードをシンクロ召喚するためには、 10000年前にスカーレッド・ノヴァを封じた[[シグナー>シグナー/ダークシグナー]]の祖が会得したといわれる&font(#ff0000){バーニング・ソウル}の境地に達しなければならない。 5'Dsの最終決戦前に「何故ジャックは遊星にスカノヴァを渡さなかったのか?」と疑問を持つ声があったが、これは「遊星はバーニングソウルの境地を取得していないから」である。 ちなみに何らかの境地に達しないといけないという点は共通だが、その境地は遊星とジャックでは大きく異なる。 その他にも、召喚時の演出や[[赤き竜>赤き竜(遊戯王)]]が関係していることも、 遊星のシューティング・スター・ドラゴンとの相違点として挙げられる。 ちなみにナスカからの帰り道、スカノヴァ入手までの件を振り返った遊星とジャックが「赤き竜がボマーを通じて俺達を導いたのではないか」と考察していた。 この時Dホイールで並走する2人の周囲に地上絵がチラチラ映っていたのだが、ラストの場面では明らかに&bold(){蜘蛛とコンドルの地上絵}が目立って映っていた。 蜘蛛とコンドルの[[地縛神>地縛神(遊戯王)]]の使い手と言えば当然あの[[ルドガー>ルドガー・ゴドウィン]]と[[超官>レクス・ゴドウィン]]のゴドウィン兄弟であり、「地縛神とも関わりの深いあの2人がチーム5'Dsに協力すべく、ジャックに新たな力を授けようと赤き竜に働きかけたのではないか?」との考察も見られる。 ちなみに『スカーレット』ではなく『スカーレッ&bold(){ド}』。 これは&color(crimson){『スカーレット/緋色』}と&color(red){『レッド/赤』}を混ぜた造語で&bold(){&color(crimson){究極}&color(red){の赤}}という意味である。 決して「傷だらけの赤」や「傷痕が残った」&s(){[[「傷んだ赤色」>蒼崎橙子]]}などという血生臭い名前ではない。まぁ、予想通り[[変えられたが>日本語表記/英語表記(遊戯王OCG)]]((英語名は「Red Nova Dragon」。))。 [[Vジャンプ]]では「真紅の灼熱龍」と漢字があてられていた。 *&bold(){■アニメでの活躍} 初登場は前述の通り、ナスカの紅蓮の悪魔戦。 [[地縛神>地縛神(遊戯王)]]を自らに取り込んで、&font(#ff0000){なんと自分の魂から作り出した。} まぁ、[[遊戯王ではよくあること]]である。 ただ、使用者のジャックはパワーキャラとして扱われる事が多いが、デュエルを見てみると敵の力を利用する戦術は多く、それを取り込んだのだと考えれば合点が行く。 二回目は[[チームラグナロク>チームラグナロク(遊戯王5D's)]]、ドラガン戦。 極星神トールと激闘を繰り広げた。 チームニューワールド戦は機皇帝スキエル∞と機皇帝ワイゼル∞の効果をかわし、ルチアーノきゅんと下っ端(くたばりぞこない)にトドメを刺した。 だがホセの機皇帝グランエル∞により捕獲されてしまう。 その後、[[龍亞]]・[[龍可]]・ジャックVS[[アポリア>アポリア(遊戯王5D's)]]で登場。 シンクロ嫌いなアポリアさんに嫌がらせの如くシンクロ召喚した。 遊星とのラストバトルでも勿論登場。 チェーン・リゾネーターとダーク・リゾネーターをダブルチューニングしてシンクロ召喚。 今までこのカードが記録した攻撃力の中では最大値である6000を叩き出すも、 遊星の神引きで攻撃力をピッタリ6000にされたシューティング・スター・ドラゴンと相討ちになってしまう。 このときの[[プロレス]]シーンはなかなかかっこいい。 海外の[[遊戯王5D's]]での初登場はチーム[[ラグナロク]]戦になっている。 これは上述のナスカの紅蓮の悪魔戦が放送されず、チーム[[ラグナロク]]と出会う話に飛んでいる為である。 当然この間にあるチーム太陽戦も[[スルー]]されてしまっている。 *&bold(){■OCGでの活躍} 高ステータスの他に「攻撃力上昇効果」「相手からの効果破壊耐性」「攻撃無効効果」と最上級モンスターにふさわしい効果を持っている。 またこの3つの能力が非常に高い水準で噛み合っており、その制圧力たるやまさに切り札と言えるカードである。 そのため、シンクロを連発可能なデッキからジャックごっこをするデッキまで、様々な箇所で使用可能な良カードと言えるだろう。 以下、それぞれの能力を解説する。 &bold(){1.攻撃力上昇効果} 元々の攻撃力が3500と高いにもかかわらずチューナーが墓地にいるだけで500上昇する。 特にレッド・デーモンズ・ドラゴン→スカーレッド・ノヴァ・ドラゴンと展開した場合には、 チューナーを使い回ししても2~3体のチューナーが墓地にいることになるため、出た時には少なくとも4500~5000の打点が期待できる。 また、デッキの性質上墓地に大量のチューナーを貯めるラヴァルとの相性は高く、 真炎の爆発で簡単に出せる上に状況次第では攻撃力が8000近くになることもある。 更にラヴァルでは「炎熱伝導場・真炎の爆発はあるのにブースト・ウォリアーなどのレベル1非チューナーが無くてクェーサーが出せない」 という場合のケアが可能であったり、レベル1非チューナーがあっても墓地のチューナーの枚数によっては、 クェーサーとの二択にできたりするのも大きな利点として機能する。 これだけでも十分すぎる火力を提供してくれる良能力だが、この圧倒的なパワーを残り2つの能力が強烈にサポートする。 &bold(){2.相手からの効果破壊耐性} なんとスカーレッド・ノヴァ・ドラゴンは相手のカード効果破壊されない。 人喰い虫だろうがサンダーボルトだろうがミラーフォースだろうが効かないのである。 更にトリビアとして[[スターダスト・ドラゴン]]が[[無効化]]できないような、 《[[リボルバー・ドラゴン>リボルバー・ドラゴン(遊戯王OCG)]]》やスナイプストーカーの不確定破壊効果でもこのカードは破壊できない。 この優秀な効果破壊耐性が少なくとも3500ある打点に付与されるのである。そのやられにくさは相当なものである。 だが、最近はバウンス・除外・吸収効果・コントロール奪取と、破壊以外の除去がメインとなっており、 多くのデッキが紳士の嗜みと言わんばかりにこれらをデッキ・エクストラデッキに忍ばせているため過信しすぎるのも困りモノ。 これらのカードに対しては別途対抗手段を用意しておこう。 基本的にこれらスカーレッド・ノヴァ・ドラゴンの苦手とする除去カードは対象をとるカードが多いので、 闇の幻影や安全地帯で無効にしたり、《[[神縛りの塚>神縛りの塚(遊戯王OCG)]]》を張ってあげるといいだろう。 ちなみに、このカードは蘇生制限が一切ないため、正規の手順で場に出した後は蘇生や帰還が可能なのだが、 可哀想なことに、その破壊されにくさのせいで滅多にまともに破壊してもらえない(=墓地にちゃんと落ちてくれない)というジレンマが多発するカードでもある。 ……あと、残念なことに味方のカード効果だと破壊される。 進化前が味方を巻き込む効果なので、和睦の使者ならともかく攻撃の無力化などで攻撃させてもらえなかった場合などに、 隣に進化前やセイヴァー・デモン・ドラゴンを並べていると、うっかり破壊されてしまうことも。 ジャックデッキなどでは複数体レモン進化形が並ぶことがよくあるので特に注意しよう。 &bold(){3.攻撃無効効果} 高打点・効果で破壊されないという効果に加え、更になんとスカーレッド・ノヴァ・ドラゴンは、 自分より攻撃力が高い相手や[[異次元の女戦士]]などとの戦闘を一方的に回避することができる。 登場当時はまだ割と見かけた[[大型キラーのモグラ>N・グラン・モール]]を回避できる点が喜ばれた。 更に、一見忘れがちだが自分以外のモンスターへの攻撃も無効にすることが可能であるため、自分以外のモンスターを守ることも可能。 また、これも副次的なものだが、除外→帰還を挟むため、 スカーレッド・ノヴァ・ドラゴンに何らかの影響を与えているカードとの関係を切ることができる。 ここまで来るとインチキ効果もいい加減にしやがれ! のレベルである。 何? 攻撃無効効果使ったら[[ダブル・アップ・チャンス>ダブル・アップ・チャンス(遊戯王OCG)]]された? ……ドンマイ しかし、実は上述したようにこれでもOCG化に際しこの効果は弱体化を食らっている。 むしろアニメ版では、攻撃阻止効果は戦闘時だけではなくいつでも使えるフリーチェーン効果であり、 仮にこの効果のままOCG化されていたら超融合くらいしか除去する手段がないという名実共にぶっ壊れカードとなっていただろう。 そのため、この弱体化は已む無しであると言える。 むしろ、その弱体化を加味してもアニメ版とほぼ同じような活躍が可能という、とんでもない再現度を誇っている。 &font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){OCG開発スタッフはどうしてその愛情をアポリアさんにも分けてあげられなかったのだろうか。