烈風!!獣機隊二〇三

「烈風!!獣機隊二〇三」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

烈風!!獣機隊二〇三 - (2025/05/31 (土) 20:23:35) の1つ前との変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

&font(#6495ED){登録日}:2010/09/12 Sun 21:57:00 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 3 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- [[石川賢]]の漫画と言えば蒸気機関、たとえそれが江戸時代だろうが平安時代だろうがお構い無しに登場する定番。 そんなスチームな感じを極めた漫画、それがこの『烈風!!獣機隊二○三』。 ジャンルとしては[[ロボット]]漫画…だと思う、多分 作品の舞台は日露戦争の時代、将官達は「根性さえ入れればどんな敵だろうと打ち破る事が出来る」と少しばかりおめでたい脳みそで戦争を進めていた。 そんな連中が多い中、少しばかり…いや大分異質な主人公率いる部隊が活躍する。といった内容。 筋肉バカに日本一のかま焚きに忍者…とまあ変人奇人のオンパレードだけど、いちばんツッコミ所満載なのは主人公のジュンゾー・タムラこと田村少佐 とにかくいろんな意味でスゴくてアレな男で、強烈。 田村少佐さえ見れればもう後はワリと[[どうでもいい]]と思えるくらいのキャラ。 石川主人公としては珍しいインテリメガネで、非人道的な実験を繰り返す兵器科学者。 潜水艦作ったら二度と浮いてこないとか人間魚雷発射なんてしょっちゅうよ。 &font(#ff0000){「人間が大勢死んで面白くなるんだよ!戦争とはなー」}とか平気で言う。 &s(){まさに[[敷島博士]]にも負けず劣らずのキチっぷり。} そんな彼が作ったのが蒸気で動く主人公ロボだが、なんとこれには名前が付いてない。 なんだかんだいって実は何も考えていないのか石川先生。 このロボは石炭で動く、なのでロボの中にはかま焚き要員が何人もいて常にかま焚きしてる。 すごいアナログな印象でいかにも明治三十七年って感じ。 ロボの武装は大砲と怨念パンチ(後述) 凄いことにこのロボは変形式で、タンクモードからロボに変形するどてらい奴。 しかし、歩兵と一緒に行動しなくてはならなかったりするなど割りと一般兵器の範疇に落ち着いてる。 やっぱり絵が無いとインパクトが七割減だが、作品の魅力を伝えるために、興味を引けるかわからんが「さわり」を書こうと思う。 兵隊をすし詰めにして敵のトーチカに向かってばく進する獣機隊操る蒸気ロボ、しかし砲撃で貯蔵した石炭が吹っ飛び、今一歩の所で燃料が尽きてしまう。 「燃料が無ければ奴はただのガラクタだ!乗組員を皆殺しにしろー!」 勝った!殺到するロシア兵、だが、なんか蒸気ロボがおかしい、なんか中からぶつぶつと声が聞こえる。 「な…ぁ…だ…ぶ…」 どうやらこれは音楽のようだ、不気味なので訝るロシア兵。 「南無ァ…陀仏…ナンマイダー!」 お経でした、お経に呼応するかのごとく煙を吐き出し活動を再開する蒸気ロボ。 石炭が一欠片も残ってないのになぜ動く!?あれか、大日本帝国の言うところの神仏の加護か?それとも念仏を動力源にする超システムでも内蔵されているのか!? しかしてその真実は &font(#ff0000){「勘弁してくれえ!」} &font(#0000ff){「ジャンジャン燃やせ!人間は火力が強いからよく燃えるぞ!」} &bold(){戦場の死体回収して燃やしてました。} &font(#0000ff){「私の言う通り積んどいてよかったろう」}などといけしゃあしゃあとぬかすタムラ・外道・ジュンゾー。 &font(#0000ff){「死体は腐るほどあるんだ!ちょうど火葬になって一石二鳥とはこのことだ!」} タムラ・合理的・ジュンゾー、さすがである。 しかし、石炭に比べれば人間は水分が多くて燃えにくいし骨はどう処分するのか?また火力と同じくらい重要な持続力が足らんのでは?