}}} これだけの性能を持っているんだからよっぽど出しにくいんじゃないの? と思ったそこのアナタ。 もちろん我等がレモンの効果から、「レモンを出したターンにこのカードを特殊召喚する必要がある」 という制限を課されているに等しい点など、一見すると出しにくそうなのだが、 実は見た目とは裏腹にめちゃくちゃ出しやすいのがこのスカーレッド・ノヴァ・ドラゴンなのである。 その理由を説明するために、まずもう一度シンクロ召喚の条件を見てみよう。 >チューナー2体+「レッド・デーモンズ・ドラゴン」 一見するとチューナーを2体揃えるのは、まぁジャンク・シンクロンとか[[深海のディーヴァ]]とかあるからどうにかなるとしても、 レッド・デーモンズ・ドラゴンを素材にするのが非常に難しいと感じられるかもしれない。 しかし、諸君思い出して欲しい。レッド・デーモンズ・ドラゴンは、 >チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上 でシンクロ召喚できてしまう、非常に制約のゆるいシンクロモンスターであるという事を。 これはつまり、実の所スカーレッド・ノヴァ・ドラゴンのシンクロ召喚条件は、 >チューナー3体+チューナー以外のモンスター1体以上 と書かれているに等しいのである。 1度にレベル合計が12になるように4体のモンスター(内チューナーが3体)を揃えればいい、 こう考えると途端に様々なパターンが浮かぶデュエリストも多いだろう。 **召喚パターン それはご自身のデッキ構築の中で楽しんでいただくとして、ここではいくつか実践的なものを紹介してみたいと思う。 &bold(){その1.[[ラヴァル>ラヴァル(遊戯王OCG)]]パターン} #blockquote(){手札:炎熱伝導場、真炎の爆発 (墓地が整っている場合には炎熱伝導場はいらないことも) +炎熱伝導場とラヴァル炎火山の侍女のコンボでラヴァル・ランスロッド、ラヴァル炎湖畔の淑女、ラヴァル炎火山の侍女*3の計5枚を墓地に送る。 +真炎の爆発で1.で墓地に送った5体を特殊召喚する。 +ランスロッドと侍女で任意のレベル7シンクロモンスターをシンクロ召喚。 +レベル7シンクロモンスターと侍女でレッド・デーモンズ・ドラゴンをシンクロ召喚。 +レッド・デーモンズ・ドラゴンに侍女と淑女をダブルチューニングし、スカーレッド・ノヴァ・ドラゴンをシンクロ召喚。 } やはりスカーレッド・ノヴァ・ドラゴンと言えばラヴァルでの展開パターンだろう。 魔法カード2枚から召喚権も使わずにスカーレッド・ノヴァ・ドラゴンが出て来る様はまさに圧巻である。 もちろん墓地肥やしである炎熱伝導場が必要なのは最初だけなので、 後半で場も手札もがら空きの状態から真炎の爆発を引いてスカーレッド・ノヴァ・ドラゴンを出して勝った、みたいな展開も十分ありえるため、 エクストラがカッツカツになると分かっていてもレモンとこのカードを入れたくなってしまうこと請け合いである。 &bold(){その2.[[ドラグニティ>ドラグニティ(遊戯王OCG)]]パターン} #blockquote(){手札:ドラグニティ-ドゥクス、地獄の暴走召喚 また墓地にドラグニティ-ファランクスと相手の場に表側表示モンスターがいることが条件 +ドラグニティ-ドゥクスを召喚し、効果で墓地のドラグニティ-ファランクスを装備し、そのまま特殊召喚。 +ファランクスとドゥクスでドラグニティナイト-ヴァジュランダをシンクロ召喚。 +ヴァジュランダの効果で墓地のファランクスを装備し、そのまま特殊召喚。 +ファランクスの特殊召喚に対応して地獄の暴走召喚を発動し、ファランクスを3体揃える。 +ファランクスとヴァジュランダでレッド・デーモンズ・ドラゴンをシンクロ召喚。 +レッド・デーモンズ・ドラゴンにファランクス2体をダブルチューニングし、スカーレッド・ノヴァ・ドラゴンをシンクロ召喚。 } ドラグニティでも比較的簡単に特殊召喚が可能。 地獄の暴走召喚がちょっと重いと感じるかもしれないがこれはこれで中々面白い。 竜の渓谷の効果と地獄の暴走召喚に[[灰流うらら>灰流うらら(遊戯王OCG)]]を受けやすいので妨害されやすいか。 &bold(){その3.レミューリアパターン} #blockquote(){手札:忘却の都 レミューリア、深海のディーヴァ*2 またデッキに深海のディーヴァと海皇の重装兵があることが条件 +深海のディーヴァAを召喚し、デッキから海皇の重装兵を特殊召喚する。 +忘却の都 レミューリアの効果でディーヴァAと重装兵のレベルをそれぞれ4にする。 +重装兵の効果で手札の深海のディーヴァBを召喚し、デッキの深海のディーヴァCを召喚 +ディーヴァAと重装兵でレッド・デーモンズ・ドラゴンをシンクロ召喚。 +レッド・デーモンズ・ドラゴンにディーヴァ2体をダブルチューニングし、スカーレッド・ノヴァ・ドラゴンをシンクロ召喚。 } レミューリアを使った変則的な展開方法。 [[深海のディーヴァ]]2体を手札に揃える上に手札消費3枚は重そうと思うかもしれないが、 ディーヴァ召喚→ディーヴァもう一体特殊召喚→エクシーズなどに利用後サルベージが可能なため、意外と決まりやすかったりする。 こちらもレミューリアが場に残ってさえいれば「サルベージ1枚引けばあるいは逆転のチャンスが……」というドキドキ感が楽しめる。 &font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){大抵レミューリアから破壊されるとは言ってはいけない。}}} なおこのコンボは、手順2.でレベルを上昇させずに手順3.で場に4体のモンスターを揃えた後にレミューリアのレベル上昇効果を使うことによって、 [[ゲスなカード>CNo.5 亡朧龍 カオス・キマイラ・ドラゴン]]を展開することも可能。 これによって最初にスカーレッド・ノヴァ・ドラゴンを出してエンターテイメント性を演出しつつ、 再度同様のコンボで展開する際に「今明かされる衝撃の真実ゥ!」とか言いながら相手を絶望の縁に落とすというファンサービスができるがオススメはしない。 &bold(){その4.ノーデンパターン} #blockquote(){手札:簡易融合、深海のディーヴァorジャンク・シンクロン 墓地にレベル4チューナーおよび、深海のディーヴァを使う場合にはデッキに深海のディーヴァ、ジャンク・シンクロンを使う場合には墓地にレベル1チューナーが必要 +簡易融合からノーデンを特殊召喚し、墓地のレベル4チューナーを特殊召喚。 +レベル4チューナーとノーデンでレッド・デーモンズ・ドラゴンをシンクロ召喚。 +深海のディーヴァかジャンク・シンクロンを召喚し、レベル合計が4になるようにチューナー2体を揃える。 +レッド・デーモンズ・ドラゴンにチューナー2体をダブルチューニングし、スカーレッド・ノヴァ・ドラゴンをシンクロ召喚。 } ノーデンさんを使っても手札2枚でスカーレッド・ノヴァ・ドラゴンまでアクセス可能。 また、このとき墓地のレベル4チューナーをトップ・ランナーにするとジャックごっこがより捗る(当社比3000%) 何、トップ・ランナーを墓地に送る方法だって? んなもん自分で考えてくれ。 そもそも簡易融合(カップラーメン)はジャックの好物なので、ジャックごっこはそっちで満足するのも手である。 &bold(){その5.リゾネーターパターン} #blockquote(){手札:クリムゾンリゾネーター、適当なレベル4モンスター デッキにリゾネーター2枚(合計レベルが4になる組み合わせ) +クリムゾンリゾネーターを特殊召喚し、レベル4モンスターも召喚 +クリムゾンとレベル4でレッド・ライジング・ドラゴンをシンクロ召喚。 +効果でクリムゾンを蘇生し、効果発動。デッキからリゾネーター2体を特殊召喚。 +クリムゾンとレッドライジングでレッド・デーモンズ・ドラゴンをシンクロ召喚。 +リゾネーター2体とレッド・デーモンズ・ドラゴンをダブルチューニングし、スカーレッド・ノヴァ・ドラゴンをシンクロ召喚。 } [[リゾネーター>リゾネーター(遊戯王OCG)]]の救世主、クリムゾン・リゾネーターを駆使したパターン。 自身が特殊召喚効果を持っているため、初動の組み合わせの自由度はかなり高い。 黒き森のウィッチを噛ませて手札誘発をサーチするなり、特殊召喚モンスターと組み合わせて召喚権を残してスカーレッドノヴァ降臨、なんて芸当も可能。 …ただし、この組み合わせの場合、他のレモン派生も簡単に展開できるため、他のパターンと競合してしまう。 とまぁ、このように色々と実践的な展開パターンが思い浮かぶのもスカーレッド・ノヴァ・ドラゴンの良い点だろう。 ちょっと工夫すれば手札消費2枚で出てくる切り札として活躍してくれるというのは我々からすれば頼もしいと言う他ない。 また、5D's最後のパックでレモン専用サポートや[[リゾネーター>リゾネーター(遊戯王OCG)]]のサポートが充実したため、 ジャックデッキで遊びたいという人たちに関しても以前より遥かに出しやすくなったなど、実にファンサービス豊かなカードだと言える。 &font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){一方で、どうしてアポリアさんデッキはああなってしまったのかというのは禁句だよ!}}} 画面の向こうのデュエリストの皆様も是非この[[ロマン]]と強さの同居した王者にふさわしいカードでデュエルを楽しんでいただきたいものである。 %%……更なるロマンを求める場合は本当に自分のカード効果でうっかり破壊しないようにね%% *&bold(){■新たなる力} #center(){#bold(){ 王を迎えるは三賢人 紅き星は滅びず、ただ愚者を滅するのみ! 荒ぶる魂よ天地開闢の時を刻め! シンクロ召喚!出でよ!新たな我が力《&font(#990000){スカーレッド・スーパーノヴァ・ドラゴン}》! }} **スカーレッド・スーパーノヴァ・ドラゴン #blockquote(){シンクロ・効果モンスター 星12/闇属性/ドラゴン族/攻4000/守3000 チューナー3体+チューナー以外のSモンスター1体以上 このカードはS召喚でのみEXデッキから特殊召喚できる。 (1):このカードの攻撃力は自分の墓地のチューナーの数×500アップする。 (2):フィールドのこのカードは相手の効果では破壊されない。 (3):1ターンに1度、相手モンスターの効果が発動した時、 または相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。 このカード及び相手フィールドのカードを全て除外する。 (4):このカードの(3)の効果で除外された場合、次の自分エンドフェイズに発動する。 除外されているこのカードを特殊召喚する。} スカーレッド・ノヴァがさらなる進化を果たした、まさかまさかのトリプルチューニングモンスター。 基本攻撃力もスカーレッド・ノヴァより上回り、破壊耐性も引き継いでいる。 効果も打点アップと攻撃だけでなく効果にも反応して逃げられるようになり、 更になんと効果発動時に&font(red,b){相手フィールドのカードを全除外}という凄まじい効果を獲得。 例え破壊以外の除去を狙おうとしても、自身の効果で回避しつつ逆に相手フィールドを更地にできる。 いつもの[[殺意の塊>SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング]]すらが、墓地にチューナーが2体以上あれば相打ち、 3体あれば単純な攻撃力で返り討ちという脳筋ぶり。&small(){&s(){[[リリースしてくるあいつら>壊獣(遊戯王OCG)]]はもう諦めよう}} その分素材も重くなって出しにくい……と思いきや、非チューナーがSモンスター全般になったため、 レッド・デーモンズにこだわる必要が消えた。 というか、レベルが一緒なので、上述の展開パターンのほぼ全てが流用可能。((要はSモンスターを素材にレモンをシンクロする過程を飛ばして、ダイレクトにスーパーノヴァを出せばいい)) ある意味、進化前より出しやすいという異例のモンスター。 特にクリムゾンリゾネーター+星4だけで展開できる点は極めて大きい。 間にレッドリゾネーターを噛ませれば大幅なライフゲインも入れつつシンクロ召喚できる。 全体としては、スカーレッド・ノヴァの効果・召喚条件を真っ当に進化させた上位モンスターと言える。 アニメでの「自信を除外して[[機皇帝(遊戯王)]]の吸収効果を避ける」再現もできるようになっている上、機皇帝諸共除外してしまえる。 ただし、その効果には意外と穴も多い。 ・魔法・罠に耐性がない スーパーノヴァの一番わかりやすい弱点。 破壊耐性もあるが、[[強脱>強制脱出装置(遊戯王OCG)]]のような破壊以外の魔法・罠による除去には無力。 同じレッド・デーモン派生のアビスはこれらを無力化できるため、どちらが有効かよく考えよう。 ・&bold(){効果の無効化はできない} 初見で見落としがちな落とし穴。 [[幽鬼うさぎ(遊戯王OCG)]]同様、相手の効果に反応して除去できるものの、効果自体は止められない。 ・帰還までのタイムラグが長い 『次の自分エンドフェイズに帰還』ということは、相手ターンに除外効果を使った場合、次の自分のターンの終わりに戻ってくるということ。 つまり、相手フィールドを更地にし、高い攻撃力で攻め込もうにも1ターン跨がなければならない。 防御面でも同様で、フィールドから消える性質上、ライフで追い込まれている場合の壁としては心もとない。 しかしスカーレッドゾーンがフィールドにある場合は②の効果で即座に帰還することができ、名称ターン1もないため2度目の全除外も可能とこの弱点を補うことができる。 ・「レッド・デーモンズ・ドラゴン」と記されたカードではない これにより、一部サポートカードに対応していない。 逆に元祖スカノヴァは「記された」カードであり、それらサポートを使用するために立たせておく役として打点と場持ちを兼ね備えたスカノヴァは【レッド・デーモン】において適任であるため、ここは差別化点と言えるか。 現状、[[レッドデーモン>レッド・デーモン(遊戯王)]]の頂点とも言えるモンスターだが、 フィールドに高打点を維持したい場合は、進化前含めた他の派生のほうが有効なケースもあり、特にアビスとは一長一短。 シンクロ召喚は【レッド・デーモン】以外にも、ジャンク・スピーダーを擁する【シンクロン】でも可能であり、 [[アクセルシンクロ]]と並ぶシンクロ召喚の新たな可能性を示すモンスターとも言えよう。 &s(){&small(){ぶっちゃけこいつの登場で一番割りを食ったのは[[ライバルの方の赤き竜の化身>セイヴァー・スター・ドラゴン(遊戯王OCG)]]だと思う}} #center(){&bold(){深淵に封じられし真紅の魔神よ、己が受けた苦しみを怒りに変え、今ここにその姿を現せ!!&br()出でよ!《&font(#990000){地縛神 スカーレッド・ノヴァ}》!!}} **地縛神 スカーレッド・ノヴァ #blockquote(){効果モンスター 星12/闇属性/悪魔族/攻3500/守3000 このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):「地縛神」モンスターはフィールドに1体しか表側表示で存在できない。 (2):自分・相手のメインフェイズに、手札・墓地のこのカードを除外して発動できる。 自分の手札・フィールド(表側表示)から「地縛神」モンスターか「レッド・デーモンズ・ドラゴン」1体を墓地へ送る。 その後、以下の効果から1つを適用できる。 ●デッキ・EXデッキから「地縛」モンスター1体を特殊召喚する。 ●EXデッキから「スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン」1体をS召喚扱いで特殊召喚する。} スカーレッド・ノヴァに取り込まれた紅蓮の悪魔こと地縛神 スカーレッド・ノヴァもまさかのカード化を果たす。 コイツを取り込んでスカーレッド・ノヴァに進化したと言う設定からか種族以外のステータスはスカーレッド・ノヴァと同一。 そのため初のレベル12地縛神であり、地縛神の共通効果もフィールドに地縛神は1体しか存在出来ないデメリット以外持たないとかなり異質なカード。 メインフェイズに手札か墓地から自身を除外する事で、 &u(){手札か場から地縛神かレッド・デーモンズ・ドラゴンをコストにデッキ・EXデッキから地縛モンスター}または&u(){EXデッキからスカーレッド・ノヴァ}を特殊召喚する効果を持つ。メインフェイズ限定だが相手ターンにも使えるためサクリファイス・エスケープとしても使える。 レッド・デーモン的には「レッド・デーモンズ・ドラゴン」の名前が記載されているためクリムゾン・ヘルガイアのサーチに対応しているためアクセスが容易であり、コストもレッド・デーモンズ扱いになるスカーレッド・デーモンもしくはスカーレッド・デーモンの効果で特殊召喚したレッド・デーモンズ辺りから調達できるため即座にスカーレッド・ノヴァを降臨させられるのが強み。オマケにシンクロ召喚扱いなので蘇生制限も満たしているのも大きい。 ただし、クリムゾン・ヘルガイアは初動のサーチ要員でもあるため、あくまでも既に初動を引けている場合の上振れカードでしかない点には注意。 #center(){ #bold(){ダブル・チューニング! &font(#ff0000){追記}と&font(#800080){修正} 今ここに交わる! 荒ぶる編集よ! 天地創造の項目を上げよ! シンクロ召喚!出でよ! &font(#ff0000){&big(){スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン!}} }} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,30) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - エルザ・スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン エルザ「ガオーッ!!」 ナツ、ルーシィ、ハッピー、グレイ「エルザーッ!!?」 -- 名無しさん (2013-10-16 20:46:23) - ↑強い(確信) -- 名無しさん (2014-03-22 10:06:36) - ↑↑装備魔法サーチついてそうw -- 名無しさん (2014-03-22 10:26:44) - シューティングスター共々、切り返しより優勢時のダメ押しに使った方が強い -- 名無しさん (2014-05-15 01:26:16) - TFだとインフェルニティで出しやすいのなんの -- 名無しさん (2014-10-02 18:09:31) - あまり言われないが、アポリア初戦時は何度もフィールドと墓地と除外ゾーン往復の過労死をしてる。 &br()自信の効果入れるとスピウォリ以上。 -- 名無しさん (2014-10-02 18:22:22) - アニメ効果でも多分。ネクロ・ガードナーと同じ扱いだろうから、多分ダブル・アップ・チャンスは発動できるんじゃないかな? どうだろう -- 名無しさん (2014-10-25 23:49:37) - ↑ホントだ。ネクガの裁定勘違いしてましたので直しておきました。さんくす。 -- 名無しさん (2014-10-26 00:14:43) - 破壊耐性が相手限定なのが非常に残念。同じ闇シンクロ竜のベエルゼとかと違いリビデで完全蘇生が出来ないからなぁ -- 名無しさん (2014-10-28 13:33:50) - こいつとレッドデーモン出したら相手にデーモンを守備にされて壊滅したな・・・ -- 名無しさん (2014-10-28 14:49:00) - 最近エターナルソウルアサイラム喰らってばっかで辛いです.., -- 名無しさん (2014-10-28 15:19:34) - リミットオーバードライブで間接的にだが強化されたな -- 名無しさん (2014-11-17 23:00:14) - ベエルゼ「単純に破壊され無い効果と召喚のしやすさなら私の方が上ね」スカさん「ぐぬぬ…」 -- 名無しさん (2014-11-28 20:56:47) - 特殊召喚した聖刻龍―トフェニドラゴンをリリースしてレベル6ドラゴンを呼び、トフェニドラゴンの効果でギャラクシーサーペントを呼び、さらに地獄の暴走召喚でギャラクシーサーペントを2体呼んでスカーレッドの素材をそろえるという聖刻スカーレッド型というパターンもある。 -- 名無しさん (2014-12-19 12:39:36) - バウンスやら除外やら、破壊以外の除去が増えすぎなんだよ・・・ -- 名無しさん (2015-02-22 03:34:32) - ↑「破壊」と「破壊以外の除去」はだいたい交互に入れ替わる形で環境を席巻しているからね。次あたり破壊がピックアップされて耐性持ちが光るかもしれない -- 名無しさん (2015-05-02 11:08:44) - チェーン・リゾネーターが欲しいですコンマイさん -- 名無しさん (2015-05-20 01:53:07) - ↑2 ぶっちゃけ、破壊耐性が復権するなら、破壊にだけ耐えられなえい耐性持ちでわりと強力なモンスターかテーマが出ないと難しいかも。 -- 名無しさん (2015-05-20 02:06:34) - リゾネOCG化でだいぶ出しやすくなりそうだな、あとはVJ付録のレモンティー次第でスカノヴァの採用率も変わってきそう -- 名無しさん (2015-07-15 14:37:50) - 何でレモン軸のテーマは微妙になってしまうのか -- 名無しさん (2015-07-19 20:51:50) - もしフリーチェーン回避があるといくら吸収、除外、バウンスが豊富な環境とはいえ対処不能になるし非常に悩ましい -- 名無しさん (2015-07-19 21:11:05) - チェーンリゾネのおかげで割と出しやすくなったよね。個人的にレッドリゾネ使って大量にライフゲインするのが楽しい -- 名無しさん (2016-02-06 09:49:11) - 除外効果って相手ターンだけなんだから、強すぎって程でもないのでは?というわけで、リメイク版「スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン~バーニング・ソウル~」待ってます。 -- 名無しさん (2019-08-20 11:39:42) - スカーレッド・スーパーノヴァ・ドラゴンは触れないのかな? -- 名無しさん (2020-02-25 18:23:08) - ジャンクスピーダーが決まればシューティングセイヴァーとスーパーノヴァを並べられるというおぞましい事に -- 名無しさん (2021-05-05 07:49:19) - 枚数次第だが、全除外後にD.D.ダイナマイトを叩き込むのも良いかも知れない。 -- 名無しさん (2022-04-20 16:41:14) - スパノヴァとアビスが普通に強いからある程度やれるファンデッキだよね 2人並べば環境相手もぶちのめせるかもしれない -- 名無しさん (2023-04-04 11:05:10) - ストラクで単体性能の高いスパノヴァと新規罠のサポートを受けられるスカノヴァと差別化して来たか。 -- 名無しさん (2023-07-01 19:58:39) - “紅蓮の悪魔”地縛神スカーレッド・ノヴァ、ついにカード化決定 -- 名無しさん (2024-06-12 22:10:06) - 来たな新カード!! -- 名無しさん (2024-06-13 03:35:39) - 原型は出たが海外からすれば未放送の1枚なので謎のおっさん扱い -- 名無しさん (2024-07-06 18:42:25) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2010/06/09 Wed 18:44:06 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 14 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){#bold(){ ダブル・チューニング! &font(#ff0000){王者}と&font(#800080){悪魔} 今ここに交わる! 荒ぶる魂よ! 天地創造の叫びを上げよ! シンクロ召喚!出でよ! &font(#ff0000,20){スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン!} }} スカーレッド・ノヴァ・ドラゴンは[[遊戯王]]に登場するカード及びモンスター。 &font(#ff0000,b){以下、ネタバレを含む内容があるので注意} ●目次 #contents *&bold(){■テキスト} #blockquote(){スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン(OCG版) シンクロ・効果モンスター 星12/[[闇属性>闇属性(遊戯王OCG)]]/[[ドラゴン族>ドラゴン族(遊戯王OCG)]]/攻3500/守3000 チューナー2体+「レッド・デーモンズ・ドラゴン」 (1):このカードの攻撃力は自分の墓地のチューナーの数×500アップする。 (2):このカードは相手の効果では破壊されない。 (3):相手モンスターの攻撃宣言時にその攻撃モンスター1体を対象として発動できる。 フィールドのこのカードを除外し、その攻撃を無効にする。 (4):このカードの(3)の効果でこのカードが除外されたターンのエンドフェイズに発動する。 その効果で除外されているこのカードを特殊召喚する。 アニメ版(公式サイトのワンポイントレッスンより) シンクロ・効果モンスター 星12/闇属性/ドラゴン族/攻3500/守3000 チューナー2体+「レッド・デーモンズ・ドラゴン」 このカードの攻撃力は自分の墓地に存在するチューナーの数×500ポイントアップする。 このカードは相手の魔法・罠・効果モンスターの効果では破壊されない。 相手ターンに1度、このカードはゲームから除外する事ができる。 この効果を使用したターン、相手モンスター1体の攻撃を無効にする事ができる。 この効果で除外したこのカードは、そのターンのエンドフェイズ時に自分のフィールド上に戻る。 } *&bold(){■概要} [[レッド・デーモンズ・ドラゴン>レッド・デーモンズ・ドラゴン(遊戯王OCG)]]、[[セイヴァー・デモン・ドラゴン>セイヴァー・デモン・ドラゴン(遊戯王OCG)]]に次ぐ、[[ジャック・アトラス]]の新たなる切り札モンスター。名称こそ違うが、「[[レッド・デーモン>レッド・デーモン(遊戯王)]]」の1種にあたる。 [[遊戯王]]の歴史においては、[[青眼の究極竜]]、[[F・G・D>F・G・D(遊戯王OCG)]]、究極竜騎士、[[混沌幻魔アーミタイル]]、[[ユベル第三形態>ユベル(遊戯王)]]、 [[E・HERO ゴッド・ネオス>E・HERO ネオス]]、[[Sinトゥルース・ドラゴン>Sin(遊戯王)]]につぐ通算8体目の星12のモンスターである。 幻の地縛神スカーレッド・ノヴァをジャックが自らの力として吸収し、誕生した。 その誕生の経緯を見ればわかるように、決闘開始時にはデッキに入ってなかったカード。 パワーに頼る決闘に限界を感じ、悩み抜いたジャックが戦いの果てに見つけ出した圧倒的なパワーであり、 つまりはパワーに頼らない戦いぶりを模索したにもかかわらず結局パワーに行き着いたということになる。まぁ、ジャックだし仕方ない。 &bold(){しかし、『ジャック・アトラスの象徴』として見てみると、実は意味合いが大きく異なってくる。} と言うのも、&bold(){進化前のレッド・デーモンズ・ドラゴンには『敵だけでなく、味方をもまとめて一掃する圧倒的なパワー』というデメリットも含めた強烈な効果を持っており、これはかつての『仲間も絆も捨てて、偽りのキングになった過去のジャック・アトラス』を体現している}。 だが、対する&bold(){スカーレッド・ノヴァ・ドラゴンの後述する効果は、}&color(red){&bold(){『仲間との絆=チューナーの力を合わせた圧倒的なパワー』}}&bold(){として現れており、言い換えれば}&color(red){&bold(){『仲間の絆を信じる強さと成長を経て、本物のキングに相応しい存在となったジャック・アトラス』}}&bold(){を象徴するモンスター}と言える。 宇宙から降ってきた石版をゲットした[[遊星>不動遊星]]とは違い、[[コーヒー]]代36000円やナスカへの旅費など、手に入れるまでかなりの出費がかさんでいる。 遊星が[[シューティング・スター・ドラゴン>シューティング・スター・ドラゴン(遊戯王)]]をアクセルシンクロをするために&font(#afdfe4){クリア・マインド}の境地に達しないといけないように、 ジャックがこのカードをシンクロ召喚するためには、 10000年前にスカーレッド・ノヴァを封じた[[シグナー>シグナー/ダークシグナー]]の祖が会得したといわれる&font(#ff0000){バーニング・ソウル}の境地に達しなければならない。 5'Dsの最終決戦前に「何故ジャックは遊星にスカノヴァを渡さなかったのか?」と疑問を持つ声があったが、これは「遊星はバーニングソウルの境地を取得していないから」である。 ちなみに何らかの境地に達しないといけないという点は共通だが、その境地は遊星とジャックでは大きく異なる。 その他にも、召喚時の演出や[[赤き竜>赤き竜(遊戯王)]]が関係していることも、 遊星のシューティング・スター・ドラゴンとの相違点として挙げられる。 ちなみにナスカからの帰り道、スカノヴァ入手までの件を振り返った遊星とジャックが「赤き竜がボマーを通じて俺達を導いたのではないか」と考察していた。 この時Dホイールで並走する2人の周囲に地上絵がチラチラ映っていたのだが、ラストの場面では明らかに&bold(){蜘蛛とコンドルの地上絵}が目立って映っていた。 蜘蛛とコンドルの[[地縛神>地縛神(遊戯王)]]の使い手と言えば当然あの[[ルドガー>ルドガー・ゴドウィン]]と[[超官>レクス・ゴドウィン]]のゴドウィン兄弟であり、「地縛神とも関わりの深いあの2人がチーム5'Dsに協力すべく、ジャックに新たな力を授けようと赤き竜に働きかけたのではないか?」との考察も見られる。 ちなみに『スカーレット』ではなく『スカーレッ&bold(){ド}』。 これは&color(crimson){『スカーレット/緋色』}と&color(red){『レッド/赤』}を混ぜた造語で&bold(){&color(crimson){究極}&color(red){の赤}}という意味である。 決して「傷だらけの赤」や「傷痕が残った」&s(){[[「傷んだ赤色」>蒼崎橙子]]}などという血生臭い名前ではない。まぁ、予想通り[[変えられたが>日本語表記/英語表記(遊戯王OCG)]]((英語名は「Red Nova Dragon」。))。 [[Vジャンプ]]では「真紅の灼熱龍」と漢字があてられていた。 *&bold(){■アニメでの活躍} 初登場は前述の通り、ナスカの紅蓮の悪魔戦。 [[地縛神>地縛神(遊戯王)]]を自らに取り込んで、&font(#ff0000){なんと自分の魂から作り出した。} まぁ、[[遊戯王ではよくあること]]である。 ただ、使用者のジャックはパワーキャラとして扱われる事が多いが、デュエルを見てみると敵の力を利用する戦術は多く、それを取り込んだのだと考えれば合点が行く。 二回目は[[チームラグナロク>チームラグナロク(遊戯王5D's)]]、ドラガン戦。 極星神トールと激闘を繰り広げた。 チームニューワールド戦は機皇帝スキエル∞と機皇帝ワイゼル∞の効果をかわし、ルチアーノきゅんと下っ端(くたばりぞこない)にトドメを刺した。 だがホセの機皇帝グランエル∞により捕獲されてしまう。 その後、[[龍亞]]・[[龍可]]・ジャックVS[[アポリア>アポリア(遊戯王5D's)]]で登場。 シンクロ嫌いなアポリアさんに嫌がらせの如くシンクロ召喚した。 遊星とのラストバトルでも勿論登場。 チェーン・リゾネーターとダーク・リゾネーターをダブルチューニングしてシンクロ召喚。 今までこのカードが記録した攻撃力の中では最大値である6000を叩き出すも、 遊星の神引きで攻撃力をピッタリ6000にされたシューティング・スター・ドラゴンと相討ちになってしまう。 このときの[[プロレス]]シーンはなかなかかっこいい。 海外の[[遊戯王5D's]]での初登場はチーム[[ラグナロク]]戦になっている。 これは上述のナスカの紅蓮の悪魔戦が放送されず、チーム[[ラグナロク]]と出会う話に飛んでいる為である。 当然この間にあるチーム太陽戦も[[スルー]]されてしまっている。 *&bold(){■OCGでの活躍} 高ステータスの他に「攻撃力上昇効果」「相手からの効果破壊耐性」「攻撃無効効果」と最上級モンスターにふさわしい効果を持っている。 またこの3つの能力が非常に高い水準で噛み合っており、その制圧力たるやまさに切り札と言えるカードである。 そのため、シンクロを連発可能なデッキからジャックごっこをするデッキまで、様々な箇所で使用可能な良カードと言えるだろう。 以下、それぞれの能力を解説する。 &bold(){1.攻撃力上昇効果} 元々の攻撃力が3500と高いにもかかわらずチューナーが墓地にいるだけで500上昇する。 特にレッド・デーモンズ・ドラゴン→スカーレッド・ノヴァ・ドラゴンと展開した場合には、 チューナーを使い回ししても2~3体のチューナーが墓地にいることになるため、出た時には少なくとも4500~5000の打点が期待できる。 また、デッキの性質上墓地に大量のチューナーを貯めるラヴァルとの相性は高く、 真炎の爆発で簡単に出せる上に状況次第では攻撃力が8000近くになることもある。 更にラヴァルでは「炎熱伝導場・真炎の爆発はあるのにブースト・ウォリアーなどのレベル1非チューナーが無くてクェーサーが出せない」 という場合のケアが可能であったり、レベル1非チューナーがあっても墓地のチューナーの枚数によっては、 クェーサーとの二択にできたりするのも大きな利点として機能する。 これだけでも十分すぎる火力を提供してくれる良能力だが、この圧倒的なパワーを残り2つの能力が強烈にサポートする。 &bold(){2.相手からの効果破壊耐性} なんとスカーレッド・ノヴァ・ドラゴンは相手のカード効果破壊されない。 人喰い虫だろうがサンダーボルトだろうがミラーフォースだろうが効かないのである。 更にトリビアとして[[スターダスト・ドラゴン]]が[[無効化]]できないような、 《[[リボルバー・ドラゴン>リボルバー・ドラゴン(遊戯王OCG)]]》やスナイプストーカーの不確定破壊効果でもこのカードは破壊できない。 この優秀な効果破壊耐性が少なくとも3500ある打点に付与されるのである。そのやられにくさは相当なものである。 だが、最近はバウンス・除外・吸収効果・コントロール奪取と、破壊以外の除去がメインとなっており、 多くのデッキが紳士の嗜みと言わんばかりにこれらをデッキ・エクストラデッキに忍ばせているため過信しすぎるのも困りモノ。 これらのカードに対しては別途対抗手段を用意しておこう。 基本的にこれらスカーレッド・ノヴァ・ドラゴンの苦手とする除去カードは対象をとるカードが多いので、 闇の幻影や安全地帯で無効にしたり、《[[神縛りの塚>神縛りの塚(遊戯王OCG)]]》を張ってあげるといいだろう。 ちなみに、このカードは蘇生制限が一切ないため、正規の手順で場に出した後は蘇生や帰還が可能なのだが、 可哀想なことに、その破壊されにくさのせいで滅多にまともに破壊してもらえない(=墓地にちゃんと落ちてくれない)というジレンマが多発するカードでもある。 ……あと、残念なことに味方のカード効果だと破壊される。 進化前が味方を巻き込む効果なので、和睦の使者ならともかく攻撃の無力化などで攻撃させてもらえなかった場合などに、 隣に進化前やセイヴァー・デモン・ドラゴンを並べていると、うっかり破壊されてしまうことも。 ジャックデッキなどでは複数体レモン進化形が並ぶことがよくあるので特に注意しよう。 &bold(){3.攻撃無効効果} 高打点・効果で破壊されないという効果に加え、更になんとスカーレッド・ノヴァ・ドラゴンは、 自分より攻撃力が高い相手や[[異次元の女戦士]]などとの戦闘を一方的に回避することができる。 登場当時はまだ割と見かけた[[大型キラーのモグラ>N・グラン・モール]]を回避できる点が喜ばれた。 更に、一見忘れがちだが自分以外のモンスターへの攻撃も無効にすることが可能であるため、自分以外のモンスターを守ることも可能。 また、これも副次的なものだが、除外→帰還を挟むため、 スカーレッド・ノヴァ・ドラゴンに何らかの影響を与えているカードとの関係を切ることができる。 ここまで来るとインチキ効果もいい加減にしやがれ! のレベルである。 何? 攻撃無効効果使ったら[[ダブル・アップ・チャンス>ダブル・アップ・チャンス(遊戯王OCG)]]された? ……ドンマイ しかし、実は上述したようにこれでもOCG化に際しこの効果は弱体化を食らっている。 むしろアニメ版では、攻撃阻止効果は戦闘時だけではなくいつでも使えるフリーチェーン効果であり、 仮にこの効果のままOCG化されていたら超融合くらいしか除去する手段がないという名実共にぶっ壊れカードとなっていただろう。 そのため、この弱体化は已む無しであると言える。 むしろ、その弱体化を加味してもアニメ版とほぼ同じような活躍が可能という、とんでもない再現度を誇っている。 &font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){OCG開発スタッフはどうしてその愛情をアポリアさんにも分けてあげられなかったのだろうか。}}} これだけの性能を持っているんだからよっぽど出しにくいんじゃないの? と思ったそこのアナタ。 もちろん我等がレモンの効果から、「レモンを出したターンにこのカードを特殊召喚する必要がある」 という制限を課されているに等しい点など、一見すると出しにくそうなのだが、 実は見た目とは裏腹にめちゃくちゃ出しやすいのがこのスカーレッド・ノヴァ・ドラゴンなのである。 その理由を説明するために、まずもう一度シンクロ召喚の条件を見てみよう。 >チューナー2体+「レッド・デーモンズ・ドラゴン」 一見するとチューナーを2体揃えるのは、まぁジャンク・シンクロンとか[[深海のディーヴァ]]とかあるからどうにかなるとしても、 レッド・デーモンズ・ドラゴンを素材にするのが非常に難しいと感じられるかもしれない。 しかし、諸君思い出して欲しい。レッド・デーモンズ・ドラゴンは、 >チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上 でシンクロ召喚できてしまう、非常に制約のゆるいシンクロモンスターであるという事を。 これはつまり、実の所スカーレッド・ノヴァ・ドラゴンのシンクロ召喚条件は、 >チューナー3体+チューナー以外のモンスター1体以上 と書かれているに等しいのである。 1度にレベル合計が12になるように4体のモンスター(内チューナーが3体)を揃えればいい、 こう考えると途端に様々なパターンが浮かぶデュエリストも多いだろう。 **召喚パターン それはご自身のデッキ構築の中で楽しんでいただくとして、ここではいくつか実践的なものを紹介してみたいと思う。 &bold(){その1.[[ラヴァル>ラヴァル(遊戯王OCG)]]パターン} #blockquote(){手札:炎熱伝導場、真炎の爆発 (墓地が整っている場合には炎熱伝導場はいらないことも) +炎熱伝導場とラヴァル炎火山の侍女のコンボでラヴァル・ランスロッド、ラヴァル炎湖畔の淑女、ラヴァル炎火山の侍女*3の計5枚を墓地に送る。 +真炎の爆発で1.で墓地に送った5体を特殊召喚する。 +ランスロッドと侍女で任意のレベル7シンクロモンスターをシンクロ召喚。 +レベル7シンクロモンスターと侍女でレッド・デーモンズ・ドラゴンをシンクロ召喚。 +レッド・デーモンズ・ドラゴンに侍女と淑女をダブルチューニングし、スカーレッド・ノヴァ・ドラゴンをシンクロ召喚。 } やはりスカーレッド・ノヴァ・ドラゴンと言えばラヴァルでの展開パターンだろう。 魔法カード2枚から召喚権も使わずにスカーレッド・ノヴァ・ドラゴンが出て来る様はまさに圧巻である。 もちろん墓地肥やしである炎熱伝導場が必要なのは最初だけなので、 後半で場も手札もがら空きの状態から真炎の爆発を引いてスカーレッド・ノヴァ・ドラゴンを出して勝った、みたいな展開も十分ありえるため、 エクストラがカッツカツになると分かっていてもレモンとこのカードを入れたくなってしまうこと請け合いである。 &bold(){その2.[[ドラグニティ>ドラグニティ(遊戯王OCG)]]パターン} #blockquote(){手札:ドラグニティ-ドゥクス、地獄の暴走召喚 また墓地にドラグニティ-ファランクスと相手の場に表側表示モンスターがいることが条件 +ドラグニティ-ドゥクスを召喚し、効果で墓地のドラグニティ-ファランクスを装備し、そのまま特殊召喚。 +ファランクスとドゥクスでドラグニティナイト-ヴァジュランダをシンクロ召喚。 +ヴァジュランダの効果で墓地のファランクスを装備し、そのまま特殊召喚。 +ファランクスの特殊召喚に対応して地獄の暴走召喚を発動し、ファランクスを3体揃える。 +ファランクスとヴァジュランダでレッド・デーモンズ・ドラゴンをシンクロ召喚。 +レッド・デーモンズ・ドラゴンにファランクス2体をダブルチューニングし、スカーレッド・ノヴァ・ドラゴンをシンクロ召喚。 } ドラグニティでも比較的簡単に特殊召喚が可能。 地獄の暴走召喚がちょっと重いと感じるかもしれないがこれはこれで中々面白い。 竜の渓谷の効果と地獄の暴走召喚に[[灰流うらら>灰流うらら(遊戯王OCG)]]を受けやすいので妨害されやすいか。 &bold(){その3.レミューリアパターン} #blockquote(){手札:忘却の都 レミューリア、深海のディーヴァ*2 またデッキに深海のディーヴァと海皇の重装兵があることが条件 +深海のディーヴァAを召喚し、デッキから海皇の重装兵を特殊召喚する。 +忘却の都 レミューリアの効果でディーヴァAと重装兵のレベルをそれぞれ4にする。 +重装兵の効果で手札の深海のディーヴァBを召喚し、デッキの深海のディーヴァCを召喚 +ディーヴァAと重装兵でレッド・デーモンズ・ドラゴンをシンクロ召喚。 +レッド・デーモンズ・ドラゴンにディーヴァ2体をダブルチューニングし、スカーレッド・ノヴァ・ドラゴンをシンクロ召喚。 } レミューリアを使った変則的な展開方法。 [[深海のディーヴァ]]2体を手札に揃える上に手札消費3枚は重そうと思うかもしれないが、 ディーヴァ召喚→ディーヴァもう一体特殊召喚→エクシーズなどに利用後サルベージが可能なため、意外と決まりやすかったりする。 こちらもレミューリアが場に残ってさえいれば「サルベージ1枚引けばあるいは逆転のチャンスが……」というドキドキ感が楽しめる。 &font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){大抵レミューリアから破壊されるとは言ってはいけない。}}} なおこのコンボは、手順2.でレベルを上昇させずに手順3.で場に4体のモンスターを揃えた後にレミューリアのレベル上昇効果を使うことによって、 [[ゲスなカード>CNo.5 亡朧龍 カオス・キマイラ・ドラゴン]]を展開することも可能。 これによって最初にスカーレッド・ノヴァ・ドラゴンを出してエンターテイメント性を演出しつつ、 再度同様のコンボで展開する際に「今明かされる衝撃の真実ゥ!」とか言いながら相手を絶望の縁に落とすというファンサービスができるがオススメはしない。 &bold(){その4.