と思うのは素人考えだろうか…… 「戦友を燃料として使うなんて鬼か!」なんて部下から言われるが、メソメソしてるヒマがあったら目の前のトーチカ潰せ。と全く堪えてないご様子。 そして戦友の恨みがこもった怨念パンチをトーチカにぶつけてトーチカを破壊したあと、マクロスの如く腕から兵士達が飛び出して陣地を制圧した…… この後は読者となってその目で確かめて欲しい もっと面白いことがある それは &font(#0000ff){「ジャンジャン追記・修正だ!Wiki籠りは火力が強いからよく燃えるぞ!」} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,8) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - こんな素敵なロボと兵士たちがいれば、太平洋戦争も負けずに・・・原爆? きっと蒸気ロボに対消滅ビーム開発して装備して打ち落としてくれるよ! -- 名無しさん (2014-07-28 17:40:35) - むしろ両軍核兵器撃ちまくった挙句、絶望的な数の死者が出て人類滅亡って感じじゃないだろうか…… -- 名無しさん (2014-07-28 17:56:37) - 思いっきり不謹慎なのに不快感が無いっていうのは才能というほか無いな。 -- 名無しさん (2014-07-28 18:00:09) - これがケン・イシカワ版サクラ大戦か(ぐるぐる目) -- 名無しさん (2018-08-27 13:38:33) - 田村少佐の手段と行動で極道兵器の将造を思い出した -- 名無しさん (2020-09-04 22:26:11) - 田村少佐、相当なマッドサイエンティストだけど部下に振り回される立場なのが面白い。 -- 名無しさん (2022-11-11 05:39:18) - 蒸気ロボ、大戦中には3機合体変形しそうだなぁ。………それゲッターロボやん。でも出来てもおかしくないよな。うん。 -- 名無しさん (2023-02-10 07:10:44) - すげえ読みたいのに中古くっそ高い。電子書籍になるまで待つしかないのか -- 名無しさん (2023-06-30 19:55:36) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2010/09/12 Sun 21:57:00 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 3 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- [[石川賢]]の漫画と言えば蒸気機関、たとえそれが江戸時代だろうが平安時代だろうがお構い無しに登場する定番。 そんなスチームな感じを極めた漫画、それがこの『烈風!!獣機隊二○三』。 ジャンルとしては[[ロボット]]漫画…だと思う、多分 作品の舞台は日露戦争の時代、将官達は「根性さえ入れればどんな敵だろうと打ち破る事が出来る」と少しばかりおめでたい脳みそで戦争を進めていた。 そんな連中が多い中、少しばかり…いや大分異質な主人公率いる部隊が活躍する。といった内容。 筋肉バカに日本一のかま焚きに忍者…とまあ変人奇人のオンパレードだけど、いちばんツッコミ所満載なのは主人公のジュンゾー・タムラこと田村少佐 とにかくいろんな意味でスゴくてアレな男で、強烈。 田村少佐さえ見れればもう後はワリと[[どうでもいい]]と思えるくらいのキャラ。 石川主人公としては珍しいインテリメガネで、非人道的な実験を繰り返す兵器科学者。 潜水艦作ったら二度と浮いてこないとか人間魚雷発射なんてしょっちゅうよ。 &font(#ff0000){「人間が大勢死んで面白くなるんだよ!戦争とはなー」}とか平気で言う。 &s(){まさに[[敷島博士]]にも負けず劣らずのキチっぷり。} そんな彼が作ったのが蒸気で動く主人公ロボだが、なんとこれには名前が付いてない。 なんだかんだいって実は何も考えていないのか石川先生。 このロボは石炭で動く、なのでロボの中にはかま焚き要員が何人もいて常にかま焚きしてる。 すごいアナログな印象でいかにも明治三十七年って感じ。 