ノーデンパターン} #blockquote(){手札:簡易融合、深海のディーヴァorジャンク・シンクロン 墓地にレベル4チューナーおよび、深海のディーヴァを使う場合にはデッキに深海のディーヴァ、ジャンク・シンクロンを使う場合には墓地にレベル1チューナーが必要 +簡易融合からノーデンを特殊召喚し、墓地のレベル4チューナーを特殊召喚。 +レベル4チューナーとノーデンでレッド・デーモンズ・ドラゴンをシンクロ召喚。 +深海のディーヴァかジャンク・シンクロンを召喚し、レベル合計が4になるようにチューナー2体を揃える。 +レッド・デーモンズ・ドラゴンにチューナー2体をダブルチューニングし、スカーレッド・ノヴァ・ドラゴンをシンクロ召喚。 } ノーデンさんを使っても手札2枚でスカーレッド・ノヴァ・ドラゴンまでアクセス可能。 また、このとき墓地のレベル4チューナーをトップ・ランナーにするとジャックごっこがより捗る(当社比3000%) 何、トップ・ランナーを墓地に送る方法だって? んなもん自分で考えてくれ。 そもそも簡易融合(カップラーメン)はジャックの好物なので、ジャックごっこはそっちで満足するのも手である。 &bold(){その5.リゾネーターパターン} #blockquote(){手札:クリムゾンリゾネーター、適当なレベル4モンスター デッキにリゾネーター2枚(合計レベルが4になる組み合わせ) +クリムゾンリゾネーターを特殊召喚し、レベル4モンスターも召喚 +クリムゾンとレベル4でレッド・ライジング・ドラゴンをシンクロ召喚。 +効果でクリムゾンを蘇生し、効果発動。デッキからリゾネーター2体を特殊召喚。 +クリムゾンとレッドライジングでレッド・デーモンズ・ドラゴンをシンクロ召喚。 +リゾネーター2体とレッド・デーモンズ・ドラゴンをダブルチューニングし、スカーレッド・ノヴァ・ドラゴンをシンクロ召喚。 } [[リゾネーター>リゾネーター(遊戯王OCG)]]の救世主、クリムゾン・リゾネーターを駆使したパターン。 自身が特殊召喚効果を持っているため、初動の組み合わせの自由度はかなり高い。 黒き森のウィッチを噛ませて手札誘発をサーチするなり、特殊召喚モンスターと組み合わせて召喚権を残してスカーレッドノヴァ降臨、なんて芸当も可能。 …ただし、この組み合わせの場合、他のレモン派生も簡単に展開できるため、他のパターンと競合してしまう。 とまぁ、このように色々と実践的な展開パターンが思い浮かぶのもスカーレッド・ノヴァ・ドラゴンの良い点だろう。 ちょっと工夫すれば手札消費2枚で出てくる切り札として活躍してくれるというのは我々からすれば頼もしいと言う他ない。 また、5D's最後のパックでレモン専用サポートや[[リゾネーター>リゾネーター(遊戯王OCG)]]のサポートが充実したため、 ジャックデッキで遊びたいという人たちに関しても以前より遥かに出しやすくなったなど、実にファンサービス豊かなカードだと言える。 &font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){一方で、どうしてアポリアさんデッキはああなってしまったのかというのは禁句だよ!}}} 画面の向こうのデュエリストの皆様も是非この[[ロマン]]と強さの同居した王者にふさわしいカードでデュエルを楽しんでいただきたいものである。 %%……更なるロマンを求める場合は本当に自分のカード効果でうっかり破壊しないようにね%% *&bold(){■新たなる力} #center(){#bold(){ 王を迎えるは三賢人 紅き星は滅びず、ただ愚者を滅するのみ! 荒ぶる魂よ天地開闢の時を刻め! シンクロ召喚!出でよ!新たな我が力《&font(#990000){スカーレッド・スーパーノヴァ・ドラゴン}》! }} **スカーレッド・スーパーノヴァ・ドラゴン #blockquote(){シンクロ・効果モンスター 星12/闇属性/ドラゴン族/攻4000/守3000 チューナー3体+チューナー以外のSモンスター1体以上 このカードはS召喚でのみEXデッキから特殊召喚できる。 (1):このカードの攻撃力は自分の墓地のチューナーの数×500アップする。 (2):フィールドのこのカードは相手の効果では破壊されない。 (3):1ターンに1度、相手モンスターの効果が発動した時、 または相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。 このカード及び相手フィールドのカードを全て除外する。 (4):このカードの(3)の効果で除外された場合、次の自分エンドフェイズに発動する。 除外されているこのカードを特殊召喚する。} スカーレッド・ノヴァがさらなる進化を果たした、まさかまさかのトリプルチューニングモンスター。 基本攻撃力もスカーレッド・ノヴァより上回り、破壊耐性も引き継いでいる。 効果も打点アップと攻撃だけでなく効果にも反応して逃げられるようになり、 更になんと効果発動時に&font(red,b){相手フィールドのカードを全除外}という凄まじい効果を獲得。 例え破壊以外の除去を狙おうとしても、自身の効果で回避しつつ逆に相手フィールドを更地にできる。 いつもの[[殺意の塊>SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング]]すらが、墓地にチューナーが2体以上あれば相打ち、 3体あれば単純な攻撃力で返り討ちという脳筋ぶり。&small(){&s(){[[リリースしてくるあいつら>壊獣(遊戯王OCG)]]はもう諦めよう}} その分素材も重くなって出しにくい……と思いきや、非チューナーがSモンスター全般になったため、 レッド・デーモンズにこだわる必要が消えた。 というか、レベルが一緒なので、上述の展開パターンのほぼ全てが流用可能。((要はSモンスターを素材にレモンをシンクロする過程を飛ばして、ダイレクトにスーパーノヴァを出せばいい)) ある意味、進化前より出しやすいという異例のモンスター。 特にクリムゾンリゾネーター+星4だけで展開できる点は極めて大きい。 間にレッドリゾネーターを噛ませれば大幅なライフゲインも入れつつシンクロ召喚できる。 全体としては、スカーレッド・ノヴァの効果・召喚条件を真っ当に進化させた上位モンスターと言える。 アニメでの「自身を除外して[[機皇帝(遊戯王)]]の吸収効果を避ける」再現もできるようになっている上、機皇帝諸共除外してしまえる。 ただし、その効果には意外と穴も多い。 ・魔法・罠に耐性がない スーパーノヴァの一番わかりやすい弱点。 破壊耐性もあるが、[[強脱>強制脱出装置(遊戯王OCG)]]のような破壊以外の魔法・罠による除去には無力。 同じレッド・デーモン派生のアビスはこれらを無力化できるため、どちらが有効かよく考えよう。 ・&bold(){効果の無効化はできない} 初見で見落としがちな落とし穴。 [[幽鬼うさぎ(遊戯王OCG)]]同様、相手の効果に反応して除去できるものの、効果自体は止められない。 ・帰還までのタイムラグが長い 『次の自分エンドフェイズに帰還』ということは、相手ターンに除外効果を使った場合、次の自分のターンの終わりに戻ってくるということ。 つまり、相手フィールドを更地にし、高い攻撃力で攻め込もうにも1ターン跨がなければならない。 防御面でも同様で、フィールドから消える性質上、ライフで追い込まれている場合の壁としては心もとない。 しかしスカーレッドゾーンがフィールドにある場合は②の効果で即座に帰還することができ、名称ターン1もないため2度目の全除外も可能とこの弱点を補うことができる。 ・「レッド・デーモンズ・ドラゴン」と記されたカードではない これにより、一部サポートカードに対応していない。 逆に元祖スカノヴァは「記された」カードであり、それらサポートを使用するために立たせておく役として打点と場持ちを兼ね備えたスカノヴァは【レッド・デーモン】において適任であるため、ここは差別化点と言えるか。 現状、[[レッドデーモン>レッド・デーモン(遊戯王)]]の頂点とも言えるモンスターだが、 フィールドに高打点を維持したい場合は、進化前含めた他の派生のほうが有効なケースもあり、特にアビスとは一長一短。 シンクロ召喚は【レッド・デーモン】以外にも、ジャンク・スピーダーを擁する【シンクロン】でも可能であり、 [[アクセルシンクロ]]と並ぶシンクロ召喚の新たな可能性を示すモンスターとも言えよう。 &s(){&small(){ぶっちゃけこいつの登場で一番割りを食ったのは[[ライバルの方の赤き竜の化身>セイヴァー・スター・ドラゴン(遊戯王OCG)]]だと思う}} #center(){&bold(){深淵に封じられし真紅の魔神よ、己が受けた苦しみを怒りに変え、今ここにその姿を現せ!!&br()出でよ!《&font(#990000){地縛神 スカーレッド・ノヴァ}》!!}} **地縛神 スカーレッド・ノヴァ #blockquote(){効果モンスター 星12/闇属性/悪魔族/攻3500/守3000 このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):「地縛神」モンスターはフィールドに1体しか表側表示で存在できない。 (2):自分・相手のメインフェイズに、手札・墓地のこのカードを除外して発動できる。 自分の手札・フィールド(表側表示)から「地縛神」モンスターか「レッド・デーモンズ・ドラゴン」1体を墓地へ送る。 その後、以下の効果から1つを適用できる。 ●デッキ・EXデッキから「地縛」モンスター1体を特殊召喚する。 ●EXデッキから「スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン」1体をS召喚扱いで特殊召喚する。} スカーレッド・ノヴァに取り込まれた紅蓮の悪魔こと地縛神 スカーレッド・ノヴァもまさかのカード化を果たす。 コイツを取り込んでスカーレッド・ノヴァに進化したと言う設定からか種族以外のステータスはスカーレッド・ノヴァと同一。 そのため初のレベル12地縛神であり、地縛神の共通効果もフィールドに地縛神は1体しか存在出来ないデメリット以外持たないとかなり異質なカード。 メインフェイズに手札か墓地から自身を除外する事で、 &u(){手札か場から地縛神かレッド・デーモンズ・ドラゴンをコストにデッキ・EXデッキから地縛モンスター}または&u(){EXデッキからスカーレッド・ノヴァ}を特殊召喚する効果を持つ。メインフェイズ限定だが相手ターンにも使えるためサクリファイス・エスケープとしても使える。 レッド・デーモン的には「レッド・デーモンズ・ドラゴン」の名前が記載されているためクリムゾン・ヘルガイアのサーチに対応しているためアクセスが容易であり、コストもレッド・デーモンズ扱いになるスカーレッド・デーモンもしくはスカーレッド・デーモンの効果で特殊召喚したレッド・デーモンズ辺りから調達できるため即座にスカーレッド・ノヴァを降臨させられるのが強み。オマケにシンクロ召喚扱いなので蘇生制限も満たしているのも大きい。 ただし、クリムゾン・ヘルガイアは初動のサーチ要員でもあるため、あくまでも既に初動を引けている場合の上振れカードでしかない点には注意。 #center(){ #bold(){ダブル・チューニング! &font(#ff0000){追記}と&font(#800080){修正} 今ここに交わる! 荒ぶる編集よ! 天地創造の項目を上げよ! シンクロ召喚!出でよ! &font(#ff0000){&big(){スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン!}} }} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,30) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - エルザ・スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン エルザ「ガオーッ!!」 ナツ、ルーシィ、ハッピー、グレイ「エルザーッ!!?」 -- 名無しさん (2013-10-16 20:46:23) - ↑強い(確信) -- 名無しさん (2014-03-22 10:06:36) - ↑↑装備魔法サーチついてそうw -- 名無しさん (2014-03-22 10:26:44) - シューティングスター共々、切り返しより優勢時のダメ押しに使った方が強い -- 名無しさん (2014-05-15 01:26:16) - TFだとインフェルニティで出しやすいのなんの -- 名無しさん (2014-10-02 18:09:31) - あまり言われないが、アポリア初戦時は何度もフィールドと墓地と除外ゾーン往復の過労死をしてる。 &br()自信の効果入れるとスピウォリ以上。 -- 名無しさん (2014-10-02 18:22:22) - アニメ効果でも多分。ネクロ・ガードナーと同じ扱いだろうから、多分ダブル・アップ・チャンスは発動できるんじゃないかな? どうだろう -- 名無しさん (2014-10-25 23:49:37) - ↑ホントだ。ネクガの裁定勘違いしてましたので直しておきました。さんくす。 -- 名無しさん (2014-10-26 00:14:43) - 破壊耐性が相手限定なのが非常に残念。同じ闇シンクロ竜のベエルゼとかと違いリビデで完全蘇生が出来ないからなぁ -- 名無しさん (2014-10-28 13:33:50) - こいつとレッドデーモン出したら相手にデーモンを守備にされて壊滅したな・・・ -- 名無しさん (2014-10-28 14:49:00) - 最近エターナルソウルアサイラム喰らってばっかで辛いです.., -- 名無しさん (2014-10-28 15:19:34) - リミットオーバードライブで間接的にだが強化されたな -- 名無しさん (2014-11-17 23:00:14) - ベエルゼ「単純に破壊され無い効果と召喚のしやすさなら私の方が上ね」スカさん「ぐぬぬ…」 -- 名無しさん (2014-11-28 20:56:47) - 特殊召喚した聖刻龍―トフェニドラゴンをリリースしてレベル6ドラゴンを呼び、トフェニドラゴンの効果でギャラクシーサーペントを呼び、さらに地獄の暴走召喚でギャラクシーサーペントを2体呼んでスカーレッドの素材をそろえるという聖刻スカーレッド型というパターンもある。 -- 名無しさん (2014-12-19 12:39:36) - バウンスやら除外やら、破壊以外の除去が増えすぎなんだよ・・・ -- 名無しさん (2015-02-22 03:34:32) - ↑「破壊」と「破壊以外の除去」はだいたい交互に入れ替わる形で環境を席巻しているからね。次あたり破壊がピックアップされて耐性持ちが光るかもしれない -- 名無しさん (2015-05-02 11:08:44) - チェーン・リゾネーターが欲しいですコンマイさん -- 名無しさん (2015-05-20 01:53:07) - ↑2 ぶっちゃけ、破壊耐性が復権するなら、破壊にだけ耐えられなえい耐性持ちでわりと強力なモンスターかテーマが出ないと難しいかも。 -- 名無しさん (2015-05-20 02:06:34) - リゾネOCG化でだいぶ出しやすくなりそうだな、あとはVJ付録のレモンティー次第でスカノヴァの採用率も変わってきそう -- 名無しさん (2015-07-15 14:37:50) - 何でレモン軸のテーマは微妙になってしまうのか -- 名無しさん (2015-07-19 20:51:50) - もしフリーチェーン回避があるといくら吸収、除外、バウンスが豊富な環境とはいえ対処不能になるし非常に悩ましい -- 名無しさん (2015-07-19 21:11:05) - チェーンリゾネのおかげで割と出しやすくなったよね。個人的にレッドリゾネ使って大量にライフゲインするのが楽しい -- 名無しさん (2016-02-06 09:49:11) - 除外効果って相手ターンだけなんだから、強すぎって程でもないのでは?というわけで、リメイク版「スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン~バーニング・ソウル~」待ってます。 -- 名無しさん (2019-08-20 11:39:42) - スカーレッド・スーパーノヴァ・ドラゴンは触れないのかな? -- 名無しさん (2020-02-25 18:23:08) - ジャンクスピーダーが決まればシューティングセイヴァーとスーパーノヴァを並べられるというおぞましい事に -- 名無しさん (2021-05-05 07:49:19) - 枚数次第だが、全除外後にD.D.ダイナマイトを叩き込むのも良いかも知れない。 -- 名無しさん (2022-04-20 16:41:14) - スパノヴァとアビスが普通に強いからある程度やれるファンデッキだよね 2人並べば環境相手もぶちのめせるかもしれない -- 名無しさん (2023-04-04 11:05:10) - ストラクで単体性能の高いスパノヴァと新規罠のサポートを受けられるスカノヴァと差別化して来たか。 -- 名無しさん (2023-07-01 19:58:39) - “紅蓮の悪魔”地縛神スカーレッド・ノヴァ、ついにカード化決定 -- 名無しさん (2024-06-12 22:10:06) - 来たな新カード!! -- 名無しさん (2024-06-13 03:35:39) - 原型は出たが海外からすれば未放送の1枚なので謎のおっさん扱い -- 名無しさん (2024-07-06 18:42:25) #comment #areaedit(end) }

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