ロボの武装は大砲と怨念パンチ(後述) 凄いことにこのロボは変形式で、タンクモードからロボに変形するどてらい奴。 しかし、歩兵と一緒に行動しなくてはならなかったりするなど割りと一般兵器の範疇に落ち着いてる。 やっぱり絵が無いとインパクトが七割減だが、作品の魅力を伝えるために、興味を引けるかわからんが「さわり」を書こうと思う。 兵隊をすし詰めにして敵のトーチカに向かってばく進する獣機隊操る蒸気ロボ、しかし砲撃で貯蔵した石炭が吹っ飛び、今一歩の所で燃料が尽きてしまう。 「燃料が無ければ奴はただのガラクタだ!乗組員を皆殺しにしろー!」 勝った!殺到するロシア兵、だが、なんか蒸気ロボがおかしい、なんか中からぶつぶつと声が聞こえる。 「な…ぁ…だ…ぶ…」 どうやらこれは音楽のようだ、不気味なので訝るロシア兵。 「南無ァ…陀仏…ナンマイダー!」 お経でした、お経に呼応するかのごとく煙を吐き出し活動を再開する蒸気ロボ。 石炭が一欠片も残ってないのになぜ動く!?あれか、大日本帝国の言うところの神仏の加護か?それとも念仏を動力源にする超システムでも内蔵されているのか!? しかしてその真実は &font(#ff0000){「勘弁してくれえ!」} &font(#0000ff){「ジャンジャン燃やせ!人間は火力が強いからよく燃えるぞ!」} &bold(){戦場の死体回収して燃やしてました。} &font(#0000ff){「私の言う通り積んどいてよかったろう」}などといけしゃあしゃあとぬかすタムラ・外道・ジュンゾー。 &font(#0000ff){「死体は腐るほどあるんだ!ちょうど火葬になって一石二鳥とはこのことだ!」} タムラ・合理的・ジュンゾー、さすがである。 しかし、石炭に比べれば人間は水分が多くて燃えにくいし骨はどう処分するのか?また火力と同じくらい重要な持続力が足らんのでは?と思うのは素人考えだろうか…… 「戦友を燃料として使うなんて鬼か!」なんて部下から言われるが、メソメソしてるヒマがあったら目の前のトーチカ潰せ。と全く堪えてないご様子。 そして戦友の恨みがこもった怨念パンチをトーチカにぶつけてトーチカを破壊したあと、マクロスの如く腕から兵士達が飛び出して陣地を制圧した…… この後は読者となってその目で確かめて欲しい もっと面白いことがある それは &font(#0000ff){「ジャンジャン追記・修正だ!Wiki籠りは火力が強いからよく燃えるぞ!」} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,8) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - こんな素敵なロボと兵士たちがいれば、太平洋戦争も負けずに・・・原爆? きっと蒸気ロボに対消滅ビーム開発して装備して打ち落としてくれるよ! -- 名無しさん (2014-07-28 17:40:35) - むしろ両軍核兵器撃ちまくった挙句、絶望的な数の死者が出て人類滅亡って感じじゃないだろうか…… -- 名無しさん (2014-07-28 17:56:37) - 思いっきり不謹慎なのに不快感が無いっていうのは才能というほか無いな。 -- 名無しさん (2014-07-28 18:00:09) - これがケン・イシカワ版サクラ大戦か(ぐるぐる目) -- 名無しさん (2018-08-27 13:38:33) - 田村少佐の手段と行動で極道兵器の将造を思い出した -- 名無しさん (2020-09-04 22:26:11) - 田村少佐、相当なマッドサイエンティストだけど部下に振り回される立場なのが面白い。 -- 名無しさん (2022-11-11 05:39:18) - 蒸気ロボ、大戦中には3機合体変形しそうだなぁ。………それゲッターロボやん。でも出来てもおかしくないよな。うん。 -- 名無しさん (2023-02-10 07:10:44) - すげえ読みたいのに中古くっそ高い。電子書籍になるまで待つしかないのか -- 名無しさん (2023-06-30 19:55:36) #comment #areaedit(end) }

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: